2016年6月13日月曜日

『まんがタイムジャンボ』2016年7月号

『まんがタイムジャンボ』2016年7月号、一昨日の続きです。

『ヒゲとセーラー』、修学旅行で京都にきました。それで女子が朝からボロボロっていうのがねよくって、ああ、夜に恋バナだなんだで、ネタもないのに、いや栗栖くんはあるのか、ともあれ、わいわいやってたら寝不足、寝坊で、支度どころではなかったっていうんですね。でも、ぼさ髪、可愛いよねえ。よく知らない朱印帳のこと、先生がここからはじめればいいんじゃない? って、ああ、いい先生ではないですか。自分もかくありたい。京都市バスが登場ですね。番号によって行き先が全然違うんだ! って、え? 京都以外でもそうじゃないの? ともあれ、京都の市バスがややこしいのは事実で、ほんとわけわからない。同じ名前の停留所がいくつもあったりしますしね……。紅葉の季節なんですね。紅葉をきっかけに、父母とのこと思い出す初。ああ、市井くん、いいじゃないか。ええ、この修学旅行、皆の距離、少しずつ縮めて、そしていい思い出をたくさん残してくれたみたいですね。

『江戸の蔦屋さん』、江戸三美人だそうですよ。妹お歌から聞かされて、さっそく見にいく歌麿。これ、当時の風潮、はやりなんかを取り上げて、かと思ったら、気軽に会いに行けて手が届きそうってトコがミソだな、今の風潮も重ねた風でもありまして、ああ、いい感じに江戸の昔を身近に感じさせる、そんな工夫がとてもよいです。さて肝心の三美人、どこもかしこも大行列で、会えるなんてちょっと無理。遠くにちらりと眺めるのが関の山で、すっかり不貞腐れてしまった歌麿。そんな彼を奮起させる蔦重の一言、ナイスでしたよ。歌麿のやる気を出させ、かつ絵を描かせることで自分の利益も確保する。なかなかさすがにしたたかであります。

『シコふんじゃえば?』、面白いですよ。舞が彼氏が欲しいとかいってます。ターゲットはもちろん力士で、どうしたらいいか。国技館でバイトする。いろいろ画策しましてね、こうした舞の恋愛事情をコミカルに描きながら、国技館での仕事事情、呼出の存在などを語っていく、その見せ方、読ませ方は実によかったです。面白くてためになる。結局、舞の国技館でバイト計画、年齢がひっかかっちゃって頓挫するんですけど、それでも諦めない舞の情熱に、いつか相撲部屋の娘だってバレちゃう! あせる杏子。もう基本なんですけど、面白いですよね。そして舞、相撲部屋近くの和菓子屋でのバイトを決めてきて、身長146cm! カウンターから顔が見えない! めちゃくちゃ面白いです。そして特別編は杏子の父、母のなれそめですよ。そうか、母は国技館でバイトしてる時に見初められたのかあ。最初は全然芽が出なくって、でもお父さん一念を通したんですね。って、車に轢かれそうなところを助けた! って、大怪我じゃん! しかし、ここでちっとも恨みごとなんていわない、笑顔で幸せですよって、ほんと、お父さん、かっこいい! 娘も見直す、そんな逸話でした。

『大漁ガールズ』、なんと、栄子さん、高校生なのか。ハルキ曰く、中1くらいかと思ってたよ!! ええと、私は、小学生かと思ってた……。そうか、今年から高校生。今回はブラックバスの話。ハルキはバス釣りには興味がない、とかいってますけど、どうにもそんな風には見えなくって、ほんと、水音に魚の存在感じてそわそわ、うずうず。そんな彼女がバス釣りに興味がないなんていうの、雪子なる女性の存在あってなのですか。なるほど、釣果で負けてる。東雪子、バスアングラーなのか。60ジャストの記録を持っていて、ハルキは40。負けてる。それがくやしいんだ。ここでハルキが一計案じて、面白い、栄子をぶつけようっていうんだ! 自分でなんとかするんじゃないんだ! こういうところがハルキって人なんですね。ともあれ、栄子、全然興味なさそうですけど、釣りにひきこまれるのか、そして釣果をあげるのか、ちょっとわくわくしますよね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第22巻第7号(2016年7月号)

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