2015年2月6日金曜日

『まんがタイム』2015年3月号

『まんがタイム』2015年3月号、発売されました。表紙は、冬の装備? 編み物でありますよ。『おとぼけ課長』が苦心しながら編み物してて、その毛糸、『まりあ17』まりあが手にぐるって巻いてるやつに繋がってそうな感じですよ。『ゆとりノベライズ』都ゆとりは赤いマフラー首にまいて、そして『さわらせてっ!あみかさん』あみかさんは赤いケープ。手には毛糸玉たくさん入れた籠を手にして、結構な愛らしさでありますよ。

『おとぼけ課長』、いかすなあ。歩きスマホとか、最近の事象とりいれつつ、時代は投網、透き通ったマスクといったナンセンスなネタも展開。けど今回は、口いっぱいの見た目の面白さ。そして「ばんそうこう」、二重になったこずえと課長ですよ。すごいインパクト! もう、これ、たまらん面白さでした。ほんと、課長、いかします。

『おひとり食堂』、これ地味ながら面白いなあ。今回は食堂に人気女優白石薫が来店して、そしたらこの人の本性といいますか、それがばっちりわかってしまった。なるほど、昔は総長なさってたのね。誠一郎の二足のわらじ。白石薫主演ドラマの主題歌を歌うことになったんですよ。それでバンドのボーカル、誠一郎としても女優に出会って、そしたらやっぱりわからない。しかし、こうしてバンドとしても成功していけば、食堂の方はどうなるの? ちょっと心配に思ったけど、ちゃんと食堂は食堂で順調なようで、白石薫もさらに来店。それでやっぱりわからないんですね。いや、もう、面白かったですよ。白石さんも、すごくいい人!

鉄仮面のイブキさん』は、ちょっと変わった見せ方をしてきましたよ。なんと、今回は男どもの話。なんと、伊吹さんファンクラブとでもいいましょうか、鉄仮面党なる集まりの定期報告会だというんですね。おお、2段ぶちぬきで伊吹さんだ! 伊吹さん、伊吹えみ、なんか可愛いポーズしてるんだけど、ちょっとそれがぎこちなくて、ああ、やっぱり伊吹さん可愛い。男ども、なんとかして伊吹さんの表情読解したいとかいうんだけど、なんか、どれもなんか的外れで、けどそれがこいつららしいなあ、なんて思っちゃうんですね。そして、そして、そしてですよ。相楽さん。相楽結花。おお、名前が出たぞ。2段ぶちぬきで登場。これがほんと可愛くて、うおう、なるほど、相楽派に転向するものが出たぞ。しかし、第3勢力「伊吹・相楽でイチャイチャしてればそれでいい派」が出現して、いや、もう、うん、自分も第3勢力でいいかな? そして、このアホな男子どもの会合、遠くから伊吹さん、相楽さんに見られてたんですね。いやもう、ほんと、その落ちまで含めて、グッドでした。

『ボンジュール!仲居さん』、ゲストです。旅館にふらりとやってきた外国人女性。お腹スイタと倒れかかってきて、この人、フランス人っぽいんだけど、日本語使えるし、箸づかいも上手。サラ・デュボワ、18歳。財布を落としてしまって、お金がない、困ってたっていうんですね。困ったところを助けてもらった。一晩泊めてもらい、朝食もいただいて、その一宿一飯の恩を働いて返そうっていうんですね。かくして兄貴、サラを雇うことにする。妹の朋香は厳しくて、けどそれでも温情あって、その態度をもってツンデレ扱い。ええ、この妹、21歳、この人もなかなかによい感じでした。

『ゆとりノベライズ』は銭湯ですよ、銭湯。銭湯なんて久しぶりですー、というミツヒに私もと返す都。里美さんに、お前の家、風呂ないよなとつっこまれてるんですが、これはつまり見栄を張っているのか、あるいは流しで!? ミツヒが一人暮らししてみたいっていうんですね。独り立ち、自立に憧れている。けど家庭に問題があるとかでない限り実家を出るな、里美、都ふたりともに声をあわせていうんですね。なるほど、都は作家になること反対されたのか。そして里美もそうだったのか。自分語りをしない里美の昔話、親の理解が得られなかった。けれど、兄が背を押してくれて、それで作家になってと、ああ、皆それぞれに思うところ、決意するまでにもいろいろあったんだなあ。そしてはじめて明かされる事実。なんと、都の住んでる部屋、もともとは里美さんの住んでた部屋なのか。なるほど、都のために明け渡したのか。むかしのふたりの会話。ああ、いい先輩なんだなあ。そして部屋が安い理由。わお、やっぱりお化けが出るのか。ほんと、出るの? 出ないの? 意味深な里美さんがおかしかったです。

  • 『まんがタイム』第35巻第3号(2015年3月号)

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