2018年1月31日水曜日

藤井旭の天文年鑑

 『まんがタイムきららキャラット』にて連載されている四コマ漫画『恋する小惑星』を気に入ってるのは、私自身、天文に興味を持っているからだったりします。なんかね、同好の士っていうんですか? 私なんかはそんなに熱心じゃないから、ちょっと目立った天文現象があれば空を見上げる、その程度でしかないんですけどね、でも一応は雑誌やら年鑑やら買って、その年の見どころとか簡単にチェックしてたりはするのです。さて、本日1月31日は皆既月食が見られます。というか今まさに皆既の真っ最中。これ、きっと、みらやあおたち、地学部の皆もどこかで空を見上げてるんだろうなあ。そんな風に思われて、そういうのがなんだか面白いなって思うのでした。

今夜の皆既月食、曇りだったら見えないなと思っていたんですが、ちょうど欠けはじめるくらいの時間帯は雲がほとんどなくてですね、欠けていく様を見ることができました。けれど、皆既直前ってところくらいから雲がうっすらと出はじめて、ついには全体を覆うまでになって、ええ、皆既になったら月なんてちっとも見えやしない。ということで、残念ながら撤退、テレビで眺めるはめになってしまいました。

さて、さっきいってましたね。雑誌やら年鑑やら買ってるって。天文関係の年鑑というと、ざっと2系統3種類って感じだと思うのですが、『天文ガイド』の系列と『星ナビ』の系列。『恋する小惑星』のあおの買ってる雑誌は『天文ナビ』。両方のいいとこどりっぽい。両方の読者にとってもありがたい配慮ですね。

さてさて天文年鑑です。私の買ってるのは『天文ガイド』の系列、『藤井旭の天文年鑑』であります。多分ね、アマチュアなんかだと『星ナビ』系列の『アストロガイド』の方が嬉しいんじゃないかな、なんて思うんですが、カラーページ多いし、DVDもついてくるし、映像やコンピュータのソフトウェアなど、多様なアプローチで天文に触れられる。でも少々お値段高めで、だからというわけではないのですが、私は『天文ガイド』系列の『天文年鑑』。しかも内容がコンパクトにまとめられて手頃な『藤井旭の天文年鑑』を買っています。

『天文年鑑』はですね、ええと分厚いやつね、すごいですよ、内容が盛り沢山。というか、専門的すぎて、正直手にあまるんですよ。でもね、小惑星見つけようとか思ってる彼女らだと、これくらいのが必要なのかも知れないなあ。でも、自分にはそこまでの情報は必要ない。コンパクトにわかりやすく、毎月の見どころが提示されている、パッと開いてパッと知る、そんな手頃なので充分だ。そうした要求満たしてくれるものだと前述の『藤井旭の天文年鑑』が最適だと思います。イラストでもって簡潔に解説されている天文現象もわかりやすくて、ありがたい。ポケットサイズで場所をとらないのもすごくありがたい。ここ数年、毎年買っては、折りに適当に眺めておりますよ。

と、こんなこと書いてるうちに、すっかり皆既どこか月食も終わりにさしかかろうとしています。

2018年1月30日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年3月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年3月号、一昨日の続きです。

『NEW GAME!』、2本立てです。一挙2話掲載といった感じですね。1本目では、皆に内緒でゲーム制作していたことがついに上司にバレてしまう。そして2本目では、そのゲームを商品化への軌道に乗せるべく会議にて奮闘するといった具合なんですが、最初仲間うちではじめたことが、叱られながらもうみこ、りんを味方につけて、そしてその気持ちを出資者にまで届かせる。やっぱり努力の報われる話というのは見ていて気持ちがいいな、そうしたよさがまずあったところに、さらに加えて、その時々に例えばりんの過去の思い出がリフレインする、あるいはしずくとクリスティーナの情感が染みてくる。こういうのもまたよかったなって、重さ、確かさを感じたように思ったのですね。説教や交渉といった、わりと地味めになりそうな描写の合間に、別チームによる試遊の様子なども描写されて、話に動きができるところもいいし、皆の作ったゲームがどういうものなのか、それが明確に示されることで、その目指す方向性を同じく共有するような気持ちも得られて、こうした構成もよかったと思います。でもやっぱり、一番の見せ場は、主人公たちと、彼女らをとりまく様々な立場の人、皆の気持ち、思い、屈折も悔しさもね、ちゃんと描こうとしているところ、それだったなって思います。

すわっぷ⇔すわっぷ』。大変なことになった。入れ替わりを堪能した春子、夏子がもとに戻ろうとしていたところ、ばっちりそれを目撃されてしまったというのですね。見ていた人、千夏先生、なんだけど中身は入れ替わったパートナー、金田一美春さん。千夏先生よりもしっかりして、ちょっと厳格、そんな印象のあった人ですが、実際にその身体と出会ってみると、って、微妙な表現だな! ともあれ、その身体と出会ってみると、中身がふわふわの千夏先生だからでしょうけど、ずいぶん予想と違って、いやあ意外でした。先生、人の体で酒飲んでるんですね。それを無理矢理入れ替わって、一瞬で素面になる先生、反対に一気に酩酊状態になる美春。これ、なかなか体験できないことだよなあ。このふたりの登場、そして春子、夏子たちとの交流の描かれたのは、若いふたりに彼女たちの関係のモデルケースを提示するためだったのかな? そんな風に思いました。これまでは自分たちの便利のために入れ替わってきた春子、夏子。けれどこれからはまた違った可能性もあるよというのが、この先輩ふたりの関係によって匂わされた。そんな感じ。ええ、期待がふくらむってやつですね?

まちカドまぞく』。豪華2本立てであります。こちらはお話を2話分一挙に見せますよというより、趣旨の異なる2本をそれぞれ楽しませようといった風でありますね。1本目はへたってる桃の回復を図ろうという話なんですが、小倉さん……、あなた、あやしすぎやしませんか? 天井裏に潜んでいる。でもって、千代田桜の手記をもとに、霊泉のありかを桃、シャミ子に教えてくれる。便利なんだけど、すごく助かるんだけど、この人、まともじゃないよなあ! 霊泉があるの、山は山だけどちゃんと桜の私有地なのか。踏み込んでも問題ないというのはいいですね! と思ったら、罠がしかけられてるとか。しかも、桃ばかりかかるとか、ほんと、桃、調子崩してるんだな。ここで、シャミ子が小さくとも達成感を得るとかね、それは実にいい感じ。でもって桃の回復も果たして、ああ、なかなかにめでたしめでたしじゃないですか、そう思ったら、小倉さんがまたなんか暴走気味で、ああ、シャミ子、勝利の記念物が砕かれちゃった! ほんと、さすがに気の毒な表情でした。

そして2本目は、1本目ではほぼ出番のなかったミカンの出番ですね。荒れた部屋に虫が出現。そうか、ミカンは虫が苦手なんだ。それでシャミ子に頼ってみれば、ああ、シャミ子、さすがに苦労人。虫程度では動じない。見た目云々じゃなく、実際の危険度で脅威判定してるシャミ子、あれ、いいですね。たくましいわ。頼もしいわ。途中で加わってきた桃です。この子も虫は苦手なんだ、そう思ったら、ああ最近できた心の傷が……。虫避けの策、これが魔法少女ならではで面白かったですね。そうか、直に退治するとかじゃなく、結界でもって虫を近寄らせないんだ。で、この結界の魔方陣作りがおかしくって、まんま漫画家の作業って感じになってまして、ゴムかけとかベタ塗りとか、およそ魔法云々って感じがしなくって、ほんとこの感触、面白い。そしてシャミ子が魔力を吹き込むんだけど、その効力、よくもって半日いかないのか……。ここからの、シャミ子のさながら締め切りに追われる漫画家然とした様子。これがまたおかしかったです。魔法なんていう不可思議に関わってるように見えないってのがいいですよね。

『花降り宿のやどかり乙女』。またも蔵の話!? いや、そこまでじゃなかった。夏になって、学校の制服も衣替え。そういえば九条屋の制服には夏服ってなかったな。そこから、制服の衣替えを模索しようという話になるんですね。カラーページを活かして、洋装扉絵のイメージみたいなの示されてたの、面白かった。完全に別のお店じゃない!! ってつっこみ入ってますが、漫画としてはこの方向性でもいけそうでありますなあ。そして本編。月子さん、物置きにいろんな服があるから探してみたら。そうおっしゃるの聞いて、あれか? あの蔵か!? と思ったら、今回はそこまでの渾沌はありませんでした。仮装パーティ用の衣装だったんですね。それはいいとして、西洋、日本の甲冑完備って、仮装にしても本式すぎない!? そこからの衣装も、くノ一あり、チャイナさんあり、さらにはナース、教師に警察官まで、多彩な衣装がまさしく見せ場になっていました。でもって雪、六花の大正女学生風装い。あ、これはいいんじゃない? これ、いけてるんじゃない? そう思ったけど、チョイスはされなかったかあ。で、結局およそ採択されないだろう方向にいっちゃって、めでたく衣替え計画は頓挫するんですけど、その影で虫干しも頓挫していたというのが、ほんと、これ、迷走の果てといった感じでした。虫干しどころか洗濯が必要になっちゃいましたね。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第3号(2018年3月号)

2018年1月29日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年3月号

『まんがタイムオリジナル』2018年3月号、一昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。八重ちゃん、可愛いよね。新しい傘を買ったから雨が楽しみ。傘立てにおいてあるの、誰かが間違えて持っていっちゃったりしたらどうしようと授業上の空で、かといって手元に置いたら嬉しくてまた上の空。困った子だわ! わかってたけど! 雨が楽しみだったはずの八重だけど、大雨、大風ともなれば話は別っていうの、うん、それはちょっとわかるわ。で、大河さんがうちの傘で送るで、って、八重ちゃん、ときめいてるやん! 今回は都会話少ないのかな? と思ってたら、ここからが本番ですか!? 近道とか地下街があったら楽なのに。そういった大河の言葉、とりわけ地下街に都会を感じちゃうってわけですね。地下街はないけど近道はありますよ、そういう八重だけど、いや、待って? それ、水路ちゃうん? 傘を守って水路を進む八重。かっこいいでとか大河さんゆうてるけど、いや、それかっこいいか? ともあれ、八重の反省しながらの帰路。ずぶ濡れになってね、けど風邪はひきませんでした、って、それ、八重ちゃん、アホってことでいいんかな。

『コスプレ先生の絵画教室』。前回、まなちゃんを描いた絵が納品されたんですね。ななみ、まな、ふたりで見にいったのはいいんだけど、まな、身バレを怖れてフード装備か。目深にかぶって、減量中のボクサーみたいよ? ここから現代アートに話題が向かうのはまったくの予想外。これなら自分にも描けそう、まながすかさず画廊の娘に指摘されてるわけですが、これね、ほんと、そう思いがちなんですけど、じゃあと実際やってみたら全然できないものなんですよね。ななみの絵画教室、今回のテーマは現代アート、っていうんですが、なんだそのチューブ巻き付けただけみたいなのは! まなちゃん、ひいてる。美大時代の友達、服飾科の子の作品だっていうんですが、まなちゃん、服!? って思うってことは、やっぱりこれ服って感じじゃないんだな。露出が多いとおっさん連中に大人気。いや、まあ、美術、デッサン教室にはこういう傾向ありますからなあ。ほら、裸婦とか。でもって子供たちからも好評で、そうか暖房目当てか……。小難しく、意味とかテーマとか考えるんじゃなく、もっと素直にかたちや色が好きとか面白いとか、それでいいんだよっていうところに落ち着いたの、これがなによりでしたね。ええ、ほんと、そんな感じでいいのだと思います。

『ゆとりの町長』。選挙ポスターの写真を撮ります! それでゆとりもいつになくやる気なのか。写真はかなめが撮ります。そうなんだ。なんか選挙に勝てる写真とかいって、全国から依頼がある写真店が話題になってたりしましたけど、そういうの出てくるのかと思ったら、あー、なるほどなあ、小さな町の、それこそ有権者皆に直に会えてしまうようなケースだと、むしろ逆効果になるのか、って、かなめさん、ポスター詐欺って、ストレートですな。奇跡の一枚使うのは駄目、奇をてらったようなのも駄目。求められてるのはダサくて普通のものだっていう、この塩梅、説明、説得力ありますよね。ほんと、タメになるわあ。いや、出馬する予定はないのだけど。写真を撮る際のゆとりのいろいろおかしくて、未来に希望を持ってないのか、君! 私もさ! で、犯人(西洋)と(日本)の2本立て続けにくるのも面白くて、いや、高校の卒業アルバムの写真、可愛くていいじゃん。選挙には向かないと思うけどさ。キャッチフレーズ決める際のかなめのシビアなつっこみ、これ、ゆとりのみならず多方面に突き刺さるもので、実に痛快でした。でもってゆとりの衝動。ほんと、この人、変な方向に思いきりがいいから、この衝動は危ないですよね。

『部屋にマッチョの霊がいます』。前回のクレーマーの続きですよ。ネットのことには疎いからと、いまいち響かない店長に、木葉は被害者だって、うちの店みたいな業態だとそこまで影響はない、ビビらずさっさと削除要請出しなさいって、涼さん、日頃は見せない姿ですよ。しっかりしてる、いうべきことはいう、いい先輩だなって思いましたよ。この一連のもろもろで木葉、ショック受けて、仕事にも身が入らないでいたのだけれど、そこですかさず筋トレに入るんだ! すごいな、木葉さん。悩んだら筋トレ。教えが生きてるよ。でも、これ、いいことだと思う。マネしよう。そして木葉、涼さんと食事にいくことになる。アッコと出会って、それからのいろいろが、本当にこの子を変えて、それが可能性を開いていったんだなって、よかったなあ木葉って、そう思える展開でした。ところでアッコが問題のストーカーを発見しちゃったみたいですけど、アッコ、関わってくるのかな? とはいえ、今のアッコになにができるのだろう、って、ああ、ここでポルターガイストの特訓が生きてくるのかい!?

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第3号(2018年3月号)

2018年1月28日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年3月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年3月号、発売されてます。さてさて、表紙ですよ。『アニマエール!』アニメ化決定だそうですよ。おお、これは朗報です。チアという華やかで動きのある題材です。きっとアニメ映えするだろうなあということ予想できて、これは楽しみですね。さて表紙のイラストは、こはねを胴上げするチア部4人でありますよ。皆、いい笑顔してましてね、こはねもポンポンをえいやと突き出して、いい表情。高所恐怖症は大丈夫なのかい!? なんて思いもするけど、いやいや、それどころじゃない快挙なのでありますよ。

『アニマエール!』。皆でバイトをしますよ。それはいいんだけど、ひづめが喫茶店でのバイト許してもらえなくて不参加。それでいきなりやる気失ってるはなわですよ。前途多難だ、これ! 喫茶店、ロングメイド服なのだそうですよ。それで宇希が感極まっちゃって、いやいや、待って、ほんと、先が思いやられる感じだぞ。大丈夫か、君たち。その心配、バイトの許可を出した先生もしてたとかね、でもって元気なこはねの自己紹介に不安を感じとる店長とかね、ほんと、誰も彼も先の心配ばかりしてるじゃないですか。しかもこれ、わりとそこそこ当たってるのがアレですよね。チアの経験がまじってくるの面白かったです。いらっ! しゃい! ませ! ありがとう! ござい! ます! ポンポンをパニエにしてたりね、ほんと、どういう発想なのか。尋常じゃないね、こはねさん。そう思ったら、すごいな、虎徹の追い討ちでさすがのこはねも大ダメージだ。宇希のこはねガードや、こはね突然の声出してこー!! に応えてくれるお客さんたちとかね、こまったバイトさんだけど、なんかこういうのが面白かったです。今回のバイトでね、いろいろ不備もありながらも、皆それぞれ互いのこと知って、近しくなっていくというのが描かれたの、おお、お金を稼ぐだけじゃないんだ。これもまたよかったところだと思ったのでした。

『mono』。すごいな、これ、結構な掟やぶりっぽい気がするぞ? 山梨が舞台のキャンプ漫画がアニメ化するから、そのロケ地探訪の話にしませんか。ハルさん、そうした申し出受けて、っていうんですけど、待って? ちょっと待って? そのキャンプ漫画、なんか知ってるかも。というか、すごいよね、ひとつの取材でふたつの漫画だ! というか、これ、作者自ら明かしていく、キャンプ漫画のロケ事情じゃないのかい? いや、でも、主人公の家が実際にはまるでなかったり、そうした配慮のそれとなく触れられるところとかね、それから本栖湖までの道のりですよ。自転車でその距離はないだろう。ヘンタイなのかあるいはサイボーグなのかっていうのが、ほんと、結構なツッコミになってておかしかったです。面白かったの、山梨民は富士山見飽きちゃってますか! とくに写真とろうともしないっていうのがね、なるほどこれがリアルってやつか……。しかし、つっこみが面白いよなあ。あと、この漫画の登場人物、相当に変わり者だわっていうのがね、ほんと、よくわかったように思います。いや、この作者の漫画としては、ずいぶん普通だというのはわかってるつもりですよ! これ、次回に続くとのこと、こいつは楽しみです。

『怪盗メイドはかまってほしい!』、ゲストです。アンリエッタなるお嬢様、探偵なさってるんですね。怪盗に出し抜かれてお怒りの模様ですが、このお嬢様についてるメイドのサチ。この子が怪盗その人なんだ。お茶とお菓子でお嬢様のことなだめてみたりね、その関係は友好そう。で、このお嬢様、探偵なんかやってるんだ。実績とかあるのかな? それとも財力とかなんとかで、無理矢理現場に出張ってる? このへんはいろいろ謎ではありますね。しかし、この怪盗やってるメイド。なにが目的かって、タイトルのとおりお嬢様にかまってほしい、自分のこと考えてほしい、その一心なんですね。このふたりの関係、これがお嬢様には不利に働いてる。どこに罠をしかけるとか、うきうき話しちゃって、筒抜けなんだもの。気になったのは、アンリエッタとサチ、ふたりは最初からお嬢様、メイドの関係で、探偵やってるお嬢様に気にしてもらいたいばっかりに怪盗はじめたのか、あるいは怪盗だった彼女が探偵のお嬢様に惚れ込んで、メイドになったのか。どちらでも結構ありな感じですね。

『ラボメイト』、ゲストです。レコラボなる研究室に集まって、いろいろやってる女の子たち。プログラミングしてるのかな? そう思わせといて、実際には効率のいい経験値上げの話とか、わりと自由にやってる感じ。ゲーム好きの杏。アニメ好きの由梨。天才肌ながらも中二秒的な姫。寝てばかりの麻友。そんな彼女らのこと、いろいろ気にかけてるみさきの5人ですね。研究室というのだけど、誰も研究にはとりくんでない? やるべきことはあるけど、全力で逃避してるのかな? みさきが研究は進んでるのか? 研究どうなってるのって皆にいってまわるのだけど、みさき本人もどうもちゃんとできてないようで、この人に関しては、やろうとはしてるけど成果があがってない感じでありますね。この研究室、レコラボ、Recomender System Laboratoryということは、いわゆるレコメンドの仕組みを研究してるのかな。それよりも、サブカル愛好会という張り紙、こちらが主になってるみたいですね。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第3号(2018年3月号)

2018年1月27日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年3月号

『まんがタイムオリジナル』2018年3月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。冬らしく、暖かな過ごしかたがテーマかな? と思ったら、これ、猫なんですね。山下さん、暖かい格好してリラックス。飲み物手にしてるその肩には猫がのっかっていて、猫に向ける視線の優しさ、とてもいいですね。『小森さんは断れない!』しゅりは、おお、なんだ、これはそういうサービスなのかい? 猫耳に尻尾までつけておりますよ。対照的なのが『らいか・デイズ』らいかで、三毛の着ぐるみなんですが、正座して、お茶飲んで、色気もなにもあったもんじゃないけど、この子らしいなあって思えます。『ねこにまたたび恋ばなし』ぱるはもとから猫なのでそのまま、手に持ってるのはバレンタインデーのチョコレートでしょうか。『ひとりで飲めるもん!』、巻中カラーをアピールするカットもございます。

『北斎のむすめ。』。ああ、やっぱりそうなのか。先日、匂わされていた江戸の大火。まさか吉原の大火ではあるまいか。いや、一般に吉原の大火といわれるのは明治に入ってからなので関係ないのですが、どうしてもね、なんか繋げて考えちゃう。というか、江戸時代、火事、多かったものなあ。で、火が出ると大火事になる。画業に打ち込むお栄、高尾の身請けを出世と捉えて、負けちゃあなんねえと自分のはげみにしてるんですね。しかし、こうした日々の暮らし、江戸の平和を描いて、吉原でもね高尾のためにサプライズお別れ会を開くとかね、そうした気持ちの安らぐような情景見せてね、それで最後にあれでしょう。ああ、揚巻が熱を出して寝ている。これ、どうなるんだ。お栄が助けに走りますけど、栄がきたからといってどうにかなるもんじゃあないでしょう。ほんと、ずっといつぞやの振りが気にかかっていた。それがついにやってきて、ほんと、雨でも降って消えてくれたらいいのに!

『スズちゃんでしょ!』。梨乃ちゃん、サンタに兄妹、イトコを頼んでたの……。いや、それは叶わないわ。というか、イトコといわれるとスズちゃんにダメージ入っちゃう……。兄弟のいない子といる子で、その感触全然違いますよね。ひとりっ子とかだと、兄弟欲しいなあとか夢見ちゃう。兄とか姉とか、優しくて甘やかしてくれるとか思っちゃうし、弟、妹だと懐いてくれて可愛くてみたいにね。でも、ここに描かれた弟を疎ましく思ってるお姉ちゃん。ほんと、邪魔だようって、心底邪魔そうにしてね、ああ、そういえば辻灯子さん、リアル姉……。これがリアル姉の姿、思いというやつか。おおお、テリブル……。梨乃、スズと一緒にいる時のやりとりも面白く、スズちゃんの出会った若旦那との会話見て、彼氏じゃなかったね。よくおわかりで。で、スズちゃんもスズちゃんで、カッコ良かったね着物きてさ、っていう梨乃ちゃんの言葉に、着物人口が増えれば仕事も増えるねっ! まったく恋愛云々の範疇に入っとらんのかい! あの破顔一笑、ふたりいい笑顔でした。

『きっと愛され女子になる!』。キャストの仲裁、人間関係の調整が大変といってる伊勢崎ですが、ああ、この人、向いてないよね……。デリカシーみたいなのに欠けるというか、女心がわからないにもほどがある感じで、というか、この店の男連中、伊勢崎もそうなら、社長もそうだな……。いや、キャバクラみたいな女職場だと、ある意味、これくらいとぼけてる方がいいのかも知れないなあ。しかし、伊勢崎とぼけすぎというか、妹からのアドバイスを受けて志摩の会話に共感で応えるんですが、それはわざとだろう! それくらい誤った共感してみせて、いや、志摩に惚れられても困るだろうし、立場的にはある意味正解なのかもなあ。今回、バレンタイン時期というのでチョコレートを手作りするかどうかみたいな話になってたんですけどね、志摩、結局手作りしちゃってさ、いや、それがすごいの。本気と気づいてもらえないどころか、志摩の料理の腕も手伝って、まさかの嫌がらせ、というかチョコレートと認識してもらえてない! まさかのジャンボタニシの卵……。いや、ほんと、えらいもんと間違えられたもんですよ。すごいわ、すごいインパクト。

『委員長の愛はちょっとおかしい』、ゲストです。校内で皆から怖れられている少年、佐渡。好き勝手、あることないこといいやがって、ということは、佐渡君、皆が噂するほど危ないやつじゃないのかも知れませんね。そんな彼の前に現れたのが、クラス委員長の九条美里。よかった、佐渡ときたから、こちらはマゾさんじゃないかとか思ったんだけど、違った。とか思ってたら、いや、名前こそそうじゃないけど、マゾさんなのかー。ぶっきらぼうな言葉づかいに、憤慨するどころか、興奮するじゃないの!!! これまたエキセントリックな展開してみせて、佐渡君も災難だな。これ、誰を相手にしてもそうだっていうんじゃなくて、好きな相手、佐渡限定なんですね。好きな相手の前だと挙動が不審になるとかままある話だけど、それにしても不審すぎるよ! しかし現段階ではなぜ美里が佐渡のことを好きになったか、それがわからんわけですが、そのあたりいずれ語られたりするのかな?

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第3号(2018年3月号)

2018年1月26日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年3月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年3月号、昨日の続きです。

『にじいろフォトグラフ』。楽しい日々を記録しようとカメラを買った葵。それで皆で動物園にいこうという話になって、ええ、イベントを創出してきますね。クマ舎でサラの写真を撮ろうとした時の、遠くにいた時はコロコロして可愛い印象だったクマが、そばまできちゃうと相当な迫力出しちゃうとかね、いやそれにしたって、葵さん、驚きすぎじゃないっすか!? ふれあいコーナーや、ゴリラの着ぐるみとのコミュニケーションなど、大きな話じゃない、ささやかな日常のイベントが描かれて、でも、それがすごく生き生きとして愛おしい。そう感じさせてくれるのが、素直にこの漫画のよさであると思うんですね。最後に皆で噴水で遊ぶ、こうしたところもいい。ただ写真を撮るだけでなく、一緒に遊びの輪に加わって楽しんでる葵がね、本当に素晴しいと思った。こうやって楽しい思い出をアルバムにしていく。そのアルバムを作るところなども、一緒に過ごした時間を愛おしむように感じさせてくれて、とてもよいものでありました。

夢喰いメリー』。急を告げる、まさにそういう他ない状況になっていますね。頼まれていた紙芝居を完成させた柊。レンと一緒に届けにいこうというその途上、夢魔らしきものに遭遇したというのですが、これがどうも普通の夢魔とは様子が違っている……。しかもこれ、あちこちで出現しているようで、ケンや勇魚も襲われている。これ、まだ夢魔になる前の存在なのか。銘無し、エンプティと呼ばれるそれらは、名前も役割も持たない空っぽで、だから中身を埋めようとケンたちに迫り、さらには食おうとしている? これ、食われてしまったらどうなるんでしょう。銘無しが空っぽじゃなくなって、なにものかになる? ただの食われ損? しかし、状況は末期的、物語としては佳境でしょう。門が壊れ、この世界に留まることも苦しいメリーに、お互い正念場と声をかける夢路。本当、このふたりもいずれ別れる運命にあるのだろうと納得している、しようとしている、そんな状況においてメリーの人には見せようとしない心情が切なくてたまらんものありますね。

『ブレイキンガールズ!』。華、伊織、葵たち、マジェスティックスのフミカとソラに教えてもらうことになりました。フミカは伊織に、ソラは葵に、そして先生は華について教えることになるんですが、各自、目標を定めて、それに必要なものを身につけようと頑張っていく、その過程がちょっとずつ違っていて、面白かったり、そしてなにより伸びゆく予感をさせてくれて、よかったのですね。伊織はまずは倒立できるようフィジカルを鍛えることになって、バレエ経験者の葵は気持ちを切り替えるやり方を学んでいくことに。それぞれに違う個性、得意、苦手なところを、またそれぞれ違ったタイプの教師に導かれるという構図。距離感なんかも違ってね、その違いがまた面白かったと思います。そして、華。華の踊るソロパートを教えようとする先生から、手本の踊りを見せられて尻込みしてしまう華なのだけど、先生のいう華の克服すべき弱点、それってこの気弱なところなのかな? なんだか高いハードルを設定されてるようにも見えるのですが、これを華が超えていくのかと思うと、それは相当な見物。わくわくさせられますね。

『まんが家cherry!』。今回の話、すごくよかった。ギャグ漫画で賞に挑戦した春香。惜しくも結果は2位だったのだけど、1位をとった漫画家、とっとこぴょん太郎、略してとこぴょんから声をかけられて……、それからの会話が本当によかったのですよ。賞の結果としては上回ったものの、内容では負けていた。春香の漫画のおもしろさに笑って、そして自分のふがいなさに泣いたという、とこぴょんの、こうした自分に厳しく向き合おうという姿勢もよいと思ったのですが、なぜここで春香と話そうと思ったか。とこぴょんの根底にあった気持ちがまたよかったのですね。恋愛漫画を描いてきた春香のギャグ転向第1作に、ここまでやられてしまったということ。その焦りがさきにあった。そしてここで春香への問い掛けが、とこぴょん、春香の漫画の書き方、発想、組み立ての違いを明確にして、これ、素晴しかった。計算、論理でギャグを組み立てていくとこぴょんと、実体験から組み上げていった春香。漫画を描くと一口にいっても、全然違っているんだなあ。この違うということ、自分の持ってるものと相手のそれが違っているということを知らされて、それがとこぴょんのうちにあった焦り、不安を溶かしたのかもなあ。こうしたいろいろを違えたふたりがこうして出会って、話して、近しくなって、友人でそしてライバルだっていう関係にいたった。そのすとんと胸に落ちるように丁寧に描かれたプロセスが、とても魅力的であったのですよ。

2018年1月25日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年3月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年3月号、昨日の続きです。

『なでしこドレミソラ』。おお、これは珍しい。プール回、水着回が入って、ちょっとした箸休め、彼女らにとってもささやかな休息となるのかな? なんて思ったら、ああ、全然違いましたよ。プールで監視員をしている千草と出会った。演奏活動して、CDもリリースして、けれどそれだけで生活できるわけじゃない。そうした現実が突き付けられるフェイズでありました。しかしそれであわゆきさんにちゃんとお稽古代を払おうとする美弥、いい子ですよ。今回の重みは、ここからの話にあったと思っています。あわゆきさんが謝礼を受け取れない理由。名取の資格を持ってない、その理由が語られて、ああー、伝統音楽ってのはめんどくさいね。私は友人に琵琶や三味線をやっているのが何人かいるから、いろいろ聞かされてはいて少しは知ってはいるんだけどね、やっぱりいろいろあるんだねえ。とはいえ、ここに描かれたのはあんまりじゃないかね、そう思われて、実際これくらいにまでなることあるんでしょうか。あわゆきさん、気の毒に。そんな感想が先にたってしまったものだから、それでもと語る美弥の言葉にほっとする思いがしましたよ。しかし、これで美弥、大きな課題を与えられちゃいましたね。ほんと、これ、大変だ。けど、頑張りどころでありますね。

『こじらせ BOY meets GIRL! 』。素晴しい、素晴しいぞ亨。柚貴のいう結婚の約束をした相手。それが自分だということを確認して、そしてその約束についても思い出したというのですが、いや、いや、待って? これ、柚宇の騙し討ちじゃん! うちのおむこさんにといわれて、なると答えた。これ、亨からしたら柚宇との結婚を意識してたけど、向こうからしたら柚貴との結婚をいわれてたってわけだ! 策士だ、策士ですよ、柚宇。しかし、この柚宇の策、無理強いをしようというのではなく、むしろ亨には好都合? 柚貴のこと好きだよねって、この柚宇の、静かに多くを語らないながらも、いろいろに気付き、そっと働きかけるというの、ほんと、ものすごいと思いますよ。でもって、亨です。柚貴のいう結婚の約束してる相手はいるが恋人はいないというその意味に気づいてですよ、おお、一歩踏み込みましたね、そして関係を更新しましたね! そこのくだりが素晴しい。もう、このふたりには曖昧さとかないのだなあ! 誤解もなにもないように、真っ向からいく亨ですよ。男女交際を申し込む! うおお、すごいな、ロマンティックのかけらもないが、最高だ! しかも柚貴、これに対し、受けて立とう! この子もまた最高だ。告白なのか果たし合いの約束なのか、さっぱりわからん感じにはなったけど、このふたりらしくてとてもいいやりとりでしたよ。

2018年1月24日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年3月号

 『まんがタイムきららフォワード』2018年3月号、発売されました。表紙は『ゆるキャン△』。表紙にドーンとなでしこですよ。TVアニメ絶賛放送中!! の惹句がですよ、全然嘘でもなんでもないというのがいい。ええ、アニメ『ゆるキャン△』、話題ですよね。これが一番好きといってる人も、何人も確認してて、ええ、これは嬉しいことでありますよ。さてさて、表紙のなでしこ、キャンプ道具一杯に抱えて背負ってね、すごく嬉しそう。ほんと、これ、わくわくしてる気持ちがわかる。わくわくが伝わる。いい表情でありますよ。

ゆるキャン△』。冬キャンプ初心者3人のチャレンジ。さっそく買ったアウトドアチェアを組み立ててね、冬キャンプをエンジョイですよ。あきがですよ、コンパクトローチェアをふたつ使ってハンモックっぽいの実現してますよ。前回の買い物でのいわば目玉でしたよね、これ。ハンモックっというよりデッキチェアっぽいんだそうですが、それにしてもあの得意気な表情! よっぽど嬉しいんだってわかりますね。そしてキャンプ場をひとめぐり。岬へと向かうんですが、その途上で出会うもの、目にするもの、なんということのない情景のはずが、そこに確かに存在する実感がすごくてですね、これはもう物語を見るというよりも、体験型の漫画といった方がいい感じ。ほんと、独特ですよね。そしてルーキー組、大ピンチ! キャンプ場、どんどん気温が下がって、なんと氷点下! マグカップの中身が凍るんだ。すげえ。というか、死ぬ! リンから多めに薪を買うようアドバイスもらってましたけど、はたしてこの子たちの未来は!? いや、ほんと、これ、ハラハラするな。この漫画、あるいはアニメで冬キャンに興味持った人には、いい注意喚起エピソードになったんじゃないかなって思いましたよ。ああ、そうそう、リンさん、自宅だとなんかシックでエレガントなのねえ!

『はるかなレシーブ』。ああああ、決着しましたね。遥のスパイクがクレアのブロックを突破した! それを受けるエミリ。クレアが繋ぎエミリが打ち込んだボールが遥のブロックを抜け、あああー、と思ったらかなたが身を投げ出して受ける! 浮いたボールをクレアが渾身のスパイク。はたして遥のブロックはこのボールを受け止めることができるのか。冒頭から続くこの攻防。いや、もう、ハラハラさせられましたよ。全国で待つ成美とのことを思えば、はるかなが勝ち抜けるのだろう。そう思いはするのだけど、いや、ここでエクレアが勝っても全然おかしくない。もう、ほんと、息もつかせぬ戦いとその行方。もうね、これはたまらないですよ。そして戦い終えてからの彼女たちの描かれよう。勝負の行方ももちろん大きなトピックだけれど、今回はこちらの方が主眼といった赴きで、友人同士の対戦です。勝っても素直に喜んでいいのかどうか、揺れる気持ちあらば、負けてつらくて悔しくて、それでも悔やんではいないというあの泣き笑い。ああ、しみじみと胸に迫りますね。切なさ、つのりますね。

『球詠』。これもまた面白い。焦る影森ピッチャー、中山。続くファールにはやく前へ飛ばせとイライラしてるんですが、これ、息吹の物真似ピッチングが効いてるんだね。でも、こうして感情を表に出す中山、魅力的だと思いましたよ。こうして敵方、相手方の選手にも感情移入させる要素があり、だからこそでしょうね、我らが新越谷が点を重ねて圧倒した今回。勝った! という喜びとともに、負けてしまった、影森側の心情もともに得てしまうというのでしょうね。しかし、これが心理戦というものか。試合の序盤は冷静そのもの、機械のように試合を運んでいた中山が、真似されたことを発端にペースを崩していく。感情が強く出過ぎた結果が息吹へのデッドボール。そこから繋がる打撃に、どんどん追い込まれていくというそのプロセスは、あたかも中山こそがエピソードの主人公であるかのようで、かと思えばヨミの決勝打の影にあった努力。ドラマですよね。どちらのチームにも心情が乗る。だからこそ面白いのだと思います。届かなかった捕球に、立ち止まった息吹の告げるコールド勝ち。本当に魅せてくれる勝負でした。

『かな子スマイル』、ゲストです。これは、感触としては一本の読み切りというよりも、これからはじまるふたりの物語、その導入といった感じでありますね。勉強が好き、辞書で言葉を調べるのが好きという女の子、高田かな子が進学の準備、買い物にでかけたショッピングモールでスマートフォンなくしてしまってさあ大変。どこでなくしたのだろう、考えていたところに突然お困りですかと現れたのがやたら陽気な女の子、佐藤ひな。かな子と同い年ですね。かな子同様、高校で必要になるもの買いにきてるのか。なくしたスマートフォン、一緒に探しましょう、そういってくれるのはいいのだけど、あまりに自由というかマイペースというか、かな子の事情そっちのけ、かな子のきた道とか関係なしに、自分の興味の向くままに、楽しいところにいったりきたり。これね、この回り道がかな子にとっても楽しい時間となったのか。あるいは、ひなのペースに巻き込まれてるだけじゃだめと、率先して歩きだす。そこにきっと山があったのでしょうね。しかし、今回はふたりが出会って知り合って、そして記念のプリントシールが手元に残った。ではこれからのふたりは? きっと高校で再会するのでは? そんな風に思われるものだから、導入のエピソードみたいだなって思ってしまうんですね。

2018年1月23日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年3月号

『まんがタイムスペシャル』2018年3月号、昨日の続きです。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。なごみ先生の自宅をたずねた山田。ちょっとテンション高くして、けどこれ、健康相談会の資料を作るためなんですね。あわててなんとか部屋をきれいに整えてたなごみ先生のほつれ。クローゼットから転がり出てくる見られちゃ困るもの。先生が慌てるのは当然だけど山田も焦っちゃって、ああ、下着……。これでふたり意識しちゃって、もしかしてそちら方面に方向転換しちゃうのか、と思ったら、山田くん、いいですね。この戸惑いを、このドギマギする気持ちを、全部仕事に振り向けちゃった。あの山田の姿! これだけで山田の生真面目さ、誠実さが見えようものですよね。いいやつだわあ。いいやつすぎて、なんも進展しないタイプだわ。最後の、もうこんな時間からのくだりも面白かったですね。残業扱いで労使協定を超えかねませんから! っていう、こうした真面目さ? このふたりのやりとりに感じる素朴さ、その根っこがよくわかるエピソードだと思いました。

『君のパンツに一目惚れ』。クマパン、結局刺繍部に入ったんですね。というか、あの流れからだとそうならない方がおかしいよな。でもって、朝早くから練習だっていうの、すごいよな、刺繍で朝練。なかなか耳にしない響きです。刺繍で朝練。部長が教えてくれるんですね。聞きたいことはなんでも聞いて! この頼もしさ。キラキラして、ああ、この部長、いい人だなあ。でもクマパンは刺繍と関係ないこと聞いちゃうんだ。五十嵐となぜ刺繍部をやってるか。ちゃんと答えてくれる先輩。いい人だ。しかしここでもまたなかなか耳にする機会のない響きが……。放浪刺繍。なんだ、なんだそれは。驚いたのが、五十嵐に声をかけたの、佐藤からだったんですね。で、重升先輩のことは? と思ったら、そちらは教えてもらえませんでした。うん、部長の怒るのもわかる。朝練での様子も面白い。もくもくと作業してる佐藤部長、見るからに楽しそう。で、クマパンが玉止めと思ったの、これ、フレンチノットってやつ。いいわ、このふたりのやりとり。面白い。で、この朝練に小桜も参加してくるんですけど、あれ? なんかおかしい。なんで腹筋しとるの? というか、小桜のこと、佐藤にちゃんと知らされてないんだ。やる気のある小桜。クマパンの特訓がバレないよう、部長が今さっきまで刺してた刺繍見せて気をひいて、と思ったら、針見せちゃった! 針見せると溶けます。そのための筋トレなんです。全っ然わかんないよ!? って、これは部長の感想が正しいと思う。ええ、クマパン、小桜の事情と引き換えに重升のこと聞き出せそうですね。

『お役所忍務のススメ』。おお、しのぶ、振り袖を見てちょっとハイテンションですよ。月曜が成人式でした。それで振り袖が素敵だっていうんですが、あら、袖に武器を隠しやすそうって、やっぱりしのぶの根幹は揺るがないなあ。先輩から聞く振り袖の大変さ。そして振り袖の豆知識も披露されて、へー、フる、フられるって振り袖由来なのか。でもって、ここでもしのぶの根幹揺るがない。ほんと、この子のすべては忍者に通じておりますね。市長としのぶの関係、これがいかしましたよ。市長も忍者好き。課長からそれ聞いた瞬間に全部を理解しちゃう先輩ふたりがいい感じ。そしてしのぶ、公務員試験の際の様子が描かれて、おお、面接で忍者愛を語ったんだ! 見事に面接官がひいちゃって、そんな中、市長がその熱意をしっかり受けてくれたんだ。面白い。そうか、しのぶにとって市長は恩人でもあるんですね。そして同志でもある。しのぶの好きを受けて、皆に君の「好き」が伝わるような仕事をしてほしい、そう答える市長はちょっとかっこよかった。ええ、しのぶの忍者課での頑張りの原点、ここにあるんですね。いいですね。

『課長と私のおかず道』。南条課長の過去が少し語られましたね。国際部で海外勤務経験ありとのこと。そのこと保志が聞いてみたら、不安があった、大変だったという、それが全部おかず道のことだっていうのが本当に南条課長らしくって、白米を入手できるかどうか、これが一番の問題! 課長のすごいシリアスな表情に、保志のあーハイハイ!! ってあいづちがおかしくって、なんだろう、漫才の域に達してませんか? 課長の心配はジャポニカ米が安定供給されるかどうかだったんですね。いや、でも、これわかりますよ。自分も以前スカウトメールきた時、海外で四コマ誌の入手とか可能なのか? いろいろ考えましたしね。四コマ誌とジャポニカ米なら米の方が難度は低そうだなあ。ともあれ、アメリカでも広がる日本食。溶き卵につけて食べるすき焼きについてね、これ、海外の人たちには卵の生食の習慣がないというの、それはいいんだけど、そうした生食前提にされていない土地で溶き卵をそのまま食べるの、ちょっと怖いなあ! 今回、保志が今の課長との関係、異動によって変わるかも知れない、そんなこと考えてちょっとナイーブになってますね。ええ、この子、それとなく自分の気持ちをわかってるのに、明確にそれと理解できずにいる。そうした状況、いつか抜ける日がくるのでしょうかね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第3号(2018年3月号)

2018年1月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年3月号

『まんがタイムスペシャル』2018年3月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』。マキが元気にバレンタイン活動してるんですが、うおお、胸像ができとる。しかもさすがのマキセンス。写真がないと誰かわからん! これ、本編にもからんでくるっていうのがいかしますよね。『ローカル女子の遠吠え』りん子はパックのココアを、あ、自分で飲んでる。色気にかける、あの目付き! 素敵だわ……。『ざしきわらしと僕』は理緒がチョコレート差し出してくれてるんですけどね、これ、仕方がない、義理だっていいたげなんだけど、絶対そうじゃないよねってわかるのがいいですよね。ええ、相手は裕貴で間違いなしですね。

『ローカル女子の遠吠え』。なんだ、今回はサービス回なのか!? 巻頭カラーで、女子高生りん子が登場。おお、真面目そのものといった雰囲気で、素晴しいな。バレンタインデーの話題なんですね。友チョコなるはやりもの。まだ目に光のあったハッチからチョコレートもらって、企業の策略に云々……。うん、高校生のころから大変りん子さんらしい発言。今回、本当にサービス回ですよね。水馬さん、油野さん、さらには江崎さん、秋津さんと続いて、すごい、相当な時代の幅をカバーしたぞ。この人の漫画の特徴といっていいものか、地味め女子が素敵ですなあ。秋津さん、最高やん。本編はいつもどおりですよね。実は紅茶にも力を入れている静岡。こうした静岡情景描かれて、なるほど面白くってためになりました。雲春の感覚と静岡支社の感覚、その差もまた面白い。雲春、なんだかんだ都会人だっていうの感じさせてくれます。

メェ〜探偵フワロ』。贅沢リゾートの結果が出ちゃってる! そうか、皆、贅沢に感化されちゃったか。ちょっとどころじゃないいい目を見ちゃったようで、フワロ氏の資産でもって贅沢三昧してみたい。ああ、まさかミスレモンまでこんなことになってしまうだなんて……。ひとり道を踏み外していないローラさんがね、ああ、そうか、この人の家もお金持ちだった。贅沢を知らなかった妹はあかんかったけど……。フワロ氏の対応がすごいですよね。サイン入りの小切手帳、ばさっと皆に渡しちゃう。でもって贅沢三昧させちゃって、いや、ほんと、まさか一番贅沢にくるっていったのがミスレモンだなんて! 贅沢が身にあっていないし! 財産、資産、贅沢に目のくらんだ女子たちの、それぞれ正気を取り戻していく過程がよかったですね。あるいはこれは、普通であり続けた男たちがよかったのかも。お金に、贅沢に揺らぐことなく自然体でいてくれたことで、その側にあった自分のこれまでを素直に取り戻すことができた。ええ、切ない話でした。自分を失ったこと、それを女性たちが深く自覚するものだからね、それがなにより切ない。でも、いいラストでしたよ。いや、ラウール落ちの方じゃなくってね?

『ちんまり経理のヒメ先輩』。ヒメ先輩、視力落ちちゃったんだ。なので眼鏡を作ります。お金かかるからってしぶるヒメがほんとおかしい。なんでもかんでも始末しないと気がすまないんだなあ。でもって、これが落ちにからむのね、うまかった。落語みたい。きれいな落ちでしたよ。お店でのヒメの様子もすごく面白くって、原価とかね、それからリースか割賦かとか、こうしてついつい経営者の視点で見てしまうのがこの子のらしさなんだろうなあ。そして眼鏡店のお嬢さん、ヒメと仲がいいんですね。しかもヒメのこともよくわかってるみたいで、最初地味めの眼鏡を選んだヒメに一押しして、おしゃれフレームに変えさせちゃうのね。いい仕事でした。真面目フレームも素敵ですけど、大人っぽいフレームのヒメも魅力的でありましたよ。お商売やってるお家のお嬢さんたちのね、ちょっといろいろ気づきどころ、考えどころが違うというその描写も面白かったです。ヒメに強く進学勧めるところとかもね、遠くを見通す目も必要ってね、眼鏡をテーマに視界を広げてみせる、そうしたところもとてもよかったです。

『先生んちのヒミツな家政婦』、ゲストです。先生の家の家政婦さんは、受け持つクラスの生徒さん。女子高生、遠藤フミさんが先生のこと、ぼっちゃま、ぼっちゃまってね。そういって、学校でもいろいろ世話焼いてくれる。しかし、先生、資産家なの? 住み込みの家政婦さんがいる。ばあやが引退したので、その後継にきたのがフミで、早起きして朝食作って、寝坊気味の先生のことも起こしてくれる。いたれりつくせりでありますね。先生の、先生でありながらいろいろだらしがなくて、抜けていて、ああー、世話されて育ってきたからそんな感じなの? フミのしっかりしているところが際立つ? あるいは先生のあまったれがバレちゃう!? なかなかに格好つかなくて、先生としても大変そうですよ。

『ふたりが家族になるまでに』、ゲストです。こちらも家事してくれる人との同居もの。なのだけれど、母ひとり子ひとりの母子家庭だったところが、突然決まった母の単身赴任。それで家のこと頼まれたのが従兄のジロー。おお、たいした人だな。仕事融通きく。家事だいたいできる。しかも栄養士の資格もあるってよ! この家のお嬢さん、あさひは反抗期なんでしょうなあ。女子高生と成人男性が同居するなんて認められない、そんなこといいながらもね、ご飯はおいしいし、家はきれいになるしで、反抗するに反抗しきれないというのが、この年頃らしいというか、微笑ましいとは思わないけど、自立したくとも自立できないジレンマ感じさせますよね。これね、反抗心、敵対心をあらわにしてたあさひだけど、自然自分の言動を振り返り、母に対しても同じだった……。反省して、これまで甘えていたって理解したんだろうなあ。自分も家事を手伝うって、行動に移すところとかよかったじゃないですか。ええ、これ、こうしてあさひの変化していく、ともないジローとの関係も変化していく、そういうところが主となりそうですね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第3号(2018年3月号)

2018年1月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年3月号

『まんがタイムきららMAX』2018年3月号、昨日の続きです。

はんどすたんど!』。今回、異色だけど面白いなあ。あまねの部屋に姉ことねが押し掛けてきました。いったいなにしにきたの? 私、忙しいんだけど。そんな感じのそっけなさ。人懐こいというか、ちょっと甘えちゃってることねがなんだか可愛くて、けどなんだかんだいって受け入れてるあまねもまたいいんですよね。今回のこのひととおりのやりとりでですね、ゆかちーはじめ、新体操部の皆がどんな感じに頑張ってるのか、それがすらりと整理されて、わかりやすく伝わるのがよかったです。自分の力不足を実感して練習に余念のないゆかちーとかね、でもってあまね先生、そんなゆかちーのこと、よくよく信頼している。それからもちろん面白3人組の成長についてもふれられていて、ほんと、今回は生徒たちにそそがれている先生の視線の暖かさ感じ入るところあるかと思えば、姉妹の距離感なんかもまたよくって、ほのぼのとした心地よさ。こんなに静かなのに、すごく面白く、豊かな話でしたよ。でもって、あまね先生、ことねのこともよく見てるのね。すごい。と思ったら、最後に防寒ダンス突っ込んできた! いや、ほんと、これ、楽しそう。ゆかちーもあやもすごく楽しそうで、めちゃくちゃ可愛いなあ。いいもの見たって思いましたよ。ことねコーチもやろう!

『TCGirls』、めちゃくちゃ面白い。現地派と通販派のしのぎを削る議論白熱! なんですが、なるほど、私はTCG、TCAGもですね、このあたりのことはよくわからないけど、本に置き換えてみたらよくわかる。昔は店舗、何店もはしごして、目当てのもの探したりしてましたっけ。新刊だけでなく古書店なんかも視野にいれて、でもってコンディションとか現物見てみないとわからんじゃないですか。今でこそ時間、手間を惜しんでネットショップ使うようになってしまってますけど、そうなるとはたしてコンディションはどうなのか、店舗の説明もわかりませんもんね。評価をチェックしたりとかいろいろ、ほんと、今回の話、違うジャンルのことながらも、わかるー、わかるーの連続でした。今回、通販派のニイナのなぜ通販を推すかの理由、それは私のそれとはちょっと違ったわけですけど、アンの方のもろもろね、ああ、これは若さだ。これ、ある程度したらね、ちょっとくらいコストかかっても手間かからない方がいいっていう風にシフトしちゃうんですよ。でもTCGだと吐血しかけるほどに価格差あるのか。そうなると、やっぱり実店舗に出向いた方がよさそうだなあ。今回のエピソードはほぼ情報系、店舗の利点、通販の利点を、ちょっと無理めのものも含めて次々戦わせていくって具合でしたが、これ参考になるだけじゃなくて、しっかり面白いのがすごい。ああ、そうそう、通販だと届くのが待ち遠しい。車の音がすると、届いた? 届いた? って思っちゃうって話ね、これもわかるー。一日千秋の思いで通販の荷物がつくの待ったりしてたものなあ! でもきっとこれも若さだと思う。最近、こんなに待ち焦がれるみたいなことなくなったなあ……。アン、君がまぶしいよ……。でもって、今回の決着、めちゃくちゃ面白かったです。メイ! ものすごい! ほんと、こんなん真似できない! 自引きできない弱運者である自分は、きっと通販を使ってしまうことにしました……。

『夢見るプリマ・ガール!』。最終回を迎えましたね。大会は惜しくも優秀賞に届かず、けれど特別賞を得て、ああ、この実績と、そして先生が呼び掛けてくれた卒業生の協力でダンス部、存続することが決まったんですね。今回、最終回は部員の皆のそれぞれの今が語られて、ええ、本当にこれで終わりなんだなって実感させられるものありましたよ。思えば、この漫画、不思議な感触ありましてね、なんだかふわふわしていて、現実感よりも夢みたいな感じがどこかしら漂っていましてね、かと思ったら、ここぞという時にぐいっと一気に踏み込んで気持ちを掴んで持っていってしまうみたいな強さがありましてね、思いがけない瞬間に、思いもしなかった世界につれていってくれる、そんな魅力にずっと心とらわれていたのです。美しい漫画でした。登場人物も愛らしく、はっとさせられるような瞬間、輝きがありました。ええ、今回、最終回にもその輝きは健在でしたね。最後の、踊りましょう、みゆのあの表情、さしのべられた手の伸びやかにして確かな存在感。最後の最後まで素敵を感じさせてくれました。

いちごの入ったソーダ水』。こちらも最終回です。ほんと、これもすごく印象変わったなあ。最初はね、ヤンキーっぽい少女、月がお嬢様学校にて戸惑いながらも過ごしていくそのちぐはぐが面白いみたいな感じだったのに、こひめと出会って、一緒に生活を送るうちに、ふたり一緒に変わっていった。月はもともと面倒見よかったわけですけど、それでもすごく落ち着いて、優しげな雰囲気を全面に押し出すようになっていった。中学時代の後輩たちも、月への憧れ、あるいは月をとりまく環境への思慕? からその雰囲気変えていって、これね、序盤と今と並べてみても同じキャラって気づかないかも! それくらい変わって、でも、その変化さえ愛おしい。こひめがね、成長したなって、しっかりしたなって、なんか見てると泣きそうになってくる。ああ、杏奈に、咲太郎に入学祝い贈って、いいお姉さんになった。最初は、着替えさえも満足にできなかった子がね、頼りなくって、あぶなかしくって、いろいろ心配させられたあの子がね、もう月と同じ視線の高さで、対等の友達になってるんですよ。近況をふたり語りあうあの姿、「そうだね」 — 、こひめの言葉に、その表情に、もうたまらないもの感じた。過ぎた1年を振り返り、きたる1年を思うこひめの様子など、言葉にならない……。自分のこともままならなかったこの子が、友人を、後輩たちを思って言葉をつむぐ。ああ、こひめの世界は広がったんだ。もうこひめはひとりで歩いていけるんだ。そんなこと思わされたのですね。そして新学期。これはもう、これまでこの漫画を読んできた読者へのご褒美だと思う。ともに学んできた、過ごしてきた皆がどうしているか、その決意や変化や、もう、いろいろね。風紀委員長いいよね。おはようございます同志!! って、同志にその気持ち通じてないよ! この子も変わりました。そして関口さん、この子もずいぶんやわらかくなった。変化したもの、変わろうと思う気持ち、そして変わらないもの。変わらないものに安心を覚えながらも、それでも変わりゆくこの子たちの姿に、静かに熱く胸にこみあげるもの感じるのでした。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第3号(2018年3月号)

2018年1月20日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年3月号

『まんがタイムきららMAX』2018年3月号、昨日の続きです。

『サジちゃんの病み日記』。メロの秘密を知ったサジの顔、これ、面白いな。メロのコスプレ、そして配信、それがあんまりにいつもと違ってて、だもんだからサジもこの顔。それはいいんだけど、すぐさまこの秘密をおさえて有利な立場をとろうとするの、さすがですよね。イベントにまでいく。マジか! 行動派だな! でもって写真撮影。見事な連射。へー、ちゃんとしたカメラ持って、しっかり使えるんだねー、とか思ったけど、それ普段盗撮とかしてるやつやろ! さすがやわ、サジちゃん。でも、これね、お前の秘密を知ってるぞといわんばかりに写真、そして動画でメロに攻勢をかけるわけですけど、一方的にメロがやられることになる? いや、それはあるまい。もしかしたら、制服コスと勘違いして撮られた写真が伏線!? わからんのだけど、今回のこのやりとり。面白かった。というか、メロがこれで開き直ると面白くなりそうですね。

『私を球場に連れてって!』。博多どんたく、可愛いなあ。ファルコンズドームにやってきたのはいいけど、バスのダメージが残ってるレオナ。そんなレオナを煽るファル子。しっかり方言が出てて、いやあ、いいですね、方言女子。でもって、まさかの寝子が合流。お母さんと一緒だ。おそろいでおめかし。いやあ、いいですね、ユニフォーム女子。球場で二手に別れてからのこと、レオナのことなんだかんだいって心配してるファル子とかね、この素直になれないけど優しいところがとてもよかった。で、すごいのね、レオナが寝落ち! マジか! まさか球場で、しかもキャッツが優勢の試合で寝てしまうなんて、すごいな、ありえない! 信じられない! 今回の福岡強行ツアー。結局球場で観戦、いつもとそんなに変わらないんじゃない? なんて思ってしまうのは、私の野球愛が薄いゆえの感想なんだろうなあ。少なくとも、皆が楽しそうにしてる、これがなによりってやつですね。ところで、疲労しきったところで再びの長距離バス。疲れてたら眠れる? それでも駄目? なんかまたまたつらそう、というかファル子、タフですよね。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。いつもひとりでギターを弾いてる、そんなひとりが欠けたメンバーの代理として抜擢されて、というか、ぶっつけ本番は無理だろう! そう思ったら、やっぱり無理でした。いつもの環境と違う。人とあわせたことがない。それでうまくいかなくてっていうの、いや、まあ、そうだと思うよ。でも、漫画でこのへん全然盛ってくれないっていうのね、ひとりにはつらいよね! ヒロインなのにね! で、人前で弾くのも困難、すっかり落ち込んだひとりをステージにあげる秘策が酷い。ダンボール箱に入れちゃうんだ! でも、まあ、ひとりがいいなら、それにバンドのメンバーもそれでいいならいいっかあ。そう思いはしたんだけど、あの絵面、ステージの絵面、酷い! でも、これでひとりがやる気を出せたのならよかったのかもなあ。でもほんと、あのステージ。お客の反応を知りたい。最初は何あれって思ってた人たち、演奏聞いてどう思ったのか、すごく興味あります。

『ももいろジャンキー』。新連載! 応援ありがとうおどりー! いや、面白かったもんなあ。そうかあ、しっかり連載になりましたね。連載になるにあたって、再度一番最初から仕切り直しなんですね。ただし今度はみやちゃん視点で話が進みます。子供好きのこの子のコンプレックス。顔が怖いって泣かれるし、さらには警報ブザーまで鳴らされてっていうのね、つっぷして泣くほどにショックだったんだなあ。そんなみやのはなとの出会い。校舎裏での接近も見事に描かれて、ああ、落ち込むみゃーちゃん。そしておかえりなさい踊りも! これ、ゲスト第1話を覚えていれば、より面白みが増すよなあ。でもって、ぶーッ! やっぱり笑っちゃいましたよ。これ、ここでくるの知ってるはずだったのに、でもやっぱりすごい破壊力! ああ、もう、面白い。最後にみゃーちゃん泣いちゃうところまで、ばっちり堪能できました。ところで、ゲスト掲載時の話。なかったことにはならないですよね? あれもすごく面白かったので、単行本になる時にはぜひ収録されますように。お願いしますよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第3号(2018年3月号)

2018年1月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年3月号

『まんがタイムきららMAX』2018年3月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。小夢とかおすちゃん、ふたりのイラストです。かおすちゃんのこと、なんか着せ替えしてるみたいにマフラー巻いてる小夢が実に楽しそうで、しかし、されるがままのかおすちゃんもいいですね。髪のリボン、髪飾りもいくつもあって、手袋、イヤーマフ、そして帽子も? 窓の外には雪が降っていて、ああ、これからお出かけなのでしょうか。暖かくしていきましょう。その暖かさ感じさせるのがね、実にいいと思ったんですね。

『こみっくがーるず』。あばっば! いい話やった……。翼をあの家から救い出さんがために、本来描きたかった漫画の方向性を変えてでもデビューを果たした琉姫ですよ。翼の話を聞いて、嫉妬のあまり耳ふさいじゃってる美姫がほんとおかしくて、なんだその顔! いや、それだけお姉ちゃんのこと好きなんだろうなあ。でも、お姉ちゃんは翼のことが大切だから、そう思ってしまってる美姫にかける翼の言葉、あの強さ、もう、あの時点で泣けるものありましたよ。妹のためにTL漫画家をやめる、そう思ってる琉姫のこと、編集さんがよくよく理解してるのもおかしかったです。あのファンレターの山、たまたまじゃないわけね。そして姉と妹の和解。今度は翼が嫉妬する番! 面白くてね、ちょっと切なくて、最後にはほっとさせられて、充実、渾身の一本でした。一緒に絵を描く姉妹の姿とか、素晴しかったです。

『魔法少女のカレイなる余生』。今回は、しじまという人物がいかにして作られたのか、それが描かれたといっても過言でない回でした。姉、登場! しかも行き倒れ。この人、たまたまミミに拾われたからよかったものの……、と思ったのだけど、ミミに拾われること想定していた? いろいろと言動に問題のある人っぽい。ああ、しじまは引退魔法少女たちといい、こういう困った人たちに囲まれてしまうさだめにあるのかな、なんて思ったんだけど、なんとまあ、この姉、とばり、無茶な言動とはうらはらに、本人は優秀なのか。自分たちのこと棚にあげてとばりを批判するリラがいいですよね。そしてリラ筆頭に、次々破れていく引退魔法少女たち。なるほど、しじまの有能さもわかる気がする。さらに加えて、しじまのしっかりしてるところや面倒見のいいところ、よくよく理解できて、ええ、しじまのこと、もっと好きになった。そんなエピソードでしたね。しじまのこと思ってブーメラン投げるリラもよかったですよ。

『わたしたち遊んでます。』。なるほど、高校デビューならぬ、引っ越しをきっかけにイメージチェンジ、でありますか。夏村佳央は、髪も見事に金髪に染めちゃって、いまや校内一番の注目株。噂もとんでもないのが飛び交って、それでまんざらでもないのかと思いきや、あれえ? 引き返せないって冷汗かいてるね!? そんな彼女をたずねてきたのが、やっぱり校内で一目置かれている? どうなんだろう? 冬崎悠と春田育子。ふたりして見た目派手にして、ああ、本物にあったらバレちゃうって怖れてる佳央がおかしい、というかヤバい。目が、目が、船橋市のナシのゆるキャラみたいになっとる! これ、結局は似た者同士なんですね。なるほどふたりも引っ越しデビュー。それとなく格好装ってるけど、どうにも中身がついていけてないところ、とりわけ悠が残念で! っていうの、ああ、見た目ばっちり中身残念が好みだったりしたら、この漫画、ぐいぐいきそうだなあ。ええ、かなりいい感じにきましたよ。あのアホアホなやりとり、ええと、あんごうっていうのん? 方言もええね。楽しく読めてナイスでした。

『メスネコ輪廻』。おお、猫から人への転生もの。今号は犬から人、猫から人と揃いましたね。でも、それぞれにテイストが違うのが面白い。こちらは元雄猫の、いわば恩返し? 命を助けてもらった、その子に思いを伝えるんだ、その願いがかなってか、猫としての生を終えて、今これからは人としての生を歩みはじめるっていうんですね。けど、この猫、玉雪、去勢ずみだったせいで性別取り違えられちゃって、女子になった。しかも転生がおざなりで、耳と尻尾が残ってる。この子が、恩人春好ひざしと一緒に暮らすことになるという、これ、すごいな、ものすごいスピーディな展開。間のいろいろ全部すっとばして同居までいっちゃった。いたれりつくせりな転生だなあ。でも、このスピード感、描きたいものはなにか、見せたいものはなんなのか、それを考えれば、むしろこうでないといけない。序盤でもたもたなんてしてられませんもんね。しかし、こうして同居がかなって、しかも猫耳、尻尾つきというのも秘密にしてくれるって、この関係。発展するのかどうなのか。少なくともひざし側はユキの思惑、そのままに受け入れる態勢にはないっぽいのですよね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第3号(2018年3月号)

2018年1月18日木曜日

『まんがタイムファミリー』2018年3月号

『まんがタイムファミリー』2018年3月号、昨日の続きです。

『役職名はお嫁さん』。うおお、大きく動きました。正直、驚いた。うわあ、扉の獅子本さん、可愛いなあ! とか思ってたら、本編、それどころじゃなかった。すごい。行き場のなくなった獅子本チョコをゲットしていく卯月。しかし彼は獅子本のこと好きなんじゃなくて? 鹿沼がそう指摘していたことですけど、それを獅子本にも告げるんだ、鹿沼! でも、灯台下暗しの時の鹿沼、獅子本、あれちょっとよかった。鹿沼ちゃん、可愛い、と思ったその瞬間に心底嫌そうなあの顔か! なんだかんだで獅子本の背を押したんですね。でもって獅子本、卯月にそれとなくほのめかしてみたら、ダイレクトに返球があって、そこからの挙動不審獅子本、これもまた面白くって、マウスにモシモシ。すごいな、これは笑う。しかし、ほんとにこのスピード感。交際0日即結婚だよ。でもこれ、交際こそはなかったけれど、これまでに積み上げてきたふたりの歴史、それあってこそでしょうなあ。でもって、心底驚いてる美如、陽大のふたりの表情。ありゃあすごかったです。

『感染!ウイちゃん』。おお、これはかつてないほどの危機かも知れない。あつしがうっかり開いたファイル、それがいわゆるマルウェアで、おお、セキュリティーソフトを最初に無力化してくるタイプか! というわけで、セキュリティーソフトがウイルス落ちしてしまいました。いつもと違った服装に、あつしドキドキ? いや、それでいいのんか? セキュリティーソフトがウイルス化して、じゃあウイはというと……、いつもどおりで、すなわちあつしは2対1の攻防に勝利しなければならない! とはいうけど、ふたり協調しないから、ああ、これはなんとかなりそうですね。このライバル感というか、ふたりともに方向性見失ってるというか、この雰囲気、むしろいつも以上にダイナミックさ感じるぞ! でもって、あつしさん、ダイナミックセクハラ。これ、セキュリティーソフトの方が圧倒的に効率とか優れてますよね。迷惑メール、ウイが手書きならセキュリティーソフトはPCで大量にプリントアウトなんてしちゃって、って、待って? そのタイミングで破壊工作には及ばなかったんだ。やっぱり方向性、失ってるなあ! ともあれ、今回はあつしの作戦勝ちでしたね。でもって、勝負でずいぶん勝たせてもらったウイがご機嫌で、ラストにいい子になってるっていうのがね、実によかったですね。

『ウチが古武道宗家』。なんか癖になる。しかも今回は、ずっと見てみたかった古武術の立ち会い、たくさん描かれていたものだから、いやあ、よかった。薫効果ですよね、武者小路とくるみが入門したいといってきて、そうか、ふたりともに薫に憧れましたか。しかし、この道場、余裕あるのかい? 入門希望者を断る余裕があるようで、でもご飯には勝てないのか……。構えがね、それっぽいなと思わせるものと、薫のいうようになんか変なのがいりまじってて、でもなんかそれが面白い。突如父が薫に向けて放った天竜! それを受けて伏竜! 暁天、斜陽の掛け声に、即反応する薫渾身の虚空とかね、ああ、最初に見せてたあの技、こんな風に使うんだ! おかしかった。ほんと、これ、薫とくるみの関係に期待が集まりますね。

『かしこみかしこみ』。うおお、続いた! バレンタインデーが近い、というので相談にきた女子ふたりですよ。告白? 皆に配る? いやどちらでもなくて、ふたりで作って食べるチョコレートパーティーを開くっていうんですね。それでムク、山椒も興味持つのがいいですね。お菓子作り、料理のこととなると、山椒が本当に頼りになりますね。ふたりの技量、経験を聞き取りして、使える道具からチョコホイップホットケーキを導き出す。でも、今回、これだけじゃなかった。バレンタインデートに話題が移った時、ふと山椒の脳裏にうかんだナツメの姿。それはなぜなのか。女子ふたりの発言も加味しながら、一晩考え続けたんだ! ほぼその理由が絞り込めたというそのタイミングで、ムクが介入? なんかちょっとずつ勘違いしながら話を進めていくの、いい感じですよね。でもって、その勘違いがふたりをハッピーエンドに導いちゃう!? いや、わかんない! でも、これ、相当な前進ですよね。ええ、次回が待たれるってやつですよ。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第3号(2018年3月号)

2018年1月17日水曜日

『まんがタイムファミリー』2018年3月号

『まんがタイムファミリー』2018年3月号、発売されました。表紙はスケート? ウィンタースポーツがテーマ。『大家さんは思春期!』チエちゃんは、フィギュアスケートの衣装着て、今まさに滑走前の準備中といった様子。『シロクマはシェーカーを振れません』。花はカーリングやってるんですが、隣りで転んだの? つっぷして滑ってるシロクマいい味出してますよね。

『おしかけツインテール』。まさか前回からそのまんま続くとは思いもしてませんでした。まさに花梨が帰ってきたその夜のこと。大人ふたりが正座させられて、いや、足くずしていいといわれてるけど、あまりの花梨おそろしさに、それさえできんというのか。いや、それでも俊郎は関係ないこと想像して、まじめに聞いちゃあいませんよね。さすがだ。大掃除と片付けをします。でも、この家、いいよね。でかいし、蔵とかあったりするから、不要だからと捨てなくていい。当面使わないものがあれば、蔵に移してしまえばいいというのは、本当に理想的環境だと思います。いいなあ、なぜうちには蔵がないのか。これ、蔵の以前の持ち主の所蔵品がカオスというの。なんでそんなものが? というものから、多彩多様な趣味の品までと、これ、結構掘り出しものがあるんじゃ? この多方面への興味について俊郎がいうの、なんかいいですね。優柔不断とかいわれちゃうけど、それでも多方面に興味が広がるのは悪くない。でもって、蔵から出てくるお宝! うん、これ、整理の醍醐味ってやつですね! というか、屋敷も広いんだから、趣味の部屋、作っちまいましょうぜ。

『妹のおシゴトは時給2000円』。よっし、衣々子、強引に環境のリセットに成功したぞ。ミエ子が口走ってしまったということ、記憶もあいまいで、なにをいったかとか覚えてないんだ。反面、そのあたりよく覚えてるのが只野のやつで、おお、これは兄妹ごっこからまた違った関係を意識しちゃったりするのかい? なんて思ったら、おおう、只野、重症やな。ツンデレのデレだけではものたりないとみえる……。この一家のおかしなドタバタ健在ながら、妹ミエ子に向ける只野の思い、これまでのものから少しずつ変化しているのは確かなようで、ああ、父に向けられた嫉妬! これ、重大な変化であることは間違いないっぽいですね。

『広島さん、友達になってください』。キミちゃんのお母さん、なんかこのごろ変だっていうの、そうか、娘の恋模様など知りたいとお思いか。いや、そっとしておいてあげようよ! というか、キミちゃん、まだそんな感じないんですけどね。もうすぐバレンタインデーだからというので、キミちゃんがというよりお母さんが舞い上がっちゃってる感じ。このギャップ! 母からしたら、娘のそうした恋心など、いろいろ夢見ちゃったりするものなんでしょうか。しかしキミちゃん、このほがらかさ。恋とかなんとか、チョコレートあげる相手がどうこうとか、もうまったくこれと意識したものなくってね、すごくニュートラル。すごくほのぼのとしたその様子、見ていてとても安心できる、なんかほだされて、こちらも笑顔になってしまうようなよさがあったんですが、おお、豹変してしもうた! どうしたの? どうしたのキミちゃん? って、友チョコかー! 憧れだったのかー! これね、ほんとよかった。お母さんも憑き物落ちたみたいになっとる。でもって、秋中、真理もね、あんまりに初々しいキミちゃんの様子に赤面しちゃって、照れちゃって、いいねえ、この友人たち! もう、ほんと、ほのぼの。いい話でした。それと、鬼武先輩。結構な扱い! まさか出てくるのがガムテープとは、しかも学校の備品とは、思いもしなかったですよね!

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第3号(2018年3月号)