2019年6月15日土曜日

hello, world

 買ってしまいました。『hello, world』、キズナアイのファーストアルバムです。キズナアイ、人気ですよね。本拠地YouTubeだけでなく、テレビに出たり、ライブやったりもしてるのかな? あちこちで幅広く活動していることが、とりわけバーチャルYouTuberの動向を追い掛けているわけでない私のような人間にも感知できるというのですから、その活躍の場、どれほどの広がりをもっているのか想像だにできません。さて、このたび彼女のアルバムに興味を持った理由、これ実に簡単で、先日アズールレーンとやってたコラボレーション、これでね、3週間かな? 延々キズナアイの歌聞かされてまして、すっかり耳に残ってしまったからなんですね。

BGMがですね、まんまキズナアイの歌だったんです。オープニングタイトルが『future base』。でも、タイトル画面はすぐ通り過ぎちゃうから、これはそんなに印象には残らないですよね。続いて母港が『over the reality』。これ、延々、ずっと流れてる。1番だけとかじゃないの。まるまるフルコーラス入ってる。妙に癖になるメロディー、歌詞、歌いまわしで、すっかり耳に沁みついてしまった。

そして最後に『melty world』。これが極めつけでしたね。最終ボス戦のBGMだったんですけど、まあ、ボスは基本瞬殺なのでちょっとしか聞けないんですけど、印象的でしてね、この歌、すぐ終わるけど実際にはどれくらいの長さなんだろう。確認しようと勝利画面開いたままにしてたら、これもばっちり1曲まるまる入ってた。

コミカルでキュート寄りな『over the reality』とは対照的に、意味深で若干ハードめの『melty world』。それこそ可愛さや普段のキャラクター性、がんがんに押し出してくるみたいな、それこそキャラソンみたいなのがくるのかと思ったら、もう全然違っていた。すごいな。そうか、これ、EDMっていうのか。エレクトロニック・ダンス・ミュージック。自分の普段あまり聞かないジャンルで、けれどその魅力はひしひしと伝わってきたよなあ。それはつまり、それだけキズナアイの楽曲が力を持ってるということなのだろう。伝える力、聞いた人間の心を揺さぶる力。

キズナアイコラボが終わる間際には、このBGMに慣れてしまっていて、もともとがどんな雰囲気だったのかよくわからなくなっていた。けど、もう少ししたらこの曲ともお別れか、聞けなくなってしまうのか。アプリの中身開いたら音声データ引っこ抜けたりしないかな? とか思ったけど、そんなことするんだったら素直に買えばいいよな。

そう思いながら、コラボ期間が過ぎて、次のイベントがはじまって、けれどどこかしらにキズナアイの音楽が残っていて、どうにも無視できなくなってしまったからアルバムを買ってしまった。買ってよかった。収録されている曲、どれもよかった。どれも耳に残る、個性違えつつ独自の魅力をたたえた曲。これは買いのアルバムです。

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