発売されますね、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン。これ、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの特別バージョンなのですが、発表された時、懐かしいという気持ちと、これちょっとしたプレミアム感こそはあるけれど商品としては微妙かも知れんぞ? という気持ちがいりまじって、正直いってちょっと複雑。自分は熱心なジャンプ読者ではなかったのですけど、それでも遊んだタイトルはいくつも収録されているし、けれどだからといって、懐かしい以上のものはあるのだろうか。今あえて遊んで面白い、これまた遊べるなんて嬉しい! そんな気持ちはあるのだろうか。自問自答する瞬間があったのですね。
まあ、自問自答しようがしまいが、とっくに予約分は売り切れてしまって、Amazonなんか見るとね、定価よりも5000円も高い値段つけた転売屋がこれでもかと出品してたりする、まあ、いつもどおりといえばいつもどおりですかね、そんな酷い状況になっとります。欲しい欲しくない以前に、注文受け付けてくれるところなどないという状況を前に、とりあえず抽選販売してるところで応募だけしておくかあと、そんなスロウスタート。買えたらラッキー、けど買えなくてもまあいいかあ。これくらいの気持ちでいくつもりです。
収録タイトルは以下のとおり。
- キン肉マン マッスルタッグマッチ
- ドラゴンクエスト
- 北斗の拳
- ドラゴンボール 神龍の謎
- キン肉マン キン肉星王位争奪戦
- 聖闘士星矢 黄金伝説
- キャプテン翼
- 聖闘士星矢 黄金伝説 完結編
- 赤龍王
- ファミコンジャンプ 英雄列伝
- 魁!!男塾 疾風一号生
- 暗黒神話 ヤマトタケル伝説
- 天地を喰らう
- 北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝
- ドラゴンボール3 悟空伝
- キャプテン翼II スーパーストライカー
- ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
- まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!
- ファミコンジャンプII 最強の7人
- ろくでなしBLUES
この中で、ごくわずかでも遊んだことがあるのは、『キン肉マン マッスルタッグマッチ』、『ドラゴンクエスト』、『北斗の拳』、『ドラゴンボール 神龍の謎』(多分)、『キン肉マン キン肉星王位争奪戦』、『聖闘士星矢 黄金伝説』の6タイトル。意外と遊んでるな! ある程度遊んだといえるのは『キン肉マン マッスルタッグマッチ』、『ドラゴンクエスト』、『北斗の拳』、『聖闘士星矢 黄金伝説』の4タイトル。持ってたのは『ドラゴンクエスト』だけですね。
週刊少年ジャンプはゆうても人気の雑誌で、掲載されてる漫画も人気だったから、誰かしら持ってたりしたんですよね。遊びにいった時に遊ばせてもらったり、また貸してもらったりなんて具合に触れる機会がそれなりにあったという、そんな感じでした。
結構、人気のあったのが『キン肉マン マッスルタッグマッチ』でしたね。これ、対戦できますからね。超人をふたり選んで、技かけあいながらノックアウトを狙うんでしたっけ? ブロッケンJr.の毒ガス攻撃が凶悪で、出がはやい、距離取って攻撃できる上、一度当てればハメ殺せるというので、とりあえずこれは使用禁止キャラにされていました。テリーマンのボストンクラブが好きでしたね。ウォーズマンとラーメンマンは勢いありすぎて当たらないんですよ。みたいな具合で、きっと今でも楽しめる、そんなゲームであるのは確かなんですが、若い子が遊んで面白いゲームじゃあないだろうなあ、もう。けど、このゲームね、結構よくできてて、必殺技を適当に打っても当たらないんですよ。必殺技タイムに入るまでに、細かくパンチなりキックなりで体力削って足を鈍くしておいてやらないと、そうそう大技は決まらない。この序盤の駆け引きから終盤の一発逆転まで含めて、かなり楽しめるゲームではありました。
『北斗の拳』、これはそこそこは遊んだけど、それなりにしか遊べていません。敵が射掛けてきた矢(ボウガンですよね)にパンチなりキックなりをうまくあわせてやると打ち返すことができた。二指真空把ですよね。わりと細かく原作の要素を拾っていて、敵倒すと出てくるあべしとかひでぶとかいう断末魔? これを7つ集めるとパワーアップするんだっけ? 服が破れて上半身裸になるんですね。ボス戦も凝っていて、手順を原作どおりにすると技名がばばーんと出てかっこよく演出してくれる! というんですが成功したことはありません。
ファミコン時代のゲーム、とりわけキャラゲーにくくられるものは、結構駄目なものが多かったんですよね、残念ながら。だから50周年版に収録されたゲームについても、あんまり期待しちゃいけない気がするんです。でも、だからこそ貴重かも知れない。これらのゲームの中には、バーチャルコンソールのようなかたちでリリースされる機会がほぼないといっていいものが、それなりに含まれていると思うのですよ。複雑な権利処理が必要だったり、あるいはそもそも売れると思われていない。なので、まったく触れたことのない、そもそも原作漫画を読んだこともない、そうしたゲームであっても、ここで掴んでおくべきなのでは? では!? そんな声がどこからか響いてきて、いや、でも、絶対お前積むやろ? そんな冷静な声も聞こえてきて、なおも自問自答タイムは続くのです。
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