2010年5月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2010年7月号

『まんがタイムきららMAX』2010年7月号、発売です。表紙は『落花流水』。弓道してるお嬢さんたちの漫画だけあって、立派に弓道アピールでありますよ。いや、本当にそうだろうか。弓道をアピールしてるように見せながら、実は別のなにかをアピールしてるのではないか……。微妙に思うところあるけれど、『落花流水』、弓道の漫画であります。

かなめも』、バイトバイトのひなたさんの、専売所の外で見せる別の顔。いやあ、これはよい。なんという魅力。しかも、お兄さんがお姉さんに! って、いやいや、でも気持ちはわかる。しかし、肉まんに点々をつける仕事とかあるんだ。考えてみたら当たり前なんですけど、そうか、あるんですね。なんか、その当たり前さが面白かったです。でもって、検閲がかかるっていうのね。なんだかちょっと社会批判? いや、そんな意図はないんでしょうけど、検閲社会というのをコメディタッチで描いてるようにも見えて、面白い。ちょっと気にいってしまいました。

フィギュ☆モ』、文化祭前の追い込みですけど、間に合いそうにない、その理由、自業自得感あふれて、すばらしい。でもって、フィギュアの作成となって、サーフェイサー吹いてみがく。昔、サーフェイサーを吹いてみがいてまた吹いてまたみがくんだよ、って教えてもらったことがあったんだけど、信じてなかった。ああ、本当だったんだ! これって気泡や傷をサーフェイサーで埋めるってことなのかな? ともあれフィギュアができあがって、そのフィギュアがあんまりうまくないってところ、わざとなんでしょうね。そうしたリアルな感じ、ちょっとほほえましく、だからこそなんでしょうか、いいなと思いました。きっと兄貴が関わってたら、すごいのができあがったんでしょうね。それはそれで見てみたいものだと思いました。

『ラッキーストライク!』、合宿です。告げ口いもうと。いいなあこの姉妹。妹を通すと、お姉ちゃんがなんかいけない方向へ向かってるようにしか思えないっていうね。で、合宿、きっといつもの場所だぜ! と思ってたらどんぴしゃでした。そして、バックアップの話。こういうボウリングのメカニズム、知りませんでした。確かに、てのひらが真っ直ぐ向くようにして手首を反らすと、ちょっと痛い。親指が正面にくるようにすると大丈夫。へー、面白い。私はボウリングは苦手だけど、こういうのを知ってると、ちょっとはましになるのかな。面白いです。そして夕食メニュー決め一投ゲーム。面白い。これ、部長はなにを食べたのだろう。やっぱりステーキなのかな。そして、最後の落ち。やっぱりこうなるのか……。このゲーム、緊張やプレッシャーに負けないためのトレーニングとしては有益そう。明日はいいもの食べられるといいですね!

けいおん! アンソロジー。続く模様ですね。アニメ『けいおん!!』がやってる限り続くのだろうな。いえ、嫌いじゃないから、むしろウェルカムです。でもって、守姫武士、この人、ええと『お願い神サマ!』の人ですね。この人、地味に絵のうまい人だな。でもって、パロディも面白いな。この人に限らずセレビィ量産型、ぷらぱ、三人ともに2ページじゃ少ない、そう思ったものですが、少ないなりに最後の落ちにいたるまでの流れ、ストーリー、工夫されていて、オリジナルのらしさ、そして自分のらしさというものを出していて、よかった、そう思います。でもって、守姫武士、実にいい。『お願い神サマ!』では、ふたりの会話ものといった感じになっているけれど、人数多くたって問題なく進行させられる、そういう人なんだなって思って、こないだのアンソロ2巻での原悠衣ともに、ちょっとしっかり見ていきたい人であるな、そんな気持ちであります。ええ、気にいったみたいですよ。

そして『ぼくの生徒はヴァンパイア』、前回の続き。これは驚きました。こんなにしっかり先生が受けてしまうだなんて。まあ、その場のノリですけど。でもってメイベル、なんという仕合せいっぱい感。素晴しいな。そうか、この人は一度素直になってしまえば、際限なく素直になってしまうタイプの人なのか。素敵。ブラム先生はへたれだけど、それだけに控えめながら押していくメイベルが素敵。くそう、悔しくなんかない、悔しくなんかないぞ。

寝ます!

  • 『まんがタイムきららMAX』第7巻第7号(2010年7月号)

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