『押しかけギャルの中村さん』、第72話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
ついに片思い状態を脱したふたり。じゃあついにゴールインか! と思ったら、そうはならないのがまたこのふたりなのであります。
自分は相手の気持ちを知ってるけれど、相手も自分の気持ち知っているとは思っていないふたりです。そのせいで踏み出そうにも踏み出せない秋山。秋山のこと意識しちゃってるカリンの、いつもとは違う振る舞いに、どうにも気持ちが揺らいじゃうんです。確かに聞いた好きという言葉も、聞き間違いじゃないかと思いはじめて、駄目! 駄目だよ、秋山くん! そんな弱気になっちゃあ!
とか思ってたら、おお、思いきってカリンの肩を掴んで確かめようとしましたよ!
まあ、スポンとカリンに逃げられてしまっちゃうんですけどね。
カリンのあまりの反応に、嫌われてるんじゃないかとまで思ってしまう秋山です。いやいや、ほんとに嫌われてたら、この家引き払って出ていきますって!
悶々と悩む一夜を過ごした秋山は、過去の経験からエロ同人誌事件を引っ張り出してきて、あの時はどうやったんだっけ? からの褒めまくり作戦開始。そしたらカリンったら照れちゃって、赤面しちゃって、まあかわいい! 秋山もまたそんなカリンをかわいく思っちゃうわけですけど、俺が好きになった中村さんは傍若無人でいちいち声がデカくてうるさくて、って大概ないいようではありませんか!? それに、脳裏に浮かぶカリンの表情が、まあ酷い。めっちゃ煽ってくるやつやん! いや、そんなカリンが好きだっていうんだったらもちろんかまわんのですけど、自分の記憶のカリンはいつだってもっとかわいかったと思うんよ!?
まさかのセリナちゃんでした。たまたま出会ったセリナが、秋山にいうんです。バイトはじめました。最初のお給料で秋山をデートに誘うんだって! こりゃもうかわいい子だねえ! と思っていいのは読者だけ! 嫉妬にかられたカリンはもうすっかりおかんむり! デレデレしてるって怒りはじめて、そしたら秋山が大万歳してありがとうとかいうもんだから、なにこのカオスな感じ!
ほんと、事情を知らぬセリナが追いてきぼり食ってまして、いやもう、なんでしょう。でも、まあ、ふたりの関係がもとどおりになって、万事オーケーでした。
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