2021年1月8日金曜日

『まんがタウン』2021年2月号

 『まんがタウン』2021年2月号、先日の続きです。

『新婚のいろはさん』

雨の日はゆううつ。とりわけいろはが嫌がっているんですが、出歩けないからかな? と思ったら、洗濯物! ベランダで干せないから困るというんですが、風呂場の浴室乾燥を活用、というかこれ最近発見されたのか。その発見にいたるくだり、めちゃくちゃ面白い。風呂場にある謎のバー。まんま物干し竿だったっていうんですね。ほんと、最初、なんだと思ってらしたのか。

はじめの発案でコインランドリーにいきます。最初は全然乗り気でなかったいろはが、実際にコインランドリーについてみたらぐんぐんテンションあがるのね! これがほんと面白くって、大きな建物、大きな洗濯乾燥機。さらにはカフェまで併設されていてというの、なるほど最近のコインランドリーはこんななんですね。話には聞いていましたが、こうして見せられると、なるほど全然印象のそれと違ってる! ってなって、確かにテンションあがるのもわかる! でありました。

このふたりの様子。たとえ憂鬱な雨の日でも、こうして新しいものに触れて、楽しみを見出してというその姿勢。どんな時でも楽しめるっていうのはすごい才能だと思いましたよ。ふたり、ほんとしあわせですよ。

『立ち呑み布袋でもう一杯』

またまた新年そうそう面白そうな企画してますよ。店長と舘のふたりで創作料理対決! というんですが、飲み屋にきてお雑煮はいきなり重すぎない? 焼き餅串はいけそうな気がする。でもめっちゃ主食だ! でも焼き餅はいいなあ。

店長の父が送り付けてきた巨大なお年玉。これの争奪をしようというんですね。でもさ、立ち飲み屋にやってくるおっさん連中にマシュマロ入りいちごぜんざいはさすがに分が悪くないっすか舘さん。でもって対抗する店長はカレーを出してきて、って、重い重い。めし食って満足して帰っちゃいませんか!?

ここから白瀬の発案で豚バラカレー串が出てくるの、これいい感じでしたね。コミュニケーションを通じて発想が生まれる。そんな様子が見えて、でもってカレー串、これ定番メニューにしてもよくない? カレールーじゃなくカレー粉まぶして焼いてもおいしそう。お酒も進みそうですよ。

店長父からのお年玉は樽酒でした。それを皆で乾杯して、さいごにぜんざい。うん、これは確かによさそう。それぞれの料理が、なんだかんだでそれなり落ち着いたポジション獲得するの、よかったです。お酒飲んで最後にきちんと糖分摂取するの、理にかなってる感じもしますよ。

『君と銀木犀に』

泉と葉介のコミュニケーション。葉介の部屋で見た壁を埋め尽くすがごとき本の数々。すごいな、本好きなんだ、といった泉の普通の感想が次第に熱を帯びて、そうしたら意を決するようにして葉介が教えてくれた自分の夢。この流れ、見せ方が本当に素敵だったと思ったのでした。

その時、その瞬間に感じたこと、思ったことが描かれるのではなく、数日を置いた雪の日。雪かきをしながら思い出すようにして、そのまぶしさに打たれる泉のその心情。日を受けてキラキラと輝く雪につらら、そして陽光そのもののまぶしさが、記憶に残る葉介の言葉の、夢に対するまぶしさを引き起こしたというのか。現実のまぶしさに理想のまぶしさがまじって、その後、泉のつくため息に彼の心情が溢れてたまらないものありました。

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