『まんがタイムスペシャル』2017年12月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、冬の食事でしょうか、いや、チーズでありますね。チーズフォンデュ、チーズをからめたブロッコリーをリコがこちらに、いかにもあーんといわんばかりの様子でもって差し出してくれていて、ああ、本当に美しい娘ですよ。『ざしきわらしと僕』ざわ子もチーズ持ってまして、おお、穴ぼこいっぱいのチーズだ。こういうの憧れましたよね。その穴ぼこからキボちゃんが顔出してるのがいいですね。『可愛い上司を困らせたい』、青木とめぐみがふたりで、パーティ? めぐみがワイン? シャンパン? にチーズを持ってうっとりしてるんですが、この人に酒は危険よね! 青木が心配そうに見てますよ。
『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。物理部部長の湯川のぞみって、物理オンリーではなくサイエンス全般に興味ありって感じですね。今回はのっけから天文の話題。75億年後には太陽の膨張に地球が飲み込まれちゃう! って、まさしく天文的タイムスケールでありますね。だけども、朝永にとって、問題は明日のテスト。加速度がわからない……。おお、物理に戻ってきましたよ。湯川部長、教え下手でした! それで物理部顧問の伏見先生にバトンタッチ。先生、ものすごい美人さんだ! しかも挑発的衣装。ああ、朝永くんったら見事に挑発されて、目が一部に釘付け。部長から軽蔑の視線が突き刺さってますよ。朝永は文系で感受性の人。その感受性は排除しなさい。かくして二時間の特訓後、げっそりしながらも見事感受性が排除された朝永になって戻ってきました、インストールされたのは化学の感性ですね! しかし今回、部長と朝永、結構いい雰囲気になって、朝永ったら部長のこと喜ばせたいなんて思ったりなんかもしちゃって、というのに、ああー、朝永くん、あんまりだ! そうかあ、釘付けのアレにやられましたかー。
『笑って!外村さん』、ついに最終回を迎えましたね。卒業式。ずっと誤解され、怖れられてきた外村さんがですよ、ああ、いままでの頑張りの総決算だ。春野さんに支えられ、ずっと頑張ってきた。そのふたり、本当にいい友達になっていて、進路は違えどきっとこの友情は続くに違いないって思わせられる、そんな笑顔にほっとさせられます。そして三雲。ついに告白だ! まずは友達から、その答に、もうとっくに友達やろ。三雲にはじまり、生徒会には引き継ぎ。遠山さんからはファンだったと伝えられ、そして委員長も誤解してたことちゃんと気づいて、お礼をいいにきてくれて、ええ、ずっと頑張ってきたところを知ってるからこそ、このラスト、外村さんを中心に皆の笑顔が集う記念写真、すごくよかったと思いましたよ。やっぱりこうやって報われるの、いいですよね。
『ちんまり経理のヒメ先輩』。会社の盆休みにワゴンセールのお手伝い、っていうんですが、ヒメ先輩、なんでか浴衣ですよ。おお、看板娘。もしかしたら店長が着るところだったっていうんですが、いや、店長さん、可愛いですよね。きっと浴衣もいけてましたよ。ワゴンセール、これ、掘り出し物とかお値打ち品とかいって半額とか7割引とかしてますが、在庫の整理ですよね。きっと売れても利益は出ない。ヒメに若林に日当を払ったら利益なんて吹っ飛ぶだろう。そうした事情聞かされて、おお、ヒメ、動きますね! さすが普段から経理やってるだけあるといいましょうか、客単価を上げるしかない。そのためにはどうしたらいいか。バックヤードの駄菓子を使って、キャンペーン打とう。仕入値ぶんは損失になるけど販売促進費に振り替えて云々。ああ、すごいな、この見事な提案。しかもしっかりきっちり結果出して、いやあ、ほんと面白かった。この機転、この逆転、実によかったです。
『なごみ先生は職場のお医者さん』。おお、珍しいといってもいいのかな? 産業医ものですよ。産業医ということは常駐はしないのかな? ちんまりとした渚和美先生、普段は勤務医として働いて、産業医として働くのは今年から。初々しさと、興味と、そしてフレッシュなやる気ゆえか押しの強さも! ずいぶんくたびれている職場の雰囲気に、労働環境が悪いのではないか。案内している山田優太郎も、今日で三徹目。ついに倒れてしまって、ああ、なごみ先生から帰宅の支持が出ましたね。本人も部長も、まだまだ働く気でいるところを、産業医の権限ふるって帰宅させて、ああ、ご立派な仕事なさいました! このなごみ先生、山田のお隣さんになるんですね。職場でも、お隣さんとしても、つきあいが続いていきそうですね。
- 『まんがタイムスペシャル』第26巻第12号(2017年12月号)
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