ウクレレが増えました。今度はFamousのソプラノウクレレ、FS-1G。入門用として定評のあるモデルで、Famousブランドでは人気第2位。オールマホガニー合板ながらよく鳴る、音量が出ると、最初の楽器として長くおすすめされてきたロングセラー商品です。しかし今なぜまたも入門向けモデルなのか。そんなにソプラノウクレレばかり買ってどうしようというのか。訳があるんです。どうしても今、これを買わなければならない訳があったのです。
先月の話です。『まんがタイムきららフォワード』10月号、『ウクレア!』の最終話を読んでいましたら、その最後にFamousから『ウクレア!』とのコラボウクレレが出るとかいう情報が!
いや、うそでしょ!? なにか特報ありますよみたいなことは小耳に挟んでいたから、なにかしらの特別な商品が出るんだろうとは思っていたけれど、楽器だなんて予想してなかった。いえね、希望的観測もあったのですが、てっきり曲集とか出るんじゃないかなあとか思ってた。『ウクレア!』で使われた曲をまとめた楽譜とかあったら嬉しいよね、とか思ってたんです。
しかしウクレレかあ。さいわいといっていいのか、FamousのFS-1Gは持ってなかった。同じモデルばっかり買うというのも、ちょっとアレでしょう? なので買うこと自体はまあかまわない。ただ、つい先月、ウクレレ増やしたところなわけですよ。一気に何本も増やしちゃあ、さすがにいろいろ文句もいわれかねない。
とはいえ、せっかくのFamous 70周年。そして『ウクレア!』コラボ。ここはもう思いきって買うかあ!
と、受注受け付け初日に注文出したのでした。
『ウクレア!』ウクレレ、その特徴は漫画『ウクレア!』のキャラクターがレーザー刻印されている。表面にはデフォルメされた5人が、そして裏には大きく空子が!
と、『ウクレア!』モデルのみの特徴は置いておいて、楽器としてどうなのかといいますと、もうね、驚くほど軽かった。持った瞬間に、うわ、かる! って、びっくりしたほど軽かった。
ボディが軽いから、ってわけでもないでしょうが、鳴りもすごく軽い。ちょっと弾いただけで、パリンパリンって鳴って、これは材の薄さもあろうし、またブレイスがないという構造上の理由もありそう。ちょっと弾いただけで音がぱーんと出てくるので、初心者でも安心して飛び込めるぞ!
弦はフロロカーボンだそうですよ。細くて柔らかい弦で、すごく押さえやすい。柔らかいといってもナイロンみたいに強く押さえるとすぐシャープするみたいなこともないので、力の加減にシビアにならなくてもいいというのも利点でしょう。
この柔らかくて、強い力を必要としないのは、初心者にとってはすごいアドバンテージです。薬指のような不器用な指、小指のような弱い指でも押さえやすい。セーハをするとなっても、強い弦じゃ押し負ける! ところが、FS-1Gの初期弦だとちょっとコツを掴めば安心して複数弦を押さえられるようになるのではないかと思います。
ウクレレは掛け値なしに入門しやすい楽器です。勘のいい人なら、ものの一ヶ月も練習すれば、簡単な曲を弾けるようになる? かも? なので、『ウクレア!』が、コラボウクレレが気になる人は、コラボ関係なくウクレレに興味がある、あるいはなにか楽器をやってみたいという人は、思いきって飛び込んでみるといいのです。日々の楽しみが増えますよ。


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