昨日の続きです。
『まんがタイムきらら』2025年6月号、『ばくちぬぎ!』
紐水着を着ることになってしまったミクル。しかし紐はまずい。というか水着の時点で充分まずい。ミクルが本当は男だということがバレてしまう! この危機をなんとしても回避しなくてはいけない。幻が考えた対策が明かされた今回。なんと、ボディペイント! ないはずの胸まで描いてしまおうというのですか!
朝4時に能勢を呼び出して、半裸の奇跡に会わせます。頭隠して裸隠さず。覆面パンいちの不審人物相手にボディペイントを施していくのですが、能勢くん、だんだん変な気持ちに!? ああ、能勢くん、奇跡に恋するといいのです! できあがりの奇跡はまさにどう見ても女体なのですが、つまりパンツはどうしたの!? 能勢くんの技術がすごいのか、これはまさしく奇跡というべき仕事でした。
そして海に向かいます。紅音の家のプライベートビーチだから全裸でも大丈夫っていうんですが、この子ら、治安が悪いよね。そして海に入るには脱衣ギャンブルで負けねばなりません。負けるが勝ちのルールだけれど、ミクルにとっては好都合。勝ち残って水に入らない、水着を回避する。つもりだったんだけど、まさかここで顧問が敵として立ちはだかるとは予想外の展開でした。
って、顧問も博打に巻き込むのか! 容赦ないな、賭博部。
順調に勝ち進んでいくミクル。勝ちっぱなしのミクルがメインになるために、海回なのに水着回っぽくならないのがおもしろい。でもって、ミクルのボディペイントが汗で溶けて大惨事! ああ、このままミクルの真実が皆の前にさらされてしまう!? 緊迫の勝負が続くも先生の戦線離脱でミクルの勝負とあいなって、よかったミクルの秘密は守られた! と思ったのに、紅音の温情がミクルを襲う!
でも、なんだかんだでうやむやになったミクルの秘密。よかった! けれど、なんだかよくわからない属性がミクルに付け足されてしまいましたね。
『ゴーイング笑ウェイ』
虹汲千葉を相方と慕う、お笑い志願者橋山愛唯。まさか住まいが隣同士。ここにふたたび運命を感じる愛唯ですが、千葉にとっては逃がれられぬさだめ? 同じ屋根の下で暮らす。さらには食事をご馳走してもらって、同じ釜の飯とかいいだす愛唯。着々と夫婦漫才の道が整備されようとしているのですね。
千葉が愛唯を連れていった喫茶店。そこのバイト店員、角田桜希が同じ学校。さらには千葉も同じ学校と判明して、いよいよ愛唯のテンションは高まります。桜希から見てもお似合いのコンビ。いよいよ千葉は逃げられないのか。と思ったら、千葉、桜希にも迫られているじゃありませんか。千葉さん、モテモテです。
この漫画、千葉がモテまくる漫画なのかな? と思ったら、桜希には本命がいる模様ですよ。役者志望の岸谷歩美。うまく演じられなくて河川敷で落ち込んでいる歩美を見つけて、ふたりに紹介する桜希。しかし桜希の催眠!? で、歩美、まるで別人のような演技をする! ああ歩美の夢の実現には桜希が必要なのですね。すなわちベストカップル!? と思ったら、桜希、歩美に対して結構辛辣だ!
お笑いと演劇のふたつのカップル。どちらもまだ片思いが続きそうですね。でもいずれは成就? 成就のあかつきには、千葉のコンプレックスも克服されたりするのでしょうかね。
My Private D☆V
『魔法柴犬☆はなまる』のまるえりです。
D☆Vポイントは、「魔法少女が決意を固めた時に見せる普段と違う顔…的なシチュエーションにドキッとします」。朝日の昇る街を背負って立つ魔法少女はなまる。逆光に沈むその表情はシリアスな憂いを帯びて、ああ、これが決意の表情ですか。
たしかに素敵な表情で、普段は明るくにこにこしている女の子が、こんな表情するというのですから、シチュエーションも込みでドキッとさせられるの、すごくわかりますよ。というのも私もニチアサ勢のひとりです。そうしたシチュエーションにやられてきた蓄積があるのです。
しかし、はなまる、やっぱり美少女ですよね。普段はあんなで、大変なことやらかしちゃったりしてますけど、こうして見るとやっぱりきれい。見事にドキッとさせられました。
- 『まんがタイムきらら』第23巻第6号(2025年6月号)
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