2016年7月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2016年8月号

『まんがタイムきらら』2016年8月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』、縁と唯のふたりが水着を着ましてね、手にはアイス。青いアイスの色が舌に残ってる、それがなんだか可愛くて、ほがらか縁に視線とか意識しちゃってる? 唯がなるほどたまらん感じです。しかし、縁の色白、ちょっと日焼けしているっぽい唯と、ふたりともにすごく魅力的で、ええ、これはもうえらいことですよ。背景の黄色が印象強いのに、それに負けないふたりです。見事です。

三者三葉』、新しいクラスで近藤、そして西山はどんな感じなのでしょうか。修学旅行の班決めがそのバロメータになっていて、近藤は小田切と小芽と同じ班になりましたよ。対し西山はというと、ああ、まだどこにも属してないのか。よっ! 西山! 孤高の一匹狼! 追い込まれていく西山がおかしかったです。いや、誰もそんなつもりないのよ? 勝手に追い込まれていってるだけなのよ? しかしその駄目押しはやっぱり近藤で、いや、別に今回、近藤、なにも悪くないよ? 小田切がですよ、いつぞやみたく、またあだ名つけようよなんていいだしたんですよ。なになに、ふたふた、可愛いあだ名とかに憧れあるのん? それで決まった皆のあだ名。吸引力とさめちゃん。酷い……。次点が吸引機? バキューム? とどめはポンプ? ほんと、近藤って酷い。それで結局小田切のことは呼び捨てでってなるんですけど、小田切双葉! めちゃくちゃ面白い! ステレオでフルネーム! もうまにあってます! めちゃくちゃ面白いです。しかし、以前葉山ちゃん、葉子様の時には却下した小田切を今回は受け入れることになって、まあ、他が酷すぎたよな……。ともあれ、あだ名が決まりました。それ見て、西山焦っちゃって、ええええ、って驚き、これ、近藤があっちゃんって呼ばれるようになったから? いや、違うよ、近藤たちが新しいクラスで新しい仲間とどんどん仲良くなっていく。なのに自分は!? って、それで、葉山に声かけられて、暴走しちゃって、その西山のいい笑顔! わーお! この子、可愛いなあ。ともあれ、これで修学旅行の準備はおわりでしょうか。もう、班決めだけでこの面白さ。すさまじかったですね。

スロウスタート』、この扉、えらい、えらいことになってないですか!? さて本編。夏休みですよ。それでみんなでお出かけするんですけど、行き先がいいですね。たまちゃん曰く、インディーズの八百屋さん。野菜の直売所、というか、農家さんが通り沿いに作物置いて売ってる無人のアレかあ! たまちゃん、農家のおじさんとも仲良くて、たまちゃん、おいさんの仲。トマトを買いましてね、そしたらおまけしてくれましてね、そしてそのトマト、キュウリをその場で食べる! 女子高生らしいなあ、みたいな感じはまるでしないんだけど、このスロウさは彼女ららしい、そんな風にも思うんですね。思い思いの食べ方して、そしたら花名が不器用で、あー、ちょっとわかる。前屈みになって食べませんと! たまちゃん発案の解決策、あれもほんとおかしくて、ああ、花名、すごいキャラクターです。そして志温ちゃん。花名のおみやげのトマト、やっぱりこぼしちゃって、あ、花名のときは足元まで素通しだったのに……。ええ、これが格差なのでしょうか……。

箱入りドロップス』、今回、皆で純ちゃんの家に遊びにいきますよ。あ、男子禁制。なので陽一と相ノ木は、ふたり陽一の部屋でデートです。純ちゃんの秘密にしたかったこと。それが明らかになって、ほんと、この子、昔のことが傷になって、人間関係にちょっと怯えていたっていうんですね。ドールハウス? これはミニチュアハウスみたいにいった方がいいのかな。それが好きでね、いろいろ凝って飾って、自分の世界築いていてね、でも中学の頃、これを友達に見られて、なんか嫌な思い出できちゃった。かわいそうになあ。でも今回は雫も萌も、馬鹿にするようなことまったくなくって、むしろ楽しんでくれて、そこでの三人でのやりとり、実にほのぼのとしたもので、ああよかったね純ちゃん。ほんと、最後のこのままでもいいかという言葉、すごくね、よかったと思うんですよ。

『にーにといっしょ!』、ゲストです。妹がですね、洗濯する時に兄と下着をわけてくれって主張してますよ。ああ、ついにこの時がやってきたか! と思ったらなんかちょっと様子が違っていて、あれ、お風呂、まだ一緒に入ってるのか。夜は一緒の布団で寝てるのか。うん、距離近すぎますぜ。妹、中学生。友達にいわれてちょっと兄と距離を置こう、みたいに考えたんだそうですが、どだいもともとが駄目なようで、やっぱり兄にベタベタしてるんですが、ああ、今回は兄が妹の家事能力の低さなどもろもろ心配して、脱ブラコン計画発動させて、でもなかなかうまいこといかなさそうな感じがおかしくって、ほんと、仲よいことはよいことですよ。ちょっと過ぎるところは心配だけど、でもまあこの兄妹なら大丈夫なんじゃない? そんな風に思えるところあるの、いいですよね。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第8号(2016年8月号)

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