2022年7月6日水曜日

『まんがタウン』2022年8月号

 『まんがタウン』2022年8月号、昨日の続きです。

『兎なりのウサギさん』

おおお、みたらし脱走ですよ。自分の行動範囲、領土と本人はいってますけど、その外にはなにがあるかと興味津々。でも、いつもなら外には出られないようドアも閉められ、ケージも閉じられているというのに、今日に限って? 紅詩さん、うっかりドアもケージもしっかり閉めずに出かけちゃった!

これあぶないやつだ! 上手に階段を降りてますが、これ、転んで落ちたら骨折の危機なのね!? しかもこれ、お母さんが在宅だったから安心だけど、例えば最近みたいな暑い日、ウサギのいる部屋だけは空調効かせていたとしても、こうして脱走されてしまったら、熱中症になっちゃうおそれも!?

いやもう怖いわ。今回お母さんがはやいうちに気づいて、しかも驚かせたりしないよう、そっと見守ってくれたり、理解があってほんとによかった。

今回のできごと、ソファーにフンをされてお母さんショック! くらいですんでほんとよかったです。いやしかし、小動物を飼うというのはその命に責任を持つということでもあり、そう考えたら大変だなあって冷や冷やさせられるエピソードでした。常にベストな行動できたらいいけど、人間、いつだってそうできるもんじゃありませんからね。みたらしは、そして他のペットの子らも、大事にならずすくすくしあわせに暮らしていけたらいいなあと思わされました。

『押しかけギャルの中村さん』

前回のオフ会がこんなかたちで影響したんだ! 中村が意識したウテナ、彼女がオススメといっていたゲームを自分もやるといって聞かず、でもそれホラーゲーなんだ! ウテナと秋山が楽しそうに話してるのにヤキモチ焼いた? その結果、あまりの怖さにひとりでトイレにもいけない、風呂に入っても落ち着かないと、いやいや、あなた、小学生じゃないんだから! といいたいけれど、そうでした、中村は基本お子様なのでした。

うん、中身は子供、見た目は大人だからちとマズい。

怖いからと、トイレの前に秋山氏を待機させる。風呂に入る時も、廊下ならまだしも脱衣所に待機!? いやもう無茶するなあ、と思ったらちょっとした事故に発展して、さらにその後に同じ部屋で寝ようとする!?

挑発的な表情してみせるあたり、秋山氏を無害と侮っている!? でもここからの秋山の内心、ほんとこの人は信頼できるやつだなあと思わされるもので、自分の欲求とかよりも、誰かの安心を大切にできるやつなんですね。でもさすがの秋山も、同じ布団に入ってこられたら理性の限界!? からのうろ覚え般若心経、それで悪夢を見せちゃうっていうの、すごいな、ピタゴラスイッチみたいな連鎖してますやんか。

いやもう、対抗心からのホラーゲームが引き起こした騒動。でも、こんだけ大変だったのにゲームを続けちゃうの、怖いけど面白いんだろうな。みたいなところもうかがえて、ええ、対抗心とか当て付けでゲームやるのもったいないですからね。怖いながらも、ビビりながらも、中村さんには心底楽しんでエンディングまで駆け抜けていただきたいところであります。

『食欲しか勝たん!』

ええっ、こころん、アイドルやめちゃうの!? 衝撃的な発言が飛び出した今回。アイドルフェスに出演、いつものように食べ物、今回はバターチキンカレーに心奪われながらも頑張ってステージをまっとうしたこころんなんですが、ファンを前にしても頭の中にはバターチキンカレー。トークにおいても、なんかうまいことまとまったから結果オーライでよさそうなんですけどね、スパイスとか煮込むとか、暑さのせいでこころん、ちょっと混乱してますけど!? みたいな感じになっちゃってて、でも、ほんと、内容的には今の状況に即しているし、ファンも盛り上がって、続くステージも実にホット。

うん、問題ないじゃん、と思ってしまうのは私が傍観者だからなのかもですね。ステージ後にバターチキンカレーを味わって、味覚を堪能、ここで完全に意識がカレーに移っちゃったこころん。アイドルとしての本分を見失ってしまっていると気づいて、罪悪感がピークに達してしまいました。

そしてここで問題の発言、やめるが出るんですが、はたしてこころんはなにをやめるというのだろう。アイドル!? あるいは!? この意味深な展開。ずっと罪悪感を抱え続けていたこころん。その気持ちを知るものは誰もいなかった。いつだってよいように勘違いしてもらえてたけれど、でもこれがなおこの子の悩みを深めさせたのかもなあ。

とはいうものの、ただ単純に、こころんがアイドルを諦めるとも思えないのです。この子がやめたいといったものはなんだったのだろう。また、この言葉を受けて仲間たちはどんな反応をするのだろう。でもって、まさか次回最終回じゃないよね!?

ほんと、お願いしますよ! もっと長く読んでいたい、そんな漫画のひとつなのです。

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