2016年5月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年7月号

『まんがタイムきららMAX』2016年7月号、昨日の続きです。

『はんどすたんど!』、こりゃ面白いな。夏前のうららかな午後。ゆかが遅れて部室にいったら、なんかえらい情景が広がっていた。いちごガールに馬乗りになって、なにか食べさせようとしてるななみですよ。な、なんだこれは。めちゃくちゃ面白いぞ。ほんと、この部はゆかが中心になって、ななみはじめ部員面々を押さえておかないといかんのだなあ。もともとは雑談から。中学の頃、どんな部活に入っていたのか。って、ななみ、陸上部! あのだばだば走りで陸上部! 対し、いちごとひなたは茶道部で、ああ、和装、とても素敵です。お茶をたててちょうだいよってな、ななみの挑発を受けて、ティーバッグのほうじ茶をドンって出すいちごも最高にいかします。クールで熱い、そんないちごが素敵でしたよ。でもって、ななみがいちごに食べさせようとしてたの、梅干しだったんですね。そうか、いちご、苦手なのか。アレルギーじゃない、それがわかれば、もう無理矢理にでも食わすっていうななみの強引さ! ほんと、でも、甘い梅干しかあ。あるよね。いちごったら気にいっちゃって、って、今日はこれで終わりかあ! 体育館確保できないと、できること少ないっていうのは、大変ですなあ。

『夢見るプリマ・ガール!』、ダンス部、いよいよ活動開始、っていうので、練習場所はみゆの家。そうか、みゆさん、お嬢様か。大きな犬がね、人懐っこくて、飛び付いて歓迎、それでよだれでべとべとにしちゃう! わお、これはきついな。犬の名前がラブと聞いて、ラブラドールじゃないのにっていってるゆきなの感想、こいつは面白いな。でもって残りの部員も集まったところで、バレエの練習に入るというのね、経験者、みゆとあいの会話が未経験者にさっぱり通じなかったりね、さらにはダンス経験者と未経験者で柔軟、体の基礎が全然違うとかね、こういうレベル差があるのは、物語? 展開? のきっかけになりそうで、いい感じですよね。そして今回はバレエのポジション。5番、あれはきついよね。皆の膝がガクガクプルプルになってるの、めちゃくちゃおかしくて、で、みゆさんのアドバイス。ゆきなのイメージがとにかく酷い絵面! けれどとにかく練習して、ちょっとできるようになった? そう思ったゆきながですね、先生に披露したプリエプリエ。これもまたおかしくって、ほんと、絵で笑わせる、その威力がすごかったです。

『裏庭には…!』、寮に幽霊が出るという噂があるみたいですよ。それですみれ怖がっちゃって! でも幽霊の目撃情報整理すれば、なにやら覚えがありますよ!? 知っているのはすみれだけ。そんな状況、寮の皆が幽霊の妖怪のなんのと話ししているのを聞いては、あやめのことを思って、うふふうふふふって、とにかく言動が不審です。座敷童子を監禁の捕縛のと、ぶっそうなこといってる皆からあやめを守ろうとするすみれの行動がね、あんまりにいきなりであやめのことおびえさせたりね、でもってあやめ、あんなごっつい鎌なんて持ってるから、桜子に制圧されちゃって、ほんと、このドタバタ、あやめの怯えよう! とにかくおかしく面白かったです。あやめが『死神ラピス』の作者と知って、舞い上がっちゃう雪乃もよかったですよね。そして漫画の手伝い! ああ、死屍累々。ほんと、皆それぞれに状況に振り回される様子、とてもよかったです。

『はじめパラドックス』、前回ははじめと先生、従姉妹ですね、ふたりでどたばたやっとったわけですが、今回はお嬢様赤石公子にスポットがあたって、連休中は海外にいっていました。その眩しさに耐えられないライカとはじめですよ。今回面白かったの、はじめは大阪のスタジオ、公子はシンガポールのスタジオにいったというのね。はじめが、シンガポールには変形ロボのアトラクションがあるっていって、わきあいあいと話す、その様子がよくってですね、ほら、あの、映画をテーマにした、あのスタジオですよ。この話が後に生きてくるのが最初意外で、実に面白かった。公子を迎えにきた車にね、タイムマシンを想像した公子が、映画ネタで攻める攻める! それを公子も見事に受けて、運転士の糸川氏もお嬢様におつきあい。いいよ、なんだろうこのノリ、すごくいい! かくして公子を見送るはじめにライカ。そのふたりの様子見て油断してたところに、さらに映画の続編ネタをぶちこんでくる公子さんですよ。いやあ、これはいい、めちゃくちゃ面白かったです。糸川氏もつきあいいいな!

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第7号(2016年7月号)

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