今日は休みます。
2021年12月15日水曜日
2021年12月14日火曜日
『まんがタイムきらら』2022年1月号
『まんがタイムきらら』2022年1月号、昨日の続きです。
『そらコミュニケーション』
安曇先生、ガチ宇宙警察だった……。しかもここぞというタイミングで介入してきたの、ソラのヒューマノイドボディを狙う狐耳を監視していたのではなく、ソラたちこそが監視対象だったから……。ああ、バレバレだったのね。
しかも他星人とのコンタクトは違法とくれば、いよいよ風向きがよろしくない。でもソラたちが監視されていたのは、この子たちの行動を警戒してのものではなく、さらわれたせんりの両親について捜査していたから。というので、見事ソラにアクセスしてきた狐耳、カペラを手掛りに両親の居所も判明。無事に両親も帰還して、いよいよ大団円。ええ、ずっと気掛かりだったこともこうして解決して、さらにはソラに危害を加えようとしてたカペラも結局は命令の勘違いによるもの。これという悪人もいないという終わりを見せようというのですね。
次回グランドフィナーレ。しかしここにきてソラたち強制送還の憂き目? これが今生の別れとなるのか否か。いやきっと、なにかしあわせなラストが待っている、それを期待しつつ次号を楽しみにしたいと思います。
My Private D☆V
『死神ドットコム』の優しい内臓です。
D☆Vポイントといったらいいのかな、「成人したキャラの学生時代を考えるのが好きです」。おお、わかる。自分は作る側ではないから読者視点だけど、大人キャラの昔の姿、過去エピソードとか大好きですよ!
ということで、イラストは『死神ドットコム』の主要キャラの学生時代が振り返られて、いや、とてもいい、メルメル、あんまり変わってない感じもするけど、なんか真面目に学生やってる感がとてもいい。でもってタマ! あなた! 学生時代、そんな感じだったの!? 普通の子、ちょっと内気な女の子って感じなんだけど、それがどうなってああなったの!?
背景もいいですよね。メルメルとミライは学校ですよね? でもってこだまとタマは背景にお城、ってことは修学旅行? ちょっといつもとは違うシチュエーションに気持ちが高揚しているのが伝わってくるの、これがまたよくて、青春ですか? なんか見ていると気持ちがほのぼのと暖かく、自然笑みも浮かんでくる、そんなよさがあるんですよね。
だからこそ思うのだけど、タマ、なんであんなことに……。ほんと、なんであんなことに……。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第1号(2021年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:05
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月13日月曜日
『まんがタイムきらら』2022年1月号
『まんがタイムきらら』2022年1月号、昨日の続きです。
『それでは、ステキなセッションを。』
おお、連載になりますか。これは僥倖、けれど同時に妥当という感じがしますよね。ええ、面白い。絵もコミカルで愛らしく、物語のギミックとそれが引き出す芽依たちの感情、それが素直で気持ちよく響く。今回、ゲスト分3話目はこれまで芽依と一色が経験したこと、その整理と振り返りって感じではあったんですが、それと同時に、芽依がお助け妖精の不思議アイテムで経験した演奏の、音楽の魅力、それを通じて自分の今いる場所からずっと先へと気持ちを向けるようになっているのがとてもよくて、このキラキラとした希望の眼差し。いやあ、引き込まれる、そんな感覚ありますよね。
そしてお助け妖精、てんちゃんとの再会! 一週間ほど姿を見せなかった、その理由が面白かったな。そうか、アイテムの補充が必要なのか。一色が底引きしちゃったわけだな。今回はてんちゃん、お助け妖精がなにを目的としているか、それが語られて、とりあえず悪いやつではなさそうだな! なんかいつしか妖精っぽいやつを見ると疑ってかかるようになっちゃってるわけですが、てんちゃんはお助けアイテムで人をしあわせにしてえもーしょなるポイントをゲット。さらにミュージシャンのライブを通じて、オーディエンスからもゲット。とにかく人をしあわせにすることが目的。と、いろいろがスムーズに納得いく展開。そしてここから先に広がる世界、それを垣間見せてくれたのもまた実によかった。彼女たちの前に道が開けた、そんな感覚が素敵でした。
『ぎんしお少々』
しろに伴われて一緒に姉たちのもとへと向かったもゆる。しろの手にしているカメラと自分のカメラを比較するところ、面白かったな。そうか、ホルガってシャッターボタン押すだけじゃないんだ。これは知らんかった。これ、あえて手ぶれするようにそうしてるのかっていいたくなるような機構ですね。初心者ながら、このカメラとつきあってるもゆる、ちょっとすごいな。いやほんと、スローシャッター切るときとか息止めますけど、スローとか関係になしに常にそうなんだ。大変。
さて、しろの写真撮影、もゆるをファインダーにするというの、それが徹底されてたの面白かった。駅に向かう道すがらでも、それからすずの部屋でも、もゆるの気持ちがぱっと動いた時がしろのシャッターチャンス。部屋の写真撮りまくってるの、不動産の人? とか思われてるの、地味に面白かったな。
でもね、このなんでもない部屋の写真、当たり前でなんの面白みもない、そんな風に思ってしまいがちな写真、こういうのが後から振り返る時に効いてくると思うんですよ。あんまりに当たり前だから気にもしてない、でも長い長い時をへて変わってしまったり失ってしまったりした情景に、その当時の当たり前が思い出されるの。あの頃感じていたこと、日常の感覚、動作や匂い、暑さ寒さ、しんどかったこと、楽しかったこと、一緒にいた人のこと、記憶のどこかに残っていた感覚をずるずると引き出してくるような、独特の感覚でもって次から次へと思い出がひと繋がりになって出てくる、そんなことになるかも知れないよ。
ええ、お姉ちゃん、シロチャンの写真、大切に残しておきなね?
しろの写真、ずっともゆるを指針に撮っていた。けれど、突然話しかけてきたもゆるを撮った思いがけない一枚。これがどうなるのか。しろの意図したものではないにせよ、他の誰でもないしろの撮った写真になるのかもですね。ええ、成果物を確認する時が楽しみですよ。
『桜色プルーフ』
文芸部の部室から徐々に消えていく本の謎。その謎を解くべくさくらたちが文芸部を訪れれば、そこにはあったはずの本が、本棚ごとまるまるなくなってしまっていて、この消失事件! いったいいかにして解決されるのか!
その解決編だったわけですが、なるほどなあ、ちゃんとこうなる理由、部屋の外から見ていた時と実際に部屋を訪れた時の細やかな違和感、意識のズレもろもろ、こういうところに本来は存在していなかった謎が生じてしまっていた。
謎とその解明の面白さを提供しながら、連続ゲスト最終話となる今回は、ずっとさくらの心の奥にうずいていたコンプレックス、それも解消していく、そんな話になっていたのがすごくよいと思いました。4話をかけて描いてきた3つの事件、それを通じてさくらの気持ちに徐々に接近していって、それが4話目にして解消されるという構成もまた魅力的。掌編としても読みでのある4話だったと思います。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第1号(2021年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:02
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月12日日曜日
2021年12月11日土曜日
『まんがタイムきらら』2022年1月号
『まんがタイムきらら』2022年1月号、昨日の続きです。
『えるくえすと!』
皆で海。けどエル一同はあんまりテンションあがってなくて、なるほど、海イコール旅の通り道という認識だったんですね。でもって水着もはじめての経験? そうか、エルたちのいたゲームの世界はあぶないみずぎとかなかったんだ。
海で遊ぶという段になって誰ひとりなにをしたらいいのかわからないっていうのがおかしくって、海は通り道組は当然としても、こっちの世界組もなの!? ああ、基本インドアな人たちだから……、っての、ほんとに面白い。だよなあ、自分も最後に海に入ったのいつだったかもう思い出せないくらい昔。なにをどうしたらいいかわからない組であるのは間違いなさそうです。
でも遊びはじめたら楽しくなるのがいいですね。海に入ってもいい、浜で遊んでもいい、それぞれに海を楽しんでいて、と思ったらまさかの魔物出現!? そうでした、魔物もきてましたね。しかも悪いことに、レベルが下がって魔法が使えなくなってるアレッタが襲われてしまってさあ大変。って、きらら誌で触手は結構ぎりぎりでは!? いいんですか!? 小学生も読んでるんですよ! 巻頭のカラーページに書いてました!
今回はセリが大活躍でしたね。腕力でもってモンスターを引きちぎって撃退。めでたくふたりもレベルがあがって、セリがレベル3にアレッタが2に。ええ、こうして少しずつ歩みを進めていけたこと、セリも少し自信が持てるようになったこと、大変よかったと思います。
ああ、それと、アレッタさんは気にしなくていいと思います!
『むすんで、つないで。』
うわあ、榊姉妹、めちゃくちゃ可愛い! ハロウィンの仮装だっていうんですが、お化けっぽいフードつきポンチョみたいのんかぶってましてね、それがまあ可愛いの。お化けというかてるてる坊主というか、みたいな格好になってますけどね、でもイベントを楽しんでるふたりのそのきらきらの笑顔。素晴しいものがありますね。ええ、素晴しい。
対照的なのが苺。ああ、君、わりとやる気ないな! うん、まあこの子の来歴考えたら花ノ子や白百合みたくはしゃぐのはちょっとキツいよね。
今回素晴しいの、七色ですよ! うわあ、頑張りましたね! 軽く仮装をとつなぐにいわれて、黒いワンピースで魔女っぽい装いしてみたら、えらい気合いはいってるみたいになっちゃって、恥ずかしい!? でもすごいよね、めちゃくちゃ可愛いよね。七色、ポテンシャル高い子! いやもう自信持っていこう。君は最高だ。
この子のつなぐとのやりとりの合間合間に見せる表情、それもよくって、ああ、つなぐと一緒にいろいろ経験して、それがこの子の可能性を開くことになったら素晴しいなと思う。子供たちにお菓子を配るのも、なんかハッピーハロウィンって繰り返してるだけだってキャプションにいわれてますけど、それでもだんだん気持ちが開かれていってる感じしてますやん。それがいいんだと思う。少しずつでも七色、成長してるんですよ。頑張れ七色。やれてる! やれてるよ、七色!
そしてミステリアス白百合! この子、本当に美少女だな。次のページの舌出し白百合も素晴しいよね。ええ、ものすごい威力。で、それを受けて混乱してる七色もまたいい。ええ、七色、いけてる、いけてますよ!
『推しごとびより』
今回は2本立て! 1本目は同人誌のイベントなんですが、ということはゆず湯先生メインですね? 会場に到着するまではやる気たっぷりだったゆず湯先生。しかし設営の途中、そのやる気がくじける!? なんと、ダンボール頭からかぶってゆず湯先生不在を装う。いったい、いったいなにが!?
なるほど、カラフルリウムのチラシ置いたもんだから、同人作家ゆず湯とアイドル柚葉、異なるイメージの自分がまじらないようにとの苦肉の策だったんですね。
でも、ほんと、強引すぎておかしいんですよ。ダンボール箱仮面がね、チラシのこの子はゆず湯先生? との疑問が呈されるたびに、違います、気のせいです、ことごとく否定していくんですけど、無理すぎるよ! そもそも常連さんだったらゆず湯先生の顔、知ってるでしょう? とか思ったんだけど、これでゆず湯先生の気がおさまるならこれでいいのかな。
と思っていたら、完売後に訪れたお姉さん。くろまめ茶先生との交流が柚葉の気持ちに区切りりをつけて、隠したかった自分の違う側面、それを表に出すことに納得いったんですね。これはおそらくは柚葉の自己像、異なると思っていた、分けたいと思っていたものが、そうではない、両方ともに自分なんだと思えるように変化したっていうことでもあるのかも知れませんね。いわば柚葉の気持ちのバージョンアップの瞬間、それがあの時だったのですね。
そして2本目ではCDのジャケット写真を撮りますよ。ここでね、なるが心町とのお揃い衣装をしれっと用意してきたりしててね、おお、やってくれるなあ、なるさん! あくまで偶然といいはるなるさん、素晴しいわ。で、その表情が実にいいんですよ。ほんとマイペースさが魅力です。
しかしCDジャケットどうしましょう。柚葉の発案で、アニメのオープニングとかでよくありそうなジャンプシーン撮影してみたりね、おお、これすごくいい感じじゃないですか! みたいに思ってたら、ばたんと落下して現実は厳しい……。続く芝生案も、ちくちくする、アリがいる! 軽いパニックで、全然しまらなくって、こういうドタバタが実にカラフルリウムらしいって感じましたよ。
そしてジャケットの写真、いい感じに仕上がるくだり。ああ、彼女たちが一番輝いてるのはどういう時か、それをよくよくわかってもらえていましたね。そう思わせてくれる展開。ええ、実際とても魅力的だったと思います。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第1号(2021年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:12
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月10日金曜日
『まんがタイムきらら』2022年1月号
『まんがタイムきらら』2022年1月号、昨日の続きです。
『スロウスタート』
移動教室で山を登っている一年生たち。それはいいんだけど、花名がもう限界ですよ……。この子、一年のネガティブ期間がたたって体力激落ちしてましたよね。それ、まだ回復してないんだ。実際、もともと体力に自信ありって感じの子でもなさそうだものなあ。
かくして宿舎にて寝込んでいる花名。なんだろう、うつぶせ花名さん、不思議とスタイルがよく見えます。つきそっているのはたまてさん。でもってこの子が、一番に散策とかに飛び出していきそうなこの子が、こうして宿舎に残ったのは、花名と話したかったからなのですか。
果実と花名の関係にヤキモチを焼いていた。そう告白するたまて。ああ、この子、やっぱりちょっと寂しかったんだな。自分たちより同い年の友達のほうがいいのかなって、モヤモヤ抱えていたんだな。そしてここからのふたりの会話がまたよくて、花名にとってずっと変わらず接してくれているたまてたちがどれほどに嬉しく思えたか、しみじみとした語り口に、この子の気持ちが沁みてくる。ほんと、ふたりのやりとり、とてもよかった。それだけに、あの大人なやりとりのくだりがおかしくって、たまてさん、その間はいったいなんですか!?
ふたり並んで眠る様子、あの表情、安堵が感じられるの、それもまた素敵でした。
『ほぐして癒衣さん。』
夏鈴の着ているセーター。これがあまりにくたくた、あまりにボロボロだって、朝霞から指摘が入りました。最初のうちは遠回しな言い方だったのが、だんだんダイレクトになっていくの、面白かったなあ。それくらい、癒衣と夏鈴の関係に気持ち掻き乱されちゃってたんですな。でも、それで夏鈴のこと可愛いんだからとかいっちゃって、なるほど、朝霞さん、悪い人じゃないってのは間違いないって感じであります。
それで週末、ふたりで服を見にいきます。夏鈴の服を選びながら、癒衣とお似合いになったらどうしようとか葛藤してる朝霞がちょっとおかしい。でもって朝霞から夏鈴への頼み事。なるほど、夏鈴とのハグを試してみたい。いったい癒衣がなにを求めているのか、それを知ろうとしてのことだったのだけど、ああ、朝霞の体温が高いの、癒衣が朝霞を選ばない理由を適当にでっちあげたとかじゃないんだ。ほんとに熱いのね! 真っ赤になってる夏鈴がおかしかったです。
で、翌日の会社でのこと。癒衣から新しい服に気づいてもらえてる夏鈴とまるで気にしてももらえていない朝霞、その差よ! いやほんと、朝霞さん、むくわれないですねえ。
『星屑テレパス』
瞬とのロケット対決。瞬より高く飛ばせたら話を聞いてくれる、そうあらためて確認する海果。ああ、海果、しっかりしてきていますね。絶対勝つというその眼差しの確かさ、そこにこの子の揺がない気持ちが溢れていて、ああ、これは勝てるのでは、勝てないなんてことはないだろう。
そう思っていたら、そう簡単には話が動かない。勝てた、勝てました。でもなにかおかしい。海果たちのロケットは76m、対し瞬は31m。不自然なほど飛んでいない瞬のロケット。なぜか? ああ、瞬、あえて出力の低いエンジンを使って、わざと負けたんだ。なんのために? 海果たちロケット同好会に自分の力など必要ないだろう、そういいたいがため負けたのか。
ここからの皆のやりとり。なぜ瞬はこんなことをしたのか。瞬の抱えている気持ちとは。その問への答をずっと海果たちは探して、そしてついにここに導き出すことに成功したんですね。瞬に強さを感じてきた海果。自分は駄目なんだと思ってきた海果。でもそうじゃなかったんだ。自分がそうだったように、皆が居場所を求めていた。皆が作ってくれた自分もいてもいいと思える場所。今度は、瞬がいてもいいと思える、そんな理由に自分がなるといった、その言葉にはしたたかに打たれて、ああ、本当に海果は強くなりましたね。
これまでの紆余曲折、これを経てようやくはじめて彼女らの挑戦ははじまるのかも知れませんね。ここが本当のスタートライン。長かった、時に険しく、はらはらもやきもきもさせられた、でもそれだけにこの地点に立てたこと、それがこんなにも嬉しい。悩んで、迷って、泣いて、乗り越えた、その過程があればこそ、彼女らの結束はより確かなものになったのですね。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第1号(2021年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:06
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月9日木曜日
『まんがタイムきらら』2022年1月号
『まんがタイムきらら』2022年1月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』。なんでもない冬の日常風景? と思いきや、ゆずこ、唯、紫の3人ともにショッパー下げて、これは買い物帰り? おや、ゆずこと紫はサンタ帽を被ってますね! ということで、これからクリスマスの準備ってな感じでありますよ。ゆずこの手にはクラッカー、紫のショッパーからもツリーの飾りつけがのぞいていて、ということは皆の買ってきたもの、互いに交換するプレゼントなのかも知れませんね。
今月は新規ゲストが1本です。
『きもちわるいから君がすき』
びっくりしました。弱気でおどおどしてる子と勝気でツンツンしてる子、ふたりの互いに隠している恋心? 人づきあいが得意でなくて、なにをやっても失敗しがちな女の子、御影依子に一目惚れした飾磨司。その思いを寄せられる依子はというと、いろいろ苦手は多いながらも、司のために並んで人気のプリンを買ってきたりと、わりと前向き? 友達のためならチャレンジできる、そんな子みたいなんですね。
しかし、なにがびっくりしたといっても、この依子のためにいろいろ心を配る司、この子がメインなんだと思うじゃないですか。依子がこのまま駄目になったら、引きこもりになったりしたら、自分がこの子を囲い込める。そんなこと考えたりして、けど依子を不幸にするわけにはいかんと思いなおしたりして、そうしたところがタイトルの理由になってるのかな? この子の依子に対するちょっと行き過ぎた思慕、執着心、そうしたものがメインになってくるのかな?
みたいに思ってたら、違った! うはー、マジかー、やってくれますね、依子。この子のいろいろ、ことごとく演技だったのかい? 忘れ物もこけたのも、それら全部、司に構ってもらうためにあえてやらかしていたっていうんですね。
そしてこの子の行き過ぎた思慕と執着心。うわあ、ヤバいなあ。えらいもん見せられてる気がする。と、いやほんと驚きました。どないしたらいいのかわからん、そんな読後感でありますよ。
『けいおん!Shuffle』
同好会から部に昇格した軽音部。部費が出たおかげで機材や備品をしっかりしたものに更新することができて、ああ、この子たちの活動、順風満帆ではありませんか。よきかなよきかな、と思っていたら、なんだか下級生組の雲行きがあやしい。ええと、生徒手帳になにを見つけたのだろう。
そこからのリサと蘭花ですよ。真帆に対する態度がなんかおかしい。嫌われることしたのかな、不安になってる真帆だけど、まさかふたりして真帆の送別会の準備しとるとは! 真帆、追放!? いや、違うな後輩ふたりは真帆のこと大好きだな。とりわけ蘭花。あんなにも泣くとは思わなかった! というか、なんでこんなことに? 一番の当事者っぽい真帆が状況把握できてなくて、右往左往しとるよ!?
なんとまあ、校則で部の掛け持ちが禁止されとったんですか。バスケ部所属の真帆は軽音部との掛け持ち不可。ゆえに去らねばならない。えらいことになってまして、蘭花が泣けば真帆も泣く。もう随分な状況じゃないですか。しかし、真帆を軽音部に残留させねばならぬということは、これから部の掛け持ち禁止条項をなくすべく校則改正運動を繰り広げることになるのかい!? とか思ったら、先生から思わぬ情報もたらされて、なんとまあこの校則、有名無実化してるのん! むしろ今や掛け持ち推奨されてるとのことで、ああー、だったら校則ちゃんと改訂しとこうよ!
でも今回のこの騒動、真帆と後輩たちの絆向上イベントでしたね。真帆と蘭花の涙ながらの抱擁とかもそうですが、素直になれないリサがにじませた感情とかもね、とてもよかったと思います。しかし真帆さん、慕われていますな。紫なんてドラムがうるさいって邪魔がられてましたよ?
- 『まんがタイムきらら』第20巻第1号(2021年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:33
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月8日水曜日
『まんがタイム』2022年1月号
『まんがタイム』2022年1月号、昨日の続きです。
『茨城ってどこにあるんですか?』
ええっ、茨城最下位再び!? っていうか、最下位脱出が話題になったの、あれからもう一年が経ったの!? マジかー、一年ってあっという間だなあ。いやもう、茨城県最下位よりもそっちの方がショック。ともあれ、ショックを受ける多恵に去年のリベンジ、追い討ちをかける森戸が素晴しくいい表情。ああ、この人、すごい美人さんですなあ。
しかし今回はテンション高めで面白い。ケーキを分けるのに、都道府県の順位に応じてランクが変わるっていうのね、いくらなんでも茨城組のそれはあんまりでは!? というか、すでにケーキどころか食べものですらないっすよ……?
アカリンの前向き発言とかよかったですよね。と思ったら、そこに現れたのはカッパマートにも出入りしてる業者さん。即座にアカリン真正面から告白、でもって玉砕! なにこのスピーディすぎる展開。と思ったら、業者のお兄さん、この人、カッパマートの店長のことが好きだったんだ! 葵さんね、覚えました。速攻でSNSアカウント交換して友人になってるアカリンのたくましさよ。
で、なぜこの人の性的指向が突然明らかにされたのかな? と思ったら、なるほど、パートナーシップ制度、県としては茨城がはじめてなんだ。いいですね、こういうのに積極的なの、実にいいと思います。
でもって、東京に憧れ続けてる多恵の茨城に対する思いの発露! おおう、そのたとえが母ちゃんに直撃しちゃった。よかった、母ちゃん、よかったですね。娘さん、いい子に育ってますよ。
『良倉先生の承認欲求』
古岩先輩、SNS再開ですか! でもそれで、部をあげて緊急SNS講座開くとか、ほんと仲のいい部活だなあ。というか、古岩先輩、さすがに恥ずかしいよね。で、ここからの表明いろいろ、ちょっと自滅気味だったり、流れ弾が良倉先生に着弾してたりと、もうほんと面白かったです。
しかし歯に衣着せぬ古岩先輩。かつてのSNSでの失敗って、辛辣なリプで炎上しちゃったんか! いやもう大変。で、ここでね良倉先生からの炎上を避けるための心得、それがとてもいいの。ただ炎上を避けるだけでなく、軽はずみはいけませんよ、炎上被害にあうだけでなく、他者を傷つけないよう気をつけましょうというその気持ちがね、優しさ? 深慮感じさせてとても頼もしかったです。
で、最初はいいねなんてと思ってた古岩先輩がいいねの魔力に取り込まれそうになるラスト。おおう、星畑のこと意識しまくっちゃいますか! いやもう純情少年。なんと可愛いやつでしょう。
『秘密のお姉さん養成ノート』
主任のおうちで宅飲み。なのにそんなに絢爛なドレスでいっちゃうの、蛍さん!? たまたま出会ってド肝抜かれてる紀ノ川さんがおかしい。で、ここで紀ノ川さんも合流。めちゃくちゃハイになってる主任がすごい! あの、蛍グッジョブといわんばかりの顔もすごい。というか、君、仕事ででかしたって思ってもらったことなかったの!?
今回、皆がそれぞれにテンションあがるイベントになってるのがおかしいですよね。主任は紀ノ川さんの参加。蛍は主任の服を貸してもらって。もう日頃見られないようなハイテンション。というか、ここでさらに判明、蛍ってスタイルいいんか! なんかちんまりお嬢ちゃんなのかと思っとった。すまぬ、意識を変えていかんといけませんなあ。
飲み会の情景、恐れを知らない蛍と、どこか自重しないではおられない主任、その差とかも面白くって、いやいや主任、酔っちゃったふりしてタガを外していきましょう。正直、そういうちょっとはっちゃけた主任とかも見てみたいです。蛍ほどじゃなくてもいいから、たまにはやらかし気味にいってみてくださいよ。
『お天気おねえさんの晴れ舞台』
今回は牧さん回か! なんと、牧さん、彼氏ができました!? 婚活アプリで知りあったという彼。弁護士を目指すフリーターなんだそうですが、あやしい……、あやしい? 婚活詐欺もあるからねって釘を刺されてた、まさかそれをなぞるような展開を見せるの、うわあ、これどうなるの!? でしたよ。
たまたまその場に居合わせた琴音と真由、ふたりの反応が全然違ってて、詐欺を疑う牧に真由、でも琴音は心底信じちゃって、おばあちゃん思いの人だって感動しちゃってね、そこから一直線に動いちゃうのなあ、これが琴音って人なんだなあ。危ういなあ、危うくない? と思ったけれど、今回はこの琴音の素直さがまるく収めてくれましたね。
でも、東京に出るという彼氏さん。しばらく会えなくなる、ということは遠距離恋愛? と思ったら、これでお別れになっちゃうんだ。彼を信じられなかったことを悔やんでいる牧ですよ。琴音のおかげで、牧の不信は彼にはわからなかったとはいえ、牧自身は許せない後悔になっちゃうんだろうなあ。そうした牧の心情、しのばれます。
- 『まんがタイム』第42巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:08
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月7日火曜日
『まんがタイム』2022年1月号
『まんがタイム』2022年1月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がメイン。抽せん箱から特賞の玉を引き当てている、その喜びの様。ええ、時は年末、商店街とかがくじ引き、抽選やったりしますよね。その情景であります。『花丸町の花むすび』、『ローカル女子の遠吠え』、『テレパス皆葉と読めない彼女』も福引きで大当たりを引いてまして、りん子は富士山ぬいぐるみ! 花子はカニ、そして澄花はクマのぬいぐるみ。ああ、この皆の嬉しそうな様子。大変よいもの見せていただきました。
『ローカル女子の遠吠え』
たまごふわふわ! すごいの教えてもらった。静岡のご当地グルメ。袋井の名物? ということで軽く調べたら、袋井市がたまごふわふわのレシピを公開してくださってるーっ!
うわーっ! 今度作ってみよー!
しかしすごいよね、たまごふわふわ。カラーで描いてくれてるたまごふわふわ。実物の写真見たら、想像以上にふわふわじゃん! びっくりした。で、作り方は簡単! これはわくわくもんだあ。今度絶対試してみよ!
しかしこのふわふわのたまごも、りん子にかかればバリバリになるんだ。めちゃくちゃ面白いな。江戸時代にすでに存在していた料理で、将軍家光も食べたとか。近藤勇説は、Wikipediaに書いてますね、大河ドラマ『新選組!』で作られた設定だったんだ。などなど、料理の魅力を伝えつつ、りん子と雲春の関係? いい感じに描いてみせて、そしてその先に穂垂主任とその周辺に移っていくの。うん、ここも実に面白い。というか、秋津さんはいろんなことにセンシティブすぎるわあ。りん子くらい図太くマイペースにいくかしないと、いつか潰れちゃいそうでハラハラですよ。
で、穂垂主任のたまごふわふわ、そしてダシ割り。おお、SNSのダム仲間が反応してる! ほんと面白い。なんともいえん、面白い。たまらんですね。
『この契約は恋まで届きますか?』
家事代行との引き換えに手芸を教わることになった八千代さん。今回は、手芸の道具を買いに手芸店にいくんですけど、最初はふたりでお出かけと舞い上がっていた野田がですよ、店についたら、あれがいい、こっちもいいと、より以上にテンション上げて八千代さん置きっぱなし!
めちゃくちゃ面白いな。野田氏、手芸となったらリミット振り切っちゃうんだ。いいなあ、好きなものあるっていうのはいいことですよ。
そんな野田を見守るお店の人もすごくよかった。男の子ひとりっていうのは珍しいから覚えちゃってたっていうんですが、その子が女の子連れてきた! ものすごく喜んでくれてるの、なんだか息子を見守るみたいな感じになってるのかな。でもこの人が彼女とかじゃなくて、手芸の生徒さんとかまさか思いもしないよね。
そしてこのふたりの帰り道、目撃されちゃって、さあ大変? はたして目撃したのは誰なのか。会社の人かな? ほんと誰だろう。ちょっと恋愛方面? 誤解? 手芸から人間模様描く方面に進みそうな気配です。
『瀬戸際女優!白石さん』
ドラマにて高校生時代も演じると聞かされた白石。この人の学生時代はレディースのトップとかやっとったわけですが、でも青春ドラマみたいな学生時代にも憧れたりしてたんだ。この赤面してる白石が実にいい。いいよね、役とはいえこうして夢がかなうんじゃん。
でもその役が、まさかの小太りぽっちゃりおっとり系。皆を見守るその様から、おふくろさんと呼ばれてましたっていうの。面白いな、なんか印象変わる。で、このぽっちゃりキャラを演じるために、体形まで変えていくんですね。すごいですよね。
普段から母ちゃんっぽいところある白石の、ドラマの現場で見せたただ包容力があるだけじゃない、駄目な時は駄目と叱ってくれる、そんな姿、素晴しかったじゃないですか。自分たちを支えてくれている人への感謝を忘れちゃ駄目だって、他の役者さんの振る舞いを見てしっかり意見できるところ。ヤンキー時代を思い出してますけど、いやいや、この譲れないところをないがしろにせず、しっかり大切にしている真っ直ぐさ。ヤンキーだろうがおふくろさんだろうが、白石という人の本質をよくよく描いていたと思います。いいエピソードでしたよ。
『テレパス皆葉と読めない彼女』
素晴しいわ。ほんと、今回のエピソード、夢がある、わくわくさせてくれる。お話もそうならあの描写もまた素晴しくって、もう最高だったのではないでしょうか。
公園でね、風船から手をはなしてしまった女の子が泣いてるんですね。木に引っ掛かった風船をとってあげたい。桐谷の能力を使ったら楽勝よね? でも、風船が下りてくるような不自然、人に見せるわけにはいかない。
ということで、澄花が手にしたたくさんの風船、そのおかげで高く跳べるんだよ! って、桐谷の力を借りて、澄花、大跳躍! あの、風船のヒモを掴んで、ふわりと降りてくるその様子、最高でした。
超能力を持った少年少女たち。普段はそれを隠しているけど、それをこうして人助けに使ってというの。あからさまではない、本当にささやかな手助けなんだけど、それがこんなにもわくわくさせてくれるのは、澄花の見せたあの笑顔、結果を出せたことに手応え感じている皆のその様子、それらのためだと思います。そして皆葉のあの心情もまた、素晴しいと思ったのでした。
- 『まんがタイム』第42巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:07
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月6日月曜日
『まんがタウン』2022年1月号
『まんがタウン』2022年1月号、先日の続きです。
『あの世で猫になる』
やっぱ面白いよなあ。マンションの一室についてる地縛霊。バリバリの事故物件なんだけれど、不動産屋が猫の霊と偽ったせいで、猫のタマちゃんとして朝倉さんと同居中。
これ、朝倉にはおぼろげにしか見えてないから、それっぽく猫のふりして誤魔化せてるものの、読者にはばっちり人の姿で描かれてるわけで、その無理してる感がたまらんのですよね。でもそれは朝倉の期待を裏切らないように演じてくれてるわけでもあって、この友情? 優しさ? 祓われたくないだけ? いずれにしてもなんか面白い距離感で実にいいんですよ。
さてさて今回、結構な急展開!? 朝倉さんとチャンネルがあってきて、どうもじわじわ見えるようになってきてる!? これ、タマちゃんわりとピンチでは? なんとか誤魔化すのか、あるいは力がついて人の姿を得たとかいっちゃう!?
しかしそれにしても朝倉とタマの関係すごくいい。最後の1本、相性がいいって喜んでる朝倉見て同じく喜んでるタマの表情よ! 素晴しいですよこれ、めちゃくちゃいいです。
『ルナナナ』
アイドルオタクのアキ。月面生活でついに寝込んだっていうんですが、原因がアイドル不足。アイドル欠乏症だそうですが、まあそんな風に冗談めかしていったりするよね、シュークリーム分が足りないみたいな、とか思ってたら、この人思ってたよりもヤバい人っぽいぞ。アイドルに金を使いすぎて云々は最初の方でも触れられていた気がしますが、訴訟寸前ってのははじめて明かされのでは!?
この3人の中で一番の常識人と思われていたアキがこれだものなあ。もう3人とも限界突破しとるのかも知れん。で、今回リコやらナオやらが分析したアイドルの要件、MDMA扱いはヤバいな! でもラストの宗教云々ってのはまあそんな感じもしないでもない。っていうか、キマりすぎてるアキがヤバい! ほんと、今回はアキのヤバさがこれでもかこんちくしょうと押し出されてきて、ほんとめちゃくちゃヤバかったです。
でも、これまでアキのこと唯一まともだと思ってたんだよなあ。なんか今後は印象というかなんというか、すっかり変わりそうですよ。
『食欲しか勝たん!』
のっけからやられましたよ。回転して! 「すき」のポーズ! 回転してー、すき。回転してー、すし。
あー、今回はすしかよ! こんな導入で寿司に着地するとかまるで想像もしなかったし、というか導入がスムーズ、スピーディすぎてそれもびっくりする。
しかしですよ、こんなにしっかりした寿司、ばっちり描かれた日にはこころんでなくとも食べたくなっちゃうますよ。ほんと、これ、夜に読んじゃ駄目な漫画です。
ついつい気持ちが食に寄っていってしまうことに罪悪感を覚えながらも、それでもやっぱり食には勝てないこころん。おおう、回転寿司のお店にきちゃいましたか。もうねここからの食の描写のダイナミックさ。圧倒されるよなあ。とか思ってたら、ラストでアイドル失格と落ち込むこころん。そこで素に戻るんだ! いや、すまん、君がアイドルということ頭から消えさってた。でも大丈夫、そういう系のアイドルだって充分需要があるよ!
この子、食レポ系の仕事とかあったら輝くのかもなあ。でも今のところ、瞬シグはそういう売り方しないのかな? 適所にマッチングされることのないこころん。あー、もったいない! って思いながら読んでます。
- 『まんがタウン』第23巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
22:54
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月5日日曜日
『まんがホーム』2022年1月号
『まんがホーム』2022年1月号、先日の続きです。
『座敷童子あんこ』
のっけから身につまされるネタなんですが……。ほら、一年経つのあっという間ってやつですよ。ついこのあいだ年末年始をやったところと思っていたのに、気づけばまさに暮れ間近。あー、一年たっちゃったよ! マジかーっ!
ほんと、体感マッハのあんこほどではありませんけど、なんかね、一ヶ月くらいの感覚で一年が過ぎさっていってるような気がする。ほんと怖ろしい。気づいたら年寄りで、気づいたら棺桶ですわ。
これ、ジャネーの法則っていうんですか。ほんと、自分も年をとったんですなあ。気持ちは若い頃のまま、というか年をとった実感なんてまるでないっていうのに、時間のたち方についてはすっかり年寄り。めっちゃ落ち込む。ほんと、新しいことにチャレンジした方がいいのかしら。行くか……、ホストクラブ! いやいや、嘘、ホストクラブにはいきません。
マンネリを脱すべく一日のスケジュールを組みなおしたあんこの顛末とか面白かったですよね。やる気はあるけど、まるで体がついてこない。というか、やる気は就寝とともに消えさった系でしょ、これ。ほんと、翌朝の呆然とするあんこが面白くて面白くて、で、これもまた身につまされるネタなんですが……。
今回は、思わぬところで我が身振り返りまくりです。
『歌詠みもみじ』
今回はマナーのお話。宇賀神マミの一瞬で恋心が冷めるポイント、そうか、マナーなんだ。でもこれ、すごく正しいと思う。こういうところの感覚の相違、最初は無理して我慢できても、絶対後々じわじわ効いてくるやつでしょう。お金の感覚、衛生観念、それからマナーあたりは、なかなか妥協できないポイントなんじゃないかって思ってます。
さてさて、マナーにうるさいマミだけど、それでも守れぬマナーもある。この守れてるつもりで守れてない、気づけていないっていうの、ほんと難しいですよね。みたいなこと思わされたりね、いやほんと、気を使ってるつもりではいるけど限界があったりもするし、我が身振り返るにもまず気づけないことにははじまらないしで、今回のマミみたく指摘してくれる友達がいるっていうのは羨ましいことだと思ったのでした。
今回は大人組が頑張っています。理不尽マナーに精神磨り減らしながらも、なんとか対応しようとやりすぎ気味に頑張ってる先生とかさ、そもそもからしてママさんに全面降伏しているパパさんとかね、いやもう頭が下がります。パパさんもちょっとやりすぎ系ですよね。でもこれでうまくまわっているなら、それこそパパさんさえしあわせだったら、問題ないんだろうなあ。とはいえ、きっとママさんはママさんで、なにかしら譲歩してるんですよ。こういうのは案外持ちつ持たれつです。
『うちの秘書さま』
めちゃくちゃ面白い。血相を変えて飛び込んできたはじめ。なにごとかと思ったら、七瀬がクリスマスケーキに挑戦! って、どんだけ危険なのか。
どうにかして阻止しようと頑張るはじめなんですが、うっかり自分がケーキを作るとかいっちゃって、逃げ道なくなっちゃったりするのがね、この子のちょっと器用に立ち回れない性格感じさせてくれていい感じでした。で、器用なのが山田。はじめのケーキづくりを手伝ってくれる、のはいいとして下心がすごいな。でも、ばっちりしっかり山田メインでケーキづくりが進んでいくところ、ほんと、はじめと違って器用だよなあ。ただ、なににつけてもやりすぎのきらいがある。ああ、実に惜しい男であります。
山田が御屋敷のキッチンで見た惨状。あれはめちゃくちゃ笑いました。そうか、七瀬がキッチンに入ったか……。それからのメイドの危機管理態勢、さらにはラストの落ち、そうか、クッキー作ってたんだ! はいいとして、どんな密度なのそれ!
基本有能な七瀬なのに、料理となったらからっきし。その駄目を直接描くことなく、ポイントポイントでそれとなく示すところが、実にうまいと思ったのでした。
- 『まんがホーム』第36巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
23:53
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月4日土曜日
2021年12月3日金曜日
『まんがタウン』2022年1月号
『まんがタウン』2022年1月号、発売されました。表紙は『野原ひろし 昼メシの流儀』。やたらシブい雰囲気まとわせた野原ひろしがドーンと立っている、その背景に描かれるのはインドの炊込みご飯、ビリヤニであります。エビがたくさんのってますね。魚介のビリヤニなのかな? 以前、ネットでビリヤニがあまりに話題だから、近場で提供している店がないかと探して食べにいったことがありましたよ。スパイスの効いたご飯、事前に予想していたものとはちょっと違った食味で、時折コリアンダーのクセのある味がぞわー! っとくる。パクチーですね、ほらこのイラストにもちゃんと描かれています。ビリヤニを食べたのはその一度きりですが、また機会があれば食べにいきたいものだなあ。なんて思わされる表紙、それから本編も、でした。
今月は新規ゲストが1本です。
『兎なりのウサギさん』
お隣の幼なじみのお姉さん。稲城紅詩に恋こがれる高校1年生、上村青枝がウサギを愛でるのを口実に毎日通うというのですか!? いや、毎日はさすがに断っていましたね。そのへんはわりと自重の効く青年でありますな。
この漫画、ウサギのみたらしがとにかく面白い。めっちゃくちゃマイペース。やたら動きまわるかと思ったら、時折その表情でもってなにか語りかけてくる。あなたはこわい顔ですね! もっとなでてください! 木をかじりたいです! その突発的な行動に、ちょっと戸惑う青枝がまた面白くって、みたらしをなでて、時に話しかけて、でもウサギはほんと自分の興味だけに率直で、まるで青枝の思惑など意に介するそぶりさえ見せない!
この自由さ、たまらんものがあるなあ。これ、きっと本当のウサギもこんな感じなのだろう。擬人化することも可能だろうに、あえてウサギのウサギらしさを押し出すかのようなこの描写、思うようにはいかないし、とにかくウサギはウサギのペースでしか動かない、それがおもしろ可愛いよなあって思われて、ええ、これリアルウサギを知る人にはより刺さる、そんな漫画かも知れませんね。
『押しかけギャルの中村さん』
中村さん、秋山と同居してること、隠すつもりほぼないのか。とりあえずバイト先の榎本にはいっちゃいました。けど、他の皆にはないしょにした方がいいだろうね。ってのは、中村のこと好きらしい後藤がね、ちょっと大変なことになりそうじゃん?
とはいうものの、できることならお前さんの恋が成就する目はないよってはやいめに伝えてあげた方がいいのでは? なんて思ったりもして、どこまで本気なんかはわからんけど、今みたいなあしらい方だといつまでも後藤君ぐいぐいいっちゃうじゃん。中村はわりときっぱり断ってるんだけどなあ。やっぱ、あれくらい押しが強くないといかんものかい?
中村は秋山のこと、ほんと気にいってるんですね。仕事中も隙あらば秋山にアピールしてくる。秋山はガン無視を決め込むんだけど、それで中村のこと怒らせちゃって、泣かせちゃってってね、ああ、秋山、お前さんいいやつだな。友達なのも秘密なの? って、涙目でいわれたらすぐさま反省するじゃん、うまく反応できなかったこと謝るじゃん、ほんと秋山のこういうとこ、すごくいいと思います。
そして中村リクエストの投げキッス。これがまさかの後藤に着弾! おおう、ハッテン!? あー、ノーハッテン! 真摯に、秋山を傷つけないように断りをいれる後藤。こいつ、なかなかいいやつかも知れません。
『新婚のいろはさん』
はじめの誕生日プレゼントに悩むいろはさん。哲子に相談して、颯斗にも相談して、けどどちらの答も決め手に欠ける! ついにははじめの周囲を観察しつつ、それとなく聞き出そうとしてみたら、あれまあ、はじめくんは無欲ですね。今、これ以上はいらないかなって、ほんとこの人のこういうとこ、すごく好感ありますよね。
そんないろはが答を見出すにいたる、そのくだりすごくいいんですね。骨伝導ヘッドホン! その答は、かつてはじめから取り上げて、そして贈られた手帳、そこに書かれていたというのです。東京にいくというはじめが、かまいたがりのいろはに取り上げられた手帳をそのまま贈った。そこに書かれていたこと、よくわからないことも多いけれど、そこには中学生時分のはじめの気持ちがいろいろ込められているというくだりがね、しみじみ感じるよさかもしだして、たまらんですよねこういうの。
ふたりには歴史があるんですね。過ごしてきた時間、積み上げてきたもの。たとえ一時期離れて暮らす時間があったとしても、それでも繋がるよすががあった。それは思い、あるいはこの手帳であったのかなって、そうした郷愁いりまじるような情感、たっぷりとして素晴しかったです。
『相方が俺を好きすぎる』
わーお、連載に昇格したよ。この漫画、好きなんですよね。売れないお笑い芸人天津昇のこと大好きすぎる押し掛け相方、櫛田泰斗。表情に乏しいこの男の、けれど昇に向ける情の深さ。もうたまらん。どこかひょうひょうとして、どうにもつかみどころのない男なんだけれども、それにしても昇のこと大好きってのはビシバシあからさまに押し出してくるのがね、ギャップっちゅうのかなんというのか、ほんとおかしい。
ええ、私は泰斗のこと全力で応援しています。
泰斗は昇のお笑いの才能に惚れ込んでるのかな? みたいなこと思いきや、どうもそうではないっぽいでしょう? 俺とならきっと天下をとれますよ! みたいなこと絶対にいわない。とにかくいうこともろもろ、微妙な範囲に着地する感じがあってさ、それがほんと面白いのね。で、やっぱ思うのは、泰斗は昇という人物を好きなんだろうなあって。気づいたら昇の部屋に入り浸って、一緒に食事して、昇がゲームするとなったら割り込んでまで一緒にプレイする。っていうかあなた、距離が近いわよ!
ほんと、絶妙にぱりっとしない泰斗。このじわじわ感が面白い。くすっと笑う? にやにやしちゃう? そんな具合に面白いんですね。
- 『まんがタウン』第23巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
22:28
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月2日木曜日
『まんがホーム』2022年1月号
『まんがホーム』2022年1月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかがサンタクロース衣装で登場です。サンタクロースをやってるんじゃなく、パーティに着ていったとっておきの衣装って感じ。額に鼻めがねかけて、クリスマスチキンを食べる、その様子、ばっちりクリスマスを満喫していますね。『先輩に推されて仕事になりません!』花村、瀬谷ペアがサンタ&トナカイ衣装でプレゼントの届け先を確認中? 『オレの愛で世界がヤバい』は結衣トナカイが知子サンタをバックハグしてプレゼントですよ。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は真ん中に劉備雪だるまを抱きまして、その周囲にも将軍たちの雪だるま。なんとも平和で、ずっとこうあってほしい、そんな情景です。
今月は新規ゲストが2本です。
『俺と式神の主従契約』
霊が見える、霊に好かれる。そのせいで、日常生活の平穏を脅かされ続けている優一。このままではつきあっている恋人との結婚もままならない。すっかり気持ちが後ろ向きになっているですね。
そんな優一がある夜、出会ったのが不思議な神。ひとがた? いや、ねこ? ともあれそいつが優一に頼むんです。契約をしてくれ。仕えてきた主に身罷られて以来、存続に必要な力を得られずにいる。恩は返すので契約してくれ、というのだけど、これ、一方的に無理矢理契約しちゃってない!? 身体の一部を頂きというの、なるほど唾液でいいのか、でもそれで紙から式神本来の姿に変化して見せたところ、これまったくのBLじゃん! やりました! もっといきましょう!
半ば強制的な契約。本来は優一が主となって式神、六合を使役することになるんでしょうが、どうにもマイペース六合の性格もあってかどちらが主であるのかわからなん! というか六合さん泣き落とし!? このかっこいいんだかなさけないんだか、ちとわからん美青年、なんともいえん可愛さがありますね。
『魔界の愛されCEOは元勇者』
やっぱり労働環境の改善って大事なんだなあ。魔王を倒した呪いで魔王と化してしまった剣士。おお、闇落ちだ、と思ったら落ちなかったよ! 呪いに蝕まれながら振り返った我が半生。そのあまりに理不尽なまでのやりがい搾取に、これじゃ駄目だと労働改善に着手! かくして魔王の軍勢は、弩級のホワイト職場となったのでした。
やっぱ、ホワイト職場、最高だよな!
しかしなにがいいって、魔王の参謀、ソヴァンさんがウキウキ。こんなにホワイトな職場ははじめてだっていって、それで現環境維持のために奔走するってのかあ。新勇者登場の報に触れ、あ、前の職場の同僚だ! 真面目でルール大事、正義漢も強いんだけど四角四面なんだよ、融通きかなくて一緒に働くと疲れるんだよな、ってわけで、この勇者に我が魔王を倒させてはいけない! 呪いでこの勇者が上司になったら、今のホワイト環境が失われてしまう!
おお、参謀ソヴァンに中ボスのレガード。ふたりともにホワイト職場を死守せんと本気だぞ! いや、ソヴァンはちゃんと魔王の身も案じてますね!
職場がホワイトであるということの価値、しみじみ感じましたね。やっぱ、代え難い環境があればそれを維持しようと構成員自らが努める。その意義をこそ感じて、ああ、経営者の人たちはホワイト職場を目指すべきだよねー、って思いましたよ。
『孔明のヨメ。』
孫権、開戦を宣言ですよ。劉備と手を結び曹操を迎え撃つ! かくして臣下は大忙し。武官は作戦立案、状況把握に動き出し、文官は文官で事務仕事が大量に発生する。この慌しい中、孫権は側近子布をいたわることでこの上ない味方とし、そして周瑜も亡き孫策の思いを背負いながら、曹操攻略のための策を練る。
このはしばしに見え隠れする孔明の存在感ですよ。これ、孫権からしたらぜひ手元に置きたい才であるし、周瑜にしたらあまりにやり手、自分自身があたかも駒のように動かされていると感じるにいたっては不快でさえある! 複雑な立ち位置だなあ。でも、自身に近しい思考の持ち主、これは使わないではもったいない、ばっちり自分の側に置いて才を発揮させようとするの、おお、将の器だよー、これ!
かくして曹操攻略に動き出します。となれば、いよいよあの戦いが! これは、ほんと、どんな経緯をもってあの場面に繋がるのか。作者の解釈、作者の見せ方、それらもろもろが楽しみでならんです。
『オレの愛で世界がヤバい』
思わぬ方向に展開していって、いやはやびっくりですよ。縁結びの力を持ってる万丈。万丈が好きになった相手の恋は叶う! しかし万丈と両思いになればその時、世界に恐ろしい厄災が訪れる!
でもまあ、結衣が好きなのは知子なんだからノープロブレムだよな。万丈にアタックしてるけど、それもすべて結衣の策。でも、あやしい占い師にそそのかされるままに、肉体言語でもって万丈を攻略しようとする!? からの、万丈のことを利用しようとしていたって、全部意図を白状しちゃうっていうの、うわー、これは予想外でした。
でも、本当に予想外はこれからで、利用されようとしていたのにまったくそれを意に介さないどころか、結衣のこと全力で応援してくれる万丈ですよ。ああ、これは万丈らしいなあ、とか思ってたら、なんとまあ結衣が万丈のこと意識しはじめたし!
かくして、結衣の恋路を応援するために結衣を好きになろうとしてくれている万丈。でもそれはマズい。今、こうして万丈を意識するようになった結衣のことを万丈が好きになったら、すなわち両思い関係が成立したら怖ろしい厄災が!
いよいよ面白くなってきましたね! これ、どんな厄災が世界を襲うのか、楽しみになってきました! いや、きっとそうはならんのだと思うんだけど、いやでも見てみたいよね、見たくない? ええ、楽しみになってきました。ここからどんな道筋辿って、どんな決着を見るのか。俄然楽しみになってきましたよ。
- 『まんがホーム』第36巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
22:58
0
comments
Labels: Revues / Magazines
2021年12月1日水曜日
『まんがタイムきららキャラット』2022年1月号
『まんがタイムきららキャラット』2022年1月号、昨日の続きです。
『死神ドットコム』
新キャラ登場。メルメルの上司の上司? と思ったら、なんとメルメルの姉なんですか。ちんまり可愛いキャラクター、チルチル。でも見た目と違い、傲慢不遜、上から目線で、メルメルとはちょっと反りがあわない感じ? 一応一方的にメルメルが苦手にしてるだけで、チルチル自体は妹大好きではあるんですね。でもそれがストレートに伝わらないというか、伝え方が悪すぎるっちゅうか、不憫っちゃあ不憫な関係です。
この姉ですよ。タマのもとにやってきて、メルとケンカしたかと思うと速攻で追い出されて、と思ったら、ああー、大家に目をつけられてしまったよ、おい。この漫画、見た目可愛くデザインされてるキャラクターほどヤバいよなあ。大家はその筆頭格。いやもうほんと、この漫画における最強キャラは、やっぱりこの大家ってことでいいんでしょうか。チルチルを自室に呼び込み、家賃と称してねこちゃんごっこを強いるっていうの。はたしてどんだけなのか。死神の、わりと上位格っぽいチルが即おち? いやもう、大家、ヤバすぎるのに見た目が見た目だから、警戒せずに懐に飛び込まれてしまうでしょう。ほんと、酷い罠だと思う。これ本質を隠して近づく捕食者そのものじゃん。ヤバすぎますよ。
『しずねちゃんは今日も眠れない』
ねねって太るのか! 抱き枕なのに太るのか! このところお母さんが作ったお菓子、たくさんもらえるもんだからともりもりやってたら、体重ももりもり? 風呂場から自室までの搬送がやたら大変だったので、太った? そういわれたらむくれて抱き枕形態に戻っちゃってるんですが、あのむすー顔、めちゃくちゃいいですよね。眉間にちびっと刻まれたしわ、ここにふてくされ感が出ていてたまらん味わいです。
さて、そのねねが本気を出して変身したら、なんでか成長してしまってました。すっかりお姉さん。じゃあその性格、中身も成長して大人びたりしてるのか? と思ったら、そのへんはあんまり変わってない模様。でも見た目が変わって、包容力もアップ? 物理的な力もアップしてますけど。それから歌もうまくなりました。なるほど、ただ見た目が変わっただけじゃないみたいなんですね。
これからねねはこんな感じでいくのかな? と思ったら、やっぱり最後にはいつもどおりに戻るんですね。この安心感。なんでしょう、いろいろあっても最後にはいつもどおり。この実家に帰ってきた感、実にいい展開でした。
で、やっぱりねねって太るのか。抱き枕なのに太るんだ。しずねとママさんには好評だから、まあこれはこれでいいのでは?
『ササエルの中には誰もいない』
ササエル、街の人たちから愛されてるなあ! というか、お婆ちゃんたちから孫代わりに愛情注がれてる感ありますよね。でもお金もらって露骨な喜びかたするんな! ここは、ここはもうちょっと平静を装おうよ!
駅前市っていうのやるんですね。朝市みたいな感じですね。駅前に商店街の人たちが出店してるの、産直食材があれば屋台なんかもあったりして、これ、なんか楽しそうだなあ。実際、こういうの地域振興策としてどうなんだろう。うちの市なんかでやったら盛り上がったりするんかな。など、ちょっといろいろ考えちゃったりしちゃいましたよ。
駅前市で雲雀は焼きそば屋台やってて、かまぼこはわかるけどなんで鯨? っていうの、天河市は鯨でも有名って、あんまり意識してなかったけど沿岸なのか。そらそうか、だって笹かまぼこが名物なんだもんな。
団子屋のおやじさんが子供たちのために持ち出してきたドン。ポン菓子を作る機械なんですけど、ああー、懐かしい。子供のころ、これ持ってまわってくるおじさんがいたんね。で、家から米を持っていったらポン菓子作ってくれるわけさ。うちらの地域ではドンとはいわなかったなあ。あの釜をあけるときの爆音な。あれがもう楽しみなんだよなあ。実際この漫画でも迫力満点に描かれて、あのササエルもなんか楽しそう! いやもう実に面白そうなイベントでした。
最初はいろいろめんどくさがってたササエル、いやさ小依だけど、なんだかんだ楽しく過ごせたみたいですね。いろんな人にかかわって、いろんなことにチャレンジする。小依にとってもいい経験になってそう。なんかいいなって思っちゃいますよね。
『あやしびと』
ああ、この展開は予想していました。やっぱりアヤ、人の世界に帰るんですね。
別れを悲しみ妖人の世界に引き止めようとするみぞれやサカサ。それでもあえて帰ることを決断したの、本人はなにも考えてないって、それこそ別れの場面が悲しみ一色にならないように? 軽く、いろいろ冗談めかして、楽観的な態度を徹底してみせてるの、でもサカサはわかってるんだな。これも全部アヤの優しさなんだって。
一旦の離別を受け入れならがも、アヤは皆との再会を願っているんです。これ、ほんと、そりゃこういうだろうなあって思いました。人間の世界から妖人の世界への生き方を見つければいい。あんまりにも簡単そうにいうから皆からバカなんじゃないかっていわれちゃってますけど、これ、アヤの決意なんだね。あの皆との再会を願ってること口にした時の笑顔がね、いつにない強さ感じさせて、ほんと、これはぐっと胸に迫るものありました。
そしてサカサ、お前、ここぞという時には素直になるのなーっ! でもってそこからのアヤの自分も気づいていない感情? それからみぞれも? それをうかがう機微がね、なんだかね、ちょっと寂しくて、サカサ、つらいよね。でもサカサよ頑張るんだ。応援しているよ。
かくして異世界にてアヤを受け入れ、仲よくしてくれていたみぞれ、サカサ、カバネたちとのお別れ。次回、最終回。そこで描かれるだろう再会をここは楽しみにして待ちたく思います。
- 『まんがタイムきららキャラット』第18巻第1号(2022年1月号)
Posted by
matsuyuki
at
22:36
0
comments
Labels: Revues / Magazines

