『押しかけギャルの中村さん』、第66話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
オカルトサークルの活動に参加した榎本。まさかの気になる男子に遭遇して、そのままオカルトサークルに入会! その日の夜のこと。河童釣りお疲れ様の打ち上げに皆で繰り出すは中村たちのバイト先。当然そこには後藤氏も働いているのですが、仕事で中村を監視し続けられないからと、同志秋山に火の粉をはらうよう接触。その距離感よ! おお、おおいに共感しあうふたり。まさしくヤキモキ仲間でありました。
さて、本編はですよ、榎本の恋心です。誰とでも打ち解ける中村は、やっぱり岡崎とも仲よくなって、すでにオカちゃん呼びになってます! そんな岡崎に、キジムナーみたいといってもらえた中村。かわいい子供の妖怪。オナラが嫌い。中村には不評でしたが、榎本はキジムナーがうらやましい! っていうのも、榎本を妖怪に例えれば雪女。クールで近寄りがたい美人。それにはサークルの皆も同感なのですが、自分は近寄りがたいと思われているのかと、ひとりショックな榎本です。
でも、今回の榎本さんすごいよね。岡崎にぐいぐいいく! 中村の恋心を争う秋山後藤組が中村に干渉しようものなら、負けじと岡崎に世話焼いていく榎本。こんな榎本見たことない! って、そう思う私も、やっぱりこの人のこと、クールなタイプと決めつけて見ていたんでしょうね。
榎本と岡崎、その後親密に話す機会を持つのですが、この様子見てもふたりとてもいい雰囲気だと思う。岡崎にいろいろな私を知ってもらいたい。そう思っている榎本の気持ちが切なくて、それだけ本気なんだろうなあ。今はまだ知りあったばかり。榎本も岡崎を知り、そして自分を知ってもらう、そんな機会をこれからも持って、より一層に深く互いを理解できるようになっていったらきっといいなと思わされる時間でした。
そして岡崎は、酔っぱらいのおっちゃんを介抱しつつよその飲み会に紛れ込んで、すっかり打ち解けてしまう! 天狗を見た、のっぺらぼうを見たなんて話を聞き出して、サークルの皆に報告! そのあまりに仲よくなってる姿に、皆唖然! これまでにないタイプの人なんでしょうね。
でも、こういう感じの人、見たことある気がします。というのは、中村カリン。明るくて、誰とでも打ち解ける人。そしてこういうカリンを友達にしている榎本。ああ、榎本は中村や岡崎のような、人懐こいタイプと相性いいのかもしれませんね。なんてこと思ったエピソードでした。
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