『まんがタイムきららキャラット』2016年8月号、一昨日の続きです。
『はやしたてまつり♪』、連載になりましたね。学校新聞の取材で知り合った和太鼓奏者の巌。記事を書いて、そして写真を載せてというんですが、以前撮った写真に納得いかないのが、カメラ担当のさなみ。彼女のお囃子、その魅力、お祭りのようなにぎやかさ、それが伝わってこないっていうんですね。どうすればその魅力が伝わるのだろう。その工夫の一環で、さなみたちも、お囃子に加わってみようっていうんですね。倉庫から楽器を出してきて、締太鼓に笛、もちろんちゃんと演奏なんてまだまだなんだけれど、教えてもらいながら、それらしく叩けるようにして、そしてセルフタイマーで撮影。それが本当に楽しそうないい写真で、笛担当のふーちゃんはえらい顔してますけどね! 張り出された新聞のその写真見て、校長先生? 若いから違うのかな? ともあれなにか思うところのありそうな人の姿あり。これは、お囃子部も始動、ってことになるのでしょうか。
『ブレンド・S』は、ひでりにいろいろ着せますよ、って話。街中で出会った美雨に引き回されるみたいにして、いろんな服を着せられるひでり。ひでりの求める可愛さと美雨の考える可愛さにギャップがある? すしすきプリントでダサ可愛さ狙ってみたり、ひでりの趣味でゴスロリでばしっとキメてみたら、お口は閉じてください、黙ってたら可愛いってことなんすか美雨さん? しかし美雨さん、ひでりの可愛さ、あるいはあざとさが通用しないところあって、容赦なくぽこぽこ叩いたり、さらにはトイレだ古いアイドル路線だ、突っ込みも厳しくて、そういうところが素敵です。トイレのこと花畑っていってるひでりをね、トイレ見つけながらも花畑探しにいきますかって、厳しめに対処していくスタイル。ああ、素敵です。そしてひでりさん、その格好の時はいつも女子トイレ使ってるの!? 男子トイレ入っても問題あるけど、女子トイレでも問題よ! しかしほんとひでりの困った風にしてる様子見て楽しそうにしてる美雨さん。魅力的で、そして可愛い服を麻冬さんに求めてみた結果ね、それ見てやっぱりめちゃくちゃ嬉しそうにしてる美雨さん! ほんと、ふたり相性とてもよさそうですよ。
『黒髪巫女とマリアウィッチ』は、梅雨の季節。毎日の雨に気も滅入る、なんて思ってたら、マリアは前向きですね。日本の美を梅雨に感じているんだ! さて、梅雨があければいよいよ夏でしょう。それで水着を買いにいこうって話になって、そしたら頼子が大興奮。あかん! この子、あかん! 警戒心むきだしのクロエもナイスですね。夏になれば、海は芋を洗うような人出。けど、地元民のみぞ知る穴場なんてあって、プライベートビーチなんてこと思ってるマリアに対し、地元のおばあちゃんがアサリ掘ってるなんていう現実が頼子から語られる、そのギャップ、妄想の潰えるところなど面白かったです。本編はここからですよね。水着の試着回。頼子が意外や大人びた魅力見せつけてくれちゃって、あ、頼子さんはそっち系なんだ。しかし、それで姉様が頼子にとられちゃう、そんな対抗心でもって過激な方面につきすすむクロエ。ええ、この子もいろいろ問題ある子ですね!
『アニマエール!』は、こはねに基礎をたたきこみますよー。というか、この子、よっぽど弱いんだな! 身体がボロボロ、身動きするのも大変。そんなになるとは、どれほど過酷なトレーニングなのかというと、全然そうじゃないっていうんですね。宇希もあきれるってんですから、よっぽどなんだろうな。有馬さんに頼んで、基礎練習以外もやってみることにします。というか、有馬さん、この子もいろいろやばいな。ともあれ、リボンを使ってポンポンを作るということになって、これはあんまり過酷じゃなさそうだな。そう思ったら、積極的にトレーニング要素を組み込んできますね。あの開脚してる有馬さん、なんか可愛かったですよ。こはねのポンポンのできがよろしくないっていうのね、かけ声を組み込んだせい? と思ったら、どうやらそうではないみたいっていうの、ほんと、こはね! どうしようもないな! でも、宇希も加わってのポンポン作り。こはねにも嬉しく、宇希にとっても楽しい時間だったようで、ええ、これで三人、仲間になれたらいいですね。というか、こはねのポンポン、重り入ってるんだ! 地味にスパルタだ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第8号(2016年8月号)
『まんがタイムきららフォワード』2016年8月号、発売されました。表紙は『あんハピ♪』、メインの3人が水着で登場。アイスキャンディー食べてるはなこに、はなこの髪をブラシで整えているヒバリ。そのふたりを見守る、そんな感じのぼたんと、この3人の距離感、いい感じであります。そして他には『がっこうぐらし!』、カップ麺食べてるゆきにくるみ。これ、
ああ、面白い。『敗者復活戦!』。辻灯子らしさがここでも如何なく発揮されてと申しましょうか、個性的でマイペースな女性たちが大活躍する、そんなお話。舞台は古書店ゆかし堂。古書店社長の孫娘、びっくりするような美人でけれどいろいろ残念な月穂サマに、電撃JK通称ニーナ、新名一水。そしてニーナの友達、しっかり者の長谷川夕記。皆それぞれに、いや夕記ちゃんはそんなことなんだけど、この子はいろいろよく気がつくし、なんというか微妙にがめついんだけど、でもそれはしゃあない、ええと、皆それぞれにアクが強めのお嬢さん。そのやり取りも軽妙で面白く、ああ、辻灯子漫画はよいなあとあらためて思える、そんな漫画でありますよ。
『となりで。』、大変残念なことなのですが、『まんがタイムきらら』8月号で完結との告知がなされていて、だから多分、この1巻が最終巻です。金髪も美しいえりなちゃん。お隣さんはおえかき教室をやっていて、同い年の女の子、ひよりと仲良くなりました。ひよりも絵を描きます。えりなも、内緒にしていたけど、漫画が好きで、いろいろ描いたりしてました。ジャンルこそは違うけれど、絵を描くのが好きというふたりが仲良くなって、家はおとなり。学校も同じクラス。毎日の暮らしやいろんなイベントを、一緒に経験していく。そんな漫画であります。
このあいだ、ちょっと京都にいきまして、せっかくだからとカメラも持っていきまして、カメラは
ずっとネットで気にしていた漫画だったんですよ。twitterとかでね、ちらほら紹介されたり話題になったり、それで、面白そうだなあ、ずっとそう思っていたんですね。『決してマネしないでください。』。科学の漫画。大学、理系の学生が、先生や同期? 先輩? と一緒に、なんやかんや実験、というか科学実験遊びをやって、楽しく日々を過ごしている? そんな印象感じさせる漫画で、そんな彼らの遊びに参加する一般人枠のお姉さん、この人がなんだか可愛くて魅力的で、ってそんな感じの漫画。いや、しかし、なにが魅力って、お姉さんもそうですが、その科学のもろもろ、説明、解説、それがなんかすごいなって思わされるもので、実際まとめて読んだらですよ、あれまあ、事前の印象以上! ほんと、これ、すごく力量感じさせる、そんな漫画であるのですよ。
