『まんがタイムジャンボ』2014年10月号、昨日の続きです。
『花の任侠物語・しずか』は、またぐっと先に進めましたね。静花が自分の身の上をいつか友達に明かしたい、そう思うのだけど、いきなりだとショックが大きいかも知れない。というわけで、舎弟をひとりずつ紹介していこう、なんてことになるんですね。って、それ、駄目だろ。どう考えとも駄目だろ。というわけで、紅葉が抜擢される。夏祭りですね、紅葉をともなっていくことになるんですが、紅葉はくれはとしても約束してる。どうしたらいいのか? ええ、ちょっと大変なんですね。しかし、友人は気を利かせて? やってこず、結局紅葉と一緒にお祭りを回ることになって、しかし、それがどうもくれはの正体、それを静花に気づかせるきっかけになるっていうんですね。はたして、どうなるのか。あのくれはを見つめる静花の目。これは、次回、なにかドカンときそうですね。
『凪くんの不運な棚ぼた』、こちらも動きがありそうです。座敷が座敷ママと一緒に買い物にいって、残されたのは平太郎と疫病神のふたりだけ。以前は平太郎を意識して、いろいろ疫病神が慌てたりしたもんですが、今回は余裕余裕で、って、いや、やっぱりそんなことはなかったのか。自分ばかりドギマギしてバカみたいじゃないか。怒っちゃうんですけどね、実は平太郎も同じだという。しょっちゅうムラムラしてるという。いや、たしかにそうなんだろう。もしかして、ふたりの仲、進展しちゃう!? そんな雰囲気になっちゃって、けど、それは許されないことなのか。神様の世界なのかな? 疫病神を監視していた男がいうんですね。連れ戻さねば。ええ、平太郎の心配していた、いつか座敷や疫病神がいなくなってしまうのではないか。その心配がかたちになる……。ええ、これは山場ですよ。
『事件です!シャーロッ子さま』。潤がいいですね。平民、って、今は平民ばっかりですけどさ、いいとこのお嬢様じゃないってことですね、気にしちゃってる。それでちょっと凹んでるところにからかわれたもんだから、怒っちゃって、けどそれが樹莉の相談にのることで、ちょっとやわらぐんですね。いやあ、樹莉、いいですよ。潤が中庭で拾ったノート。樹莉の書いたものだったんですね。ミステリーを書いている。けど、それを秘密にしてるのは、事件とか殺人とか、物騒な本ばかり読んで、物騒なことばかり考えて、そのことを父に否定され、友達にも距離を置かれて、それで孤独だったのか。潤が樹莉にいったこと、樹莉は少し先にいってるだけだよ。もう少し大人になったら、同じ趣味の友達も見つかるよ。その言葉、とてもよかった。ほんと、いいお姉さんだなあ。樹莉とも仲を深めていきそうで、ええ、いい関係つくっていきそうじゃありませんか。そしてシャーロッ子さまとも和解、潤が頭を冷やして、シャーロッ子さまも素直じゃないながら謝って、ええ、こちらもいい関係になりそうですね。ふたりは対等なんですね。
- 『まんがタイムジャンボ』第20巻第10号(2014年10月号)
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