2024年3月1日金曜日

『まんがホーム』2024年4月号

 『まんがホーム』2024年4月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。春、暖かくなってきて外出が気持ちいい。ということで、ハイキングでありますね。背にリュック、手に水筒持って歩くらいかのさわやかさ。春めいた空気も感じられるようです。『独りじゃない一人暮らし』はお弁当を広げているところ、『孔明のヨメ。』は植物図鑑を手に、花の名前を調べているところですね。そして『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』は、ランチバスケット手にして上目遣いの音瀬。ええ、とてもカワイイです。

『孔明のヨメ。』

赤壁という一大イベントが終了。ああ、これで一息つくのかと思ったら、今回はもう次の動きを予感させるいわばブリッジとしてのエピソード。息つく暇もないとはこのことか!

劉備サイドは戦勝を祝い宴を開いて、皆をねぎらっている。まさしく一息ついた状態なのですが、けれどまだまだ戦い足りない将軍たちは、次の戦を求めている。となるとここは孔明に期待が集まるわけで、そして期待に応えて策を出す孔明がまたすごいんですね。

問題は呉の側といえるでしょう。戦を終えて落ち着き状況を把握しはじめた周瑜が気づくんです。劉備軍のつけいる隙はないと思っていたのに、いざ開戦すると加勢があり無下にできる状況ではなくなっていた。どれもこれも孔明の策あってのことか。自分は踊らされただけなのか。

その思いがさらなる曹操追撃に駆り立てて、これも孔明の思う壷? あるいは!?

本当、この様々な陣営、人の思いの交錯する様。読み手の私が翻弄されるようですよ。

『スナックあけみでしかられて』

あけみさんのぬいぐるみを作るという乃里ちゃんですよ。素体は普通に売ってる。それをデコレーションしてカスタマイズするというんですけど、目は自分で描くのか。これ、絵心ないと似ないやつじゃないですか! ほんと、よほど好きが高じないと難しいやつです。かつ、要観察眼でありましょうか。あのあけみさんを見つめる乃里ちゃんの圧、すさまじかったです。

それだけによくできたあけみぬい。で、そこに自分のぬいも添えるところ。ほんと、これ可愛い試みですよね。そうかあ、最近はこんな楽しみもあるんですね。

『はなまるゲーセン飯』

新しくできたショッピングモールにきたあがいん面々。園香と田貫の目的は、モール内のゲームセンター視察なのでありますが、というのもあがいん店長園香の父が、ゲーセン見にいきたいと強く所望したものの、仕事があるから視察を断念。その代わりに娘とその友人にして常連が派遣されたというわけなのですね。

でも若者たちの楽しみはゲームだけじゃありません。樺恋の好みにしたがい服屋にていろいろ試着をしてみたりしましてね、そうしたら服が高い! こんだけあったらどんだけゲームできることか、って、いやまあ気持ちはわかる。ゲーム好きはクレジット換算するし、音楽好きはCD換算するし、それぞれ好きなものの単価が基準になりますよね。

でも、それでもお着替え園香は可愛かった。ほんと、田貫よ、可愛いと声に出していうんだ。はやくいうんだ。なぜいわないんだ。

そしてゲームセンターではクレーンゲーム。1プレイ5円とかあるの!? ほんと、驚きの価格ですが、クレーン操作を心ゆくまで楽しんで、さらにはVRやフードコートと、こうして一日楽しめるのが大型モールのいいところですよね。

さて、巨大なライバルが出現したあがいん。なんとかお客を呼びたいなあ、などなど、園香の思案に新たな試み? いろんなチャレンジがなんだかはじまっていくっぽいですか? まずは園香にまかされる大役っての気になりますね。お姫様になるのかな?

『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』

いろいろ動きがありました。テレビの取材で伸びる集客。プロのメイクさんが入って、いつもの3割増しで可愛くなった音瀬です。とはいえ、自分はいつものが好きかなあ。そして橘が呼び出されて、森川との話し合いがはじまります。

というか、これ森川にとっては処刑といえるような状況だったのでは!? 橘に思いを寄せる森川だけど、橘にとってはまったくの興味の対象外。いったいなにが足りないのか、劣ってるのかと問えば、お前は音瀬じゃないと、まったくの根本から思い違いをしていたと思い知らされて、ああもう悲しいなあ。この思わせぶりなことをいわないの、橘の優しさだったりするのでしょうか。あるいはただの無神経なんだけど、この人に関してはわからんなあ。

森川の努力を知ってくれていた。それこそが森川にとっての救いであったでしょうか。それだけに破れても気持ちはすっきりとして、ああ、だからこそというべきでしょうか、長瀬がそばにいてくれたのがよかったと思える顛末でした。

そして今度は音瀬に試練ですか!? なんと、音瀬の素顔がネットに流出。ヤバい! 有名になるとこんなこともあるのか。踊り子に触れてはいけません! プライベートに踏み込む、そんな無粋がなされまして、こちらはどんな決着を見ることになるんでしょうね。

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