『まんがタイムきららキャラット』2017年4月号、発売されました。表紙は『NEW GAME!』、舞う桜の花の下、青葉が手をこちらに差し出すようにして、これは桜の花びらを受けようとしたところ? あるいはぱっと投げ上げて散るさまを楽しんでいるのでしょうか。その青葉さん、とてもいい表情、素敵な笑顔。それはTVアニメ第2期制作決定の報、それもあってかも知れませんね。ええ、快挙です。見事な展開見せてくれますね。
『まちカドまぞく』、いったいなにがどうなって、シャミ子、バイトをはじめるにいたったというのか。町に出てまぞくを探します。千代田桜の行方を知るためです。魔法少女がいると結界で近づけないので、シャミ子ひとりでいかないといけません。そこまではわかった。でも、シャミ子だものなあ、ちゃんと探せるのかなあ。そう思ったら、杏里が見事に事情通で、教えてもらった喫茶店、そこにいったらバイトに誘われた……。狐狸の類、リコさん可愛かったですね。パンチのある見た目。でもマスターはそれ以上で、って、なんでそんなに満身創痍! マスターの白澤氏の口車にのせられてウェイトレスになってしまうシャミ子。それがまたやってるうちにその気になっちゃって、ああ、とてもいい笑顔! シャミ子、輝いてる! 輝いてるよ、あんたー! この店でのバイト、お金がもらえる、まかないもおいしい。シャミ子にとっては最高の展開なのではないでしょうか。マスターのシャミ子にささやく甘い誘い。おお、おそろしい。悪魔的魅惑でありますよ。
『アニマエール!』、こてっちゃんがユニフォーム姿で登場ですよ。ひとりユニフォームで恥ずかしい。虎徹ったらそういって赤面してるんだけど、あー、宇希の方が恥ずかしいのか。衣替え忘れて、ひとり冬服なのか。でも、いいよね。素敵よ、宇希さん。今回は家庭科部からの依頼をこなします。ん? 応援? かと思ったら、メニューづくりを手伝って欲しい。それでいろいろご馳走になるんですが、鳩谷こはねは豆が好き。その情報得て即座に猿渡宇希にバナナを出すとかね、ほんとおかしかった。このパターン、最後まで効いてて、ひづめにニンジンとかね、皆、名前に動物が関係してるっていうの、うまいこと面白みにしてくれていました。面白かったの、心配するひづめですよ。あー、こはねの移り気を心配してるんだ。その心配が杞憂に終わった時のいい笑顔。最高でした。また虎徹のずけずけ思ったこといっちゃう性格とかね、うん、魅力ですよ、魅力。今回の食事会、バスケ部の先輩からのお礼だったんですね。それがわかってからのこはねの行動。ええ、いい子です。本当にいい子でした。
『花降り宿のやどかり乙女』、今日から学校。六花がウェーブがかった髪のせいですっかりわかめの子として認知されてしまったりね、ほんと、六花にとっては嬉しくない。でも、ちゃんと覚えてもらえたことに関してはよかった、のかな? 放課後、皆で町の探索。お客さんに町のこと聞かれても答えられるように、というのもあるのだけど、同時に六花にこの町のことを知ってもらいたいって気持ちもありますよね。まずはコンビニから案内して、っていうの、え!? そこから!? おかしくって、かと思ったらちゃんと町の見どころ、見ていくその様子、ああ、とても素敵でしたよ。足湯につかってみたりも、ただ旅館での仕事の情景だけでなく、その旅館はどういう場所にあるのか、ここがどうした町で、お客さんはなにを楽しみにやってくるのか、そうした広がりを感じることができたように思います。そして最後ね、ロープウェイに目隠しで乗せられた六花ですよ。うおお、酔っちゃったよ! だよなあ! でも眼前に広がる町。ああ、これは素晴しいわ。そう思ったら、え!? 逆!? ほんと、最後まで笑わせてくれました。
『サイレントフラワー』。引っ越してきた女の子。クマのぬいぐるみ抱いてるその子が可愛いと目にとめてみれば、その子もこちらを気にいったようで、後をついてきたりしましてね、この出会い、翌日の学校、その子が転校してきたものだから運命の人だなんていっちゃったりして、まさしくガール・ミーツ・ガール。悪くなかったですよ。転校してきたのは小松花さん。ハナについてこられてたのは左京アンナ。ハナは無口で、そしてアンナは金髪。アンナの友達、港ヒヨリと練馬ナオは、ハナと小学生の頃友達だったようで、再会して手をつないでくるくる回ってみたり、昔の思い出を擦り合わせたら全然思ってること違ってたりと、こうした様子も面白かったです。そしてハナがアンナについてきた理由、ほんとストレート、アンナのこと可愛いと思ったから。かくしてふたりは両思い!? わからないけど、友達というには微妙に気恥かしい関係になっていきそうな予感ですね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第13巻第4号(2017年4月号)
『まんがタイムきららフォワード』2017年4月号、発売されました。表紙は『あんハピ♪』、おお、ちょっと珍しいかも知れない組み合わせ。ヒバリとレン、ふたりでお内裏様でありますよ。姿こそは普段どおりの制服ですけど、レンは頭に冠、手には笏。ヒバリは頭に釵子、そして扇を持っているんですね。ちょっと驚きかげんのヒバリを膝にのせて余裕といった感じのレン。ふたりの絡み合い、とても魅力的で、それだけにここには描かれない響の動揺、狼狽、ただならぬものありそうですよね。他に『はるかなレシーブ』、『ゆるキャン△』のカットもございます。
すごい人気になってますね。なんて、まるで当初の話題になってなかった頃から見ていたみたいな風にしれっといっちゃってますけど、私が『けものフレンズ』を視聴したのは話題になってからです。Twitterのログ見れば、最初の言及は2月8日。ええ、ばりばり話題になってからですね。私のフォローしてる人のなかに、本当に放送当初から『けものフレンズ』はいいっていい続けてる人がいて、その人のログ見れば、ほんと、2話時点から評価してる。ええ、この人のおかげでタイトルに覚えがあった。そして、こうした人たちが面白い、素晴しいって支えていてくれたこと、それが今の評価に繋がる流れを作ったんですね。ええ、アーリー・アダプターの人たち。感謝ばかりですよ。


すっかりやられてしまっています。『リトルウィッチアカデミア』。かつて、アニメミライに参加するかたちで制作されたアニメ。YouTubeに英語字幕つきで公開したら、爆発的に人気が出た、そんなアニメです。
表紙の麻乃が可愛いわ。手鏡手にして、口元、こう指でもって口角上げましてね、好印象与えるべく笑顔の練習してるんですけど、いやあ、ぎこちなくって、それがほんと可愛い。麻乃の横にはですね静がおりまして、この子は本読んでる。ええ、なにに頓着するわけでもなく、ただただ本に没頭している。そんな様子なんですね。このちょっと傾向の違うふたりが、出会って、それから友達になっていくというお話です。シンプルですね。いかにもわかりやすい。けれどそのわかりやすさの先に、ふたりの関係のしみじみと深まっていく、その過程が丁寧に描かれるものですから、いやもうたまらない。いや、これ、いいですよ。読まずにすますなんてありえない。
