2023年1月1日日曜日

ダイソーボードゲーム『カードストライカー』

正月でちょっと人が集まったので、買うだけ買って遊べてなかったボードゲームを試す機会にめぐまれました。遊んだのはダイソーボードゲーム『カードストライカー』。ちょうどワールドカップで盛り上がってた頃くらいに店頭に並んでいた、タイミングばっちりのゲームです。とはいえ、ゲーム内容はパッケージだけじゃいまいちわからない。とりあえず軽くインストを見て全体の流れをざっと押さえて、細かいところはやりながら確認していこうということに。こうして遊びはじめたサッカーですが、これ、わりと地味だぞ! プレイヤーの資質の問題かも知れませんが、淡々と進んでいく、そんな感触に、地味だな、地味だ、そういいあいながらの戦いとなりました。

基本はジャンケンのアレンジです。ざっと詳細は公式YouTubeで確認してほしい。

8枚ずつ持った手札から1枚ずつせーので出しあい、ボールを敵陣奥まで押し込んでシュートを決めれば1点取得。行動はドリブル、パス、フェイントの3種あり、オフェンスはディフェンスと違うカードを出すことでその行動を成功させ、ボールを進めることができる。対しディフェンスはオフェンスと同じカードを出すことで相手の行動を妨害、攻守交代します。

サッカーフィールドをかたどったボードには、ドリブルのルート、パスのルートがそれぞれ記されていて、オフェンスはここでドリブルを出し前に出ようとするのではないか、あるいはパスで繋ぐか? など、相手の心理を読んで行動を阻止、あるいは裏をかいてディフェンスをかいくぐっていく。そんなゲームとなっています。

オフェンスはあいこを避け、ディフェンスはあいこに持ち込む。それが基本はジャンケンといった理由です。カードはドリブル2、2マスドリブル1、パス2、2マスパス1、フェイント2の8枚。出したカードはすぐには戻せないので、これまでの行動から相手の手札が読める、あるいは相手に特定の行動札を出しつくさせて行動をしばるなど、ここにもかけひきを面白くする要素があります。

このゲームでわりと重要なのがフェイントカードです。フェイントを成功させることで、相手のキーパーの枚数を減らすことができるんです。シュートマスに辿り着いてシュートを打つ際に、レフト、センター、ライトの3種のコースを選ぶこととなるのですが、キーパーが2枚ある状態だと成功確率が低い。なのでフェイントを2回成功させることでキーパーを1枚に減らし、シュート成功率を上げておくというのが重要になってくるという印象です。

相手陣に攻め込む際に、どのタイミングでフェイントを出してくるか。これがあるために、相手の出方が読みにくくなる。シュートポイントに辿り着く前にフェイントを決めておきたい。初手でくるか、あるいはシュートポイント近くになってからフェイントしかけてくるか。いや、フェイントを使わずシュートに持ち込んでくるかも。相手の性格からすれば……、などなど、これは相手の傾向をわかってるほどに面白くなるゲームであると感じました。

今日のゲームは初回でルールがいまいちわからずもたついたこともあって、前半45分で1時間ほどかけてしまいました。長くなりすぎないよう後半にはいかず終了すると決めて、同点からのPKで勝敗を決しました。

箱にはプレイ時間15分とあるのですが、慣れたらそれくらいで前半後半1ゲームを終えられるのでしょうか。ほんとかなあ? という気もするのですが、慣れたらさくさく進めていけるのかも知れませんね。1ゲーム15分なら手軽に遊べそう。ちょっとした隙間時間でも楽しめそうです。

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