『まんがタイムきららミラク』2014年11月号、発売されました。表紙は『幸腹グラフィティ』、リョウがピザを食べてるんですが、うわあ、これは本当においしそう。エビ、ベーコン、コーン、マッシュルームにトマト、ピーマン、あとあの四角いのなんだろう。チーズ? あののびるチーズの感触と、そして軽く焦げ目のついたその質感が最高で、それを食べてるリョウの表情がまたすごくいい。ぐっと目をひく、そんな魅力的イラストと思います。というか、ピザが食べたくなるんですが!
『202号室の
『フェリス★ファミリア — 王立魔法建築学校』、ゲストです。建築ものとは珍しいですね。魔法の存在する世界。建築を学びたくて、都会に出てきたリンゴ。彼女が、引きこもり系ルームメイトミーテと一緒に、街に出て、出会ったのが変な人、レム・リリア。ふたりの通う学校の先輩なんですね。魔法建築家になりたいけれど、魔法がろくに使えないリンゴ。なんでも本から学べる、知ることができると思っているミーテ。ふたりに、実際に自分の目で見てみなければ、経験してみなければわからないものがある。魔法なんかなくても、人の心に訴えかけてくる。そういうものがあるって教えてくれるんですね。このレムという人、この国のお姫様なんですね。ところで、この世界の建築様式、我々の世界のものと同じなんですね。なるほど、このへんのくだり、どう描かれるのかな。楽しみですよ。
『Noir Babies』、ゲストです。憧れの生徒会、その手伝いにやってきたまりなは、ご奉仕するのが生き甲斐、みたいな女の子。というか、やばいよ? いろいろやばいよ? 靴を舐めるとかいってるよ? それも嬉々としていってるよ! どうもご奉仕というよりも、被虐趣味というべきものがある。そんな子が、生徒会の秘密を知るんですね。生徒会、なんと生徒会長が魔女なのだそう。わお! 魔女とマゾが揃ったよ! じゃなくて、生徒会長ジュリは、猫のミミとコウモリのリリを使い魔として使役してたんですね。疲労が蓄積すると、魔力が切れる。ふたりも人から獣の姿に戻ってしまって、それをまりなに目撃されてしまうんですね。かくして、まりなはジュリたちの仲間となって、ちょっと妖しい感じ。わくわくしますよ。
『悠久図書館のヨミ子さん』、ゲストです。学校の怪談? 特定の手順で図書室の扉を開くと、異世界への扉が開く、というんですね。この世のすべての書物があるという悠久図書館。そこで出会ったのが、館長を名乗るヨミ子。ヨミ子さんに捕まると、本に閉じ込められてしまって、二度と帰れなくなる。そういわれていたのだけど、ヨミ子さんは、別にそんなことはしないみたいです。普通にピンチに助けてくれて、ちゃんと帰してくれるといいます。ライカが悠久図書館にきたのは、未来の本も読めるからなんですね。昨日出たライトノベル、その続きを読みたかった。本の楽しみをヨミ子と共有して、そして仲良くなっていく。この、他の生徒は、ただの怖いもの見たさ、肝試しみたいな感覚で図書館にくるのに、ライカだけは違った。本の楽しみで繋がる不思議な関係、それは悪くないものでしたよ。
- 『まんがタイムきららミラク』第3巻第11号(2014年11月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿