2017年4月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年6月号

『まんがタイムきららMAX』2017年6月号、昨日の続きです。

『のけもの少女同盟』は霞が風邪。庭で乾布摩擦が原因ではないか。というか室内でやろう。学校を休んでいるので皆で見舞いにいこうという、もも先生もいうとおり定番イベントであります。でもほんと酷い。霞の母、娘の友達を目の当たりにしてくずおれて泣く。娘は娘で、自分の部屋に友達が!? ああ、これが走馬灯……、ってそんな納得のしかたでいいのか。しかし、霞の状況、本当に大丈夫なのでしょうか。というか、その主治医の先生、大丈夫なんでしょうか。山ほどの薬。これ、この子の不調、ここにも原因があるのでは……!? いろいろ不安にさせられる描写あったりね、そしてニカのウォッカ発言とかね、今回も微妙に際どいネタがよかったです。でもやっぱり際どいの、霞ですよね。山ほどの健康グッズ。怪しいのもいっぱい。そしてアルバムには納豆の包装紙……。ペットのイグアナ、名前はお兄ちゃん。なんだかいろいろあやしい雰囲気ただよわせて、けれど健全。おかしな感触がいい味出してます。

『りかけいの女子』。学内で見かけた女の子。小学生くらい? どうもゆく先が同じみたいで、まるでつけまわしてるみたいだと焦ってる真希穂の不安、ちょっと共感してしまいました。さてこの子、椎名春、吉里さんの娘、いやいや、従妹なのだそう。春からこの大学に入ってくるというんですが、見た目は子供実際は大人? なのかと思ったら、なるほど飛び級。ちょっとした天才少女で、それだけにといったらいいものか、子供扱いされるのが嫌みたいなんですね。ちょっとの衝突、けれど真希穂の介在あって円満解決するのだけど、吉里さん、なんか新たなあかん面が開いてしまったように思えますね。そうそう、それと蛍のゲーム。あれおかしかったなあ。なんというか、そうか、買ったんだね! うん、わかる、新しいゲームはやっぱり遊びたいよね。わかるわ。

『ペンにまします神サマの』、猫屋敷さん、あやしいわ。この人のバックグラウンド。知れば知るほどただものではない、え、そういう出自なの!? なんて具合に驚かされてきたわけですが、今回もなかなかにあかんところ惜しげもなく見せてくれて、ほんと、すごいですよ。シア、すなわちマスターにもちょっとあきれられてる節があって、この人のこういう性質、これもペンの力で生み出された時に与えられたキャラクター性ってやつなのかも知れませんね。としたら、改善はできないのか? つらい、つらいね、猫屋敷さん。さて今回はここからがいろいろやばい。思い詰めた寿実がゆきついた結論。この子はいったいなにをしようというのか。あの画面いっぱいにひしめく寿実ですよ。うおお、すごいインパクト。でも、これでなにがおかしいって、猫屋敷が失言。しかもそれをアルペコフに、破壊神にばっちり聞かれてしまった。ほんと、これ、どう収集つけるんだろう。ほんと、この漫画、先が全然読めなくて、すごいですよ。

いちごの入ったソーダ水』、最高だわ。最高ですよ。まず扉が美しい。風紀委員長、美しい。しかしこの人、見た目は凛々しく、厳しい視線もクールで素敵、ってなお嬢さんなのに、中身はいろいろ残念で、月のことじっと見つめている、その視線の意味ですよ。ああ、本当に月のことが好きなんだ。きっちり制服を着てほしい。それは風紀が乱れるから、とかじゃなくて、絶対似合うのに、素敵なのにって、その一心。素敵だわ。ほんと、最高だと思います。そして今回は、おお一念通った! 目をつけられてると勘違いした月陣営、少しの間だけでも制服ちゃんと着てみたら? そしてら、うおお、素敵お嬢さんだ、月さん! こひめ、雛菊、転からは違和感ありみたいに思われてしまってますけど、風紀委員長にいたっては拝むレベル! 先生からも好評で、そして舎弟ふたりからも好評だ! って、いや、咲太郎、君はなんか違うよね。いや、しかし、月、すっかり迷迭香になじみましたよね。服装も、ずいぶん大人しくなって、いやあ、素敵お嬢さんです。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第6号(2017年6月号)

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