2016年3月7日月曜日

『まんがタイム』2016年4月号

『まんがタイム』2016年4月号、発売されました。表紙は『おとぼけ課長』がメインであります。ガーデニングがテーマ、ジョウロを持って、花に水をやろうという、そんな課長であります。他にもホースで水まきしようとしている『さわらせてっ!あみかさん』あみかさんや、花の鉢とスコップ持った『まりあ17』まりあ、そして苗を植えようとしている『アカネんちは結婚相談道場』アカネのカットもございます。

天子様が来る!』、いやあ、見事にやられましたよ。もうね、普通に、なんとはなしに読んでましたらね、あれですよ、ランバダ。あー、そんな踊りもあったねえ。なんて、昔の漫画に描かれたランバダ思い出したりして、いや、しかしどんな踊りだったは記憶がさだかじゃないなあ。まさかこの話が、後半にしっかり回収されるとは思いもしませんでしたよ。私には何のとりえもないんだわ! そういって悩んでる娘に両親がいうランバダの一言。なにこのインパクト。もうね、まさかここで再びランバダがくるとか思ってなかったから、不意打ちで食らって、ほんと、みごとにやられてしまいました。他のネタも、寄生虫違いとか納豆とか、気にいったものいくつもあって、ほんと、毎回面白いですよ。

『ゲンバ女子のおしごと!』、ゲストです。三時屋工務店にて働くことになった春日井あかり。なんだかマイペースなこの子が、いろんな社員さんに憧れてみたりしながら、現場の仕事を学んでいく、そんな感じの話。かっこいい現場監督のカンナさんに、腕のいい大工仕事から左官なんかもこなす建さん。そして見習いのりょうくん。わりと社員さんは普通っぽい、と思ったらそうでもないな。やたらノリのいい社長に、道具にキャシーやマチルダって名前つけてる建さん。そうしたのがおかしくてね、そしてあかりが入社するにいたったその経緯。なんと、この子、いろいろ有能っぽくて、左官の仕事なんかも見覚えて結構な出来! この漫画、あかりのキャラクター、悪くないって思います。明るくて、元気で、ノリよくて、有能。ええ、悪くないですよ。

『揺らめいてバス子さん』。『さわらせてっ!あみかさん』から人気の彼女、バスで一緒になるあみかのことモチ神様と付け狙う、例の彼女が主役になって登場ですよ。しかし、この子、こんなに可愛いのに、その行動は一歩間違えば痴漢のそれっていうね、ほんと、おそろしい限り。しかし、ほんと、可愛いなあ。『あみかさん』本編、最後の一本をこのバス子さんのエピソードにして、そのままスピンオフに導く流れ、とてもよく、そして『バス子さん』では、この子の日常の情景、モチ神様にまつわるあれこれ。学校でもモチ神モチ神ゆうとるのか……。なんともいえないスピンオフ。バス子の握力、どんどん強くなりそうな勢いで、いやしかし、これも面白かったなあ。

『スリープシープ』、夜眠れないという井上君。仕事中に寝てしまって、ああー、いけません。突っ伏して寝るとバレるんですよ。もっと、こうね、普通に座って仕事している格好、そのままでいけるようにしないと。さて、この人、夜眠れないからと羊を数えたら、なんと羊が出てきてしまった。スリープシープらしい。そのうちの、どうにも駄目そうな個体シプーが眠りをサポートしてくれる、というんだけど、どうにもこれがよろしくなくって、無理に眠ろうとするのは体に悪い、ってそうなのか。これ、一見ね、シプーが眠りの邪魔してる、そんな風であったんですけど、結果的にはいつの間にか眠りに入っていて、つまりこれ、シプー、ちゃんと仕事を果たしたってことなんでしょう。でも、ちょくちょく出てこられると困りそうな羊たちですね。

  • 『まんがタイム』第36巻第4号(2016年4月号)

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