昨日の続きです。
『まんがタイムきらら』2025年10月号、『スロウスタート』
果実の転校を阻止したい! そう息巻く花名たちの前に果実の両親がやってきて、さあ対決か! 花名のさすまたが火を吹くぜ! と思ったら、徹頭徹尾平謝り。まずはパーティの邪魔をしてしまったことにはじまり、続いて娘の果実に謝罪です。
お父さん、よっぽどお母さんに絞られたみたいですね。当たり前です。娘の気持ちを蔑ろにして、こうなりゃもう二度と娘はこの家に戻ってこなっくなっちまうよ? 現実を超えたあんまりにあんまりの悪い予想を突きつけて、ここまでされてようやく自分の愚かさを悟りましたか、父よ。あるいはここまでいわれなければ、娘の気持ちひとつ斟酌することができなかったのか、父よ。
その罰といっていいのかどうかはわかりませんが、父、単身赴任と決まりました!
果実、勝訴!
かくして果実の憂いは取り払われて、あとは楽しいクリスマスの時間! 心ゆくまで楽しんで、ああ、これは望外の嬉しさ、喜ばしさでありましょう。
卒業まで、一緒にいられますよ。修学旅行も一緒ですよ。卒業してからも、一緒にいられるかもしれませんね。この目が未来に向かう展開に、ああと嘆息するかの思いです。
『ウイニングアンサー!』
話がはやくて助かる! 部の発足に必要な3人揃って、あとは顧問だけ! よくある展開かと思ったら、向こうから顧問がやってきた!
体育教師の市道萌。眼鏡がキュートなジャージ女子。私に任せろと頼もしいこといってくれて、その前のめりさといったら、まだ創部直前というのに合宿遠征に思いを馳せるほど! それはいいんですけど、先生、部室にくるたびに入り口のガラス割るの、どうしたものですか。でもまあ予算を獲得してくれたりと、すごく助かるのは事実。ええ、クイ研にとって欠くことのできない重要メンバーになりそうですね!
と、それはいいんですが、先生、免許もっとらんのか。それはいったいどういうつてで先生に? 謎が謎を呼ぶ女。それが市道萌であるようです。
さて、謎というかなんというか、頼りになるのが清海千代。クイズの問題集を販売している同人系販売サイトをなぜか熟知していたり、さらには幅広い知識。謎のポーズとともに外部太陽系の知識を披露するなど、もう好きにならずにはいられない! 千代さんの華麗な活躍、魅力が満載の回でした。
『好都合セミフレンド』
ついにルカが、その心のうちを言葉にしましたよ。
すうなのことが好きだと。世界で1番好きだと。すばらしい!
その言葉に戸惑うすうな。なぜなのか。ルカのことが信じられない? と思ったら、自分自身が信じられないのか。これまでむしろ遠ざけられてきた。自分の言動、ふるまいは、人に好かれるそれではない。
しかしそうしたすうなが短所と思っているところを、次々と長所に塗り替えてゆくルカ。すばらしい。
そしてここからの行動のゆき違い。すうなを大切に扱いたいルカと、気持ちがはやるすうなと、思いやここにすれ違い、さあさどうなる、どう収まろうというここですうなが一歩を踏み出してきましたよ。
きましたよ!
いやもう、きましたよ。きましたね。
- 『まんがタイムきらら』第23巻第10号(2025年10月号)
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