2018年3月15日木曜日

ネプテューヌシリーズ 超次元ビジュアルクロニクル

 届きました、『ネプテューヌシリーズ 超次元ビジュアルクロニクル』。そうなんだよ、買ったんだよ。抗えなかった……。以前にもいいましたとおり、私は『超次元ゲイム ネプテューヌ』は名前を知ってる程度。もとがゲームであることさえ知らないレベルであったのですが、『アズールレーン』ですね、コラボをきっかけにしましてね、興味やらなんやらが、こうぐーっと盛り上がったところに、こんなの発売するよ? ってメールが……。買いましたよ、買いましたね。

コラボイベントも終わり、アニメも見終えて、はやひと月ほどがたとうとしているわけですが、このタイミングで本が届いて、あっちゃー、あの時は盛り上がってたけど、今はもうそんなことないんだよー、なんでこんなの買っちゃったかなー、みたいになったりしないかな? とか思ってたんですが、もうね、全然そんなことない。わーお、ネプテューヌ本届いたよ! もうこりゃ嬉しいなあ! 正直、こんなに興味が持続するとか、自分のことながら予想外でした。

この本がカバーするのは、基本ゲーム関係です。キャラクターの基本ビジュアルがあり、立ち絵でいいのかな? があり、それが主役級からサブキャラから、敵からモブから、網羅的に集められてる? さすがにイラストの大きさは違うんですけどね、あまさず収録しようという意識は感じられて、ああ、これ、ファンの人たちは嬉しいだろうなあって思いましたよ。

立ち絵があれば、もちろんイベントグラフィックもありますよ。これもおそらくは全収録なんでしょうね。そして嬉しいのが、特典絵もきっちり収録されていたこと、どのショップがどの特典だったかというのも表にまとめられていて、熱心な人は全部揃えたりするんでしょうけど、なかなか全員が全員、そういうことできるわけじゃないでしょう。欲しいけれど優先順位的にあきらめざるを得なかったみたいなのものをこうして手にすることができる機会ができた。自分みたいに後から知ったものにとってはなおさらですよね。ありがたいことだと思います。

雑誌などメディアに収録されたイラストも載ってますよ。カウントダウンイラストもありますよ。そして驚いたのが、他のゲームやなんかとやったコラボ、そのイラストも収録ですよ! 『学園ハンサム』とコラボとかやってたの……。これ、もしかしたら、『アズールレーン』のキャラ絵とかも載ってたりするかなって思ったんですが、さすがに直近すぎましたね、それはなかったんですが、トレーディングカードなのかな? 小さいながらもそのイラストがずらーっと掲載されていたの、本当に可能なものは全部収録するんだなあ。そう感じさせられるものあって、信頼度高い一冊でありました。

本のタイトルがそうであるように、基本的にビジュアルメイン、ゲームについての説明とかは冒頭に数ページあるだけで、後はずーっとイラストが続きます。イラストレーターへのインタビューや声優のコメントが巻末に数ページあって、作画環境とかにも触れられてたのは面白かったです。そして最後に用語集があるんですが、これは本当に基本的なところだけを押さえましたって感じかな? ええ、基本、絵です、ビジュアルの本です。ゲームについてとかは、お前らもう知ってるよな! そんな感じがする。いや、私、知らないんですけどね、でもそれでも眺めていてとても楽しい。魅力的な画集に仕上がっています。

2018年3月14日水曜日

まんがタイムジャンボ

『まんがタイムジャンボ』の思い出などつらつらと。

これはまたずいぶんと毛色の違う雑誌だなというのが当初の印象でした。

まだ『きらら』誌がなかった頃。タイム系列誌の中では最も挑戦的で実験的といったらいいのでしょうか、それが『まんがタイムジャンボ』でした。カワイイ系のキャラクター、オタク向けといってもよさそうな漫画も多く、他の四コマ誌では読めない漫画を求める読者は『ジャンボ』か『ラブリー』を買っていたんじゃないかな。勝ち抜きの新人育成企画をしながら、新しい四コマの需要を探っている — 、そうした感触がなにより独特で、オーソドックスなテイスト持った四コマやちょっと突飛なストーリーものと、今まさに成長過程と感じさせる新規の漫画が混在している。ちょっとしたカオス感もありました。他の系列誌がホチキスどめの中綴じだったのに対し、ジャンボだけは平綴じで、ページ数も多かった? ゆえにまさしくジャンボ、であったのでした。

突飛なストーリーものっていうのはなにかというと、当時『若女将・夏菜』ってのが連載されてましてね、これ、旅館の若女将である夏菜が絶対味覚なる能力を駆使して、料理対決を勝ち抜く、そんな話だったと思うんですが、いったいなにがどうしたものか、私のはじめて買った『ジャンボ』に掲載してた回では、その若女将が特訓なのかな? カンフー修行をしていた……。

な、なんだこりゃ。すごい雑誌を買ったな……。

これが偽らざる当時の感想でしたね。

『まんがタイムジャンボ』は挑戦的といってましたが、そこは芳文社らしいといいましょうか、あまりにとんがったギャグとか破壊的、前衛的な過激さはなく、あくまで抑えめ、穏やかな表現が多く、安心して読めました。私が当時、四コマ誌に求めていたのは、表現、マーケティングともに苛烈でないことだったので、そういう点においても芳文社はマッチしていたのだと思います。

好きだった漫画、いろいろあるんだけど、印象深いものといったら、やっぱり『おねがい朝倉さん』とかになるだろうかなあ。朝倉さんは今も続いてますけど、最初の頃は今と随分テイストが違っていて、あれは本当に鮮烈な登場でした。そうか、当時の私はこの漫画読みたさにジャンボの講読を開始したのだなあ。もう昔のことすぎて、いろいろ忘れちゃってたわ。

その後朝倉さんは、世間での癒し系ブームに接近してキャラクターや雰囲気を違えていって、またそのブームのすたれたのに伴って今に至るという感じなのですが、こうして時の流行り廃りにのって変化していくのも雑誌の面白さだったりするのでしょうね。後から振り返ったのではわからない。そうした空気というものは確実にあって、中でも時流に沿って変わっていく感度といっていいのかな、それが高かったのがジャンボだったようにも思います。

この頃は四コマ漫画全体に変化していこうとする気運があって、それぞれの雑誌がそれぞれに違えた魅力を持って面白かった。今みたいに、連載されてる漫画がテレビアニメになって、大ヒットして、みたいなことはなかったけれど、四コマというジャンルが変化し育っていく最中にあって、雑誌という媒体を舞台に文字通り拡大をしていった時代でもありました。この当時、四コマ漫画の面白さに魅了された人たちが、講読する雑誌を次々と増やしていく現象も見られて、そういったコアな読者が自分たちの行動を揶揄して、四コマスパイラルにハマる、なんていったりもしましたっけね。

ええ、これも当時の世相、流行語を反映しています。デフレスパイラルという言葉があったんです。

社会はすでにデフレ下にあり、その澱みに沈み込みながらも、まだどこか楽天的な空気もあった時代でした。そうした頃に四コマは育ち、広がり、新たな表現の可能性を求めて、きらら誌を生み出し、そして社会、情勢の変化にともない経営指針も都度変えていかざるを得なかった。そのとどのつまりが、この度の『まんがタイムジャンボ』の休刊であったのだと思います。

『まんがタイムラブリー』が休刊した時にはそこまで感じることのなかった時代の変化。『まんがタイムジャンボ』の休刊においては、それを痛く感じさせられます。2018年は、四コマというジャンルにおいてまぎれもない時代の節目、あるいは漫画雑誌という媒体においても大きな転換点として思い出される年になるのかも知れませんね。

  • まんがタイムジャンボ

2018年3月13日火曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年4月号

『まんがタイムジャンボ』2018年4月号、昨日の続きです。

『おにいちゃんと呼ばないで』。マンションにプールがあるんだ。ということで、今回はプール回。でも、お色気とか、そういうのじゃないよ? 心の通う学校のプールは屋内温水プールだから、夏前でも普通に水泳授業があるっていうんですね。そうか、温水プールか。じゃあプールで体温奪われて、青い顔、青いくちびるでガチガチ歯を鳴らしたりしないでいいんだ! 恵まれてる! これがセレブってやつなのか。心、泳げないんですね。それでちょっと憂鬱。同様に妹尾も泳げないっていうんですが、兄にプールに連れていってもらって練習だ、ってな話になりましてね、心も勇気を出して兄に相談してみたっていうんです。これ、プールメインではないですね。プールをきっかけに、兄に相談する、そして兄がそれに応えて練習につきあってくれる。この過程で理解を深め、ふたりの距離が近づく。助けあったり、頼ったり、そうしたことが自然にできるようになって、どんどん兄妹としての関係、いいものになっていく。心と悟の関係の変化にこそ、この漫画の魅力がありますね。

『あの日の海と16歳の夏休み』。海岸に流れついたガラスの欠片、シーグラスっていうのがあるんですね。なるほど、破片が波に洗われ、角がとれて、まるみをおびたその様子がインテリアにも丁度いいっていうのですね。ここでは海にいけば普通に拾えるけど、そうか、都会では売ってるのか。うん、ビジネスチャンスだったりしない? シーグラスがきっかけになって話題が広がることもある。お客さんが、この色はビン玉だねって、そうか、あの丸い浮きに使うやつ、ビン玉っていうんだ。このお客さんのお家、スナックをやってるっていうんですが、田舎といっていいのかな? この町でのスナックの役割が語られるの、面白かったです。そうか、町のちょっとした寄合所みたいになってるんですね。お葬式でスナックの宴会にいったことがある。そういうさきの、ショック受けてる様、ちょっと面白かったです。スナックのお姉さんの苦労話。立ちっぱなしで大変とか、いろいろあるけれど、東京で雇われ店長をしていた時はもっと大変だったっていうのね、店長も共感したりしてね、ああ、夢を追うにしても簡単ではないんだなあ。というか、過酷すぎない? 結局体を壊して帰ってきたっていうんですが、けどこうして帰ってきたところに、また違ったあり方で夢の実現を考えられるっていうのはいいことなのかも知れないなあ。これ、きっと店長もそんな感じなんだろうな。夢の甘さと苦さの混じりあったお話。だけど、どこか優しく慰撫してくれるところがよいですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第4号(2018年4月号)

2018年3月12日月曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年4月号

『まんがタイムジャンボ』2018年4月号、発売されました。テーマは、これ、リレーなんですね。『レーカン!』天海さんがクラウチングスタート姿勢。手にバトン、上げた顔が晴れやかで、ああ、別れにおいても沈むばかりではないんですね。ええ、ジャンボ、休刊です。こうして雑誌としては終わったけれど、ジャンボの気持ちは続いていく! とのキャプションどおり、次へ次へとバトンを繋いでいこうというのですね。『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』アキから『おにいちゃんと呼ばないで』心へとバトンを繋ごうとするカットもありますよ。そして目次カットにては、バトンを手に走る天海さん。新たなスタート!! ここから続くもの、受け継がれるものがあること、期待したいです。

『人気マンガ家になるための15の法則』。ついに15個めの法則にまで辿り着きましたね。先日、皆で相沢の原稿を手伝った件を受けて、人の使い方を学ばせよう。喜多村のはからいで、綺羅星のアシスタントをしてみることになったんですね。そしたら綺羅星大喜びで、というか、喜多村? 相沢のこと好きすぎるのはいいとして、綺羅星のことも大切にしてあげて? 綺羅星のところのアシスタント、玉木がどうも辛辣で、相沢にも酷いこといってね、でも相沢、すんなり受け入れちゃうんだ! そうか……、喜多村のおかげで打たれ強くなっとるのか……。喜多村、もうちょっと優しくしてさしあげて……。綺羅星、ほんとに面白い。相沢がきたの、嬉しいっての丸出しで、アシスタントも困惑するレベル。で、アシスタントたちがだんだん相沢に魅了されていくのがおかしい。そうだった、相沢、王子様だった。相沢につらく当たる玉木だけど、この子の攻撃が相沢飛び越して綺羅星に着弾するのとか面白くって、これ玉木にとってもとばっちりだな。で、しまいには玉木も相沢にすっかりまいっちゃうんだ。そりゃ、喜多村、警戒してもうアシスタントやらせないわ。面白い顛末でした。15番目の法則。描かない上手な人より描く下手な人。これ、本当にそのとおりだと思います。自分も反省せんといけません。

『江戸の蔦屋さん』。2本立てでしっかり終わらせてきましたよ。山東京伝の戯作がお上ににらまれて、蔦屋は身代を半分にされるし京伝は手鎖50日ときた。ひでえ時代だなあ。今も多少それに似たことあるけどさ、この時代の弾圧はあからさまにダイレクトだわ。ここからの京伝の活躍、これ戯作のあらすじが絵でもって面白おかしく紹介されるの、まさかこれを京伝の想像、創作とせず、お隣さんのことそのまま描写しただけとか、なるほど捻りをきかせてきましたね。そして2本目、これで完全に決着。ついに写楽の登場です。身代半分を受けて苦境にある蔦重のために、伽羅が一肌脱いでくれたんですね。10ヶ月のみ、素性も隠してとの約束で筆をとるという。しかしこれで、かつて出会ったキツネ面。これ、商売と芸能の神、稲荷なのか。再びやってきた稲荷から、伽羅の絵を売り出すと3年後に死ぬとの予言を改めて告げられて、しかしそれでもかまわないといいきる蔦重、すごいですよ。これ、写楽を世に送り出して、それで蔦重は死んでしまうエンドなのか。もの寂しいが、これもまたひとつの終わり方であるなあ。そう思って葬儀のシーン、しみじみ読んでたら、そういうことか! やられましたよ! いやあ、このラストこそは粋ってやつだな。思わずニヤリとさせられましたよ。

『ご先祖様はちっちゃくてかわいい。』、最終回です。子孫の体を借りて、今の世の中を満喫するご先祖様。今回は現代の味覚、チーズクリームパンを食べたいと、美冬の体にとりついて購買に向かうのですが、ああ、ご先祖でも駄目ですか。まあ駄目そうだなあ。この人の海を左右に分けて見せる小野浦の存在感? カリスマ? ものすごい。小野浦、美冬の中に入ってるのがご先祖だって、気づいてくれたんですね。そしてここからのやりとり、美冬の友達を探している件で小野浦が私が友達にって申し出てくれて、しかもこの申し出を美冬がダイレクトに受けてしまうっていうハプニングが嬉しかったではありませんか。たしかに駆け足だったかも知れない展開だったけれど、きっちりとテーマを完遂して、しっかりと締めてくれたこと、とてもよかったと思います。美冬と小野浦の今後の関係も、描かれこそはしないけれど、きっと面白かったり初々しかったりと、楽しいものになるんだろうな。そんな予感をさせてくれるところも大変よかったと思います。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。前回のバレンタインフェアでの藤井とのやりとり受けて、アキがもう骨抜きってやつですよ。そうか、もらったチョコレートはちゃんと食べたんだ。って、そのちゅっちゅって! あまりの様子に、今野が母親気分になってますよ。チョコレートをもらったけど、あげるの忘れてたアキです。なのでホワイトデーにお返しすることになるんですが、面白いですね、男女逆転バレンタイン。バレンタインと違って選択肢の多いホワイトデーとかね、非情なお返しランキングとかね、次から次へとおかしい。最高でした。欲しいお返しの1位、いらないなんだ。アキの心の叫び、胸に響きましたよ。オーソドックスといっていいのかな、アキはマシュマロを選んだんですけど、そうか、この子、マシュマロが好きなんだ。意外! そして、ここからがとてもよかったと思います。藤井、まさかのマシュマロ嫌い! これも意外だった。だって、藤井って嫌いなものなさそうじゃん。一瞬の顔色の変化を見逃がさないアキがよかったですね。そして、苦手のマシュマロを食べやすくアレンジしてみせたアキね。ここにきて、ふたりの関係、負い目も嘘も無理もなく、すごくフラットに、イーブンになったなあって、いい感じじゃないかねってね、思ったんですね。ほら、後ろでお母さんも嬉しそうに見守ってくれてますよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第4号(2018年4月号)

2018年3月11日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年4月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年4月号、先日の続きです。

『はやしたてまつり♪』。学校は文化祭にてお囃子をやろうという企画。実行委員会におうかがいをたててみたら、これが意外な好評で、というか、反応おかしくない? なんか、委員の人たち、洗脳とかされてない? これ、千駄ヶ谷さんの画策の結果なのか。なるほど、予算やら助成やらで校長と事前交渉してくれてたのか。しかし、ありのままの姿で大人のお付き合いとか意味深なこといっちゃって、ふうも大変な想像しちゃってね、いやもう罪作り罪作りです。企画は通った。なのであとはいかに実現するかだけ。そこで課題がポンポンと提示されるのがいいですね。設営について考えないといけない。衣装も大変。そして一番の問題が演奏。これ、本当に問題だな。他はなくともこれだけは死守しないといけないやつじゃないですか。ともあれ、こうして課題が示されて、それをクリアすべく協力求めたりして、ええ、これまでの活動いろいろがここに結集して、結果に繋がりそう。かくしてあとは演奏だけ、となったのはいいけれど、ちっともまとまらない面々。これ、あと2週間でなんとかなるのか!? なにか、越えるべき山がありそうですね。

『エクソシストと首輪の悪魔』。監視されているアルマ。その管理の実態があばかれる今回、っていうんですが、シュリエル、マメに報告書作成して提出してるんだ。プライベートもおかまいなし。寝顔の写真まで撮られて……。ん? これって盗撮? 秀翔も関わったりしてる? いや、やつはこちらサイドには非協力的かな? さて、監視されてる当人だっていうのに、やたら乗り気のアルマがおかしいですよ。どうせ撮られるならちゃんとした写真がいい。それで自ら撮られにいく。この状況を面白がってるシュリエルもまたおかしいんですが、ここからの描写、ウィンクが下手なアルマとかね、セクシー路線を狙うシュリエルが自ら罠にハマるとかね、この展開の推移、面白かったです。焦るシュリエルがいい。鈍感なアルマもいい。実に楽しいエピソードでした。

『異なる次元の管理人さん』。驚きの展開見せましたよ。なにが驚きって、まさかの転送装置に、その転送された先ですよ。と、その前に、いったいそれがなんなのかわからないうちに中に入ってしまうのね、フェイエルはわりと軽はずみにやってしまいそうなんですが、スズキまでやってしまうとか! かくしてふたりして転送されて、いった先が宇宙。人工衛星なのかあるいは宇宙ステーションなのか、惑星Polarisを宇宙から監視してる人たちのもとにやってきてしまって、ああ、この人たちが、連絡とろうとしていたCODなんですね。しかし事態は急転直下ってやつなんじゃないですか? この世界の謎、状況もろもろが一気に判明に向かって、後は残る問題をCODとともに解決するだけ! と思ったら、最大の謎、それ、ポラリスさんがそうなのか! CODが任命した管理者なのかと思ったら、全然違った。そもそもCODからして、ポラリスが何者かわかっていない。一体、ポラリスとは……!? 影の怪物、次元の歪み、状況急を告げて、これ、CODとポラリスと、協調しないことには解決しないよね。ああ、スズキの存在、それが鍵になるのだな。というか、これ、なって欲しいって願望込みの予想ですよ。

『ふじょ子とユリ子』。面白かった。同人大手の神作家。ふじょ子がすっかり魅入られてしまって、それが面白くないユリ子。なんとかふじょ子を取り戻すぞ! そうは思うのだけど、むしろ今回は神と仲良くなる、そんなイベントでありましたよ。美術の授業。ペアを組んで人物デッサンをします。それで神とユリ子、組むことになって、ああ、神ちゃん、いい子じゃん。ふたり見事に打ち解けましたよね。楽しそうにお話して、あ、そうしたら今度はふじょ子がちょっと複雑な様子。これ、ユリ子にとっては重要な情報だけど、きっと岡本さんは教えてあげないんだろうなあ。なんかひとり楽しみそうな感じがしますね。さて、できあがった絵ですよ。ユリ子の絵、いいねえ! そして残る3人がおかしくて、神ちゃんの絵はキャラクターデザインの設定画。岡本さんはファンシータッチで、そしてふじょ子は、おおう、過酷な減量した力石みたいだ……。でも授業の趣旨としては、ユリ子、ふじょ子はいいけれど、神ちゃん、岡本さんはダメじゃない!? 今回のイベントで、神ちゃん、この子とも仲良くなって、ええ、気さくでいい子ですよ。本名も三神と判明。でも岡本さんはずっと間違って呼ばれ続けるんだ。三神ちゃんは、ちゃんと岡本さんの名前知ってるけど、きっと伝える機会、訪れないんだろうなあ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第4号(2018年4月号)

2018年3月10日土曜日

『まんがタイムきらら』2018年4月号

『まんがタイムきらら』2018年4月号、昨日の続きです。

『奥さまは新妻ちゃん』。引っ越しの挨拶しようとお隣にうかがった新妻さん。そうしたら出てきたのが小さな女の子で、かわいい、やたら癒されてしまってるわけですが、あら、この子、子供じゃないのか。見た目の小ささから、子供のふりしてセールス他をやりすごしてるんだ。こんな見た目だけど大人という神崎なごみさん。小さな見た目、けれどどこかクールさただよわせるところ、いいですね。こういうの嫌いじゃない。昼間、家にいると暇なんですね。新妻さんをおまねきしてお話することになるんですが、冗談キツめのなごみさんに、いちいち真に受けちゃう新妻さんのやりとり、面白かった。いいキャラクターが揃っていきますね。こいつは今後が楽しみです。

三者三葉』。お嬢会談、というか元お嬢会談? 終わりましたね。今回こそが葉子様の正念場というべきでしょうか。聖からバイトの話を持ち出されて、これが葉子様のウィークポイント。隠したかった。落ちぶれた自分を知られてしまう……。きっとそう思ってたんだろうなあ。でも、そんなのまったくもって杞憂ってやつで、聖からしてバイトしてみたいなんていう始末。心配していたようなことはなくって、ほっとした葉子様の様子。なんてことなかったわね…。雰囲気も柔らいで、これはじんと胸が熱くなりましたよ。今通ってる学校の話題もとどこおりなく、部活とかね、委員長が演劇部。ええ、この子も変わっていったのでしたね。でも、ほんと、葉子様も聖も悪気なく酷いな! そして友達の話題。なんて呼ばれてるのかっていうの、わたくしは葉子…様…ですわ…。めちゃくちゃ面白かった。ふたり、引いちゃったよ! でもね、これでふたりともに心から、屈託ない笑顔見せてくれてね、ああ、今この三人は本当に本当の友達になったんじゃないのかな。そう思わせてくれるものあった。薗部はせちがらい大人の常識を口にするけど、彼女たちの友情はそういう世事に関わることなく、続いていってほしいなって思いました。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。もう最高ですね。アイリーンが風邪をひいてしまって、頼る先はラブリーメロンしかないという状況。それ、嬉しかったんだ、メロン。思わずニヤニヤ笑っちゃう。メロンにとって、アイリーンは本当の本当に特別なんだなあ。アイリーンの看病に必要なもの買い出しにいった先で、メロン、マリーヌに遭遇する。あのマリーヌの様子、めちゃくちゃ面白い。そうだよ、ラブリーメロンの本物だと思ってるんだもんなあ。憧れのヒーローに向けるあの視線、あの敬愛の情、すごい。対してプルプル震えてるメロンの様子も。ほんと、皆、いろいろ極端すぎるんですよ! マリーヌのアイリーンの扱い、酷い! と思ったら、首にネギをまいてくれてたり、あとちゃんと布団に落としてくれてたり、キツいんだか優しいんだか。これ、根っこは優しいってやつだろうなあ。人が集まってくれたのが嬉しくてちょっとハイになってるメロンが可愛い。この子、以前もタコパにこだわってたっけなあ。やりたいこといっぱいあって、けどできてなかったこと。アイリーンと知り合ったことで、いろいろかなっていってるんだな。そしてアイリーンの悪夢。じわじわと焦りに苦しめられている、そうしたのが本当につらい。かつて夢見た自分になれていない。現実を突き付けられて、いたたまれなかったのかな。ほんと、アイリーンの苦しさ、わかる気がします。ツーシャについてもそうだけど、しみじみつらくて、泣けてくるんですよね。

『おとめサキュバス』。涼香とキスして以来、どうもこうもなく意識しちゃって、逃げ続けてるキュリア。ほんと、可愛い人だな! とは思うんだけど、サキュバスとしてこれでいいものか。ルナとみちるの争い、これも可愛くっていいなあ。ほんと、皆が可愛い。見てるだけでなんか気持ちのやわらかくなるような感触ありますなあ。婉曲にキュリアに伝えよう、そのアイデア出た時に、パペット使おうっていいだす涼香、この人もまた可愛い。素晴しいわ。さて、平常心を失ってしまったキュリア。校内でコウモリに変身したりと、もうなりふりかまってられない様子で、そしてここに介入してくるのがヴェロルいやさ遠藤だったんですね。キスをしたんです。キュリアの告白に動揺を隠せないヴェロルがおかしかった。そうか、先をいかれたと思ったんだろうなあ。相手は彼氏か? 演劇部部長の問に答えて、女の子です。ヴェロルの顔! 部長が妙に乗り気なのがいいですね。そしてヴェロルがナイスアドバイス。いい感じなのではなくて! そしてキュリア、涼香にちゃんと謝って、ああこれでふたりの関係も元通りかと思ったら! 今度は涼香か! ものすごい全力疾走! ええ、やっぱりキュリアさんは女性専門のサキュバスになるべきなのだと思うのですよ。

My Private D☆V、『プリフリ番長!』のす甘です。制服×カーディガンが好きデス! わかるー! イラストに描かれた女の子ふたり、違った傾向の女の子が揃いまして、明るい髪色、ゆるくふたつにリボンで髪をゆわえて、ノリよく可愛くポーズきめてる子があれば、そのかたわらには、黒髪ロング、おとなしめ、手を、指先を胸元でそっと揃えてつつましい子の姿。この対照もまた不思議と調和して、制服もセーラーとブレザー、両方描いていますよね。ええ、愛らしいわ、素敵だわ。たまたま出会ったふたりなのかな? あるいは、趣味、好みが違うけど友達だったりするのかな? なんか後者っぽいよね、実はすごく仲がよさそう、そんなイメージ、想像のふくらむいいイラストであると思います。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第4号(2018年4月号)

2018年3月9日金曜日

『まんがタイムきらら』2018年4月号

『まんがタイムきらら』2018年4月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。メインの四人が、ええと、これ、なんのポーズなんだ? 夏服もさわやかに、片手をこう、手の平ひろげてちょいっと上げて、TVアニメ絶賛放送中、それから、みんないっしょが素敵な時間♥、そうしたキャプションを紹介しようとしてるのかな? って思ったら、後ろにいる栄依子と冠の手の位置、これ、わからんなあ! とくにこれといった意味はないのかも知れないけど、なんか気になっちゃうポーズなんですね。

『うらら迷路帖』。マツコさん沈黙! くったりとして目を閉じて、人形だからそれで普通なんでしょうけど、いつもがいつもですからね、その不在感ったらないっていう。そして加えて、ノノがパニックになっちゃって、もともとの人見知りをより一層悪化させてしまってという。でも、今回はノノのちょっとの成長と、皆との関係の再確認。そうした様子が描かれて、ええ、ノノはもっとしっかり、大人になっていきたかったんだなあ。けれどいきなり投げ出されたようになってしまって、それで不安になってしまったんだなあ。今回のノノの皆の妹感の強く出てるところ、面白可愛くて、そして焦ることなくゆっくりでも育っていこうという結論、それがまたよかったと思ったのでした。ところでマツコさん。動いてないと美少女っぷりが全開になって素晴しいな。でもって紺の才能! ああ、人形占いの人形って、腹話術みたいなのじゃなくて、本当に制御不能なんですね!

『がんくつ荘の不夜城さん』。不夜城さんのところにやってきた眠。理由が酷い。眠じゃなくて不夜城さん側の理由ですね。まったく連絡とれなくなってたんだ。電話以外にスマートフォンを使わない人なんだ。意外! 今回、不夜城さんとめざめの初対面なんですね。めざめの落ち着いて見せて内心いろいろ思ってるところ。シビアな観察あればフェティシズムたぎらせてるところなど、ほんと、この漫画の登場人物らしいですなあ。姉と不夜城さんのことをよく知らない妹がふたりの様子見ることで、このふたりの関係があらためて整理されたような気がしますね。不夜城さんにとって眠がどういう人であるか。そしてその逆も。頼りにしている、感謝している。あるいはストレートに好きという気持ちまでね、いろいろが言葉にされて、照れたりもしているけれど、すっきりとした、そういうところもありそうに感じたのですね。でもってめざめが姉のこと好きすぎるってことも、ほんとよくよく出ていたと思います。ああそうそう。眠さん、足広げて座るの、危ないです。

『田舎に京あり!』、ゲストです。田舎暮らししている女の子たちの日常、でありますね。昔の歌にあったほどの田舎ではないけれど、いろいろないのは実際そのとおり、ってな感じ。それはいいんだけど、女子高生が虫というかムカデやら捕まえて学校に持ってくるというのか……。今日の獲物はミヤマクワガタ。それもどうかと思うけど、ザトウムシとかに比べるとはるかにマトモに感じるなあ……。この子たち、田舎とか関係なしに、ただの変わりものなのではないか? ページめくるごとにそうした実感強まってきて、3色ボールペンの早組み立てして遊んだり、というか表情が酷いよ? この過程で、唯一まともかと思われたつぐみもたいがいと判明したり、ええ、そんなたいがいな子たちのシュールなやりとり、それがこの漫画の核であるようです。パンの袋の口をとめてるアレにたとえられたクワガタで、パンの袋の口とじてるの、あれにはちょっとやられた思いがしましたよ。

『初春が咲く』、ゲストです。こちらも高校生たちの日常を描いて、けれどシュールさとかギャグ、コメディとかに寄るのではなく、むしろリアルさ感じさせるタッチが印象的。内容に関しても、日常スケッチとでもいったらよいでしょうか、うん、好みのタイプの漫画です。高校2年生になりました。それで柚子、姉からもう大人だから部屋を分けようとかいわれて、からかわれて、ああ、この子、姉のこと大好きなんだ。でもって、甘えんぼうで、ちょっと落ちつきがなくって、冒頭のやりとりだけで、そうした個性がもううかがえる。学校にいって、友達のかおちゃんとの会話、やりとりでも、この子のおっちょこちょいで調子にのっちゃう? そういったファニーな感じ、よく感じられて、ああ、この子、可愛いわ。柚子にかおちゃん。その関係に男子の新庄や、新しい友達、妹尾みどりも加わって、ちょっと動きが出始めるみたいな感触。なんだか面白くなりそうだって思わせてくれて、ええ、期待したいと思います。扉絵では新庄のこと、ちょっと気になる男子みたいな風に描かれてる柚子だけど、本編だとむしろ敵視してる? 苦手なんだって。なんかね、こういうの面白いなって。なんか、にやりとさせられる感じなんですね。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第4号(2018年4月号)

2018年3月8日木曜日

『まんがタイム』2018年4月号

『まんがタイム』2018年4月号、昨日の続きです。

『ボンジュール!仲居さん』、最終回でした。ぐーっと時間を進めてきましたね。サラのその後が語られて、名字が関になってたり、そして若女将って呼ばれてたりで、ええ、そうか康弘と……。皆のその後もいろいろ伺えて、いい最終回だったと思います。朋香は旅館の手伝いしながら漫画家としてプロデビュー。絵描くの好きだったものなあ。宮原さんは後輩もできて、そして常連の福田さん、今も通ってきてくれてるんだあ。変わらぬ付き合いがあって、変わらぬ関係があって、けれど変わっていることもあって。その変わらぬもの、変わったものの塩梅がですね、とてもいい。そうですね、変わったというよりも、深まった、そういった方がいいのかも、そんな雰囲気がとてもいい。この漫画のこれまで描いてきたこと、その延長上に当然あるだろう、あるいはあって欲しいときっと誰もが願った、そんな最終話。元気なサラも見られて、本当によかったです。

『瀬戸際女優!白石さん』。白石さん、めっちゃたくさん食べてる! ああ、そうか、役作りで太ろうとしてるんだ。あまりの様子にせいちゃんが心配してるんですが、これくらい余裕といいながら食べられない。そうか、昔ならいけたんだ……。監督、真島の気づかいがおかしかったですよ。効率よく太れるメニュー。けど、それどころじゃない。ぽっちゃりさん専門誌にモデルの推薦しておいてくれたんだ! って、それ嬉しいのかどうなのか。監督とふたりでの打ち合わせ。白石さんはなんかちょっと意識してるんだけど、監督がみじんもそんな風じゃないのがいいですね。基本デリカシーに欠ける監督。いいこといってもすぐに台無し。優しげな笑顔見せて、やっぱり台無し。これわざとなのか!? わざとでも素でも、どちらでも面白いからいいですよね。

『おかわり自転車』、最終回です。おお、ミトのデザインで、オリジナルジャージ作ったんですね。そして大ニュース。ミトっち、転職決定。ああ、デザイナーになる夢、叶えるべく転職したんだ。ジャージのデザインに込められたミトの気持ち。コトコやレイをイメージした意匠が盛り込まれて、もちろんミトの部分もある。そうか、このジャージはミトのこれまでの総決算で、三人の友情、そのものであるのだなあ。転職活動に行き詰まっていた時、ジャージのデザイン考えることで気持ちを切り替えることができた。ミト、そう語ったのちに、この地を離れると告げる。広島にいくのか! ずっと一緒にいたこの三人、別れちゃうんだ。でもこのジャージがあったら遠く離れていても大丈夫だって、ああ、なんだろうなあ、切ないねえ……。そう思ってたら、待って! 待って! 半年なの!? いや、もう、コトコ、レイと気持ちがぴったりあわさった瞬間でしたよ。自転車との出会いが、友人との出会いを導いて、新たな自分の道にまで進んでいくことができた。そんなミトの実感が嬉しい最終回でした。

『友ちゃん!』、最終回です。うわー、最後の最後にイメージチェンジだ! 修の言葉にグラグラきちゃう友ちゃん。ポスターの女の子見て、可愛いよね。そんなこというもんだから、友ちゃん、ふくれるわ、髪形、そのタレントさんと同じにしようとするわで、もう大変ですよ。これ、変えるところまでいくのかな。その直前で、今の友ちゃんがいいみたいな話になったりするのかな。ちょっと危うい友ちゃん、若干ハラハラしながら見守ってたら、ああー、髪形変えちゃった! いや、うん、でも、可愛いな。しかも好評。修はいろいろと言葉が足りなくて、友ちゃんをやきもきさせちゃうんですけど、基本素直なやつなんですよね。そうか自分の気持ちとか、まだはっきりとかたちになってないんだ。でもそう遠くないうちに、なんらかの進展がありそう、なのかも知れませんね。

  • 『まんがタイム』第38巻第4号(2018年4月号)

2018年3月7日水曜日

『まんがタイム』2018年4月号

『まんがタイム』2018年4月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がメイン。部長代理が大きなタケノコ掘り出していい笑顔見せています。テーマはタケノコ? 『さわらせてっ!あみかさん』あみかは、タケノコ掘りをしているところ。『瀬戸際女優!白石さん』白石も大きなタケノコ抱いてましてね、そして『竹田・デイズ』竹田はこれからタケノコをゆでようとするところですよ。掘る人、調理する人、いい具合に役割分担されてて、あとは食べる人だけですね。

『コスプレ先生の絵画教室』。今回はまなちゃんがやる気ですね。そうか、やせたいのか。気になるところ、見られると意識することで自然と引き締まるっていうんですが、本当? ともあれ、まなのモデルチャレンジ。あ、コスプレはしないのか。かわりに難しいポーズ、ヨガのポーズをやることになったんですが、その表情! つらい、がまんに始まり、やせると期待しつつ終了後のご褒美アイスに気持ちを移していくっていうのがね、表情豊かでいいんですけど、生徒さんにはちょっと不評で、ところでご褒美アイス、あかんのじゃ? やせたいんじゃなかった? 今回のヨガのポーズ。どうなってるか理解するため生徒さんたちも一緒になってポーズをするの、なんだかいいですよね。こういう参加型なところ、皆の距離の近さ感じさせて、とてもよいと思います。

『ウレ漫とガケ漫』。アシスタントの白井さん、結構いっぱいいっぱいだ! 今回のアシスタント仕事は、女子高生のモブを描いてくれというもの。そうか、人物描かせると作風違いすぎて浮いちゃうのか。おじさんっていわれちゃうのか。どれほどに違いすぎるのだろうか逆に気になりますね。さて、資料として渡された制服にドキドキしてみたり、そのへん見透かされちゃったか、担当編集の瀬戸明菜、空手師範代から釘刺されちゃうとか、白井の心情表現しつつ印象的な新登場人物を紹介するという流れ、よかったです。そして神木はというと、ファンレターを喜んだり、重版決定、色紙プレゼントへの応募が集まってることなど聞かされてテンション上がって、その様子。ええ、クールに見えたこの子のホットな一面、魅力的ですよ。そして白井。神木と自分を比較して落ち込み気味だったわけだけど、神木の友人春日から自分の漫画のこと読んだらハマったっていってもらえて、ああ、よかったなあ。この白井の姿、なんかほっとさせられました。

『見上げればいつも妹が。』今回は兄の回でしたね。仕事が忙しい。それでちょっと頑張りすぎちゃって、残業に加え、持ち帰った仕事で夜更かし。さらにはインフルエンザで休んだ同僚の分もひとりで支えようと無理しちゃって、どんどん疲弊していって……、そんなツブテのこと、心配して休ませる遥、ああ、これいいシーンですね。いくらなんでも限度超えちゃってるツブテにストップをかけて、そして優しく声をかけてくれる遥のその姿。慈愛を感じさせるその眼差しもとりわけ魅力的で、ああ、これは兄妹の情愛なのか。兄ぶりたいツブテだけど、そうした背伸び? 頑張りも含めて全部受け止めてくれたかのような遥。本当にいい子だなって思わされましたよ。

『さわらせてっ!あみかさん』。前回の続きですよ。まひろのお泊まり。ニコニコしながら呼び鈴鳴らしたら、まさか出てきたのが沙織。あああ、この人、ゴリ押しで泊まりにきちゃったんだ。かがりにまで呆れられるほどなんだけど、シフォン先生の大人の対応見せられて、遠回しに嫌味いわれてもまるで堪えない沙織。ほんと、この人、難儀な人だなあ。今回はかがりの難儀な面も垣間見えましたね。いつもいい子、今日もいろいろ手伝ってくれて、そう思ってたら、妹の座は譲らない! あの目、あの顔、どれほどなのか。そして沙織のまともな面も描かれて、いや、沙織さん、普段からそういう面を見せてたら、いくらでも皆からの評価違ってきちゃったりするんじゃなくって!? いや、学校ではこうなのか。あみかが沙織を狂わせてしまうのか……。罪な女、あみか……。連泊からのくだりもすごい。沙織、本当にかがりから面倒がられてるなあ。合鍵の件もおかしくって、テンションあがりまくるまひろに、合鍵ねだる沙織。バス子、君の発想もおおよそ普通じゃないよ! ほんと、罪な女、あみか……。皆があみかに夢中です。

  • 『まんがタイム』第38巻第4号(2018年4月号)

2018年3月6日火曜日

『まんがタウン』2018年4月号

『まんがタウン』2018年4月号、昨日の続きです。

『みんな猫に恋してる』。面白いよ。猫の島田課長に振り回される鹿目が本当に面白くて、今回はなぜそんなことになるのか、その理由が語られて、ええ、猫目線での鹿目の姿。うおお、これは怖ろしげ! そうか、スリラーな鹿目、これが猫を威圧して嫌われる要因でありますか。猫の扱いに関しては新入社員にも圧倒的に負けてるとか、いろいろショックを受けていた鹿目ですけど、よかったじゃないですか、今回は課長にかまってもらえてね。会社の窓から見えた桜の木。そこまでの道を課長が教えてくれた。猫の通り道を辿るその様子など、もうファンタジーみたいでわくわくしますよね。そして満開の桜。ああー、いい話やん。鹿目さんもよかったやん。そう思ってたら、まさかの落ち!? ってあのヤロウ、帰りも案内してくれなきゃ戻れないじゃないのよッ。これ、不意打ちだったから笑っちゃいましたよ。というか、鹿目さん、凄みすぎっす!

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。バレンタインデーの情景ですよ。ああ、りんかが可愛い……。っていうのはいいとして、盛り上がる女子たちを尻目に、たまこたち三人はどこか他人事で、そうか、あげる相手おりませんか。くれくれオーラを出すもまるで視野に入ってない男子ども。まあ、オーラじゃあ伝わらんですわね。女子たちの色気よりも食い気、でも和気あいあいとして楽しい情景が過ぎたら、後半はお店の様子ですよ。こちらも面白いな。無茶なこといわれても、うまいことかわしなねって教えてくれる常連さん、いいですなあ。それでもって、南町田さん、大快挙。おおう、この人がチョコレートもらっちゃったよ。って、待って? 待って? この子、冒頭の「告白しちゃう?」の彼女だったりしてない!? ともあれ、南町田さん、嬉しそうでよかったなあ。店長も粋なはからい。ええ、恋のなんのはないけれど、楽しく嬉しいバレンタインでした。

『小春さんずれてない?』。小春、今回は料理にチャレンジなのか。それで、冬樹に鍋を借りにくる、って、あ、あかん系か、料理あかん系か。そう思って覚悟したら、いやいや、ちゃんとしてるじゃん。肉ジャガは自信あるんだー、っていうんですが、しかもとてもうまいんだそうですが、この地味さ、モテ系じゃないよって、ねえ、でも、これいいんじゃないかなあ。肉ジャガはモテ料理というの、いったい誰がいいだしたの? とか自分も思ってたんですが、今回、ふたりが真っ向からその言説否定してくれていて、すごくすっきりしましたよ。俺は肉ジャガより空揚げが好きだ。冬樹がいえば、私も! 小春が応える。いいねえ、ふたり、いいコンビだ。で、いきついたのが牛丼。いやあ、この手のモテるために料理って話だと酷いのが出てくるのが定番じゃないですか。それを見事にハズして、けどそこに微妙さを盛り込んでくる手腕ね。実にいいと思いました。結果的に、やっぱりというか小春はモテなかったんですけど、でもなんだかふたりいい雰囲気よね。小春自体が、モテないとはいえ愛らしい? そんなキャラクターしてるのがとてもいいですわ。

  • 『まんがタウン』第19巻第4号(2018年4月号)

2018年3月5日月曜日

『まんがタウン』2018年4月号

『まんがタウン』2018年4月号、発売されました。表紙のメインは『新婚のいろはさん』。桜の花びら舞い散るなか、洗濯物を干そうとしてる、いや逆か、シーツを取り込んでるところ? そんないろはさんが大変に健やかでまぶしいイラストです。この他に『新クレヨンしんちゃん』、『野原ひろし昼メシの流儀』、『恋するヤンキーガール』、『ひなたの総務メイト』のカットもございます。

『新婚のいろはさん』。これ、ほんと、すごいですよ。始くん、昼夜逆転生活に陥ってしまったっていうんですが、このせいでほぼ始のモノローグで進行する、いわばいろは不在回みたいになってるっていうのに、いろはが夜食に作ってくれているサンドイッチ、なにをどう工夫してくれてるとかね、そういうのがあるために、いつも以上に大きな存在感を感じさせるっていうんですよ。お隣の早倉さんとの会話でもそう。いろはがいない場所で語られることすべてがいろはをかたちづくるっていうんですね。この漫画らしい、どことなく外れた感覚、メインストリームからあえてずらした感性は健在で、そうした面白さが届いたと思ったら、続いて人の情の機微が豊かに描かれて、その魅力といったら、もうただごとではないのです。今回は2本立て。どちらもすごくミニマルに、それぞれに傾向を違えながら、始といろはの暮らしを見せてくれて、なんだろう、この確かな存在感。始、いろはの人となり、その愛らしさが、もうたまらんですよ。

『ちこはゲーセン一番星!』。今回はエアホッケーやりますよ。マシンのメンテをするっていうんですが、結構乱暴にガツンガツン遊ぶゲームだから、どうしても傷みがち。新しい台はあんまり流行ってないうちの店にはこないから……、メンテ、補修をしてこつこつコンディション整えてやらんといかんわけですね。ちこの、チーフへのリベンジマッチ、あれ、面白かった。ちこ、あんた初心者か! まったくもってパックの動きが見えてないどころか、跳ね返ってきたパックが自分のゴールに飛び込む始末。いや、これ、エアホッケーあるあるですよね。そして河合さんが見事でした。そうか、この人、結構やるんだ! あまりの強さ見せつけたもんだから、子供たちのヒーロー? あるいはラスボス? になっちゃって、チャレンジメニューができちゃう始末っていう、この顛末、最高に面白かったです。やっぱりゲームは、うまい人がいいプレイ見せてくれると、俄然盛り上がりますよね。

『恋するヤンキーガール』。ぼたんがなんだか気もそぞろです。ユズキに告白されたこと、一度は断ってみたけれど、アヤメからもう一度ちゃんと考えてみたらどうか、そういわれて、いろいろ思い悩んでいるっていうんですね。ぼたんがナギとの会話で、自分のことを語る、そのくだりとてもよくてですね、皆より大人と思われがちだけれど、本当はそうじゃないんだって。こうした自分の思ってること、素直な本音をしゃべってくれるほどに、ナギとの距離は縮まっているんだなあ。ほんと、思い悩んでいること、それを相談する、相談できるということ。それだけ気を許しているっていうことだものなあ。そんなぼたんにナギのかけた言葉、キレイよりかわいいって感じだっていうのね、ぼたんの琴線に触れちゃった!? かと思ったら、特にそういうわけじゃありませんでした。背後からナギに迫るアヤメちゃんとユズキの気迫、あれ、すごかったなあ。この子たち、最初は誤解されたりいろいろだったけど、もう随分と打ち解けた、仲を深められる仲間が増えた。そうした様子。なによりでした。

  • 『まんがタウン』第19巻第4号(2018年4月号)

2018年3月4日日曜日

『まんがホーム』2018年4月号

『まんがホーム』2018年4月号、一昨日の続きです。

『マツ係長は女ヲタ』。ウメ君が見事にマツ係長に染められて、青一色のコーディネートを見れば、すなわち青晴推しと認識するほどになってしまいました。で、このたまたま見かけた人が、本当に青晴推しだったっていうのね。そうか、ツルさんと同じ学校のお友達。ロリータ系でいいのかね? リボンいっぱい、青で揃えた出で立ち、バッチリ決まって、この子、結構好みかも……。名はルリ姫。どうも少々困ったちゃんでありまして、えらくとげとげしい。とりわけしろたんに厳しい視線注いでいて、マツ係長、大ダメージやんか! 青晴としろたんが仲がいいという話。ルリ姫が否定するもんだから、ウメ君が係長の妄想なんではないかと疑いはじめたり、今回、いろいろギリギリな線まで踏み込んで、ほんと、面白いな。カラオケ店でのDVD鑑賞。ルリ姫も参加したんですが、そこでのいろいろも面白くって、ああ、この子がこの格好になったの、青晴の影響なんだ。ああ、ビビってるルリ姫も可愛いじゃんか。この子、嫉妬が強いんだ。青晴にウインクされたというウメ君に嫉妬して、そしてしろたんにキツく当たるのもそうなんだ。困った子だけど可愛いねえ。でもって、ツルさんのことも好きなのか。最後にね、マツ係長の大人の対応、優しい言葉にほだされるところも、本当に素敵でしたよ。

『歌詠みもみじ』。欲しいものできたもみじ。だけど金はない! それで親に無心するんだけど、にべもなく断わられて、ああ、このお母さん、やっぱり厳しいなあ。なにが面白いって、もみじの小遣い増やしたら、その分父の小遣いが減るという。この横移動っていうのが面白くって、ほんと、どうあってもお母さんは出資しない。どうあっても父のお金が横移動するしかないっていうのが、この家らしいんだろうなあ、面白かったです。もみじ、黙々と川柳詠んでる普段の様子からしたら、わりと落ち着いたところもあるのかな? そう思ったのだけど、いや、全然あかんのか。貯金箱せっかちすぎて貯められぬ。貯金箱ダメにした分、出資かさんだだけじゃん! つもり貯金も全然だし、この子、弱いよ! 弱すぎるよ! まりながすごかったです。この子、いいとこの子だっていうのはこれまでも語られてたけど、その提案、まったく採用できないっていうのね。カードに株にと、全然参考にならんです。しかし、もみじ、働くのも嫌なのか。あかん子だなあ。どう節約してるか、クラスの友達に聞いてみて、それで出てきた交通機関使わずに歩くとかね、こういうのはやってたなあ。時間や労力が、かかる金額より価値がない時分ならではのやり方ですよね。そして最後にコツコツ必要金額を貯めたもみじ。けど使うのもったいないって買うのやめちゃうんだ。ほんと、極端に走る子であります。

『うちの秘書さま』。敷地に迷い込んできた猫。七瀬には懐くけど、はじめには敵意剥き出しにするんだ。おびき出そうとするもまったく相手にされないとかね、ほんと、はじめ、不憫ですなあ。七瀬の対応、猫と自分で全然違うっていうのにショック受けたりね、猫にかかりっきりの七瀬を振り向かせたい一心で、宿題予習をばっちりやってみせたりねと、ほんとはじめの素直で直線的な好意の向け方、かまってもらいたさ。猫というより犬でありますね。この猫、庭師の田中さんが飼ってたんですね。自宅がペット不可だからと、この屋敷の物置でっていうんですが、一言断ろうよ! さすがのはじめも引いてるの面白かった。この子、ハチ、これから去勢にいくんだそうですが、ちょっとおとなしくなるのかな? 田中さん、引っ越したら家に連れて帰っちゃうから、もう出てこなくなるのかな? たまにはまた出てきて欲しい、猫にしてなかなかにいいキャラクターでした。

『マチ姉さんの妄想アワー』。策士シリーズ、これ面白いなあ。というか、ヘンデルが酷い! すごいキャラクター! でもって赤ずきん。メッチャ抱かれたい俳優、男女ともに得票1位というゴリ・イケメンデス、これ、レベル高いなあ! もはやレギュラーといっても過言でない、白雪姫のお妃様も絶好調で、さらには王様まで登場してきちゃったっていうのが面白くって、ガブーって噛みつくパトラッシュから見た目が怖いほぼ恐竜まで、見た目から、発想から、インパクトから、とにかくばっちり面白いのがこうもずらりと並んでいて、今月も最高に面白かったです。次号最終回とのこと、実に残念ではあるのですが、これだけ長く続いたのだものなあ。ほんと、これまでのネタ出し、大変だったろうと思います。

  • 『まんがホーム』第32巻第4号(2018年4月号)

2018年3月3日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年4月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年4月号、先日の続きです。

まちカドまぞく』。シャミ子のポテンシャルを探ろうという回ですか! シャミ子が父から受け継いだ例の杖。あれをいかに使うかと、いろいろ探求してみせるのですが、だってそもそも物干し竿にしてたりするんだものなあ。棒状のものであればなんにでも変化させられるこの道具。その棒というのが曲者で、実際に棒であるかどうかが問題ではなく、ただシャミ子の認識によっているっていうんですね。最初はうちわに変化させられた。でもうちわは棒じゃないと認識してからは変化させられなくなった。これ、本当はなんにでもできるけど、棒しか無理という意識がセーブさせてるとかなんだろうなあ。ともあれ、桃さん、全長30kmの棒を作ってみてくれとか、純金のわりばしを作ってくれとか、本当にいろいろ試させる。あ、これ、やっぱりうまく変化させられないの、シャミ子が無意識にセーブしてるから、あるいは魔力の欠如によるものなんだ。ご先祖の封印空間での練習が面白かった。妹良子も参加して、いろいろアドバイスして、シャミ子も頑張ってみるんですが、実際の戦いよりゲーム — 、なんとか無双ってやつ? をイメージした方がうまくいくっていうの、こういうのなんだからしいなって思いました。だって、戦闘とかね、現実のもろもろよりゲームの方が我々には身近ですもんね。

『恋する小惑星』。桜先輩から誘われたミネラルショー。お、鉱石のイベントか。でも、それがなにかわからないままに参加すると決めるみらですよ。この子、ポジティブ、乗り気、気さくで気楽。いい性格だなあ。自分だったらぐだぐだ決めあぐねるところを、すぱっと決めちゃう。気持ちのいい子ですよ。さて、みら以外の地学部部員が皆都合つかなかったため、みらと桜、ふたりだけのミネラルショーです。そうか、みら、桜先輩が苦手なんだな。ちょっと怖い印象もあるもんなあ。そう思ってたら、桜は桜で緊張してたんだ。このふたりのこの関係、ちょっと手探りな感じ? 悪くないですよ。桜のミネラルショーにきた理由。勉強の息抜きだったんですね。フラッと見て歩くだけでも楽しいって、そういう桜だけど、すごい、ものすごい勢いで石を選んでいく。本当に鉱石が好きなんだなあってわかりますよね。鉱石初心者のみらはみらで楽しんでいて、おお、出展者、外国の方もいらっしゃるのか。英語で話しかけられて、それを桜がきっちり応対、値切りまでしちゃって、これすごいな、みらからの尊敬度アップの瞬間でした。鉱物、結晶、化石に隕石と、いろいろ目移りする出展物。みらも楽しそうで、ほんと、こういう姿は見ていてとてもいい。でもって、おこづかいで買える範囲のもの選んでいくところとかね、ほんと、数万円とかぽんっとなかなか出せないですよね。こういう身の丈等身大な感じも魅力であると思います。なにを買ったか、戦利品ですね、みらの興味面白くって、桜はどんなの買ったのかな? と思ったら、長くなりそうだからとみらが断っちゃった。でも、あの嬉しそうな桜、ほんといいなあ。今回、桜とみら、一気に距離を縮めた、そんな感触があって、とてもよかったです。喫茶店での様子、悩みを素直に口にする先輩とかね、ほんと、いいじゃありませんか。そしてケーキに地層を感じる! ああ、今回、仲良くなったふたり、素晴しい。さらに、みらからのサプライズプレゼント。もう、感無量といっていいエピソードでした。

『ゆず35歳@中学生やってます』。そうか、ゆずさん、体力云々、駄目ですか。駄目でしょうね? 歳もあるし、ずっと運動してなかった、そういった不摂生もある。そう思ってたら、ここにタバコや深酒が加わるんだ。そらあかん。でも、この環境でタバコがまずいことはわかってるんだなあ。なんとかごまかそうとしたところ、ふいのトラブルで退場。ごまかす手間がはぶけましたね! さて、保健室でのこと。保健委員のうめこが介抱してくれてたっていうんですが、ゆず、パンツを人質にとられて、いろいろ詰問されるっていうんですね。書店で働いていた? ああ、これ、知られてはまずいことなのか。充実したBLコーナーへの言及に、思わず口をすべらせたゆず。うめこはこれで、ゆずのこと腐女子の同志と認識したし、対してゆずは、自分の身元を知られたのではないか、不安が募る。すねに傷あると、いろいろ大変っすね、ゆずさん。しかし、あれは姉ですって咄嗟に嘘をついたゆずだけど、これがいろいろ傷を広げそうで、さあゆずさん、どうするのか。姉にあわせて欲しいっていわれて、ほんと、これ、乗り切れないよね? どうするんだろう。

『花降り宿のやどかり乙女』。このままだと夏休みが仕事と宿題で終わる。その危機的状況を受けて、どこかに遊びにいこうという話になるのですが、そのいきさきが六花の家に決まったっていうんですね。ゆきちがえらいこと楽しみにしてる。もう止められない。それからの皆の様子。旅行に必要なもの、買い出しにいった先のドタバタとかね、面白くって、六花、自分の家のアメニティに自信がないんだ! しかし、ほんとみんな自由にのびのびして、というか、自由すぎないか? 積極的に迷子になる勢いといったらいいか、でもまあ、それがこの子たちらしいんだろうなあ。六花の帰省にあわせようってはずが、その日程を確認するの忘れるほどに、皆、気が急いていたんですね。楽しみで楽しみで、気持ちだけが先行してた、そんな雰囲気。旅行はその準備も楽しいなんていったりしますけど、見事そうした雰囲気にあふれていましたよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第4号(2018年4月号)

2018年3月2日金曜日

『まんがホーム』2018年4月号

『まんがホーム』2018年4月号、発売されました。表紙のテーマは卒業ですね。卒業証書を胸にいだき、微笑み見せつつこちらを向くセーラー服姿の『らいか・デイズ』らいか。これは、いずれ訪れる中学、高校の卒業式といった風情でありますね。髪もいまよりずっと伸ばして、ゆるく三つ編みにしている。少し大人びた雰囲気が魅力です。そして『マツ係長は女ヲタ』マツ係長も卒業? いや、アイドルヲタを卒業とかじゃないですよ? シックな袴姿を披露するマツ係長は凛々しくて、これは大学を卒業したときの様子でしょうか。散る桜の花びらをそっとつまんで、こちらを見るその目も涼しい。ええ、単行本の表紙とは全然違って、ほんと、マツ係長? 違う人じゃない!? ってくらいの仕上りですよ。

『おんなのおしろ』、辻灯子の新作です。おんなのおしろ。築28年ながら3LDKのマンションに住む女性が主人公。なるほど。悠々自適な女ひとり暮らしですか!? そう思ったら、違った。一歩間違えたらヒモ、そういう他ない、いかにも駄目そうな男がついてきて、これ、別れた男だっていうんですが、収入がないからと転がり込んできた。居候のくせに子猫を拾ってくる。さらには冷蔵庫の中のもの勝手に食べる。あかん、もうあかん。自分、この手の人間、受け入れがたいわ。今後、この男が改心していくのか、あるいは猫だけ残して追い出されるのか。どういう展開するのか、ここはまず期待ですね。ところで、竹本楓参上! おお、どこかで聞いた名前、見た姿。元気になさってるようですよ。

『いじられ課長とギャル部下ちゃん』。今回はSNS映えってやつですか。三崎に声かけられた河原課長。出勤前からカフェでくつろぐ部下に驚いて、置いていこうとしたけれど、けどなんだかんだでいいくるめられて、席についちゃう課長がいいですね。三崎、パンケーキ目当てだったんだ。食べるというよりむしろ写真撮ってSNSにあげるのが目的。そのあたりの機微がわからない課長だけど、いわれるままに写真撮らされて、で、そこで三崎のいつもと違う表情を知るっていうんですね。そうか、三崎、そんな表情するんだ、笑うんだ、みたいな驚きですね。でもほんと、課長、三崎のわがまま、よく聞いてくれて、いい人ですね、ちょろいともいえそうですけど。こうして若者? の文化に触れて、お礼いわれたり三崎が喜んでたりしてるの見たら課長も嬉しく思っちゃう? なんだかんだでほだされて、影響受けてるの、いいですよ。

『守った世界のその中で』。元魔法少女のしじみさん。もう魔法少女ではないそうなんですが、それでも誰かの危機となれば駆けつけずにはおられないんですね。悲鳴の主はひったくりにあった女性。カバンを奪って自転車で逃走するひったくり犯を追うしじみさん、めちゃくちゃな身体能力じゃん! 高いフェンスをひと飛びに飛び越えてきて、そして疾走する自転車に追いついてくる。ほんと、この人、尋常じゃないんだなあ。しょうこはしじみのこと普通の女の子だっていうんですけど、これ、魔法の能力を失ってるってことなのかな? 身体能力はなかなかに超人的で、でもだからこそ危うい。そんなこと感じさせるエピソードでした。

『巨匠のほほえみ』、ゲストです。天国は「美」を司るというエリアにて、芸術に関わるものたちが地上の者に霊感を与えるべく思案中。というか、あまりにサボりすぎたせいで、上司、ヴィーナスから叱られたのか。かつての芸術家がここでの役目についてるんですね。クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、そしてエドゥアール・マネ。上司に期限まで切られて、せっつかれてやっとこさって体たらくでありますが、美大3年生、いまのところぱっとしない鈴木美香にインスピレーションを与えることになった彼ら。仕事ぶりはまだまだわからないけど、それぞれの性格見てとれて、いずれ見返してやる、そうした意識のやたら強いモネとかね、いかしますよね。美香にかつての自分を重ねつつ、いかに彼女を導こうというのか。彼らの手腕に期待であります。

  • 『まんがホーム』第32巻第4号(2018年4月号)

2018年3月1日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年4月号

『まんがタイムオリジナル』2018年4月号、一昨日の続きです。

『ゆとりの町長』。これ、すごいな。町長選挙まで残り一ヶ月というところにきて、ゆとりの支持率は伸び悩んでる。まあ、そうだよねえ。とりわけ中高年、保守派からの評判かんばしくなくって、さあ、この状況をどうひっくりかえす!? かなめがすごいですよ。どうもこうもパリっとしないゆとりの票を最大化するのではなく、相手の票を割る作戦に出たんだ。あんまりに駄目なゆとりの姿を、まさしく保守層に見せつけることで、煽ったのか。煽ったんだ! 保守派の候補者、増やしやがった! これ、ほんと面白いな。これでどれだけ相手の票を崩せるだろう。ゆとりが2千として、このぽっと出の候補者がゆとり程度に頑張れたとしても、現職には3千残る。現職と完全に票を二分したとしても、2千5百でゆとりは届かない。ああ、これまだかなめの打つ手残ってるな。状況動かす秘策、残ってそうですよ。

『ぎんぶら』。今回の話、めちゃくちゃ面白いな。それだけじゃない、含蓄がある。地球の鮭に似た住人がいる星、サモーン。その生態のあまりに地球人のそれとかけはなれたところなど、まさしくこれはSFなんだって実感させてくれて、しかもサモーン星人のシステム、ちゃんと理にかなってないかね!? 強い個体がより優秀な子を残せるシステムですよ。でもって、このシステムに文明が加わることによって、より安全に、より確実に子孫が残せるようになってるっていうの、ああ、これ、すごいですよ。だって、我々の世界においても、医療、技術の進歩によって救われる命は増えた。そうしたことを、コミカルなタッチで伝える。途中までおかしい、笑えるって感想だったのが、ラストで一気に、ああこれは我々も同じだと気づかされて、本当に素晴しい。見事なワンダーでした。これ、サモーンランでの再確認ってやつ、我々にも必要なこと、忘れちゃならないことですよ。

『部屋にマッチョの霊がいます』。アッコから護身術を学ぶ木葉。そうか、例の人が木葉の身の回りに現れたことを受けて、もしもに備えようっていうんだ。そしてここでの対策会議。木葉にアッコに神奈子が揃っていろいろ話しあうところでね、最初は自分が弱いせいだってうつむき加減だった木葉がですよ。怒りをあらわにするって、これ、すごくよいなあ! だって、もううつむいてばかりではいられない。この子は変わった。自尊感情が確かにあると感じられて、今の状況のもどかしさ、ひっくりかえしてくれそうだって、期待さえしてしまうほどですよ。とはいえ、あんまり危ないのは駄目ですよ、木葉さん。そして神奈子のちょっと気づいたこと? アッコについても、問題の男についても、なにかしらの動きありそうです。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第3号(2018年4月号)