『まんがホーム』2026年5月号、昨日の続きです。
『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』
御園生さんの登場で、とうとううずちゃんのお世話から卒業とあいなったスミレ。ひとりの時間を楽しみつつも、どこか満たされない思いを抱えて、それは、アレよ、やっぱりうずちゃんとの関係性、そのお世話するということがスミレにとっても大切ななにかになっていたんですよ!
実際、そういう話でありました。
いろいろと危なっかしいうっかりうずちゃん。でも御園生さんが陰に陽に世話を焼いてくれるおかげで、なにごともつつがなくすんでしまって、それはうずちゃんにとってはいいことなんでしょうけど、スミレにとってはものたりない。でも、スミレの問題は、うずちゃんとの交流が減ってること、うずちゃんに関わりたいという気持ちがあるのに、自身それを認識していないことだと思うんですよね。
お世話を焼いていないと落ち着かない。あまりのことに、土嚢をうずくまるうずちゃんに幻視してしまうほど。スミレのことをよく知る友人、陽からは、もともと世話好きだからおかしくないっていわれてるのに、やはり自身それを認識していない。
でも、今回のうずちゃん不足は、スミレの自己認識を改める機会となってくれたようですよ。うずちゃんのうっかりにアドバイスしてあげられて、心が落ち着いた。そして世話好きの自分に気づけた。それだけでも、きっと今回の試練はスミレのためになったのだと思うんですね。
しかし、スミレさん。別にうずちゃんの世話焼かなくとも、普通に交流したらよかったんですよ? それと意識せずとも、普通にアドバイスやらいろいろしてあげててもよかったんですよ。自分がひとりが好きなんだと、思い込みすぎていた。その認識の誤りがために生じた不安定でありましたね。
『うちの秘書さま』
今回はうちの秘書さまというより、うちの執事さまでしたね。
七瀬が友人と温泉旅行。当然はじめは屋敷に残されることになるのですが、七瀬がいなくなったら手つかずの春休みの宿題はどうなるの!?
って、それはご自身でどうにでもなさいまし、はじめさま。
はじめのピンチに、そしてあるいは七瀬のピンチに手を差し伸べるのは、大旦那様づきの執事、高倉であります。よろしければサポートいたしましょう。心強い申し出だけど、はじめはのっけから拒否姿勢。でも、この隙をついて七瀬が出立したために、否も応なく高倉を頼ることになったはじめです。
今回は、はじめと高倉が、互いに相手のことを過少に評価していたと明らかにされましたね。
高倉は、はじめの堕落っぷりについて。はじめは、高倉の厳しさについて。いやだってね、手つかずの宿題の山見て、高倉がひるむんですよ? でもって、厳しめにはじめに接する七瀬が組んだスケジュールを、さらに苛烈に変更する高倉。
でも、高倉の厳しさは、はじめができる子だと信じてのこと。その姿勢ははじめに反省を促して、って、いや、駄目だ、反省は一瞬、すぐにもとの自堕落、無根拠な自信に立ち返ったぞ、はじめさま。ほんと、よくいえば楽天的でポジティブ。悪くいえば、凝りない。困ったぼっちゃまであります。
でもね、がんばればそれなりにできるのは確かなようなのですね。高倉が、はじめの宿題消化ペースを見て、これなら大丈夫と判断したでしょう? とはいえ、帰り際に高倉がぶち込んだ七瀬の恋人疑惑!? そいつがはじめを揺らがせる。
ああ、残念。はじめの宿題は終わりそうにないですね。
- 『まんがホーム』第40巻第5号(2026年5月号)
『まんがホーム』2026年5月号、

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