2020年3月15日日曜日

ダイソープチブロックシリーズ

ダイソーで売っているプチブロックシリーズ。これ、ちょっとすごいですよ。名前のとおり、小さなブロックがパック売りされてる商品なのですが、説明書のとおりに組み立てると犬とか猫とか恐竜とかができあがってしまうという優れものです。バリエーションも豊富で、猫のシリーズ、犬のシリーズ、動物、昆虫、新幹線に働く車、さらには恐竜にいたるまで、それぞれに何種類もがラインナップされているのだから素晴しい。そして当然のように1パック100円。大人ならこれで小一時間は暇を潰せるし、子供だったら二時間くらいは遊べそう。なんせ、昨今、出歩くのがはばかられる状況が続いているでしょう。学校も休みで子供が家にずっといるしで、相手にするのも面倒くさい。という時にきっと役立つ百均商品。けど、これ、100円と思ってたらそのクオリティに驚かされること請け合いです。

うちに出入りしている小さいのにわずらわされないようにと思って買ったのが最初でした。コーギーと三毛猫とそしてティラノサウルスを買いまして、それぞれ適当に渡したのですが、ばっちり楽しんでくれてその点はありがたいかぎり。

ただ、この商品、対象年齢が12歳以上となっていて、13歳はほうっておいても勝手に作って、途中、ここなんかズレとるよ? ってアドバイスしたら、勝手にバラして組みなおしてと大変順調。問題なのが9歳で、ああ、これ、12歳以上っていうのほんまだわ。到底ひとりで作れるものではなくて、手伝いながら作るんですが、ほぼつきっきりでないと不可能。沢山あるパーツをそれぞれ選り分けて、手順ごとに必要になるのをピックアップして、説明書のとおりに組む、それだけのことがこんなにもスムーズにいかんものなのかあ! 自分が9歳のときってどうだったろう。ともあれ、9歳は思った以上に子供で、本当にまいった。作ってる途中で疲れて集中失って、やる気もなくしてぐずぐずしてくるし、かくして当初の目標、小さいのにわずらわされないっていうの、不達成となりました。

沢山あるパーツ

このブロックシリーズ、後期品になるほどに進化してますよね。コーギーとか三毛猫とかは、ブロック組んで作る置物といった具合なんですが、恐竜は可動部分がもうけられているなど、ただ飾るだけでなく、動かして楽しいものになってるんですね。注目がボールジョイント。ティラノサウルスだとこれで下顎を動かせるようになっていて、昨日買ってきたプテラノドンだとこれで首を動かせる。さらに加えてプテラノドンは、ブロックの特性活用して羽を動かせるようになっていて、これで100円! これが100円かあ! 本当に感心するばかりなんです。

ボールジョイント他で可動!

最近、小学生あたりから大人気になってるというゲーム『Minecraft』っぽい見た目にできあがるのも、子供には嬉しかったりするんじゃないかななんて思っています。プラモデルとはまた違う面白さ。多様でありながらも個々のパーツは汎用品。けれどそれを組んでいけば、全然違うものができあがる。ブロックを組むことで意外なものができあがる面白さ。組み合わせの工夫の面白さ。四角いパーツをぐるぐる頭の中で動かして、図面の向こうを想像する。それはきっと脳にもいいよね。そしてゆくゆくは出来合いの設計図から抜け出して、試行錯誤と創意工夫の世界にまでいけたら素晴しいことだと思う。

けどまあ、今はそこまで欲張る必要ないですよね。まずは作って楽しい、飾って嬉しい、遊んで面白い。それでいいのだと思います。

ということで、できました。

ダイソープチブロックシリーズ

0 件のコメント: