『まんがタイムきららフォワード』2014年11月号、発売されました。表紙は『ハナヤマタ』、芸術の秋ですね。タミがですね、マチの絵を描いてるのですよ。すごく楽しそうに描いていて、けどその絵を見るハナの表情が微妙すぎる……。ちょっとマチが不安そうにしている、その吹き出しの中の顔が可愛かったです。というか、本当にどんな絵だったのか、ちょっと見てみたい。見えないことが、さらに興味を持たせる、そんなイラストであります。
『天地せっちゅー』、ゲストです。四コマですね。学校帰りの女の子が拾った輪っか。これ、なんだろう? 天使の輪だったんですね。それで落ちてきた天使と知り合って、一緒に遊んで、クレープ買い食いしたりね、ゲームセンターいったりしてね、地上の楽しみを享受するんですね。仲良くなって、また一緒に遊びましょう。私の地元を案内しますよ、って、それ天国じゃん。いつ頃空いてます? との問いに、70年後くらいかなと答える、その応答が面白かったです。
『夢喰いメリー』、いやはや、はらはらを持続させてくれますよ。神社にて白儀と対面する夢路とメリー。あからさまに警戒するメリーに、色がついていないと安心する夢路。けれど、それはむしろ夢路の安心を打ち壊すものであったんですね。まさかと思いましたよ。このまままた白儀は逃げ切ってしまうのではないか。けれど白儀も、もう隠してる必要なくなったんでしょう、メリーの追求に自分がなにものであるか、段々に明らかにしていって、ああ、メリーと同類なんだ。彼の目的は、彼の完璧主義、そこにあるのか? 悪意などもなにもなく、ただ自分の納得いく状況を求めている、それだけなんだろうか。幻界と現界を混ぜようというのか、そう問うメリーに、メリーの存在を指して、もう世界は混ざっていると指摘する。本当、一気に状況は変わってしまった。現界に現れてくる夢魔に、当然発生する戦闘、完全に状況は違ってしまって、そしてそのピンチに駆け付けたエンギ由衣、その格好よさ! ああ、本当に状況は全然違ってしまっています。
『トリガーハッピーウィッチ!』は、極楽堂大繁盛です。モモのくまちゃんが大人気なんですね。って、コーナーがすごいな。そこに現れたマサムネ、チーとモモに用があるみたいなんですが、それにはたくさんのお客をなんとかしないといけない。ナーススタイルに着替えて、って、いかがわしいのか、せっせと接客するんですが、あのくまちゃん持ってるところとか、めちゃくちゃ可愛いですよね。マサムネの用は八路地、前回の戦いでモモを操ってやつなんでしょうね、そいつに対する情報収集で、チーもモモもその名に心当たりがない。いやほんと、けれどその危ないやつが極楽堂に!? というか、そうした本筋だけでなく、あのシュークリームのくだりとかね、そういう描写が面白くて、ほんと、チーって魔女装束がなくなると、ただの子供に見えますね。
『鬼が出るか蛇が出るか』、おお、前提が整理されましたね。村に住む美少女3人。彼女らとの衝撃の出会いの数々が優の心をかたくなにして、けれどもうすべてを話そう。ええ、彼女ら皆、いわゆる妖怪とか、そういう感じのものだったんですね。蛇の鈴に加え、牛鬼の坂上霞、蜘蛛の平坂美来。うむ、美来さんが大変よろしい。というのは置いておいて、この村には男がひとりもいない。なんとかして娘たちに子をなさしめたい。そして、その相手として優が選ばれた理由もわかって、おおう、彼が女子に好かれなかったの、蛇の鈴の呪いかなんかかと、それこそつばつけられてたからかと思っていたら、そうじゃないのか、優の持ち前の能力だったのか! とりあえず優にとって望んだものではない状況、けれど美少女3人にかこまれたハーレム状況ができあがりましたね。ええ、優のこれから、どういう方向に向かうのか。最低な展開を期待しながら、これからを待ちますよ!
『病めるときも健やかなるときも』、うおお、なんかすごいことになってるな。詩季のもとにいる人形、姫沙羅の美しくも妖艶で、その上なんと怖ろしい。詩季、完全に姫沙羅の支配下にあると感じられる。いばらの人形たちは、いばらの血でもって命を吹き込まれているのだけど、どうも姫沙羅は違う模様。中の蟲? なんともおどろおどろしい言葉が出て、なにか妖怪めいたものなのか? 柘榴たちはどうなのか。そしてまた動き出した新たな人形。部長のドールが動いとどこかへいってしまった。解体を願う人形の真意はなにか。きてますね、きてますよ。ひきこまれるかのようですよ。
『愛しの花凛』、もういよいよクライマックスなのだなあ。客として遊園地を訪れた豊。花凛にマフラーのお礼をいいたかった。そんな彼を助け導くのが、まさかのクマ! あの時のクマ! いや、もうしびれましたよ。中の人、蘭ですが、花凛のこと、親身になってるのだな。クリスマスカードの絵、あれ、すごくいいですね。そしてめるんの配るクリスマスカード。ゴンドラで待ってる。ゴンドラはラストの船、あと一人分空いているという、それをクマがかっさらっていくんですね。クマ、すげえな! スタッフが、いやキャストっていうのか? 動揺しとるがな。それで特別に一隻出ることになって、そしてそこにはめるんちゃん、いやさ花凛が! うおー、クライマックスか。これは期待されます!
- 『まんがタイムきららフォワード』第8巻第11号(2014年11月号)
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