2022年4月15日金曜日

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2022年4月14日木曜日

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2022年4月13日水曜日

『まんがタイムきらら』2022年5月号

 『まんがタイムきらら』2022年5月号、昨日の続きです。

『ほぐして、癒衣さん。』

皆で岩盤浴にいこうという今回。無料招待券を入手、癒衣を誘いにきた富美子がこれでもかとダメージを食らい続けるのがもう本当に不憫で、この人、なんでこんなにいろいろがアゲインストなのだろう!

制作部を訪れれば、癒衣と夏鈴が日課(?)のハグをしていた模様。あの、ヤバい! とばかりに急いで離れるその様子が、ふたりの間の隠し事感をより一層に増さしめて、そしてせっかく癒衣を誘えたと思ったら、癒衣が夏鈴にも声かけちゃって、かくしてふたりきりの野望は早々に潰えてしまうのでありました。

いろいろダメージ食らっちゃう富美子だけど、癒衣から感謝の言葉かけてもらって心底喜びまくったりと、こういうのは、よかったねえと素直に思えますよね。でもそこからがあんまりうまくことが運ばなくて、いやね、途中癒衣と一緒に岩盤浴チャンスをものにしたものの、岩盤浴ハイに陥っちゃって当初の目的を見失っちゃたね? ひとり岩盤浴の心地よさを満喫しているその隙に、癒衣はのぼせた夏鈴といけない急接近ですよ! ああ、なのに富美子は気づいてさえいない。残念! ほんと報われないお嬢さんですよ。

そしてその後も癒衣の言葉で大ダメージ。夏鈴にこれからもハグをせがみ続ける癒衣の姿、その言動が、遠くふたりを見守る富美子の精神を削りたおす! いやあ、ほんと、富美子の不憫キャラぶり。もう完璧に持ち味になっちゃってますね。

My Private D☆V

『ほうかご再テンセイ!』のそめちめです。

D☆Vポイントは「カッコイイ〜系の女の子がカワイイ〜系の女子制服を着てるの好き〜!!!!」。

わかる。わかるわ。描かれている女性、高校生というにはずっともっと大人びて感じられる、そんな余裕すら感じさせる笑みも魅力的なこの人が、実は学生、制服を着ているという、ギャップといったら申し訳ないよね、だってもともと学生なんだから、でもなにかドキッとさせるような魅力あること、認めざるを得ませんでした。

この女性について、天然、王子様、不良、どんな設定でもおいしいとありますが、この中なら王子様系が刺さるな! と思った自分は、ふと『ぼくの上目遣い』を思い出しちゃって、ええ、あの表紙ににじむニュアンス、それに繋がるものをMPD☆Vのイラストにも感じとったのでした。でも、それともまた違う、より具体的なイメージあるんですよね。おそらくは『アイドルマスター シンデレラガールズ』、いやおそらくじゃないな、完璧そこからイメージを汲み出してる。速水奏だな。うん、きっとそう。イラストのお嬢さんはまた違う雰囲気なんですけどね。

そしてサブに描かれたぼーいっしゅ女子。あ、素晴しい。ほんと素晴しいと思います。いいよね。ええ、とてもよいと思います。

2022年4月12日火曜日

『まんがタイムきらら』2022年5月号

 『まんがタイムきらら』2022年5月号、昨日の続きです。

『むすんで、つないで。』

年が明けました。それでつなぐは寝正月を決め込むのですが、いや、普通の寝正月ってだらだら過ごしていたらいつの間にか三が日が終わってたってやつだろう? なのにつなぐときたら、年末の大変さを埋めあわせようというでもいうのか、ばっちりアイマスク装備で布団から出ぬまま眠り続けるというんです。眠り姫!? 眠り姫なのね!? そんなつなぐを深い眠りから引き上げたのは、花ノ子、白百合姉妹です。正月の挨拶に訪れたふたり。健全な正月ライフをつなぐの前に提示して、ああ、つなぐ、なかなか対応できずにいるよ!?

今年の抱負についての話題だったんですね。書き初めで書いたんだね、きっと。白百合の冬虫夏草、いや違うな、元気溌剌だな、小学生が書き初めするにはちょっと難しい字だな。花ノ子は一期一会。これも小学生らしからぬシブさだな。対しつなぐが捻り出した抱負は、生きる。シンプルにして人の根源に触れる、そんな深みのある言葉。いや、これ悪くないですよ。とはいえ、つなぐはあんまり考えずに話していますよね。

バイト先で、つなぐ、正統派寝正月をたしなんだ七色に抱負の話をするんですよ。そうしたら七色がすっかり感心しちゃって、いやいや、この誤解よ。いい方向に受け取ってもらえるつなぐのラッキー。でも、これ、つなぐが学校でしっかりと学生生活を送ってきた証拠なんだと思うんです。そしてつなぐが七色に自分の抱負を話した時のあの表情。めちゃくちゃ素敵じゃないですか! いやもう、輝いてると思います。額にいれて飾りたいくらいに素敵です。

今回の皆の会話、正月らしいんだからしくないんだか微妙にわからない感もありましたが、正月をイベントとして過ごさない人にとっては妙なリアルさがありました。そしてつなぐの今の暮らしに充実と感謝を感じるくだり、これ、この子の健全さ感じさせてくれて、いやあ、駄目だなんだと自分のこと悪く考えがちなつなぐですが、全然そんなことないよ。すごく素直で謙虚、真っ当であろうとする健やかさが素晴しい。ええ、あらためてそう思わせてくれたエピソードでした。

『それでは、ステキなセッションを。』

ベーシストとして大切なものを掴んだ芽依。その演奏も、だんだんとその魅力を増してきています。ベースソロにて前に出た花ノ子のまとう奏ドレス。持続力はないといいますが、ここぞという見せ場でしっかり自分を打ち出していけるの、やっぱりこの子の可能性なのだろうなあって思わされるんですね。

そんな芽依に持ちかけられたメジャーデビューの話。バンド、スプリンターズのベースとして正式に参加してくれないか。一歩前進、実績にもなる。そうした話をてんちゃんづたいに聞いて落ち着かないのが一色。メジャーデビューするのが芽依のためになる、そう思いながらもなにかといろいろ面白くない。バンドやるなら自分とといってくれた、その約束が脳裏に残っているんですね。

芽依のその約束が本気であること、明確にされたあのコマ、芽依の見せた表情、きりっとして、決意のほどもしっかり伝わって、ああ、これはいいですね。そりゃあ一色にも思いっきりぶっ刺さりますわ。そしてここからのふたりのセッションの情景。ああ、以前誰だったかがいっていたとかいう言葉を思い出しました。

仲が悪くてもジャズはできるが、仲がよくないとロックはできない。

一色とともに演奏している芽依が見せる奏ドレス、その開かれていく可能性に、芽依にとっての一色、彼女のかけがえのなさを思ったのでした。

2022年4月11日月曜日

『まんがタイムきらら』2022年5月号

 『まんがタイムきらら』2022年5月号、昨日の続きです。

『蜂も刺さずばうたれまい』

誰かに見られているような気がする、そんな話がささやかれるようになった頃から学校周辺で目撃されるようになったヤンキー。はたしてなにが起こっているのか。目撃者の情報によると、ヤンキー二人組のうちひとりの名前はあかね。それを聞いてピンときたすずめ。これ、おそらくすずめが以前所属していたグループのナンバー2、矢口朱音。すずめがいうには、重くてしつこい。ああ、蛍や咲姫が想像しているのとはなんか違う予感がする。なんかこう、暴力的な方向じゃなく、情愛もつれる、そんな感じなんじゃないかなあ。

さてさて、あかねさんですよ。髪に赤いメッシュをいれた女の子。でも見た目は怖いというより可愛いが強くて、してもってこの子、やっぱりすずめ大好きなんじゃん! すずめの今の姿を見て、当初こそは誰といぶかしがったあかねだけれど、すぐさま気づいて目をキラキラさせるのな。描かれていないしっぽがぶんぶん振られていそう、そんな子。

いやはや、すずめさん、愛されてますね。すずめの周囲、すずめ大好きな子がいっぱい集まっちゃってますよ。

『星屑テレパス』

わあ、扉絵すごいな。瞬が本編じゃ絶対しないような格好してるよ!

さて、頑張る海果さんです。クラスの子たちとも頑張って話すようになって、ほとんど話したことのない相手にもモデルロケットの魅力を伝えるべく思いきって踏み込んで、この頑張り、クラスの皆にも、部の仲間たちにも、いい影響与えている、そんな感じがするんですね。

連絡先を交換したクラスメイトが増えて、よかったとしみじみ感じいる海果のその表情! よかったなあと。嬉しさがにじんでいる。気持ちもまた穏やかに落ち着いて、こうした嬉しさを実感していくこと、自分の頑張りが成果に繋がっていくことを通じて、この子もさらに頑張れるようになる。ええ、成長を期待させてくれるのです。

しかし反面不安もつのる。ユウの体に生じた異変。やはりユウは、海果のイマジナリーが実体化した存在なのだろうか。海果が仲間を得、友人を増やしていった先には、もう役目を終えたとばかりにその姿を消してしまうのだろうか。

以前、海果が深く落ち込んだ時に、ユウが姿を消したことがありました。その時の不安がふたたびよぎります。ただし、今回は以前とは状況が違う。でもそれでも消えてしまうのだとしたら……。

今が、海果の周囲に集う皆と過ごしているその時間が、とてもしあわせそうに見えるだけに、ユウのこれからが本当に不安でなりません。

『ぎんしお少々』

最終回を迎えました。しろとすずが待ちあわせたお池。ここは以前の思い出の場所? 姉妹ふたりがこうして出会って、一緒にそれぞれが撮った写真を見ている姿。遠く離れて暮らしている、その相手に見えていないところを写真が伝えてくれる。写真が、話すべきことを導いてくれる。そんな広がりの感じられた時間。写真を撮るという行為が、遠くにいる大切な誰かを思わせるということもまた素敵と思われて、自分の好きなこと、いいと思った情景、それを分かちあえる。分かちあいたいと思える相手がいる。たとえ遠く離れていたとしても、その存在を思うことで埋められる気持ちの空白。ふたりともに、こうしてその気持ちの繋がることを実感しているかのような様子は、本当に成長を感じさせてくれるものでありました。

そしてもう一組の姉妹。まほろともゆるの関係も。学校の廊下に掲示されている写真部の活動。コンテストに出した写真だと聞いていたからでしょうね、まほろがこれ出したの!? って驚いてるのが本当におかしくて、いやだって真っ黒なんあるからな! でもこの写真の数々、写りのいいのも悪いのも、それら全部がもゆるの歩んできた道程なんだ。

そしてもゆるが姉に話したこと。カメラを持つと景色が特別になる。景色だけでなく、起こったこととかも全部特別にできる。まほろがいっていたことが本当だったといって、さらにその先に進んだ姿さえ見せてくれた、そんな様が本当に素晴しかったと思います。

カメラ、写真はただ景色や情景を写すだけのものではなく、そこにいた人の気持ちをも固定して、後々に振り返らせてくれる、ちょっとした魔法のようなもの。すずとしろ、もゆるとまほろ、そしてせつなもかなめも加わって一緒に撮った記念写真。なかなかスムーズにいかなくて変な写真になっちゃったとしても、その失敗さえも思い出になる。その時にわいわいと賑やかに話していたその感情さえも、つつみこんで残してくれる。

なんてことを思わせたくれたラストに、この物語のとじられる切なさ寂しさよりも、もっと穏やかな気持ち、じっくりと嬉しさに似た思いを得たのでした。

2022年4月10日日曜日

『まんがタイムきらら』2022年5月号

 『まんがタイムきらら』2022年5月号、一昨日の続きです。

『けいおん!Shuffle』

リサ、煽る、煽る! 先輩たちのバンドに名前がついてない。それで名前をつけようと提案するのに、そこまで煽るのがリサなんですね。その煽りを真っ向から受けとめる真帆。板挟みになってる蘭花。とことんまでマイペースな楓に、楓にやすらぎ見出す蘭花。もうここだけでめちゃくちゃ面白い。

紫はすごいですね。いわんでもいいようなこといって煽るリサの言葉から、その主張の部分をこそちゃんと抜き出して、へこみつつも真面目に対応しようとする。この生意気ガールの主張、下手したら喧嘩になる、バンドが空中分解しかねない危機だというのに、皆ちゃんとリサの個性を認めて、真帆にしてもつんけんしながらも無下にはしない。ええ、なんだかんだで仲がいいんですよ。すごくいい。で、まさかのバンド名、リサとゆかいな仲間たちになってしまう!?

この、余裕しゃくしゃくの口達者リサに逆襲してみせる真帆も面白いんですけど、隣りの楓がね、多分本気でいいと思ってそうなのが余計におかしくって、いやもういいメンバーが揃ってる、そういわざるを得ないですよ。

そしてここからの2年生組の動き。なぜバンド名をつけようって話にならなかったのか。それを掘り下げていった先に、3人がバンドになにを求めていたのか、なにを得ていたのか、そこに近づいていくのが本当によくって、ああ、この子たちにとってバンドとはなんだったのか、その本質こそが浮き彫りにされていく、そんなエピソード。いやもう、素晴しかったと思う。紫たちにとって、本質こそが重要で、その周辺にまつろうもろもろは眼中になかったことが見えてきて、ああかくありたい、そう思わされるようなよさありました。

『しあわせ鳥見んぐ』

トリさんの中身がバレてしまった翼さん。呆然から慌てて釈明、さらには後ろにひっくりかえってしまって……、からのヒバリとともに場面転換していくあの描写、秀逸でした。空白となってしまった時間、その経過が実によく感じられて、なんだかニヤニヤしてしまうようなおかしさありました。

そしてここからの4人の対話。すずが翼の秘密を知ってたことが明らかになって、翼、結構なダメージだ! そしてひなも岬も一緒になって、翼の動画投稿を盛り上げていこう! となるこの流れ。すでに撮影で手伝っているひなに加え、すずに岬は絵、写真でサポートするといってくれて、ああ、これまで鳥が好きという気持ちで繋がってた彼女らが、ついにチームになる。そんな記念碑的な回であったと思います。

そして次の鳥見の話題となって、向かうは飛島、渡り鳥の中継地。けれどなぜかこの遠征に翼は乗り気ではないようで……。なにか過去に因縁でもあるのかな。翼の来歴などなど、それに触れることにできるエピソードが待ってたりするのかも。翼には悪いけど、ちょっと楽しみに思います。

『スロウスタート』

花名憂鬱のイベント体育祭がいよいよ始まります。ということで、朝からしょんぼりしている花名。大丈夫かい!? といいたいけれど、花名の気持ちもよくわかる。自分とは違い、クラスにも溶け込み、さらには責任感の強い花名となればなおさらプレッシャーでありましょう。本当、花名のこの心配、苦悩、これらが全部杞憂に終わること、望まれてなりません。

さて体育祭での皆の活躍ですよ。意外や足のはやい冠。この子が一番に活躍を見せたい相手はもちろん栄依子。だけどその姿が見えなくてしょんぼりしそうになった時に、まさかゴールラインの向こうに栄依子の姿を認めて、ああ、この描写、素晴しい。冠の一着をいちばん近くで観たかった、そういう栄依子のもとに、まさしく誰よりもはやく駆けつけて飛び込んでいく冠の姿。ああ、実にいい。ふたりの関係、本当によいと思います。

そして栄依子の借り物競争。榎並先生にぐいぐい迫るも、先生はいつもどおりといったものか、クールに対応して、なかなかに栄依子も踏み込めずにいるんですね。でもここでの栄依子、可愛いよね。で、榎並先生の気持ちにちょっと触れることが叶った? と思わせてからのあの展開! ムゴい! まさか栄依子がここまで翻弄されるだなんて(物理的に)! いやもう、なかなかに見られないもの見せられましたよね、これ。

そして花名、いよいよ登場! 大玉転がしにてたまてとみつきとの3人組で頑張るというのですが、いやいや、まさか花名、転んで、大玉に乗りあげて、そのまんま運ばれていっちゃうとかある!? ほんと、思いもしないもの見せてくれました。いや、でも、花名涙目でかわいそう! せめて1着とるとか、そういう方面で報いてあげて!

2022年4月9日土曜日

『まんがタイム』2022年5月号

 『まんがタイム』2022年5月号、一昨日の続きです。

『瀬戸際女優!白石さん』

真島と一緒に暮らすことに不安を感じていた白石に、大人らしい包容力を見せてくれた真島。さすがだなあ、年長者としての余裕があるわ。そう思って安心してたら、あ、あかんっぽいな……。

一緒に暮らすとなればより広い家に移ることになる。それでさっそく物件探しで揉めるんだ。贅沢指向というほどでもないのかもだけど、居室にお金をかけることを厭わない真島と、質素? 手頃な物件を求める白石で真っ向から対立。いや、真島の言い分にも一理あるんですよ。セキュリティとかにも気を配ろう。なんてったって、白石は芸能人なんだよって。でも、オートロックなんてうっかり閉め出しくらっちゃうよ! って、基本のライフスタイルが根本から違うんだな!

ライフスタイルもそうですが、価値観もまるで違っていてこの問題、根が深そうです。

お試しの同居、これもまた揉め事のもとになってしまって、いざ仕事となれば根を詰めてまわりは一切目に入らなくなる真島と、そんな真島のことを心配する白石とのすれ違い。真島、まったく白石の存在を頓着せず、いったいこれで同居といえるのだろうか。さらには真島から、台本読みの声を抑えてほしいとの要望まで出て、白石が自分が尊重されていないと感じるの、実際そのとおりだわ。

今のところ譲歩が見られるのは白石だけで、真島は自分のスタイルを頑として崩そうとしない。真島のアプローチもありとは思うんだけど、これは互いにそれで心地よいと思える場合だけだよね。それこそ同じ家に暮らしても、互いに干渉せず、相手がなにやっていても頓着せずなら、一緒に暮らす意味ないじゃん、白石のいうことももっともなんですよね。

ということで、かくもスタイルの違いすぎるふたりの生活。この解決はなるのかならないのか。いやもう、ラストによぎったふたりの疑問。ええ、ここから問題をふたりして乗り越えられるのか否か。それが最初の課題ですよね。これを乗り越えられるようなら、今後もなんとかなりそう。でもそうじゃないなら、ちょっと同棲は無理かもね。そんな試金石となるような局面になってきましたね。

『良倉先生の承認欲求』

一美からの申し出で、写真部クリスマスパーティが開かれることになりました。生徒たちだけでなく良倉も声をかけられて、ああよかったね先生。

でもここからの良倉の苦悩。プレゼント交換をどうするか。生徒の喜ぶ、さらにはさすが先生! そう思われるようなプレゼントをしたい。自意識が先立ってるように見えるんですけどね、でも上枝と一緒に買い物にいった時の様子を見れば、ただ生徒からよく思われたいだけでなく、彼彼女らが喜んでくれるようなものを贈りたい。そうした先生の気持ちがしっかり表れていて、ええ、やっぱり良倉、いい先生なんだと思うんですよ。

そしてクリスマス会当日。ああ、先生、生徒との間に一線を引きましたね。でもただ線を引くだけでなく、ちゃんと大人として子供たちひとりひとりにプレゼントを贈って、これがフォトフレームというの、とてもいいのではなくって!? なんせ写真部ですから。そして、君たちが過ごす青春の日々、その思い出を大切に残してほしい、そんな思いも感じられるようで、ええ、先生、クールでスマートな良い教師ですよ!

で、これを自分でいっちゃうのがいいですよね。上枝の前でめっちゃいい笑顔してみせたりしちゃって、ああ、良倉よ、やっぱりかわいいおじさんだと思うんですよ。めちゃくちゃにチャーミングですよ、先生。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』

留莉と一緒に収録することになりました。ふたり一緒に商店街をまわって、新旧スイーツを紹介するのですが、新はピスタチオケーキ、旧は二重焼き。地域によっては今川焼きだったり大判焼きだったりするお菓子ですね。

そのロケの描写に、留莉と琴音、それぞれの支持層の違いが現れて、10代に絶大な人気を誇る留莉に、お年寄りと子供メインの琴音。でも琴音も最近は若い子たちから支持されるようになってきました。制服の子から声をかけられている琴音を見て、ちょっと嫉妬を感じる留莉。琴音同様、お年寄りと子供からの人気がほしい。

留莉の視野が広がったと思っていいのかな。広く知られ愛される存在になりたい。そんな留莉の頑張りが光った今回。おばあちゃんが二重焼きを作っているお店でうまくコミュニケーションできなかったのが、琴音のアシストで一気に打ち解けた。ここからの留莉の悩み、反発する気持ち。それが琴音との会話で氷解するところがいい。そして一歩踏み出してみた留莉の、琴音とは違うアプローチながらも、自分の興味、自分の分野でしっかり年配の層に声を届かせ、気持ちを掴んでいく。

ええ、今回は留莉の成長の見られたいいエピソードでした。琴音と違う個性を持った留莉。違うからこそ助けあえる。また違っても思いあらば通ずる気持ちもあるということ。その違うということのよさ、違うからこそのよさが光っていました。

2022年4月8日金曜日

『まんがタイムきらら』2022年5月号

 『まんがタイムきらら』2022年5月号、発売されています。表紙は『スロウスタート』。栄依子と冠が、ふたり、うさぎの耳つけて、可愛いお揃いの衣装着て登場です。これ、イースターですね。イースターのうさぎになって、そして周囲にはカラフルに彩られたイースターエッグがあって、このパステルカラーも目に楽しいイラスト。そして背景にいる着ぐるみうさぎ、まさか本編カラー扉絵にてその中身大公開! って、君らか! いや、そうだよな、君らだよな。思いきりのいいうさぎとちょっと躊躇のあるうさぎ? そんな風にも見えるのは、その中身を知ったからでしょうか。いや、そうでもないと思う。なんかその動きに個性がちゃんと感じられるんですよね。

今月は新規ゲストが4本です。

『まほっと!』

魔法使いの通う学校にて、いまだ馴染めず、友達もできずにいる南。魔法の実技もふるわず、自分の能力に疑問を抱いていたところ、学年トップの西家江奈に連れられて彼女の研究室を訪れることとなるのです。

西家から渡された薬を飲んだ南。手順が入り組んだ高度な魔法、散らかった部屋を片づけるよう西家にいわれて試してみた南が、自身思いもしなかったほどに鮮かにその仕事をまっとうしてみせて、その驚きと、西家の言葉に勇気づけられるにいたるこの流れ。ずっと自信を持てずにいた彼女が、西家の薬によって実証された自分の能力に、まず自分を信じようと思えるようになった。その変化。今はまだ自力で能力を発揮できない南だけど、前向きに取り組んでみようと思えるようになった。それがきっかけとなって魔法のことも、そして友達のことも、全部好転させていくというのですね。

しかし、この学校に関わりのあるという伝説の大魔女様。この人、もしや西家の関係者? いや、それどころか……? などなど、ちょっと、おや? っと思わせるようなくすぐりもある、そんな第1話でした。

『えど。ぶんか』

滅びた人類の文化を復元すべく、アンドロイドたちが人の文化を経験し、知っていこうという試み。ここ第五復元都市が取り扱う文化は、日本の江戸時代。断片でしか残されていない文化を自分たちで実地に試す。それで初回はなにをやるのかというと……、まさかのハラキリ!

新人、仁七の研修にてとりおこなわれた文化当てクイズ。その対象となる文化がハラキリだというのですね。

まずは人がやっているのを見る。腹に刀を突き立てて、その後おもむろに介錯。転がってくる首に混乱示すも、やってるのがアンドロイドですから死んだりしないのはせめてもの救いでありましょう。しかし、自ら肉体を損傷する意味とは、そのメリットとはなんだろう。非生産的としか思えない行動に、なにかしらの意味を見出そうとする仁七。あまりにもわからないからと、自分でも体験して、その意味とはなにか、なにを目的とした行為なのか、答を得ようというんですね。

出てきた答はおおよそ実際のものとは違うのだけど、情報の伝えられていないこの社会では答えあわせなどはできないわけで、ゆえにまずは自分で考える、仮説を立てる、そうした営為にて人の文化を知ろう、そんな話であるのですね。

『メイドなクラスメイト』

家の事情により、身分を隠して一般の高校に通うことになった水守華菜。皆に溶け込めるよう一般常識を勉強したという彼女だけど、教師データがおかしすぎる! なんでヤンキー文化から学ぼうとするの!? と、それはいいとして、華菜の通う学校、なぜかクラスにメイドがいる。制服ならぬ、メイドの装束にて過ごしている七月蛍。彼女との交流にて、だんだん化けの皮がはがされていく華菜ですよ。

いや、この場合はどういったものだろう。化けの皮ではあるけれど、メッキがハゲるとは違うよね。むしろニュアンスとしては逆。金の地金が出てきてしまうというか、育ちのよさは隠しとおせるものではない。会話のはしばしに漏れ出る、一般家庭らしからぬ言葉の数々。メイドは足りている、お父様と、語るに落ちるというやつなんですね。

メイドの格好している蛍、この子の目的は、いわゆるひとつの就職活動。お金持ちの家庭を見つけて雇ってもらいたい。というなら、一般家庭の子女が通う高校では目的かなわなくない? まあそれはさておいて、格好こそは一人前だけど、仕事に関してはかんばしくない。お茶汲みの技術も、それ、メイドのお茶汲みじゃなくて、四川の茶芸だ! どこかズレてる、それが蛍という子なんですね。

『笑うマコにはサユ来たる!』

人の幸運度を数値として視認することのできる石川サユ。ただこの子には悪癖があって、それは自分より幸運度の低い人を見下してしまうというもの。石川サユの幸運度は100。おそらくはカンスト。ゆえに、あらゆる人は見下されるべき対象で、その結果、石川サユは孤立を余儀なくされてしまうことになりました。

って、あなた、幸運だったんじゃないの!? 幸運値カンストで、友人ができない、めちゃくちゃ寂しいって、それ幸運が発揮されてなくなくない!?

ともあれ、そんな彼女が興味を示したのが、幸運度最低を示したクラスメイト。その数値たるや、サユとはまったく正反対のマイナス100。ただ昼食を食べようということさえままならぬ不運。弁当は、なぜか教室に入り込んでいた猫に奪われ、机もなぜか大破損。あまりの不運は周囲にも影響を及ぼして、ついたあだ名が不吉女。それで友達が去ってしまって今やひとりぼっち。

この不吉女と呼ばれてる彼女が、漫画のタイトルに出ているマコですね? でも本編で一度も名前が紹介されていない……。ふ、不幸だわ……。

幸運だけど友達のいないサユと、不幸ゆえに友達のいないマコ。まったくの正反対のふたりがこうして出会って、ついには友達になろうとサユからもちかけるにいたった。これ、マコの不運はサユに影響しないのか。また逆に、サユの幸運がマコを不運から救うことはできるのか。いや、どうもできないっぽいですね。だってさっそくマコは昼食の入手に失敗している。ええ、でもこうして友達のできたこと、それがまずは大切ですよね。ふたりにとっての一大事です。

2022年4月7日木曜日

『まんがタイム』2022年5月号

 『まんがタイム』2022年5月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がメイン。ピッチャーですね。ボールを投げるその姿。それを打とうとするのは『茨城ってどこにあるんですか』多恵でしょうか。しかし、バントで堅実に走者を進める模様です。『花丸町の花むすび』花子は、これ、なんだろう。マスコットキャラ? ユニフォームにボールの被り物して、颯爽と登場してくるところです。『午前0時のおねだりごはん』牛喰はチアガールですね。元気に応援。その笑顔、実にチャーミングです。

『ローカル女子の遠吠え』

実は静岡が全国1位シリーズ。桜餅に用いられる桜葉の塩漬け。この生産量は静岡が全国シェア7割を占めているというの。ということは、自分が食べている桜餅やその他和菓子に使われている桜葉の塩漬け、実は静岡で作られたものかも知れないっていうわけですね。なぜ桜葉の塩漬けが産業化したのか、その経緯も面白い。もとは炭焼きに使われていたオオシマザクラが、産業の衰退とともに生き残りをかけ桜葉の塩漬けを作るにいたったんだ。この栄えたものが時代とともに退場、また違うあり方を模索するというの。りん子のいうように、生活するということ、生きるということの大変さ、その頑張りの様子が思われます。

そして今回語られた、静岡県民は新しもの好きという話。その傾向は江戸の頃に由来するというの、本当かどうかはわからないけど、なんか納得感ありますよね。そうした県民性があるために、企業が新商品をテスト展開するのが静岡だったりするとか、そうした話も面白かった。というか、まだ、まだ生き生きしていたころのはっちが……。

そして浜松の餃子の話。まさかの宮崎が餃子支出額1位に躍り出て、そのショック? 名々伏直伝のゴマ擦りテクを雲春が試してみたり、なかなかめずらしい展開も見られた今回。本当に幅広い展開してみせて、実に濃密、読み応えたっぷりでした。

『茨城ってどこにあるんですか?』

ついに多恵が東京にやってきました。まさかの東京駅で度肝を抜かれ、あまりの感動に立ち尽すこと15分、ずっと眺めて飽きないというのが多恵なんですね。

そんな多恵の東京めぐり。茨城っ子の血のなせるわざか、せっかくの東京、せっかくの銀座だというのに、茨城のアンテナショップに引き寄せられ、さらには水戸との縁が深い小石川後楽園に興味ひかれたりと、どうしても茨城からは離れられない、そんな心からの結びつき感じさせてくれるのがよかったです。

そして東京スカイツリーでも。展望デッキから眺める東京。東京の名所を望み興奮を隠さない多恵だけど、一番に驚かされたのが、まさかの筑波山!? さらには牛久大仏まで見つけて、って、これほんとに見えるんだ! 実際のところは肉眼だと難しいんでしょうね。森戸には見えなかった大仏を普通に見つける多恵、これも茨城愛のなせるわざかも知れません。

そして多恵のこれまでの頑張りが実を結んだ!? 茨城の紹介動画を見てくれている人が声をかけてくれて、ああ、よかったねえ多恵。でもまだまだ茨城の知名度、高いとはいえなくて、これが多恵のモチベーションを高めることになったのがとてもよかったなって思いました。

多恵はいずれは東京に出ていくのかも知れないけれど、まだしばらくは茨城からその魅力を発信していく。そうした彼女のポジションが定まったラスト。多恵の前向きな姿も見られたの、なによりでありました。

『この契約は恋まで届きますか?』

八千代さんと家事、手芸のコーチの交換契約を結んでいる野田。けれど家事ならなんでもお任せというわけでなく、高所の電球交換なんかは無理せず自分を頼ってくれた方がいい。そんなところからはじまった今回のエピソード。人に頼ることを知らない八千代の、すべてを自分でやろうとしなくてもいい。わからないこと、苦手なことは人に頼る、助けを求めてもいいんだということを知るにいたる流れがよくできていて、これもこの人の成長なのでしょう。そうした変化がとても魅力的に描かれた回だったと思います。

八千代の上司、佐倉真紀子部長との関わり。以前、野田と八千代が一緒にいるところを目撃してしまった人ですね。心を開かないように見える八千代に、少々の心配をしていた佐倉でしたが、そんな彼女がたまたま見つけた野田の手芸アカウント。八千代のデスクに置かれたマスコットと気づいて、それをきっかけに八千代との仲を少し深めていったところ。最初はなんとかごまかそうとしていた八千代が、野田の手芸を褒められて、自分の好きなものをよくいってもらえて、嬉しかったんでしょうね。少しほころんだ表情見せて、ともに心も開かれて、佐倉のアドバイスも自然と受け入れられるようになったところ、悪くなかった。とてもよかったと思います。

『午前0時のおねだりごはん』

この漫画、最初のころ、だんだんと牛喰のおねだり料理を一緒に食べる仲間が増えていくのかな。ほら、米沢の他にも肉の産地に由来する名前の人たちいるじゃないですか。その人たちも、牛喰の料理のもとに集うことになるのだろうなあ、みたいに思っていたから、米沢兄妹のみの特権であり続けているのが実に意外で、けれどその特別感は悪くないとも思われて、ええ、予想外な楽しみを感じているわけです。

先日登場した三元さん。この人の目撃する、米沢、牛喰の意味深な関係。それが投げ掛ける混乱と、そこからの脱却。皆が知ることとなった牛喰の料理の魅力。より深まっていく仲。そうした描写はよかったですよね。で、そうした様子の向こうっかわに、牛喰ひとりじめしてる米沢の優越感とか、そしてさらなる米沢、牛喰のラブラブ意味深会話が目撃されるとか、まだまだ三元の混乱? 誤解はおさまらなさそうで、今後どんな展開になるのか期待もふくらみます。

とはいうものの、三元の誤解みたいにいっていた米沢、牛喰のラブラブ感、これはさすがに誤解ではすまないのでは!? いや、これ、とてもよかったと思います。少なくとも、この雰囲気、牛喰は大歓迎してますよね。ほんと、このまま突き進んでくださってもなんらかまわない。私も大歓迎です。

2022年4月6日水曜日

『まんがタウン』2022年5月号

 『まんがタウン』2022年5月号、昨日の続きです。

『あの世で猫になる』

タマによる環境改善作戦。大量に雑霊の発生したのが原因か、体調が悪化している朝倉さん。なんとか彼女を守りたいと、ネズミの助けも借りてアパートの雑霊を祓っていく。タマの奮闘とその結果。これ、かたちを保てているタマと、その姿さえあやふやな雑霊の霊格の差が強さの違いとして現れているのかも知れませんね。

でも朝倉さんの不調の原因、霊が原因ではないようで、ということはただの風邪? かと思ったら、実家からもらってきてしまった猫の毛が原因かあ。アレルギーで息も苦しい、咳に鼻水、涙まで出て、これ大変だなあ。それゆえに、猫と思われているタマの存在が重要になってくるわけですが、いかに朝倉が猫を欲しているか、当のタマがそれを理解しきれていないのが実にもったいない。ええ、その涙のわけはアレルギーではないんですよ!

しかしタマと悪霊入りのネズミ。この両者、なんだかんだいいコンビになってきていますよね。でもこのネズミの中身の悪霊、どれほどだったのでしょうね。で、それを手玉にとっている大島。こいつの力量、どれほどのものなんでしょうね。ちょっと人智を超えていそうです。

『食欲しか勝たん!』

ついつい食に意識が持っていかれるこころん。名古屋公演ではみそかつに親しみ、そしてここ大阪公演では!? なんと、たこ焼きですか! いや、たこ焼きってそこまで大阪特有な食べ物なの? わりと全国にない? 近場というか身近すぎてそのあたりよくわからないのですが、他地域からすれば大阪らしいと感じさせる食べ物、少なくともこころんにとってはそうなんですね。

でも、びっくりしました。まさかのこころん、たこ焼き食べそこね!? イマジナリーたこ焼きに心捕われてうっとりしていたら、なんとまあもう帰路の新幹線車内だというんですから、ああ、しくじりましたね。あの、たこ焼きの舟を捧げ持っているはずの両の手が、やるせなく虚空に差し出されるばかりになっているのが物悲しい。ああ、こころん、まさかの失敗でした。

そこからの、あらゆるものがたこ焼きのイメージに繋がってしまうところ、これいつものこころんといえばそうなのですが、ただ今回が違うのは、このイメージの先に実際のたこ焼きを手にするルートが存在しないということ! 思えども叶わぬ思いの悲しさよ。そう思っていたら、マネージャーさん、冷凍たこ焼きを買っておいてくれた! その事実を知らされた時のこころんがヤバい。いや、それ、アイドルとか以前に、うら若いお嬢さんがする表情じゃないっすよ。

で、このたこ焼き礼賛翌日の意味深セリフ。ああもう、えらいことゆうてしまってます。でも本人は、なんらそうした意図もなにもないんだろうなあ。

『兎なりのウサギさん』

学校でハッパの受け渡しをしている青枝。そ、それは悪いハッパなのかい!? と思ったら、ビワの葉。なるほど、ウサギのみたらしへのおみやげですね。ウサギの好物。そんなになの? と思ったら、青枝の友人、佐々木が試食。いやいや、人が食べてもおいしいもんじゃあないよ! で、ビワの葉を持ってきてくれた加藤、この子がすごいマメなの。ビワの葉茶を作って持ってきてくれている。さらには翌日、入浴用ビワの葉まで! ほんと、マメ。君、見た目は男子高校生だが、その実態はおばちゃんだな。いやもう、一発で加藤くんのこと気にいってしまいました。

さて、ビワの葉を与えられたみたらし。好物なのに、基本久しぶりだと忘れてしまってるんだ! 警戒して匂いかいで、気づいた瞬間にテンションがMAX! この極端さ。すごいな、ウサギ。でもって、ここからみたらしの悪行が明らかにされて、なんとまあ、イスをかじるのか。これ、困るなあ。ウサギはげっ歯類だから、放っとくと門歯がどんどん伸びる。だから固いものをかじる必要があるんでしょうが、家具やらなんやらをかじられるのは困るなあ。しかも、紅葉がしかることをちゃんと理解している。悪いことだとわかった上で、何度も何度もチャレンジしてくる。

そうか、ウサギってこういう側面もあるんだ。もっとこう、なんも考えずボーッと生きている、そんな印象でした。意外や狡猾、意外やチャレンジャーなんですね。ウサギ観がちょっと変わりました。

2022年4月5日火曜日

『まんがタウン』2022年5月号

 『まんがタウン』2022年5月号、発売されました。表紙は『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』であります。「オラは誰の子? 忍者の子?」意味深なセリフが惹句として中央に配置され、背景には城、その左右にはみさえとそして忍者の母!? 意味深な登場人物もいろいろと描かれて、そしてしんのすけは普段着と忍者装束、ダブルでどんと登場。どういう内容になるというのか。その気になるところは、巻頭カラーの特集で少し語られておりますよ。

今月は新規ゲストが2本です。

『まあみさんとレトロ遊び』

16歳えーこのいきつけのお店は、まあみさんが店番しているおもちゃのトイダ。昔ながらのおもちゃ屋で、懐かしトイが当たり前に売られている!? これ、マニアにとっては宝の山では!?

今の常識と昔の常識、そのへだたりなんかも語られて、えーこが買ったプラモデル。はめあいがよろしくない。組んでもバラバラになる、というんですが、そりゃあ当たり前で、昔のプラモデルは接着剤でくっつけてやらなきゃいけなかった。いや、今でもジャンルによっては同様ですけどね。でもスナップフィットモデル、増えましたよね。艦船模型とかでもあるじゃないですか。パチ組みで充分楽しめる、そんな時代からしたら、接着剤使わないといけない。ものによっては単色で、色塗らないとどうしようもないがっかり感。さらには、ものによっては、パーツが最初から歪んでるから、手を加えてなんとかしないとただ組むだけのことも難しいとかね。

いやもう隔世の感ありますよね。

そんな今回のメインの話題はたまごっち。実は自分は通過してきていないんですが、シンプルに見えるデジタルペットが結構育てるの大変で、思ったように育たない、なのにそれでも放っておけなくて感情移入してしまって、みたいな話は仄聞していました。そんなおもちゃのひとつの側面、デジタルペットの死を扱って、その引き込まれて情の移る様。ええ、悲喜交々ででもその悲しみも魅力のうちであったということ、よくよく伝わりましたよ。

『バトラー吉野』

バトラーということは執事なのかな? 神田宮家に配属された執事の吉野雅美。見た目にも若いお嬢さんなんですが、この人、使用人イジメを楽しみにしている神田宮家の息子、英雄に対する天敵みたいな人なんですね。

有能執事? いや、どうもそうではない模様。というか、むしろ特殊な傾向持った人物で、いびられることをなによりも楽しみにしている!? イビられて、バカにされて、それであからさまに喜んで見せる。あまりの反応に、いびりに対策すべく演技しているのではないか、そう思ったところ、ガチのガチだったという。

あの手この手で吉野をイビる英雄。でも吉野がいびりをあまりに嬉々として受け入れるものだから、ひいてしまって、むしろ自分が逃げ出したくなる始末。でも最終的には吉野のことを受け入れて、といいたいけど、吉野のナチュラル煽りに英雄が後に退けなくなっただけか。相性抜群といっていいのか悪いのか。少なくとも、これで英雄のいびりで苦しむ使用人はいなくなりますね。

『勇者様!?こ…これってそういう意味ですか?!♡』

進む勇者の侵攻に、いよいよ四天王が直々に出ていこうという話になって、焦ったのがイルヴァ。ここで勇者をとられてしまえば、これまで倒せずにいた自分が笑い者にされてしまう!

それで勇者の元に急いだイルヴァだけど、まさか勇者と共闘せざるを得なくなり、そこで見せた全体攻撃を可能とする技。勇者が素直にイルヴァを認めて賞賛するでしょう。このくだり、ずっとイルヴァを苦しめていたものの正体が見事に実感させられて、認められたかった自分、ずっと欲しかった賞賛、それが思いもしない相手からもたらされて一瞬憑き物が落ちたようになるでしょう。これ、これまでもそうだし、今回も冒頭からしっかりイルヴァの焦りや憤りを積み重ねてきた、そうした描写あってのことですよね。ほんと、あの瞬間のふたりのやりとり、とてもよかったです。

ここでまさか仲間にならないかとスカウトされるのもびっくりだけど、これ、イルヴァの転向イベント、いずれありそうな予感がしてきましたよ。となると、ソーニャにはライバルが増えますね。いや、これまでもそこそこ攻め込まれてましたけど、それがこれからは本格的な恋敵になりそう。それはそれできっと面白いことになりそうですよ。

『惜しかけギャルの中村さん』

クラブにいくという中村さん。部活じゃないですよ? あの、音楽が鳴ってて踊ったりお酒が提供されたりするクラブ。なのに秋山が夜にクラブになんかいっちゃいけません! とかいっちゃって、あんたは中村のお父ちゃんか!

けど、そんだけこの子のこと心配に思ってる証拠だよね。中村は喜ぶがいいよ。

中村に付き添ってクラブにいった秋山の、場に馴染まない感じ、それはそれは大変なもので、でもお店のマキさん、大丈夫だっていってくれたの、ああ、よかった、秋山もちょっと安心ですね。

今回のクラブ、秋山にとって知らない中村の側面を知っていく、そういうイベントにも思えるんですが、それでも同時にふたりの共通項、これまで一緒にいろいろやってきたこと、それが生きてくるというのもまた魅力となっていて、知らない中村の中に知っている中村がいる、中村のいろんな側面、それはバラバラに存在してるんじゃなくてちゃんと繋がっているんだよって、秋山の知る中村の延長にクラブを楽しむ中村もいるんだよってこと伝えてくれるような好エピソードだったと思います。

知ってる顔と知らない顔、それは後藤においても同様で、バイト先で見る後藤とはまた違う表情を見せた彼に、素直に心動かされている? いや、中村にふいに踏み込まれたように、ヤキモチ焼いちゃった!? このちょっと優位感じさせる中村も、このところあまり見てなかった表情で、いやもう実に魅力的。

中村の多様な表情、後藤のいろいろな顔。人には、一面を見ただけではわからない世界がある。その多様性、多面性こそが人の厚みで、その人特有の魅力となる。そうした側面に触れていくことで、よりその相手を知ることに繋がって、そしてそれは同時に、自分の世界も広げていくことになるのかも知れないと思わされました。

2022年4月4日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2022年4月3日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2022年4月2日土曜日

『まんがホーム』2022年5月号

 『まんがホーム』2022年5月号、昨日の続きです。

『座敷童子あんこ』

ASMRってそんなにも堂々と口にしてもいいものだったんですかい!? いや、なんか間違った認識でいるっぽいこといっちゃってますけど、そうか、これ、いかがわしいものではなかったのか。日本語にすると自律感覚絶頂反応。マジか、知らんかった。ともあれ、こんなにもさわやかな表情で「ASMR聴いてるよ」みたいなこといっちゃっても問題ないことがわかったのは収穫でした。

しかし当たり前のように知ってるあんこ、さすがです。でもこれだけ知っていながら幸太に聴かせるの、黒板をひっかく音なんだ。この凶悪さ! というか、そんな黒板、なんで持っとるの!? ともあれ、今回のあんこの聴かせる特集。3rdシングルの破壊力もそうならあんこASMRも相当で、本当に座敷童子だいいながら、繁栄と幸運とか癒やしとかに無縁なところ、これもまたさすがでした。

『歌詠みもみじ』

理央先生の引っ越しに駆り出されたもみじとまりな。テストで赤点とった補習の代わりにというんですが、正直補習を受けていた方がずっと楽だった案件。理央先生宅にいってみるも、荷造りどころか片付けさえもできていない始末。家中に通販ダンボールとかいってますけど、それ以前の問題では? 捨てられるべきゴミが床に散乱しとるよ? これ、引っ越し前の一時的な状況とかじゃあないですよね。ほんと、一筋縄ではいかないシチュエーションです。

まりながね、結構憧れていた先生みたいなんです。かっこいいといって。でも実態を知れば夢も憧れも醒めてしまう。そのギャップというべきか、ほんと先生はちょっといろいろ隠す努力をした方がいいのではないか。家が散らかるたびに引っ越し、その都度生徒を動員しとるらしいからバレバレですよね。こうした隠さないところ、フランクさがかっこよさの一因のようでもあるから、まりなの憧れはいずれ醒める運命にあったんでしょうなあ。

理央先生の引越し先がまた奮っています。同じマンションの上階。いや、それなら全部梱包せず、ちまちま運んでいけばよかったのでは? と思ったけど、それは無理か。二室借りると家賃が二倍だもんなあ。ちょっと無理よね。

でも、業者を使わず生徒に手伝わせるというの、家具はどうするの!? と思って読み返してみれば、もともとあんまり家具がない家だったんかな? いや、ベッドがあるじゃん! ほんと、まりなともみじ、よっぽどな目にあいましたなあ。そりゃあ、二度と赤点はとらないと誓うわけです。

『うちの秘書さま』

前回、はじめと一緒にゲーセンいったこと知られて大旦那様にすねられた高倉、続けて登場ですよ。はじめと遊びたがる大旦那様をその都度阻止してスケジュールどおりに行動いただく。その手腕やさすが。有能なメイド連に同じく大旦那様愛持ち、そつなくサポートしながら、七瀬と同様の進路修正力を発揮する。いや、七瀬超えだよね。たびたびチョンボしてしまうところは七瀬同様みたいですけど。

ダダをこねる大旦那様見てると、はじめの祖父だなあ! って実感させられます。高倉に持ち掛ける勝負も、将棋かと思いきや将棋崩しじゃん! こういう可愛さ、ダダこねて仕事はいやじゃとじたばたしても愛される所以でありますなあ。

大旦那様のことを思い、はじめに遊びにきてくれるよう交渉しにいくところね、あ、これ、加減を間違えたらひとりで会いにいったと、またまた大旦那様にすねられるパターンにならん!? と思ったら、突然の高倉来訪に七瀬がパニック。上司だもんな、抜き打ちのチェックか、あるいは直々のお叱りか。恐縮する七瀬が自ら自滅の道を歩んでいくのが面白く、対しメイドの危機回避力よ!

でもって、今回の落ち! あー、こっそり遊びにきた大旦那様、確保されちゃった! いや、このまま祖父と孫、心置きなく遊んでいかれたらよかったのでは!? ほんと、大旦那様回収して帰っていっちゃう高倉。本来の目的、大旦那様の息抜きを忘れてしまっていませんか!?

2022年4月1日金曜日

『まんがホーム』2022年5月号

 『まんがホーム』2022年5月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかがメイン。これは、お母さんが働いているファミレスの制服ですね。手にはお子様ランチ? 今回のテーマは新年度のはじまり、新生活、気分をがらりと変えて新たな職業体験といった風でありますよ。『ラブアマ』柴田は警察官の制服で敬礼。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は、食堂ですか? 月英は拉麺を伸ばして、孔明は饅頭の入ったせいろを手にしています。手前のものはパンダ饅頭、向こうのは劉備たち3人の饅頭。そうだ、饅頭は首の代わりに云々って聞いたことあるぞ。『俺と式神の主従契約』は、新生活? 陰陽師っぽい衣装着ている優一。これも職業体験やも知れません。

『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』

女子の格好して撮影会に参加した音瀬くん。カメラ向けられ、注目浴びて、高まるテンション。イベントが終わってもその気持ち冷めやらず、その一日を惜しむように女装のまま町に出てみたら、大学の知りあいに出喰わしてしまった!

これだけ着飾って、化粧までしてもばっちりバレるんだな! それこそ男の姿しか知らない者からしたら、気づかないレベルで印象違ったりしないものなのか。しらを切ろうとする音瀬だけど、鎌かけられて自分が音瀬であることをうっかり確定させてしまう。

その男、橘トオル。女装の秘密は内緒にしてくれると約束してくれた。しかし、音瀬の手をとって、条件がある!? ああ、ふたりはつきあうの!? つきあうのね!?

いや、『まんがホーム』だから一気にそこまでいくとはちょっと思えない。橘の提示しようという条件やいかに。しかし、手をとられた音瀬、ちょっとその気になってますよね? なってない? いや、なってますよね?

『孔明のヨメ。』

劉備と孫権の同盟、無事に成立してさあこれから曹操を迎え撃つための軍議がはじまろうとしています。

興味津々の孫尚香を押し止めようと必死の月英。ふたりして軍議の結果を待つのかと思ったら、孔明が月英を呼びにきて、航路についての知識が欲しいというその言葉にダブルでびっくりする孫尚香。月英の能力に、そして女子でありながら重用されているその状況にも驚いて、確かにこうした待遇、破格というか、劉備の陣営の自由さ? カルチャーショックだったんでしょうね。

とはいうものの、孫尚香、女子は引っ込んでおれといわれるのもまああるかも知れないけれど、軽はずみなその性格が災いしているとも思えなくもない。実際、月英という御目付け役がいなくなった矢先に、姿を変えて陣営をうろつくでしょう? これ、なにかあったらどうするの? というか、絶対これでなにかあるんだとハラハラしてましたよ。

そしてラストに魯粛の心労タイムです。孔明から孫尚香を引き渡されます! 何者かは存じない、それとなくわかってそうな孔明だけど、完璧に知らぬふりで押し切って、いやもうこの面白さ。というか、魯粛は大変だよね。肝が冷えた、寿命も縮まる思いであったことでしょう。

さて、そんな魯粛が最後に目にしたものとはなんなのか。これには期待したい。曹操側の策なりなんなりではないでしょう。なにか孔明あるいは月英が? いやあ、なにを目にしたのか、そしてそれが今後どうした役割りを持つのか、楽しみです。

『天国のススメ!』

草間、絶好調です。不幸の手紙の話題から、十子の家の寺に持ち込まれたまがまがしい手紙の話題となって、そこからの草間の行動よ。即座に跪き、おお閣下! 即座に草間につっこみ入ってますけど、当の十子はまるで頓着せず自然体であり続けてるところ、十子さんの大人物っぷりが垣間見えようものです。おお、閣下。

十子が皆に見せた手紙。手紙とはいうものの、中にはなにも書かれておらず、読めるのは霊力の強い太一だけ! あの、ひとりずっと警戒心あらわにしている太一の顔がものすごい。感動に涙流しつつ興奮を隠さない草間のそれとは見事な対照をなしていましたよ。

この手紙、三途の川への招待状、というかリクルートだったんですね。三途の川の渡し守が、人手不足でパートタイマーを独自に募集しようとした手紙だった。もう一通届くはずという十子の予測どおりに、よりにもよって草間のもとに届いた赤の手紙。手紙を開けたくてしかたない草間が、太一の心配、太一の忠告を思い出しながら必死に我慢するところ、ああ、よかった! 草間にも自制心があったんだ!

この事件、柘榴さんの介入で無事なにごともなく解決し、三途の川の渡し守も叱られこそはしたものの労働環境の改善を見たようでめでたしめでたしでした。しかしこの漫画、草間の変人っぷりが鉄板ネタになってきてますね。草間、余程のインパクトです。