2017年8月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2017年10月号

『まんがタイムきららキャラット』2017年10月号、昨日の続きです。

『はやしたてまつり♪』。自分の学校でお囃子を演奏することになったるな。けどなぜか足取り重く。その理由、ああ、やっぱり過去にネガティブな評価されたことがひっかかってるんだ。この子が自分でいってたように、お囃子なんて古臭いとかいわれたのかな? そう思ったら、おおう、違った。もっともっとシンプルだった! そうだよね。篠笛でなんでもかんでもは吹けんわね! 今回の活躍、るなの背を押したふうもそうなら、終始ポジティブに励ましてくれたさなみもそうだし、そして学校の皆に参加するよう促してくれていたクラスメイトの陽下さんもだよ! いいじゃん、みんな好意的。聴衆もこっち向いてくれている中、るなの見せたあの熱演。実際の音は聞こえなくとも、そこに描かれたるな子の表情、その体の動きに、お囃子の響き、かんと高く鳴って届くような思い、させられましたよ。

『黒髪巫女とマリアウィッチ』。マリア、夏休みの宿題を終えました。ようやく遊べる! というのでプールにいくことになりました。参加者は頼子、マリア、クロエ。マリアが誘いにいった時、コミフェで買い込んだ同人誌読んでたクロエが面白かったです。ドッキリ! って、どうもマリアが戸を大きく開けた音のせいじゃないような気がしますね。どんなの読んでたんだろ。七統先生の本ですかい? 泳げるようになったというクロエの泳ぎ、あれよかったなあ。一コマ目と二コマ目の違い、クロエのこうありたい姿と実際の差なのかな。面白かったです。うん、クロエよく頑張りました。浅いプールでの悪い遊び。ああー、昔やったことある気がする! やりすぎてしまったマリアの顛末とか、一瞬鼻まで水没してるのかと思って、危ない! 危ない! マリアが死んじゃう! 焦りましたよ。プールで遊んで、お昼を食べて、その情景、とてもほのぼので、実によかった。みんな一緒というマリア、高貴さ感じさせる美しさでした。

『疾風ういんどみる!』。決着しましたね。ミミを救出したふーこ、はやて組。皆それぞれにボートを立て直しレースを再開する、その時にナナからのアドバイスがあったりしましてね、ええ、助けてくれたことに対するお礼なんでしょうね。ほんと素直じゃない、けどいい子たちだなあ。しかし、これ、まさかの蘭、つむじ組ですよ。トップ! うそー、すごいじゃん! そのふたりを追うのはいさな艇。さらにそこにはやて、ふーこ組が食い下がってくる。この熱い戦い。2位をかけてぐいぐい伸びる風鳴108番の船足。はたしてこの勝負、どちらがとったのか!? その結果は今回描かれなくて、けれどふーこはレースに満足したみたいですね。そしてその結果やいかに!? 3位と3点差の5位。最終レースで2位ならその点差を超えられるのかな。ええ、結果出して欲しいですね。

『トモダチヅクリ』。二学期はじまりましたね。そうしたら、新学期早々巴とアカリが怒ってる。なぜかと思ったら、麻乃と静のこと。ふたりの誤解とこうとして、クラスの皆に話してくれたんだ! でも、皆理解してくれない。巴、アカリまでも悪くいわれる始末。この誤解、どれほどなのか。と、結構ピンチ、シリアスな話の合間に、麻乃の顔かわいいとか、麻乃のこと大好きなんですよとか、静の言葉の大インパクト! 攻める、攻める、踏み込む、踏み込む、おお、静も巴もアカリも最高だ! 皆に迷惑かけるといってね、自分から引こうとする麻乃をねしかるんですね。ほんと、静も強い子になりました。いい友達ですよ。もう泣ける泣ける。そして、文化祭で皆に麻乃のこと知ってもらおう、誤解を解こうって話になって、もうほんと頼もしい。これだけ親身になってくれる友達ができた、それだけでももう麻乃にとっては大きなことですよね。ほんと、麻乃、よかったなあ。それでまた泣けるんですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第13巻第10号(2017年10月号)

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