昨日の続きです。
『まんがタイム』2025年7月号、『跳べないウサギと神の島』
メトリと出会ったことで、多くのことを知るにいたったレオ。対しリンコはというと、メトリが見えないものの、その声は聞こえる。声を言葉と認識せぬままに、なぜかそうしなければならないと思ってしまうようなのですね。
違和感を感じているリンコに、どうかメトリから説明してほしい。レオがお願いするんです。でもメトリから働きかけることはできない。そのかわりにと、にんじんジュースをレオからリンコに呑ませることで、メトリを認識させることになった。しかしなんでにんじんジュース? と思ったら、そうか、兎のからみでにんじんか! しかも、リンコ、にんじんで酔っぱらうのな!? なんともカオスな状況になってしまっております。
メトリから語られるこの島に起きていること。リンコが破壊した形代。その結果、不跳兎神として封じられていたリサコが新たな形代を得て自由を手にいれることになった! リサコは今もなお不跳兎神の祠を破壊し続けている。その目的は島の境界を破るため。
メトリがいうには、無意味な行動。その行動を制止すべく、レオとリンコにリサコを探させることとなり、そしてリンコにはリサコに話したいことがある。ああ、これは佳境に向かおうとするのでしょうか。なかなかに差し迫った状況になりつつありますよ。
『遠恋カノジョとおとなり上司!』
恋人のナズナに会うために、東京から三重に戻った太郎。ふたりともに期待と緊張に胸ふくらませて、というのもこれがつきあってからの初デート! 告白即遠距離恋愛開始で、この日を3ヶ月も待つはめになってしまっていたのですね。
ふたりともに、この日をさらなる進展のチャンスと思っているんですね。ちょっとのことで一喜一憂し、いつもの自分よりもずっとハイテンション。告白した公園をふたりで歩き、ナズナのお弁当をふたりで囲む。
これだけ好きあっているふたりです。たとえ遠距離恋愛であろうとも、トラブルになるような障害などあるまいと、思ったところで太郎に着信。上司の川島が救急車に!
せっかくの一日が、一本の電話でがらりと違ってしまった。気になる女性上司。都会での太郎はどのような毎日を送っているのか。なんでもないはずのことが、こんなにも重くのしかかって、ああふたりの関係はどうなる。なんとも心配になる、そんな瞬間だったのですね。
『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』
ついに発足したルナ同好会。看板もできて、それがまあすごくいい出来! さらには、素直がうっかり発した姉仕込みの挨拶、おつきみ様が同好会の公式あいさつとなってと、どんどんいろいろがかたちになっていくのですね。
そしてはじまる突発天体観測。それぞれがちゃっちゃと準備に奔走して、天体望遠鏡を用意。屋上使用の許可もとって、セッティングに解説もばっちりときましたよ。ええ、あんだけメンバーが揃うまで悶着あったわけですが、こうして一度気を許せばすっかり頼れる仲間なんですね。
こうしてはじまる部活動。しかし、素直ひとりがからまわって、というのも自分だけ役にたててない! でもそれは思い込みだって、この同好会は素直が作ったんだって。ひかりの言葉に涙ぐむ素直。こうして距離も縮まって、そしてそれがクラスに波乱をもたらして!?
いやいや、でもまあ、仲よくなるのはよいことですよ! ルナ同好会の4人、これからももっと親密になっていくといい。そう思います。
- 『まんがタイム』第45巻第7号(2025年7月号)
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