2019年7月12日金曜日

『まんがタイムきらら』2019年8月号

『まんがタイムきらら』2019年8月号、昨日の続きです。

『一畳間まんきつ暮らし!』。停電が原因? 空調が故障してしまってヘッジホッグはさあ大変。この暑さじゃ営業は無理と臨時休業することになったというの、そうか、これ、黒字が見えてきた矢先のことか。ショックだろうなあ。というか、この店、黒字とか目指してたのか。突然のトラブルだけど、お客さんの声、この店のファンが増えてきているというのうかがえて、こういうところよかったですね。この状況を夏イベント開催と勘違いしてくるみちか。浮き輪まで持って、もうやる気いっぱいというか、この誤解、どんだけ前向きなのか。さて、ここからの展開、まるで予想外。まさかのグアムに退避! 次回、みちかも交えての海外編! 驚いた。この漫画で店外展開がくるなんて、まったく思ってませんでした。こういうサプライズ。やってくれますね。

『さかさまロリポップ』。まさかの繋がり。前回、詩月と対決してた女の子、穂澄はなんと芽依の知り合い、隣同士の幼馴染みだったというんですね。穂澄が子役になったのは芽依の後押しがきっかけで、そうだよな、この人、そっち方面、かなり興味あるもんなあ。思わぬところで、いくつも繋がりができてしまってる天海姉妹と芽依、穂澄。穂澄は柚希のこと気になってるし、芽依は詩月のことが気にいってるしと、このからみあう関係性、悪くないですね。面白い。でもって、芽依、詩月のついてる嘘、ばっちり気づいてるのに騙されてあげてるっていうの、つきあいがいいというか、ほんと、いいやつだなあと思います。さて、芽依からすれば、妹分である穂澄を柚希にとられそう。対し、詩月からすれば穂澄に姉、柚希が狙われている。この妹争奪、姉争奪の状況。いいですね。自然と動きがでてきます。

『海色マーチ』。珊瑚をあおらないではいられないあまね。これは業なのか? 実力行使で制裁うけるのわかってても、じゃれつきたいのか、かまってほしいのか、ほんと困った子だと思います。今回、魚をさばくんですね。締めて、鱗とって、ハラワタとエラとってというの、こんな小さなナイフでちゃっちゃとすませちゃうんですね。これ、生きた状態で持って帰るわけにはいかんのかな。いや、ちゃんとした水槽とかないと、難しいのかな? 意外と手際のいい姫。やりますね。そしていろいろ危なっかしいあまね。でも、いつになくシリアスで、そうか、命を奪うという行為が、この子にしてここまでの気持ちを抱かせるのか。自然は偉大だなあ。でもまあ、珊瑚に頼んじゃうんだけど。釣ったオジサン、お母さんに煮付けにしてもらって、その写真撮って送ろうと思ったら、お母さん、見栄はるなあ! でも、この写真をめぐる珊瑚とのやりとり。ここでもあまねあおっちゃうんだけどさ、それでもなんか、ふたりのわかりあいに繋がる段差、ひとつ一緒に超えた、そんなこと思わせるエピソード。結構な重要回に思えますよね。

『魔法使いの取扱説明書』。これ、えらい漫画やな! いや、『桜Trick』を通過した我々には、これくらいはもはや朝飯前。むしろ、どんとこい! ってやつであります。魔法少女になったありす。変身をとくには星羅のキスが必要、っていうんだけど、じゃあ変身するには? ああ、なるほど、キーワード。「お金」という言葉に反応して自動的に変身してしまうっていうんですか。って、自分の意思、まるで関係ないのか! 他人の言葉でも、それが耳に入ると即座に変身? こりゃ大変。しかも悪いことに、国語の授業でいきなりキーワード、NGワードとかいわれとりますが、連発されてしまって、この身動きとれない時間に何度も何度も変身と変身解除をやらされる! って、これ、この漫画、テーマは魔法少女じゃなくありすと星羅のキス、ふたりの深まる関係、こっちだーっ! いやもう、ふたり、延々いちゃいちゃし続けて、煙幕につつまれてからの展開なんて、もうほんと、世界は君らふたりのためにあるのか!? いやもう、それくらい盲目的にふたり急接近。実に濃密。これはなかなかの威力でした。

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