2023年7月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年9月号、昨日の続きです。

『ばーがー・ふぉー・ゆー!』

真面目に机に向かうこむぎ。凛々しくて素敵じゃないですか! と思ったら、バイト先の新作バーガーコンペに出すバーガーに全力投球してるんですね。全員参加で賞金10万円。お金がかかると頑張れる? とか妹に思われちゃってますけど、こむぎはもっと純粋に、勝負事となると手が抜けないたちだっていうんですね。

ガチで本気はこむぎと透。どちらもゲーマー同士なわけですが、ゲーマーゆえに勝敗にシビアってことなのでしょうか。以前も知らぬとはいえランキング1位をかけて競りあっていましたよね。今回もそうした競りあいが見られるのかな? そう思ったら、透こそはベテランならではの完成度見せてくれたものの、ああー、こむぎは欲張りすぎちゃいましたね。完全食というコンセプトは今のはやりっぽいですけど、バランスとるより全盛りに向かっちゃったのが敗因か。

で、最終の勝者はというと、自分の食べたいものを作ったもいのしおからバーガーでありました!

ほんと、この勝ちにこだわる透の執念。対照的なもいの緩さと見事に好コントラストを描いて、そして最後までもいのペース。いやもう、いい勝負だったのではないかと思いましたよ。

で、こむぎの失敗。あー、中間試験のこと忘れてしまってたか。これ、なんとかなるんでしょうか。完全に頭の中、バーガー一色になってしまってるこむぎ。うまく切り替えできるといいですね!

『瑠東さんには敵いません!』

教科書を忘れてしまった和村。そんな彼女を助けるのは、前の席の瑠東さん! 教師に申告、席を後ろに移動して隣りにきてくれたというのですが、これで文美が精神やられているのが泣けました。

そしてここからですよ。和村ちゃん、瑠東さんといちゃいちゃしすぎでは!? 授業そっちのけでいちゃいちゃなの? 肘があたったでドキドキ。近くに瑠東を感じてドキドキ。で対抗すべく肩に身を寄せてみたり手つなぎしてみたりと、なんだこれ、やりたい放題なんですか!?

いやもう、授業中、後ろの席でふたりの世界じゃありませんか。こりゃもう、文美の精神が保ちませんよ!?

しかしここからふたり、相手をドキドキさせた回数対決に入るんですね。もともとが、こうしてなにかしら遊ぶみたいなことしていたふたりです。こうした方向に進むのも自然なことと思われるのですけど、今回ばかりはいつもと違う? 相手に好打撃与えようとすると、自然自分にもダメージが入る。自爆覚悟のドキドキ対決は、結局のところ自分たちが互いにどれだけ相手のことを好いているかということを自覚させられるばかりだったんじゃないか。

しかし本当にいちゃいちゃの過ぎるふたり。もうこのままいきつくところまでいっちゃうのがいいと思う。そんなエピソードでありましたよ。

『ななどなどなど』

クラス替えです! 小町が1組。萌も1組。るるが5組。自我に目覚めたヒューマノイド、ななどがくじ引きで2組。なんと、この仲良し4人組がバラバラになってしまったっていうんですよ。

でもまあ小町は萌がいるからセーフでしょう。問題はるる。ひとり5組。友達と離れて、さあ、どうなるるるの一年間。思いっきり不安にさせられる導入でしたが、よかった! 宮前このまない、いやさこのみが5組でした。小町の友達でいたいこのみとるるがクラス替えで急接近。小町にるるとの関係深めちゃうからねなんて煽ってみせてるこのみですが、背後から突き刺さる萌の氷の視線! いやもう、人間関係が春から大変です。

今回はこのみとるるの人間関係導入がテーマでしたね。相手の反応気にせず好きなこと熱弁しちゃうこのみを見て、我がふりを省みるるるとかね。そして微妙にジャンル違いなことに気づかず突き進んで大ダメージ負っちゃうこのみとかね、いやもう、新学期早々このみへの当たりが強い! というか、このみと一緒にこっちにまでダメージが入ってくる! これが共感性羞恥ってやつか……。いやもう、一部の人にはこのみの振る舞い言動、どれもが強威力だったのではないかと思います。

クラスデビューでしくじったこのみですが、るるの頑張りでなんとか挽回できそうで、本当によかったですね。小町たちとの一年で多くのことを学び、強くなったるる。その頑張る姿にはなみなみならぬものありました。よかった、るる、ちゃんと前に進めているよ!

と思ったら、るるの気配りが萌に大裏目! ああー、萌、前に進めていないよ! こっそり萌のこと心配してくれている嶺優子。この様子見るに、これからの一年は萌の物語が動いていきそうでありますね。

0 件のコメント: