2016年11月12日土曜日

『まんがタイムきらら』2016年12月号

『まんがタイムきらら』2016年12月号、一昨日の続きです。

『泣きむしストラテジー』は、悪魔クレアを探しているお嬢さん。たまたま遭遇したつくしに聞き込み? と思ったら、ああ、たまたまじゃないんだ。魔力の残り香を感じて、それでコンタクトしたんですね。でも、あんまりにもクレアが頼りないからか、そのお嬢さんの提示した条件にマッチする人として牡丹を紹介しちゃった。まあ、それで結局はクレアに辿り着くんですけどね。さて、悪魔というにはあまりに人のいいクレア。対し、新登場のお嬢さん、つくしのことおっぱいさんと呼んじゃうとかね、その煩悩の深さから新手の悪魔なのかな? みたいに思ってたらですよ、え? 天使なんですかい? まったくの予想外。ともあれ、天使に悪魔の姿を引き出されてしまったクレア。悪魔であることを秘密にしている牡丹にその姿見られて、さあどういいわけする? コスプレ? それとも悪魔とバラしちゃう? なんかね、あんまりシビアな展開にはなりそうにない気がしますよね。

『ひなまるすまいる』、うらら様に会いたいという新人メイドの風花。この人がひなを起こそうとした時の最終手段、ミネストローネを頭からかけるっていうのね、いやもう結構な惨事です。風花にカトレアから命じられた銅像磨き。ああ、これって新人の仕事かね。そういえばひなたちも、最初、この仕事命じられてたよなあ。香澄などは名誉ある仕事みたいにいってましたが、そう思ってたの香澄だけなのかな? わりとカトレア、カジュアルに銅像磨きの仕事ふってますよね。風花のうらら様への憧れ、うららの母、リリアに出会ったことがあったからなのですね。それでうららのこと、過大に期待してるのではないか? そうした心配あったものの、うらら様の優しさ、その気づかいに打たれた風花。ああ、よいですね。カトレアの思惑は別としても、うらら様の世界、広がっていきそうで素敵です。

『神様とクインテット』。前回、なにやらシリアスな展開してましが、それ全部茶番だったとのこと。ああ、やってくれますね。最終回に無茶苦茶やるための1回まるまる使ったフリだったっていうんですね。というわけで、今回は結構なやりたい放題。いわゆるメタ的な発言させたかと思えば、この漫画で好評博していたいろいろな汁、鼻血などの表現もこれまたてんこ盛り。大サービスの最終回でした。しかし今回、りんちゃん、大活躍ですよね。いきなりトーコに服を脱ぐよう頼んだかと思えば、温泉では潜伏、密着、やりたい放題。ええ、これでこその神クイだと思います。そして、そう思わせるための前回だったんだなって、実に思い知りましたよ。

My Private D☆V、キキであります。D☆Vポイントですよ。ケモ耳、しっぽ、メガネ、って、これ、あれだー! 『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』のあんこの趣味、そのものだー! そうか、あんこさんの誰にでもケモ耳装備させずにはおられない、あの行動の根底には作者のD☆Vがあったのかー! そしてさらに、だぼだぼパーカー、ぬぎたてくつしたからの素足、ふとももとD☆Vポイントが続いて、それを全部盛り込んだキャラクターがドーン! おお、とてもいい! ちょっとビビモンキャラたちとは違った雰囲気ですね。なんだかよりふにゃっとした感じあって、これはよいですよ。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第12号(2016年12月号)

0 件のコメント: