今日は休みます。
2019年8月15日木曜日
2019年8月14日水曜日
『まんがタイムきらら』2019年9月号
『まんがタイムきらら』2019年9月号、昨日の続きです。
『佐藤さんはPJK』。のびのびとしたいい誌面だなあ。今回の舞台は海。先に着いているであろうPJK佐藤とめい、どこにいるんだろう、千春たちが探すその追体験を「佐藤さんをSGS!!」なる企画コマにて読者もできるというのね、面白いわあ。さらになにが面白いって、PJK佐藤、いるといえばいるけど、画面には見えてへんやん! あのサメか! サメで登場か! しかもパレオならぬ鎖かたびら。重さで沈まないの!? いや、PJKだから大丈夫なのか。でもって、めい。SGSコマで変なのいるなって思ってた、それがめい。さすがだ。ほんと、流石でした。今回、皆でビーチバレー。いきなり尻目掛けてボール打ち込まれてるめいが最高でした。ここからの描写ね、変形4コマでもって、動きあり、迫力あり、そしてヴィジュアル的にも魅力を増して、ああ、いい、とてもよかったです。そうそう、最後のね、負けた千春とめいの苦悩、それ、ふたりにかかる負担、ちゃんと軽減されるの、あれ、なによりでした。後味悪くならないようにしてくれている。いい漫画です。
『城下町のダンデライオン』。アンジェリカ編、エピローグでした。父との約束を果たさんとするアンジェリカ。再度日本への留学を決めて、しかしアンジェの記憶にはもう茜は存在していないというのですね。父を助けるための対価、それが茜との記憶だった。彼女にとって重みのある、大切な大切な茜との記憶。それが失われて、また最初から積み上げることとなるのでしょうか。自分のことを忘れてしまっているアンジェを受け入れ、何度でも友達になるという茜の思い。温かみあって素晴しく、それだけに失われたものの大きさ、寂しくも思うのですね。と思ったら、まさかあのラスト。目に涙をこぼさんばかりに湛えたアンジェと茜のあらためての再会。おかえりの言葉。ああ、いいしめくくりではありませんか。これは、ちょっとした奇跡なのかも知れませんね。
My Private D☆V、『マギアレコード』の富士フジノです。D☆Vポイントは、ボーイッシュな子の『女のコ』な顔+セーラー服!! なのだそうですよ。イラストは、セーラー服の女の子、ショートカットで、快活そうな、そんな子が、ちょっと顔を赤らめまして、手でもって表情隠そうともしてるのかな。なるほど、これが『女のコ』な顔、であるわけですね。ふと見せる本心とでもいうのか、普段隠されているソレが垣間見えてドッキリ、そんな仕掛け、効果もあるのでしょうね。こういう爽やか系の女子、ハンサムガール? 好きですよ。
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2019年8月13日火曜日
『まんがタイムきらら』2019年9月号
『まんがタイムきらら』2019年9月号、昨日の続きです。
『一畳間まんきつ暮らし!』。グアム旅行編ですよ。宮殿みたいな別荘に招かれたと思ったら、なんとこれ漫画喫茶なのか。一畳間なんてサイズじゃないよなあ。しかしこれ営業してるの? と思ったら、なるほど収納庫、書庫ですか。皆で黙々と漫画を読む図。ここからどうやって下の水着シーンに!? と思ったら、素直につっこみ入ってました。水着も、プライベートビーチだからと、けっこう際どい系? 見せ場をどかんと大きく見せるの、D☆Vを売りにするきららならではといっていいものか、よいアプローチでした。その後の、グアムにてオタク趣味満喫する皆の様子描きつつ、芽衣子の悩み、芽衣子の迷い、それが皆に受け入れられることでやわらいでいくプロセス、丁寧に取り上げて、ああ、グアム行、いきなりの展開だったけれど、いきなりだっただけにこうした普段とは違う様子、表情、気持ちなんかも素直に出せたのかも知れませんね。皆それぞれのマグカップ。いい話でした。
『初春が咲く』。姉の卒業、そして旅立ち。ナーバスになっている柚子、そして父の様子がしんみりとさせて、柚子なんかはねあんまり気持ちを感情をあらわにしていないというのに、こんなにも伝わる。とてもよかったですよ。しかし、ダンボールに入ってる柚子、さらにそれにつきあう姉、絵面的にも面白かったなあ。この、つきあってくれるというのがいいですよね。言葉にせずとも、ただ同じようにして、ただ隣りにいてくれる、それだけで気持ちのそっと落ち着いたり、安心したり、わかりあえたり、そういうこともあるよねって、そんな気分にさせられたのでした。そして最後の柚子ですよ。ああ、気持ち、切り替えていきましたね。最後のページ、あの写真、しんみりとさせられつつも、気持ちのいい笑顔。ああ、ここにも心情、溢れていますね。
『みゃーこせんせぇ』。最終回でした、はいいのだけど、また無茶な展開ですよ。時は令和百年、って、えらい長く続いたもんだなおい、夢オチ受け入れる準備はできたぞおい、そう思って身構えてたら、違うんか、不老不死の確立された世界なのか。でもってそれが美夜子の仕業。いやもう、とんでもないことになった。怪我も病も怖くない、不老不死どころか若返りだってある、それこそ夢のような時代の到来。あの時、学校で、保健室で一緒に過ごした皆も、あの時のまま再び集まって、この代わり映えのしない、けれど社会も時代も前提も、根本から引っくり返る勢いで全然違っているという最終回。人を食ってる、みたいにいってもいいのかな? でもこの感触こそがこの漫画のらしさとも思えるんですね。ええ、見事に完走してくれた、そんな風にも思えてくるくらいでしたよ。
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2019年8月12日月曜日
『まんがタイムきらら』2019年9月号
『まんがタイムきらら』2019年9月号、一昨日の続きです。
『トールさんの通り道』。めちゃくちゃ面白い。そして、日本ではわりと下級扱い、最弱扱いされがちなスライム系モンスターがやたらめったら強くって、いやもうこのゾッとさせられる感覚。すさまじかった。だって、あのモンスターが跋扈する森に暮らす経験豊富にしてしたたかそのもののトールさんがですよ、油断した一瞬、自分の姿を模した異形に、すぐそば、手の届く距離にまで踏み込まれていて、なすすべもなく食われるっていうんだから、もうおそろしい。これ、相手が知性を持ってたから交渉でもってなんとかなったものの、状況次第では全滅エンドだった……。この一歩間違えば大惨事といった状況からの思いがけない打開、見どころいっぱい、大満足のエピソードでした。
『下を向いて歩こう』。前回仲間(?)に加わったすさみん。さっそく本格的に行動ですよ。臨海浦とやらにいきますよ。自分の提案にすさみんが見事な理解を示してくれるもんだから、硝子、嬉し涙に泣きくれる。臨海浦はちょっと遠いから、うちのレンタサイクルを出すという硝子、母に友達と出かけること電話で伝えたら、今度は母が涙ですよ。どんだけなのか。どんだけ硝子、友達がおらんかったんか。自転車を借りにいったら、もういたれりつくせりのサービスに、いつまでも見送る母の姿。本当に面白かった。今回はいろんな石を拾います。けどこの浜でメインとなるエピソードは次回なのかな? でもって、いずれすさみんの家、串本にいきそうな布石うってますね。いつか憧れの浜、オゴクダにてテンションあげる硝子、見てみたいものです。
『夢見るルネサンス』。扉で桃花がかかえてるツチノコぬいぐるみ、可愛いなあとか思ってたら、本編に出てきた自室はツチノコ枕に、モスマン、チュパカブラぬいぐるみとマニアックなものに溢れていて、さすがですよ桃花さん。リーチャとひよりが一緒にサンドイッチ作って、今日はピクニックですよ。桃花がリーチャのサンドイッチを気にいって、ずっともぐもぐしてるのが可愛いやら面白いやら。今回は、桃花がレンと仲を深めて、UMAが好きな桃花の、好きを貫く覚悟みたいのが語られたりね、キュンプリが好きなレンの背も押したりといったところ描かれて、ああ、桃花とレンの関係、それが知人から友人になる、好きを貫く同志になるステップだ。なかなか距離を縮められなかったふたり、それがこうして打ち解ける、その様子、とてもよかったです。
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2019年8月11日日曜日
ガダルカナル、信濃のドキュメンタリーが充実していたので今日は休みです
ガダルカナル、信濃のドキュメンタリーが充実していたので今日は休みです。
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2019年8月10日土曜日
『まんがタイムきらら』2019年9月号
『まんがタイムきらら』2019年9月号、昨日の続きです。
今月は新規ゲストが1本あります。昨日、とりあげるの忘れてました。
『ゆえに、アイドル革命』。地道にデパート? 屋上でライブ活動を続ける駆け出しアイドル3人組、CHU♥IN GAM。しかしあまりに売れないため、プロデューサーともに異動が申し渡される。しかし異動って? アイドル部門以外もある、大きなプロダクションなのかな? と思っていたら、まさかの異世界。って、島流しとどう違うん!? ともあれ、かくして異世界に旅立てば、そこは人里離れた山の中。眼下に城壁に守られた都市を見下ろして、そしてそこに現れたモンスター、まさかそれがプロデューサーだというのですね。モンスターのいる世界。また魔法を使う少女も現れて、いよいよ穏かじゃない状況に追い込まれていく。この子たち、この世界にてファン100万人を達成しないことには元の世界に戻れないそうなんですが、テレビやラジオに類するメディアはあるのかな? あの都市が100万都市ならともかく、そうでないなら一生無理じゃない? なんて思わされた第1回。いわゆる異世界ものみたく、彼女らにチート能力みたいなのがあるのかな? ないと、ほんと、帰れないよね。
『星屑テレパス』。海果、さらに友達増えましたね。以前から話しかけてくれていた宝木遥乃。けれど海果はちゃんと返事ができなくて、それを結構苦に思っていた。変わりたい気持ち、ユウの助けになりたい気持ち、でもそれができない海果の苦悩。わかると思うところあり、どんどん落ち込んでいく彼女の気持ちに、頑張って、なんとか盛り返してと、応援したく思うところもあり、だからこそでしょうね、言葉にならない説明で、必死にユウのことかばおうとする姿、これに心揺れ動かされるんですね。この海果の頑張りがきっかけになって遥乃が友達になるの。ああ、遥乃もちょっと変わった子だ! すごく感動屋、表現がとにかく詩的で、大げさで、キラキラと、うっとりと、夢を思いを語るその姿、なんとまあ魅力的! そんな子が、海果と、ユウと手をとりあって、もうね、素敵な出会い、素敵な情景でした。なんかね、前向きになれる、明るくなれる、そんなエネルギーがありますよね。
『スロウスタート』。なんだこの扉絵! ともあれ、ある朝、クラスに現れた美少女。皆が誰? とかいってるんだけど、たまてやん! 可愛く、そして愛らしい、我らがたまてやん! 髪をおろすと誰だかわからんレベルで印象変わる、みたいな話。そのあまりの変わりように栄依子までもが、解せんと感想を漏らす。しかし、今回の美少女たまて。髪形のバリエーションもあって、よかったなあ。いつもと違う髪形で生徒会に出向いたら、創から知らない人扱いされて、あの創が脳内で可能性を消していくくだり、面白かったなあ。創のいうこと、わかるんですよ。自分もちょっとのことで誰かわからなくなったりするからさあ。でも、この言い分がね綴を怒らせちゃうの。あの怒ってる綴、可愛いんだけど、創にとってはそれどころじゃなかったよなあ。ラストの、皆が同じ髪形、眼鏡で創を待ち構えてるところ、これがもう最高だった。でもって、知らぬところで評価があがる万年大会。思わぬ登場、これがまた面白かったんですね。
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2019年8月9日金曜日
『まんがタイムきらら』2019年9月号
『まんがタイムきらら』2019年9月号、発売されました。表紙は『けいおん!Shuffle』。ヒロイン3人、水着姿で揃い踏みですよ。中央に紫、左右を楓と真帆がかためまして、水鉄砲をかっこよく構えている。それぞれにかっこよく? ポーズをきめてね、いや、ほんと、可愛らしい表紙だと思います。しかし、紫、楓がそうなのはなんかわかるけど、真帆がノリノリなの、なんか面白いなあ。皆、眉尻をキリリとあげて、ちょっと凛々しい。それがまた素敵なんですね。
『けいおん!Shuffle』。試験結果が発表されて、紫、真帆からめちゃくちゃ熱視線受けてるのがいいよなあ。成績いいのにバカっぽく見られること気にしてる紫。でも、うどん落としたりコップひっくりかえしたり、そうしたおっちょこちょい、優等生の一般的イメージとはギャップあるよね。それゆえにいいともいえる。紫、最高ですよ! さて、今回は真帆がメインでしたか。眉間にしわをよせてしまう系女子。それが真帆。なにごとも思い詰めちゃうんだねえ。花梨がね、思い詰めの迷宮から真帆をうまく引っ張り出して、そのマイペースさ? でもって真帆を和らがせてというの、ああ、ここにまた時間をかけて理解してきた、そんな関係なんてものが見えたんですね。いいじゃないですか。和らいで、それで一山超えて。真帆のペース、真帆のスタイルなんてのも見えてきましたね。
『むすんで、つないで。』。ああ、よかった。花ノ子のご両親、行方不明だった娘が無事帰ってきて、そりゃもう嬉しかったろう。なぜか5年の月日を飛び越してしまっていた、そんな不思議はあれど、娘の無事に比べれば小事だよなあ。ほんとよかった。ご両親、よかったなあ。そしてつなぐも。まだまだ混乱している花ノ子ではあるけど、だんだんに日常に復帰していくことになるのだろう。学校にもまた通えることになって、あれ? そうしたらどっちに通うの? 戸籍上の年齢で高校? それとも失踪時点の年齢で小学校? ああ、小学校なんだ。でもって妹の白百合と同級生になるのか。この妹もまた個性的で、なに考えてるかようわからんというか、でも、ちゃんと花ノ子のことフォローしてくれるみたい。この子もこの子で利発系なのかもなあ。そして最後に登場した、同じく神隠しにあったという女の子。薗部苺。え? 薗部? なんか素敵な響きよ、薗部。ともあれ、この子がどう関わってくるのか。そしてつなぐと花ノ子の結びつき、それは今後描かれるのか。関係があっちにこっちに広がると、ちょっと収拾つかなくなりそうだもんなあ。つなぐ、好きなんで、この子もいっぱい出てきてくれると嬉しいんだけど、まずは薗部、いや、苺ですね。この子、なんか可憐だなあ。
『海色マーチ』。ああ、よかった。いや、ほんとですよ。海の事故なんてまっぴらですよ? 珊瑚とわかれてひとり海に出たあまねですよ。基本、ものごとを舐めてるよね? 今回も、危ないからと珊瑚に禁止されてること、よりによってひとりの時に、いや、ひとりだからこそか、やらかしちゃって、しかも注意力散漫で、一歩間違えたら海の藻屑になるところだった。これ助かったのは神さまのおかげ? いや、事前に離岸流の存在とその対処法を教えてくれていた珊瑚のおかげか。ほんと、結果オーライだけど、帰ってこられてよかった。この危なかった経験、一歩間違えたらマジ死んでた経験を経て、あまね、もうちょっとだけでも思慮を深めてくれるとよいなあと思う。ほんと、海の事故とかまっぴらなんで。安全確保して楽しく海遊び、あまねさんにはそんな女の子になっていただきたいところ。うん、あまねの成長うながす機会になってくれたら嬉しいです。
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2019年8月8日木曜日
『まんがタイム』2019年9月号
『まんがタイム』2019年9月号、昨日の続きです。
『テレパス皆葉と読めない彼女』。皆葉が女子生徒から弁当を作ってもらっている! それで妹たち、兄貴がESPの実験台として狙われてるんだ、ってすごい発想だな。この妹たちの矢ケ崎へのコンタクト。こっそり物陰から観察して、そうしたら見失ったり熱中症寸前になってしまったり。そこに矢ケ崎から接近してくるの、あの向こうからきちゃった! という焦りや圧迫感と、その後の助けられて疑ってた気持ちもすっかり晴れる描写、たいへんよかったと思います。妹ふたり、矢ケ崎のこと気にいりましたね。そして矢ケ崎も助けたふたりが皆葉の妹と知って、ああ、あの納得して、ちょっと理解してという感じ。これもまたよかったですね。
『良倉先生の承認欲求』。ほんと面白い。今回はまさかの恋愛相談ですよ。古岩部長が星畑のこと好きなんじゃないかって良倉に相談してきて、しかし良倉、軽く認めちゃうんですね。このあたり、ちゃんとした大人なんだなあって感じる。古岩のこと、よーく見て、その気持ちの動きもしっかり受け止めた上で、好きと折り合いがついたならその気持ちを尊重した方がいいと、わりと強めに後押ししていくの、すごいなって思いました。自分の後悔? もう取り戻せない青春の輝き? それをもって嫉妬で古岩の足を引こうっていうのじゃなく、むしろ若い人の可能性を受け止めて見守って、導こうとする姿、ああ、立派じゃない! それに加えて、良倉のSNSでのふるまい。貪欲に承認を求めていく理由、この人がなにに満たされていないのかも見える良エピソードでしたね。
『抜けだせ!ぼっち!』。面白い。学童保育のボランティアをすることになった八重樫明子。子供たちからはガッシーって呼ばれてるんだ。そんな明子の子供たちから学ぶいろいろ。遊びにまざりたくてもどうしたらいいかわからない子の気持ちに共感。そこからのサポートは上級生のゆうりがうまいことやってくれて、なるほど、そっとうながして、自分からアクションおこさせるんだ。この一件で、ゆうりが明子から師匠認定されるのがおかしい。さらに明子の大学でのアクション。これうまくいくかな? そう思わせて、ああー、駄目だったかあ。そんな明子のゆうり師匠へのヘルプ。これ、ほんとに面白かった。これ、師匠にも重荷じゃない!? でもなんか、明子とゆうりの距離、いい感じに縮まった、そんな感じしますよね。
『午前0時のおねだりごはん』。米沢、結構厳しい先輩なんだ! と思ったら、失敗した後輩には内緒で、しっかり失敗のフォローすべく奔走していた。この一部始終を知った牛喰。米沢の願掛けのおねだりを受けて、なるほど、隠れてフォローするその行動を受けて、隠し味をテーマに夜食を作るっていうわけですか。仕事の情景を描いたうえで、そこにからめて食のテーマが設定される。無関係に仕事、夜食となるんじゃなくて、そこに繋がる一味があることで、立体感出てきますよね。食事しながらの牛喰と米沢の会話も気が利いてて魅力的でした。ところで、米沢からのお返しさせて発言。これはなにかさらなる動きが? 牛喰、大変に喜ばされることになったりしちゃう!? 実に気になる、そんな引きでしたよ。
- 『まんがタイム』第39巻第9号(2019年9月号)
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2019年8月7日水曜日
『まんがタイム』2019年9月号
『まんがタイム』2019年9月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。虫取りに興じる代理だけど、頬をクワガタにがっちり挟まれて、ああ、痛そうだあ。しかし代理、少年みたいな出で立ちですね。『花丸町の花むすび』、花子も虫取りですよ。捕虫網に虫カゴ持って、まあ、ほんと見事に元気はつらつで、この人も少年みたいな出で立ち。この人はこういうの似合うよなあ。『レーカン!』天海さんも虫、ではあるんですが、幽霊? 鬼火? の蝶がひらひらと舞っている。天海さんが笑顔見せてるから悪いものではないのだろうなあ。こういうのもまた夏らしい風物でありますね。
『茨城ってどこにあるんですか?』。今回は多恵の家に鈴子が訪れて、しかしこれ、予定された訪問とかじゃないのか。常磐線が止まった。そうなるともう東京には戻れないっていうの、あらまあ、複数の経路がないとこういう時、困るよね。復旧まで3時間と聞いてショック受ける鈴子の表情、その気持ちよくわかりますよ。鉄道止まった! ってなると、どうしよう、どうやって帰ろう、めちゃくちゃ焦りますもん。しかしこのトラブルが多恵の家、高橋家への訪問を実現させて、そこでの会話、おだやかに進むの、それがまたよかったです。森戸、いいよね。君、どんだけ多恵のこと好きなのか。そして多恵の母、登場! 多恵の東京への憧れは母への憧れなのか! そして東京への怖れも母の影響受けてるのか。そうした多恵のバックグラウンドが見えたところ面白く、そして多恵の母のオフモードが素晴しい! そしてここから鈴子、高橋家宿泊ですよ。今回、いつもより慌てたり焦ったりの鈴子、いろんな表情が見えたのもなかなかによかった。常磐線動いてます!? のくだり、かなり可愛かったです。
『瀬戸際女優!白石さん』。母とあって話をしている白石。似てないようで似ているふたり。これ、昼から酒? 朝から酒? の母の行動、白石はこういうのを見て自身を戒めてきたりしたんだろうなあ。なので、いろいろ違ってきている。でも心情とか人情、そういうところは似ているということ、少ないページ、少ないコマで一気に見せるの、効果的でした。そして母が倒れたとの一報。ああ、冒頭の対話はここに繋がるものだったのか。母のことはマネージャーに任せて、仕事を優先した白石。けれど内心、かなり迷っていた、心配していた、それがしっかり読み取れて、真島監督のはげましなのかなんなのかわからないくだりも、面白み添えながら白石の内心を垣間見せてくれるよい描写でした。そしてラスト。仕事を優先したことを母から褒めてもらえた白石だけど、全然そうじゃないっていう本音を押し出してきた、ああ、これはいい。すごくいい。ええ、この一コマで白石がどういう人であるのか、よりはっきりと見えた。いいエピソードでした。
『ハニトラなんか怖くない!』。綾小路、女子社員から大人気か! いや、以前から評価されてましたよね。さりげなく親切で、さりげなく距離をとったり視線をはずしたりしてくれる、そんな紳士な綾小路の振る舞い。見た目にも優しそうだし、根がよさそうだし、そんなやつがセクハラぎりぎりを攻めてくるようなやつから必死に守ってくれたんでしょう。そりゃ人気でるわ。でも、そのせいで山田さん、気が気でない? かなり警戒モード。しかしそれにしても、綾小路が紳士的(に見える)からって、着替え中の女子社員がいる更衣室に引き込もうっていうのはまずいよ! ここは山田さん、ナイスサポートでした。今回、ちょっと強引な女子社員たちと、彼女らから綾小路を引き離そうとする山田さんの攻防、それが面白かったり頼もしかったりで、そしてここに再び本社の佐藤さん! 山田さんを狙うとかいっちゃって、それをね、本当は誤解なんだけどね、山田さんはぜったいに譲らないって、綾小路のその言葉、山田さんにクリーンヒットじゃないの! 素晴しかった。そうか、やっぱり山田さんは綾小路のことを好きなのだね? 素直にそう思ってもいいんだね? そしてさらに綾小路にふりかかる受難、女難? 取引先の手強そうな女性の登場予告ですよ。ここでも山田さん、活躍するのかな。あるいは綾小路の勘違いが功を奏すのかな。もう、ほんと、楽しみにさせられっぱなしです。
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2019年8月6日火曜日
『まんがタウン』2019年9月号
『まんがタウン』2019年9月号、昨日の続きです。
『3人よればっ!』。丁寧な展開、筆致で、この漫画、実にいいですよ。浴室掃除の当番、一緒に掃除していたのだけど、まさかそこで喧嘩が勃発、それぞれの性格の違い。気になるところがあっても直接指摘できるほどにまだ打ち解けておらず、かといって後で掃除をやりなおしたら嫌味みたいに受け取られて、そのすれ違いよ。サナとチカの仲違い。ミオ、とりあえずその場を収めはしたのだけど、それがふたりの謝るチャンスを潰してしまった!? このコミュニケーショの難しさな。サナもチカも失敗したって思ってる、仲直りしたいって思ってる。その仲直り、ミオがしっかりとりもったのね、怪我の巧妙なんだけどさ、これ、ほんとうまい展開、いい流れだと思いました。あの、ピンチがチャンスに!? っていうの、ほんと、どうとりなしたらいいかと思い悩んでたモヤモヤ、一気に吹き飛んだもんね。素晴しかったです。
『レトロゲーとかマジウケる!』。よしおじ、美咲と運命でつながってる!? 旅行? に出たら、そこで美咲たちと遭遇。修学旅行だっていうんだけど、狙ってなくてこれなら、ほんと運命だね。といっても、姪だからなんてこともないんだけど、とか思ってたら、美咲のこと好きっぽい男子がきた! 犬飼ケンゾー。こいつ、いつも美咲がよしおじのとこにいくもんだから遊べないっていって、逆恨み? いやシンプルに焼き餅だな。このギャル男? 最初どうなるの? とか思ったけど、ゲームで対決して、なんだかんだで楽しくなってるっぽいっていうの、面白かった。うん、これ運命だな。よしおじ、ケンゾーと運命で結ばれたんだよ。今後はケンゾーもよしおじに絡んできそうですね。どんな絡みかたしてくるのか、ちょっと楽しみですね。
『平日休みの堀出さん』。妻と夫、同じ日に休みがとれたらアグレッシブに遊びまくるのがならい、というんだけど、今回のテーマはショッピングモール。ほー、普通に買い物かあ、とか思ったら全然そうじゃないのがものすごい。というか、目的と手段が見事に入れ替わってるよね。一日かけてショッピングモールを目指すというの、その行程こそが目的になって、ショッピングモールは通過点みたいになってるやん。途中で目的変更、ショッピングモールめぐりになるのもおかしくて、あんまり普通の客と視点が違いすぎるから他店の視察と勘違いされたり、で、なに、入ってる店舗でビンゴやってるの! よくそんなの思いつくなあ! このなんでもない日常の風景の代表格とでもいえそうなショッピングモールでも、こんなに特別なイベントにしてしまうふたりの発想は鮮かで、そして日常のような非日常のような、特別なことをあえてしない楽しさとかね、やっぱりなんか違うんですね。なんだろう、異化ってやつなんだと思う。普通が普通でなくなって、けどそれがまた普通を際立たせてという視点の切り替わる面白さ。ああ、これもまたひとつのインスタレーションでありますね。
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2019年8月5日月曜日
『まんがタウン』2019年9月号
『まんがタウン』2019年9月号、発売されました。表紙は『鎌倉ものがたり』。われら鎌倉オールスター! だそうですが、なにか、なにかあったっけ!? と思ったら、ああ、35周年。すごいですね。それだけ続いてきたというところに、読者からの支持の厚さ、感じさせますね。そして他には『恋するヤンキーガール』最終回の告知カットもあって、イラストは先月号の流用ですが、花束を抱いて涙ぐむ笑顔のアヤメですよ。最終回のカットに相応しいものあります。
『あいたま』。監視カメラに写った見知らぬ女の子。場所は夜の教室。しかし問題になってるのが、そのカメラ、あいの私物ってことで、もうほんと、この子、危険人物扱い。もうやめると誓ったはずの盗撮、いやこれは盗撮じゃないんだ、防犯なんだといいはる犯人。ほんと、君、ヒロインとちがうのか。一番言動がぶっとんでて危ないのがあいというのはもう間違いないんだけど、最近はそこにバニラが加わって、ツンデレなのか、いやけど結構ちょろいよね。幽霊の正体見ようと学校に泊まり込むというイベント。うち数名があいの挙動を監視する目的で参加するとか、この友情と疑心のいりまじる様よ! そしてバニラですよ。ひよこがからむとほんとちょろい。即堕ち、ニヤけ、そしてふところひよこ。どんだけ可愛さ押し出してくるのか。メインヒロインの座、バニラの方向に傾いてやいませんか。
『新婚のいろはさん』。始が欲するふつうの鍋。ありふれたのがいいという。世話になってた春江おばさんの鍋は変わり鍋や海外風が多かった、というんだけど、結構本格派っぽいな。それだけに、シンプル? ふつう? に憧れるというの、人の望みというのはなかなかに難しいものです。土鍋から買う。普通のを、といって探していたのに、クマ土鍋に決着したの、これは面白いな。しかも鼻から湯気が出るのか。絵的にも面白いな。始といろは、ふたり一緒に買い物しながら、具材を決めていく。ふつうの鍋とひとくちにいっても、選択肢はその都度多岐にわたって、度々のいろはからの問い掛けにうろたえる始がいいですね。今回、ふつうの鍋を食べるという、そんなシンプルな話でありながら、ふつうとはなにか問い掛けながら、そこに始、いろは、これまでにないコミュニケーションの深さが描かれた、そんな話だったと思います。そしてラストにさらなる選択肢。ちょっといろはがいたずらっぽい表情してるよ!? 楽しんでますね。ええ、楽しんでますよ。
『恋するヤンキーガール』。最終回です。窓辺にてたそがれるナギ。斉木との会話に気になるワードが!? と思ったら、ああ、アヤメちゃんたちはちゃんと合格してたのか! というか、ずいぶんイメージ変わったな。アヤメちゃん、リボンなんかして、可愛い方面にシフトしてますよ。あんずはストレートパーマですね。以前からいってたもんなあ。なので、このイメチェンは規定路線でしょう。ナデシコもマスクをはずして髪切って、ああ、なんだよ、めちゃくちゃ可愛いじゃないか。と、ここで斉木の話の意味がわかる。ユズキが落ちてたのか! 他校から遠征してきて、大声でぼたんへの愛を叫ぶのか。すごいなユズキ。無茶しすぎやで。さて、出会いと別れを思いながら、どんどんナギへの嫉妬をふくらませていくアヤメですよ。けどそこでのナギの対応ね、これまで乗り越えてきた分があるからか、余裕あって、ほんと、アヤメの不安もしっかり受け止めて、ああ、これが包容力か。ねえ、アヤメちゃん、なんも心配することないのにね。ストレートに愛を語られたら照れてしまうアヤメ、そんなところは変わってない。相変わらずな様子に安心させられたり、微笑ましく思えたり、そんな最終回でしたよ。
- 『まんがタウン』第20巻第9号(2019年9月号)
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2019年8月4日日曜日
『まんがタイムきららキャラット』2019年9月号
『まんがタイムきららキャラット』2019年9月号、先日の続きです。
『RPG不動産』。ファー、寝惚けてドラゴン化している説。だんだんに状況証拠が揃ってきて、琴音、気が気でないですね。ファーはのんきなもので、思い悩むのは琴音ただひとり。しばらくは、このファーの疑惑が展開の中心になっていきそうですね。今回のお客さん、凄腕の占い師さんも、物件探しの面白さは担保しつつも、やはりファーの件に関係してきて、ひとり占いの結果がわからないファー、そして琴音へのアドバイス、隠し事は抱え込まない方がいいというの、これ、はたして琴音の、ひいてはファーの未来になにが待ち受けようというのか。不安が拭えないこの感触。琴音もこうした思いを味わってるのでしょうか。
『異なる次元の管理人さん』。ポラリスドアができたから、自分の世界に戻ってもPolarisと行き来できるようになりました。それでまずは皆さん里帰り。ああ、ずいぶんと優しい展開だ。やっぱりなあ、ハードな展開よりも、甘いかも知れないけれど、ほっとする、そんなのの方が皆嬉しいもんなあ。そう思っていた、思っていたらですよ、まさかまさかのハード方面に一気に舵がきられて、ああー、そうなのかあ、ポラリスドアなんてなかった、笑顔で皆を見送るポラリスだけど、ひとりPolarisの消滅という悲劇を胸中に秘めていた。なんとかして皆を送り返そうと嘘をついて送り出し、そしてもとの世界に戻った皆はというと、かつてPolarisにやってくる以前の自分に戻り、Polarisのことはもう思い出すこともない、すなわちポラリスはじめ皆と再び出会うこともありません。これまで、いろいろピンチもあったけれど、そのつど皆で乗り越えてきた。だからこそ、もう大団円だろう、もうハッピーエンドだろう、エピローグのつもりで読んでいたら、まさかのこの展開。もとの世界に戻り、Polarisでの記憶も思い出もなくした鈴木の去り行く背を見送りながら、まさしく号泣するポラリス。見るだにつらい。八方塞がりに見えるこの状況、どう乗り越えるんだろう。このままなんてあるわけないですからね、その、いわば奇跡の駄目押し、期待してしまいますよね。
『先パイがお呼びです!』。文化祭2日目! なんときなこ先輩が素敵美少年に!? なんでまた男装を? なるほど商品目当ての男装コンテストですか。しかし、このレベルの美少年が出てきたら、もう優勝は決まりなのではなくて? だってマヨちゃんがキラキラにあてられて、タイムを求めるレベルですよ? とか思ってたら、まさかのエントリー終了。この肩透かし感、もうめちゃくちゃ面白いよね。きなこ先輩のちょっとぽやんとしてるところ、今回も見事に発揮されていた、そんな感じ。とてもよいです。男装の先輩にさんざ気持ち揺れ動かされたマヨ。その描写があったから、いつもどおりに戻った先輩に対するマヨ、その自然さ、安心感、あるいは近しさといったらいいのかな、そういうのがより際立って見えたところも素晴しかったです。そして、男装コンテスト、おお、ちゃんときなこ先輩の望みどおりになったではありませんか。ここからの津由奈と塩ちゃんのやりとり、これも面白かった。塩ちゃん、人気ものだなあ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第15巻第8号(2019年8月号)
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2019年8月3日土曜日
『まんがホーム』2019年9月号
『まんがホーム』2019年9月号、昨日の続きです。
『天国のススメ!』。今回、まさかのドッペルゲンガー。草間が試したもう一人の自分を喚び出す魔法とやら、失敗したつもりで成功していたっていうの。ドッペルゲンガーとあうと本体が死ぬというので、太一から十子から、橘から桜沢から、皆で協力して本体隔離して、それでドッペルゲンガーを逃がすというの、この展開がね、しみじみいい話だったんですよ。いずれ消える運命を受けいれながらも、自分は偽物にすぎないんだってーって納得しながらも消えるの残念だなって、笑顔でいうドッペル草間ですよ。あまりに悲しかったんだろうなあ、あの太一の顔! そしてかけた言葉のあたたかみ。これはもう涙でありましたよ。そしてラストのあのくだり。ああ、自分が今回読んでいたのはいつもの太一たちの世界なのか? それとも違ったのか? みたいに、枠組みが揺らいだ感触、これもまた素晴しかった。なにかちょっとすごいの見せられましたよ。
『歌詠みもみじ』。もみじは基本、こりない子だもんね。夏休みを遊びほうけて宿題真っ白。千恵の家に集まって宿題をやるっていうんだけど、サボる気満々か! っていうか、もう最終日じゃないか! もみじ、危機感足りてないな。というか、それこそ覚悟して忘れていったらいいんじゃないかな? あの父ちゃんがおかしい。もみじにいいとこ見せたいんだってわかるんだけどさ、付け込まれていいように使われちゃってるじゃん! 宿題合宿にはアメリが参加。この子、可愛いよなあ。気分転換にアニメ流したら見入っちゃってまるではかどらない。今回、もみじの宿題完遂。コーヒーが役立ったっていうの、ああ、きっとこれがこの子の成功体験になって、徹夜でやったらなんとかなったから、みたいに次もやらかしちゃうんだろうなあ! でも、それこそ我らがもみじって感じもしますよね。そして我らがまりあ。実にこりない面々です。
『うちの秘書さま』。おお、今回はメイドスペシャルだ! はじめに近しく、なんだかんだでいろいろ世話を焼く秘書に嫉妬! 帰省するという七瀬を追い出すように見送るシーン、なにかしたっけ? と不安になってる七瀬がちょっと気の毒で面白かったです。しかしメイドだけじゃ駄目なんだ! そう思わされた今回。実に楽しくて、それで面白かった。頼りにされなくて傷ついて、ぼっちゃんの思い出にひたりはじめるメイド。七瀬がいないとセキュリティに心配が、というのであちこちにさすまた用意してみたり、でもってはじめにちょろく懐柔されたりと、いい人たちなんだけど甘すぎるのかあ。時に厳しすぎると思える七瀬、でもあれくらいじゃないとバランスとれないんだな! そう思わされた今回。なるほど納得のエピソードでした。メイドたち、大好きです。
- 『まんがホーム』第33巻第9号(2019年9月号)
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2019年8月2日金曜日
『まんがホーム』2019年9月号
『まんがホーム』2019年9月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。浮き輪でゆったり水とたわむれるらいかでありますよ。今回のテーマは夏、水着、といったところでしょうか。『孔明のヨメ。』、孔明、月英夫妻、背中あわせで同じ浮き輪にはいって、でもふたり、水着とかじゃないんですよ。孔明なんかは、えらい現代的にも見えるんですけど、月英は、この服、可愛いよねえ。とてもいいです。『天国のススメ!』は十子が水着、だけどちょっと恥ずかしいんだろうな。頭からタオルかぶっています。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』、駒井先輩、クマのビーチボールが可愛いですね。先輩の笑顔も素敵です。
『河原課長とギャル部下ちゃん』。三崎レナ、大活躍じゃないですか。他部署、商品の企画をしている部署に三崎がヘルプでいくことになりました。若い子の意見を聞きたい。それで三崎、わりとボロクソに指摘するんだけど、こんだけきっちりはっきり明確に表現できるのは強いな。でもって、これだけの指摘にヘコまないどころか喜んでる部長、すごいな。三崎が気にいったボツ案枕、それでいろいろ自撮りしてる三崎、これはいいですね。いつもはなんだか頼りにされない三崎がやけに張り切ってるの、やっぱり役にたってると実感できるの、違いますよね。そうした三崎の頑張り? いきいき? これはたいへんよいものでした。
『孔明のヨメ。』。新野に帰ってきた孔明。月英に迎えられて、妻のいるしあわせ? かみしめてるの、よかったです。今回は、隠し事をしないようにしようと、いいにくいことでも月英に伝えようとする孔明。そして疲れている孔明の背をほぐしながら思いをめぐらせる月英。こうしたところ、ふたりの互いをよく知ろうとしているところ、思いを確かにゆきかわしているところうかがえて大変よいシーンでした。そして劉備ですよ。月英にコンタクト。不安を抱えている劉表の長男をどうにか助けられないか。その時の孔明の対応に月英、ちゃんと孔明の本心をおもんぱかる。やっぱりいい夫婦だと思います。さて、月英からのアドバイス? を得た劉備、どう孔明をひっかけようというのか。次の展開に向けてステップ、はいりましたね。
『座敷童子あんこ』。座敷童子がゲームにはまってさあ大変。そうか、恋愛ゲームにはまったか。さらに恋までしてしまったか……。あんまりに深刻そうにいうあんこだけど、実際こやつの中では深刻も深刻、マジ恋ってやつなんだろうなあ。まあ気持ちはわかる。それだけに、あんまり馬鹿にもできないし、むしろ同情気分? かといって、このまま野放しも駄目よねえ。お母さんがね、スマホ返してほしいって困ってる、それがちょっとリアルさあってよかったです。そして乗り出す幸太。まさか自分も攻略してみせるとか、しかもあんこを上回ってみせるとか。もうほんと面白かった。傷心のあんこが見ず知らずの女性に愚痴って、幸太が男を寝取ったみたいな話になっちゃってるの最高だったと思う。夢のような展開、素晴しい誤解の妙。こういうの、大好きです。
- 『まんがホーム』第33巻第9号(2019年9月号)
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