2025年12月25日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年2月号、昨日の続きです。

『球詠』

ペアでの選手起用を重視する椿峰。選手同士の相性をデータからも判断し、そのパフォーマンスを最大化する。その最大の効果とはバッテリー、投手、捕手の相性なのではあるまいか。

それが今、投げ、受けている實松、西村ペアにもいいえて、というのも本来このふたりは椿峰が積極的に採ろうとした選手ではなかった。にもかかわらず、趣味があい、ともに互いの長所を伸ばしあった結果、データに現れた変化でもって抜擢されるにいたったという。

ある意味、実力主義ですよね。本人たちが気づいていないような長所でも、データに出れば評価される。そうして勝ち取ったこの晴れ舞台。二死一・三塁のピンチを、ともに育てた直球で切り抜けるというのです。

このシリーズはペア、相性、相棒、ともに育つ、そうしたことをメインに描こうとしているようですね。實松、西村ペアがそうであるように、打者である奈良原、木元ペアの打率向上効果。根拠がないといいつつも、しっかりその正体を作者は説明しきって、こうしたところ、ただ簡単に相性やなんかですませない、描写の強さ、説得力の強さ、すっかりまいっちゃいますよね。

そして我らが新越谷では、ヨミとその球を受けるふたりのこと。いずれはもっとヨミと組めるようになりたい。成長への意識を胸に刻む詩織があれば、詩織からの交代でファーストから捕手に交代する珠姫のヨミに向ける気持ちもそう。ふたりの思いがヨミに向かうように、詩織と珠姫はそれぞれまた違った関係を築いて、そうしたところに生じる上昇効果。

ただ相性や思う気持ちというだけにはおさまらない、そんな広がり、深さを感じるのですね。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

風邪をひいてしまったのですか、ロゼ。熱を出して寝込んでて、そうなると得意の魔法も使えない。魔力操作には明晰で鋭敏な意識が必要であるがゆえでありますか。でも病気も治せるとか、魔法とは偉大なものでありますね。

そんなロゼを全快させたのは、ロゼさんご待望の紗菜様のごはん! 寝込んでたはずがおかゆ作ったと聞かされたらもうたまらない。ガバッと一気に起き上がって、紗菜に差し出されるまま、レンゲからおかゆを食べて実に嬉しそうなのです。

ロゼの思う看病の思い出。もう忘れかけてしまっていたほど昔のこと? けれど今は紗菜がそばにいてくれる。望めば手を握ってもくれて、ああ、これはロゼには望外の喜びなのでありましょうなあ。

ということで、その日のうちにロゼは全快。これ、ロゼがいうように紗菜のご飯の力なんでしょうか。多分、ロゼは魔法では治してないよね。ああ、慕う思いの強さよ! 思いは魔法をも超えるのかもですね。

『え?結婚って3次元でもできるんですか?』

ヒカリの婚活、もうゴール目前なのではないですか?

結婚相談所で、同じ人と何度か会ってること、指摘されたんですね。名前も知らないあの人! って、酷いな、とは思うけど、まあそんなこともあると思う。問題は名前がどうこうではなくて、相性ですよね。気があうようなら仮交際に進んでみてはどうか?

ここでヒカリの恋愛経験値のなさが発揮されて、私みたいなキモオタが交際なんて! とか否定しちゃあ、高い金払って結婚相談所に登録した意味がないでしょう。気があうから会ってるだけで交際とか考えてないって、それこそ結婚相談所の意味がない!

そのことしっかり指摘されて、ああ、紆余曲折ありながらも納得しましたか。仮交際に進むこと、決断しましたよ! 半分やけくそだったけど。

さて問題のグーパンオロポン氏。ヒカリの仮交際申し込みを受けてくれるのか? と思ったら、よかった! 快諾じゃありませんか。でもって、そのハンドルの由来。なるほど、おろしポン酢ハンバーグ好きということでありましたか。なんかヤバい意味があったりしなくてよかった……。

ともあれふたりともに一歩前進ですよ。個人的にはふたりはもうそのままゴールでいいと思う。これまでの様子見ても、お似合いだと思うんですよね。

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