2019年1月10日木曜日

『まんがタイム』2019年2月号

『まんがタイム』2019年2月号、先日の続きです。

『茨城ってどこにあるんですか?』。あまりに浮かれる多恵の様子に男の影を感じ取った祖母。そんな気色ばむほどのことなのかい!? 皆で牛久大仏を見にいった今回。へー、そんなにでかいの! でかいとは聞いていたけど、想像以上。奈良の大仏が手の平サイズとか、尋常じゃないですね。大仏を堪能したかと思ったら、本番は大晦日。花火があがるのか。家族と過ごすといって一旦ことわった鈴子が、まさかきてくれて、雑踏の中に多恵のことを見つけてくれてっていうこの展開、いやもうどれほどに多恵は嬉しかったろう。ちょっとドラマチックだった。鈴子の興味に背を押されての行動もそうなら、ふたりのであったことも、読んでるこちらも嬉しくなる、そんなよさありました。

『ウレ漫とガケ漫』。茜が白井の家にいきたいというの、なるほど取材か。白井、抵抗あるも取材となれば断れない。このあたりは同業の助け合い、持ちつ持たれつというやつなのでしょう。白井の家、片付いてるからすごいですよね。自分ならこうはいかない。ああ、そうでしたね、茜の仕事場も片付けてたわ。思い出してちょっと自己嫌悪? 遠い目をする茜、よかったです。しかしなにがいいって、茜、大暴れですよ。寝室に突入! いいなあ、こういうやんちゃな姿、最初の頃のこの子見てても想像できなかった。白井のこと信頼して自分の本来を出せる、それはしあわせなことだと思うんですよね。そして気持ちに火のついた茜。仕事場、借りちゃうんだ! でもって晩ご飯も食べてね、うおお、いい顔!  この不思議な近しさ、とてもいい。恋愛とかには向かわない、そういうところがとてもいい。仲がいいのもそうだけど、相手のこと認めてるってのがわかるのがいいじゃないですか。今回、茜が見てしまった白井のネームのくだりなんて格別。きっとすぐ連載始まると思うんで、このこれまでとがらりと違うプロの顔見せるところ! もう佳境か! このふたりがともに働く様子は見られなくなってしまうのか。それは残念なんだけれど、白井の躍進、それは私も願うところ。きっと茜も同じように思っているんだろうなあ。

『犬がいるので帰ります』。柳瀬俊、この人、岡崎のことちゃんと好きだったんだーっ! 意外! といったら駄目なのかな。正直、マロンちゅんのことしか見てないものだと思っていたのだけど、岡崎の転勤をきっかけに、一歩踏み出してみせましたよ。でも、そこに至るまでがすごい。弟のやきもき、あれは面白かったな。ほんと、弟さんよ、自分もこの人は心底のマロンバカだと思っていましたよ。公園でのくだりも、もしや告白!? と思わせて、いったんかわして見せるでしょう。岡崎も一瞬涙がかわいたんじゃないのか!? ってくらいにおかしくって、でもその後にハッピーエンドで、ええ、大変よかったと思います。この漫画、まだ続くのかな? 雰囲気的には今回で終わりっぽいんだけど、ちょっと状況の違ったこれからも見てみたいと思うんですね。結構好きな漫画なんですよ。

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