『まんがタイムオリジナル』2026年3月号、発売されました。表紙は『クールな氷上さんは迫りたい』。氷上さんから手ずからにチョコレートを食べさせてもらう栗園、というか、食べさせられている? その情景はまさしくバレンタインのイベント。ああ、クールな氷上さんも、こうしたイベントはしっかり押さえる派なのでありますか? とはいえ、これはあくまでも表紙でのこと。実際の氷上さんは、なかなかこういう行動には踏み切れなさそう。そんな気がして、だからこそレアな場面が嬉しいですよね。あ、よく見たら、氷上さんの持ってるチョコ、ハートでありますよ!
『クールな氷上さんは迫りたい』
仕事がえりに書店に寄った氷上。そこでばったり、職場のイケメン長谷川と出会ってしまう。その場所や、まさしく成人向けコーナーの前。まさかの氷上に当惑を隠せない長谷川が、成人向け漫画のマニアかと問うて速攻で否定されるくだり。最高でした。氷上さんは、やっぱりこうでないと。
長谷川はそれ系のマニアっぽいですね。でも、それが過去に人間関係のトラブルを招いた。つきあっていた女性にコレクションを処分された上に破局を迎えることになった。って、捨てられ損だな! ほんと、気の毒だな長谷川氏。やっぱりつきあうなら、自分よりコアなオタクですよ、長谷川氏。
長谷川との会話で、栗園が少女漫画好きであることを秘密にしている理由。深く踏み入って、あらぬ結論にいたっちゃう? いや、課長のことを知らない自分にショックを受けているのか。そして課長の指に光る指輪。結婚指輪!? さらにショックを叩き込まれて、でも同僚からダミーリングと教えてもらって一安心ですよ。
しかし、かつてはクールが過ぎて近寄りがたかった氷上さんが、今では職場の人気もの。ああ、よかったですね。そんな氷上の様子に安心する栗園の親心なのですが、さて、ここで気づいた氷上の誕生日。もうじきと判明して、さあどう動きますかな、栗園氏。ええ、ここはなにかしら喜ばせてあげてほしいところ。がんばりに期待です。
『となりのフィギュア原型師』
温泉旅館のペアチケットを2枚貰ってきた代表。はからずも工房の皆、プラスさっちゃんで旅行にいくことになりました、さらにここで斉藤、Mozuのカップルも参戦だーっ!
この旅行がこのうぶな男女にいかなる進展をもたらそうというのか。とか思うも、なんか変だぞ、この旅館。オーナーがなんとフィギュア作るらしい。そのせいで売店に模型資材が売られてる。真空脱泡室なんか用意されている。3Dプリンター室なんてのもある。なるほど、小説家が旅館に缶詰になるように、造形作家が逗留しつつ作品に向きあえる空間を作ろうというのですか。
でも、それ、あまりにかかるコストとニーズがバランスとれてなくない?
さて、旅館の設備に造形心をくすぐられながらも、温泉で泊まりとなると、意識しちゃうものなんですね。主に代表なんですけど、半藤との関係にいろいろ、いろいろ考えちゃう。むしろ妄想といえる域まで突入して、これでなにもおきないはずがなく……。
って、マジか! 代表じゃなく、さっちゃんと半藤の間にイベントが発生しちゃうの!?
酔ったさっちゃんを介抱する半藤。そのときさっちゃんがとった意味深な行動。これはいかなる意図なのか。なにかしらの展開、進展あるのだろうか。いや、あるまい!
かなり確信持ってなにもおこらないと思うのですが、さて半藤氏がいかなる行動に出るのか。それはまったくの予想の埒外で、だからこそここからの展開、楽しみですよね。
『どうにも不器用な夫婦でして。』
マコトの実家からの帰り、ばったり出会ったヨシアキの兄。ヨシアキは家族との関係に問題を抱えているらしい。でも兄とのそれは、そこまで悪いものではないようで、家で待っている炊き立ての白米のためすぐさま帰宅しようとするその家へ、マコトが兄を招くのです。
これがなにかの波乱のはじまり? と思ったら、そういうことはなくて安心しました。そして兄から聞き出す、ヨシアキと家族の関係。あまりにできすぎた兄と比較され育ってきたヨシアキ。厳しく当たる両親に、ヨシアキの家族関係は悪化。兄がいうには、きっとヨシアキは両親も自分のことも嫌っているに違いない。
ちょいとハードな話があったんですね。
人づきあいに疲れはてたヨシアキに、両親とのことを聞こうとしたマコト。しかしヨシアキはマコトに先入観を与えたくないと話すのを拒んで、でも、マコトは自分はヨシアキの身内で味方だよといわんばかりの行動してみせて、ああ、いいですね、この関係。急かすでなく、けれど触れないよう気を使いすぎるでもない。こうした距離感。これはマコトのよさだと思うのでした。
- 『まんがタイムオリジナル』第45巻第3号(2026年3月号)
『まんがタイムきららフォワード』2026年3月号、
『まんがタイムきららMAX』2026年3月号、
正直、チューナーは
『まんがタイムきらら』2026年2月号、
