2011年9月28日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2011年11月号

『まんがタイムきららキャラット』2011年11月号、発売されました。表紙は、アニメ化ですね、『キルミーベイベー』、ソーニャとやすなが追い掛けっこしている、そんな表紙。中央に大きくふたり、ええと、やすなが持ってるのは光線銃か。この絵はそんなに追う追われるという感じではないのですが、他のちびキャラは完全にチェイスですね。ともに犬に追われたり、あるいは飛び蹴りかましたり。そんな中、でんぐりがえりしてるとか、なんだか不思議とシュールです。あ、あぎりさんもいいですね。あの犬、あぎりさんの犬なのか?

けいおん!』は修学旅行なんですね。再び京都。あの扉の3人が可愛いです。しかし、学校残留組の1年生。どんどんさわ子先生の真実に触れていくのがいい感じ。もう隠すつもりとか、まるでないな。そして菫と直の心の交流とか、このふたりもいいキャラクターですよね。ところで直の疑問、PC使って音楽作ってという、そんな彼女はライブではなにしたらいいのか? ううむ、平沢みたいにするってわけじゃないのかな。ああ、唯じゃなくて進の方。しかし、下級生に頼られる新部長。あの嬉しそうなところ、すごくいいですね。それと直さん。ものすごくいいですね。

GA — 芸術科アートデザインクラス』は夕立の日のこと。雨宿りした橋の下で出会った、ええと、女の子なのかな? 空想を絵にしている。風景や魚など動物がモチーフ。絵を描くと怒られるからこっそり描いてるっていうんですね。そして、橋の下の秘密基地は難破船になって、現実と空想の境が曖昧になって、というこの展開。現実が夢に溶けていく、こういう描写はまさしくきゆづきさとこの真骨頂であると思います。私たちは現実に生きているけれど、同時に夢においても生きられるのだ。そうした感触。見事で素敵。あの後輩のお嬢さんも素敵。学校などで彼女との再会あったらよいなあ。ちょっと期待しちゃいますね。

『ぱわーおぶすまいる』、まゆのお母さん、素敵だなあ。紗雪さん。そういわないとチョップされる。って、なんというご褒美。娘は娘で地獄突きだものなあ。しかし、あのちょこっとであの反応。初々しくっていいですね。さて学校にてオリエンテーション。まゆを狙う上山景佑が登場。って、この人、以前にもいましたっけ? ちょっと思い出せません。多分、これが初登場だと思うんだけどなあ。しかし、宗馬はまゆのこと、好きとはいわないくせに、誰にも渡したくないのだな。まゆにとっては家族そのものなのだな。なのにこのラブラブ感。まさに、お前ら付き合っちゃえばいいのに、って感じ。ほんと、付き合っちゃえばいいのに。

ねこのひたいであそぶ』、最終回です。ああ、ショックやわ。さて本編は、この四人が出会った頃のエピソードですね。なるほど、美紀、綾音、羊子が最初からの友達で、ここに苗が加わったのですね。それまでは、いつも家で研究してた。あまり外に出ない子だったのが、楽しそうな声に誘われて、出てきて、遊びに加わって、ああ、これが苗の冒険のスタートだったんだ。かくれんぼ、そして羊子のひつじの救出。苗ちゃん大活躍で、ああ、楽しいなあ。この時に作られた関係が今にまで繋がってくるんですね。ほんと、いい雰囲気、いい話、大好きでした。楽しくて、いつもわくわくさせられる、そんな彼女らの気持ちが伝わってくるような漫画でした。

けれどこれで最終回。ああ悲しいですね。けれど、最後まで楽しく、ほがらかな漫画でした。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第7巻第11号(2011年11月号)

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