2015年11月2日月曜日

『まんがホーム』2015年12月号

『まんがホーム』2015年12月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』、らいかがメインで、今回のテーマはリンゴなんでしょうかね。通学途中にリンゴ食べてる、そんならいかが、なんだか不思議と面白いんですね。これ、むいて、切って、それで持ち歩いてるのかな? あ、あいつか! 『主任の一ノ瀬さん』は、一ノ瀬さんがリンゴの被り物かぶって、手には大きなシードルのボトル。なるほど、リンゴのお酒。販促でありますね。『孔明のヨメ。』月英は、リンゴをうさぎにむいて、そのまわりには本物のうさぎがピョンピョンしていて、あ、月英さん、手、ずいぶん切っちゃってるんですね。そして『のちの真田幸村である』のカットもありますよ。

『孔明のヨメ。』は徐兄がメインでありますよ。ああ、ここでも就職難。なかなか仕官の先が見付からず、ちょっと腐っている模様です。焦ってるんですなあ。わかる。母に苦労もかけてるしという。ああ、親孝行もの! その母の気持ち、学問を欲した息子に対する期待と信頼、それ聞かされる場面とかね、いや、かげでこっそり聞いてるんですけどね、それがしみじみとよかったのですよ。そして、思い付いた仕官先。その相手方でも事務のできる人間を欲していて、ああ、これはうまいマッチングですね。といいたいけど、ああ、どんどん歴史が動いていく! 動いていきますよ!

『いぬにほん印刷製版部』、教育さんから仕事を引き上げられて、いよいよ大ピンチの犬日本印刷ですよ。会社の行く末がいよいよ心配になる。社員一同に話があると呼び出され、狭い3階にぎゅうぎゅうになって話を聞くんですが、もう駄目だ! って感じになりかかったところに会長からのお話ですよ。ああ、会長のこれまでの苦労や経験、それが今に活かされて、会社も存続するとかそんな話か!? と思ったら、違うよ! そんないいもんじゃなかった! 教育さんとの関係、そこに積み上げてきたもの、って信頼とかじゃねえんだ! そして、残業がやたら多い理由って、これ、あ、これでブラックさが緩和されるのかな? とか思ったら、全然違うじゃん! ちょっと! ちょっと! いやまあ、元の鞘に収まるみたいな話ではあったんですが、ブラック存続! ああ! なんかわりきれないわ! ええ、すごいラストをぶちかまされた、そんな気持ちに困惑! いや、面白いんですけどさ!

天国のススメ!』は打出の小槌。えらいもんでてきたものだ。翡翠が持ってきたんですけどね、最初はヤバイと警戒した太一なのに、背が大きくなれる、その誘惑に負けてしまったってんですね。しかし、これで大きくなったのは、なんと麦。ああ、うわあ、すごいな、驚きの美人さんだ。だけど、これはなんとかしないといけない。それで柘榴に謝って、戻してもらおう。その待ち合わせの神社にいく途中ですよ、太一の人助けを、あ、猫も助けてる、その様子を見てね麦の思ったこと、それがよかったんですね。太一みたいになりたい。それで、太一のことを助けたい。その妹の思いを受けて、喜ばしくも思いながらも、妹には頼ってもらいたい、その兄心。なんかね、よかったんですね。ええ、なんかね、わかるんですね。

『となりの宇宙人』、ゲストです。人には見えないものが見える女の子、あかねがですね知ってるお隣さんの秘密。宇宙人らしいんですよ。庭にはUFOが墜落してる。お兄さんにもおばさんにも、頭にアンテナがついてる。そうした不思議に当惑しながらも、なんかうまいことコミュニケーションを維持している模様です。とりあえず、今回の話では、あんまり宇宙人っぽさ、ならではみたいな展開はなかったんですが、宇宙人、なんかすごい? と思わせて、特段そういうわけでもないっていう、その落差。お兄さんが犬になめられてるってとことか面白かった。天真爛漫なお姉ちゃん、あき。いろいろ考えがちな妹、あかね。このふたりの関係からも面白み引き出されそうに感じました。

  • 『まんがホーム』第29巻第12号(2015年12月号)

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