昨日の続きです。
『まんがタイムきららMAX』2025年6月号、『お嬢+ギャル!〜お嬢様、ギャル絵師と同人活動はじめます!〜』
るりりに請われて同人誌のイベントにやってきた蝶々です。詳しい風を装っていますが、蝶々にとってもはじめてのイベント? イベントどころか慣れない公共交通機関の利用で、到着時点ですでに疲れ果てているんですね。
そんな蝶々がオタバレを怖れて変装です。帽子に眼鏡、めちゃくちゃかわいい。
そしてここからがイベントの真骨頂。パンフレット購入しての入場。長い行列の果てにふたたび待機場所にて待たされる。懐かしい! そうだよ、大きめのイベントとなるとこんな感じでした。なんだか思い出してきましたよ。でも、手をあげるとかはやったことあったかなあ。
会場内でも楽しそうでなによりですよ。たった一コマ、セリフもないけど推しのカナンがいるならと、買い占める勢いで買っていく蝶々。あのテンションの上がりっぷり。すばらしいな。そうです、私はテンション上がってるオタク女子が好きなんです。テンション上がりすぎてちょっとおかしくなってるくらいが好み。ええ、蝶々、そしてるりりも、実に素敵なテンション感でした。
で、ここにもうひとり加わるというのですから素敵です。なんと委員長、オタバレ! しかもBLの者! すばらしい。ああ、本当にすばらしい。委員長のハイテンションもいつか必ず見せてくださいましね。
『てくてくっ!秘密リサーチ』
修学旅行も二日目。タクシーでまわるグループ行動なのですが、ひぐれたちともなれば一味も二味も違います。
タクシー運転士も驚く意外なチョイス。なんと、京都の近代建築を見てまわろうというのです! って、確かに修学旅行のコースじゃないな! でも実際、京都の近代建築は有名で人気。自分もいくつかの場所は覚えがありますよ。とはいえ、いきなりの京都府庁旧本館。ここは知らないんですよね。ネオ・ルネサンス様式の建物。近代化をはかった京都の歴史が、こうしていくつも残っているというのですね。
琵琶湖疎水で水路閣、となれば発電、日本初の電気鉄道というのも自然な流れ。平安神宮に古い電車が残されてるんですよね。他にも烏丸通に路電を飾ってるビルがあったりと、今なお懐かしまれているんですね。
旧日銀京都支店の建物は今は博物館になっていたりして、今も実際に触れられるようになっているのもまたよいところ。そうしたちょっと異色な修学旅行、こうしてひぐれたちに連れられるようにしていろいろ見てまわることができたのは、私にとっても楽しい経験となりました。
いやほんと、ちょっと違った視点からの街歩き。実に魅力的です。
『SAN値直葬!闇バイト』
輝くトラペソヘドロンに潜入したくてら。人間の手下を調達して暗黒ぬいを奪おうとしているのですが、よりにもよってダゴンを選ぶ!? しかも店長の防犯システムをクトゥルフの力でもって無効化し、さらにはかれんも無力化!? ああ、この妖しい店で妖しい客を迎え入れるには、かれんはあまりにも普通の人すぎた!
店長あるいはあかりがいないことには、くてらには対抗しきれまいぞ。このままかれんは、腸にからめとられたまま、生き血を絞りとられてしまうというのでしょうか!
かれんのピンチに現れたのが我らがあかり。元気で危険なおねーさんですよ。くてらが警戒する相手。即座に排除しようとするも、配下のショゴスでもって撃退。残念ながらくてらにはダゴンの暗黒ぬいを奪われてしまうのですが、強盗を働いた下っ端だけは確保。いや、死体なんですけどもさ。腸がこぼれた酷い姿で取り残されて、ああ、憐れなり。
でもこの子、店長の手によって蘇生させられるのですが、よかったね、命が助かって! と思いきや、これ、ゾンビなの!? この店で永遠に使役されるの!? いやあ、あのまま死なせてあげたほうが温情だったのではないか。ほんと、愚かな選択をした自分に非があるとはいえ、あまりにあまりの処遇でありました。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第6号(2025年6月号)
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