2016年6月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2016年7月号

『まんがタイムきらら』2016年7月号、発売されました。表紙は『三者三葉』、メインの3人に光、小芽も加わっての、はなやか表紙でありますよ。照さん、素敵な笑顔! 双葉も元気で魅力的。葉子様がちょっとあわてたみたいなのが面白いですよね。穏やかに微笑む光に、わたわたした感じの小芽、いつもどおり、平常運転って感じもありますね。この、昼休みにいつもの中庭に集まっていたところを写真に撮られました、そんな雰囲気ある表紙。いや、もしかして全員でジャンプしてる? ほのぼので、いい感じです。

三者三葉』、薗部のお店、秘密の花園に里見先生ご来店ですよ! って、先生、その白いの、ワンピース? あんまりにシンプルでびっくりですよ。さて、山Gが恐慌状態におちいってますよ。里見先生、誰かに似ている。それはいいんだけど、他人の空似、まったく無関係なふたりって話で決着したと思ってたから、まさかここにこう食い込ませてくるか! 本当に意外で驚かされて、そう思っていたら、葉子様のお嬢様発言に先生大混乱。めちゃくちゃ面白いな! そうだよ、普通に当たり前に使用人だメイドだって受け入れられていたこれまでがおかしかったんだ! そして薗部のウソ。あれもいかす。いけしゃあしゃあと、妹がお世話になっております。ほんと、葉子様、戸惑う先生を前に、なんとか誤魔化そうと頑張りあそばして、ああ、葉子様、世間の荒波にもまれて、常識もろもろ身につけなさったのだ。ああ、葉子様、素敵なレディにおなりあそばした。感動でございますよ。そして山G、薗部、正座で説教される。いいわ、これ。素晴しいわ。しびれるわ。先生いなくなってからの非常識会話、実に面白かったです。ところで、扉のあおりなんですが、アニメ見るのやめたら、薗部さんがきてくれるのですか? え、そんな、嬉しい……。でも、アニメ見るのやめるなんて……。ものすごいコンフリクトが発生してますよ。

スロウスタート』はたまてがえらいこと落ち込んでいて、あ、もう夏休み終わりなの? って、違うやん! まだはじまったばっかりやん! 一泊だけの合宿とかあるんですね。希望者オンリー。学習強化合宿。でも、それにきてるってことは、たまても希望したってこと? 散々、拷問だなんだ、強制っぽい雰囲気なんかもただよわせてますけど、希望よね? ほんと、たまてのこうしたノリに自信持ってつっこめない花名がおかしかったです。さて、海外に逃亡した冠ですよ。もう、めちゃくちゃ可愛いな。さて、今回のメインはたまてだと思ってたんですよ。それがまさか栄依子だとは予想外でした。風邪でリタイアした。そのリタイアするまでの状況、前日夜からの様子描かれて、って、下着だ! なんかひどく汗をかいたっていうんですけど、榎並先生から風邪だっていわれて、ちょっと弱気な夜。先生の服の袖を掴んだりね、それを先生ふりきらなかったりね、ええ、ほんと、なんだろうふたりのいい感じ。ええ、たまちゃんが踏み込まなかったらどんな展開があったのか!? 期待がとまらんですね!

チェリーブロッサム!』、扉の大倉山先輩、髪短くなさって、おお、この髪形も素敵ですなあ! 本編ですよ、新学期、新入生が園芸部に入りたい、そういってやってきたら、そこはなんと男の園! 男が男にそんな! 新入生いわく、ボーイズラ部! どんな部なんだ! いいぞ、もっとやれ! 大咲も髪を切ったんですね。前髪とかえらいこと短くなって、おおう、なんだろう、幼い感じが新鮮です。新入部員の眼鏡女子。大咲と一緒に一日園芸活動して、それでなんだかいい感じになって、と、そこに踏み込む怖い先輩! おー、ささのん、副部長、兄のまわりをうろつく女に厳しい! ほんと、不機嫌そうなささのん、実に可愛い。ともあれ、なんでかやたらモテる大咲と、そんな彼と先輩ふたりの学外の情景。これがよかったなあって。これまでをまとめました、そうした最終回に、いよいよ彼らの物語は終わったのだな、そう思わされたのでした。

『くのいちスイッチ』、ゲストです。忍びの村から修行のために都会にやってきたヒロインいろは。忍者丸出しの格好でうろついてるものだから、皆からは変な人扱いされるし、そしてもうひとりのヒロインつぐみからは、公共の場でコスプレは控えた方が……、注意されるっていうのがおかしかったです。いろは、くノ一見習いなんですね。この子、つぐみの家に住み込んでおにぎり屋で働くことになって、というんですが、この子がいろいろぐうたらで、つぐみが静かに怒ったりね、あの履歴書をゴミ箱に持っていくのは、その怒りのほどがよく伝わっていい感じでした。やたら肝の太いお母さん、冬美さん。見た目は怖いが中身は乙女のお父さん、浩二。つぐみの両親が地味にキャラクター強くて、いろは、負けそうですよ!

『いこまい!』、ゲストです。いこまいってことは、愛知県? って思ってたら、ああ、岐阜なんですね。東京から岐阜へとやってきたまい。なつかしいにおいがする。ここが私の一番だ!! ああ、岐阜から東京へといった5年前。岐阜のよさを語っても、全然聞いてもらえなかった。岐阜の言葉がおかしいっていわれた。そんな彼女の我慢してきたものが、岐阜に戻って、一気に溢れた。そんな情景描かれて、子供のころに皆で遊んだひみつきち。そこで再会するかつての友人たち。5年の時間は、ひみつきちに集まって遊ぶ、そんな子供時代から皆を卒業させてしまっていたのだけど、かつての宙ぶらりんのままに置いてきぼりにされてきたまいの気持ち、それを今皆でふたたびひみつきちで繋いでいきましょう。そうした展開。あの、ツンツンしてるありさが、ならしゃあないなあ、と相好を崩す。あ、いい友人だ。そう思わされた瞬間でしたよ。ほんと、残るふたりも可愛くて、この子らがひみつきちでなにを見て、なにを取り戻して、あるいはなにを見つけていくのか、ちょっと楽しみですね。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第7号(2016年7月号)

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