2009年5月15日金曜日

TOSHIBA REGZA デジタルフルハイビジョン液晶テレビ Z8000

 テレビを買いました。といっても、私個人で買ったんじゃなくて、家族のものなんですが。とりあえず立て替えておいたけど、いずれ返してもらいます。さて、テレビを買ったというのはもう一週間くらい前になりますかね。ゴールデンウィークの前日に電器店にいきまして、価格もろもろを交渉して、そしてゴールデンウィーク明けに注文したら、その翌々日に届いてしまいました。東芝のREGZA Z8000です。新商品。37型は5月の中旬だか下旬だかに出るというから、それくらいのつもりでいたのに、もう出荷ははじまっていたというのでした。しかし、なぜこの時期、このタイミングでテレビを買ったのでしょうか? それは、いずれ出るアニメ『けいおん!』のBlu-ray Discを、最高のコンディションで視聴するためさ! いや、嘘。ほんとに嘘。いかな私でも、そこまで根性座ってません。

テレビがですね、異音を発するようになってしまっていたんですよ。ブラウン管のテレビだったのですが、ビービーという音がずっと鳴っていて、気になってしかたがなくって、いやな音だなあってずっと思ってて、私はアナログ停波まで買い替えないつもりでいたんだけど、さすがに音を上げたってわけです。また、7月ごろにまとまった金がはいるというので、あ、私がじゃないですけど、テレビ買っちまおうかと。それで調べたら、ちょうどモデルチェンジ時期だ。型落ち品を安く買ってもいいけど、ここは思い切って新型にしよう。というわけで、東芝 Z8000とあいなりました。REGZAにしたのは、外付けハードディスクに録画できるという、その機能性を評価してです。また、映像がぎらぎらと派手な見せ方するんじゃなく、家庭内での視聴に向いたチューニングをしているという話をどこだったかで聞いて、それはいいなあと、そうしたことからREGZAに決めたのでした。

しかし、テレビがきて、生活変わりましたね。画面が大きくなったというのもさることながら、綺麗です。うちはNHKを見る、それもドキュメンタリーなんかを見ることが多いのですが、ものすごく綺麗。自然の風景がきれい。もううっとりするくらいに綺麗。比較にならないだろうとは思っていたけれど、想像以上で、もう、これは戻れない。そう思うほどでした。

しかし画質向上の恩恵は、ネイチャーもの、世界遺産ものなんかにももちろん見られたのだけれど、それ以上にアニメがすごかった。いやあ、以前アニメにBlu-rayって、圧倒的にオーバースペックじゃないですか? なんていってましたけど、いやいや、いやいや、とんでもない。線のシャープに表現され、また塗りの綺麗なこと。メリハリがあって、今まで見てたのっていったいなんだったんだっていうくらいにすごい。アニメこそフルハイビジョンだよな。そう思いました。

今、私の見ているアニメったら、『けいおん!』だけなんですが、『けいおん!』待ちで見る『バスカッシュ』が強烈に綺麗で、また『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のCMが強烈に綺麗で、赤い文字で表現されるタイトルロゴにはうっとりさせられるくらいで、けどさ、なんか『けいおん!』って画質落としてるの? なんかちょっとぼやけてない? TBS-BSだったらどうだったかなあ。いや、ええねん、どうせBlu-ray Disc買うんだから。けど、いや、ほんとうに、画質が上がるということは、まさに世界が違って見えるってことなんだ、心の底から思いました。

REGZA Z8000を買って、もちろんハードディスクも繋いで録画可能にしています。それがまた便利で、今はどんなハードディスクレコーダーでも同じだろうとは思うんですが、毎週、番組を探して録画してくれるものだから、昔みたいにちまちま予約設定する必要なんてないし、また予約するにしても、テレビにばっと番組表を映して、そこからちょいちょいと選ぶだけで録画予約が完了して、おそろしく便利です。また、ほかにメディアを必要としないというのが素晴しく、見たくなったらボタンひとつで録画されている番組を一覧できる。テープを引っくり返して探す必要なんてもうないのですね。もう、本当に便利で便利で、ただこれまでケーブルテレビのセットトップボックスに録画した番組をREGZAに移せないというのが残念で、別の機械を買ったらできるんでしょうが、でもまあいいや、人間あきらめも肝心です。

思いがけず便利だったのは、今すぐニュースでした。局を設定しておいたら、ニュースを自動で録画しておいてくれまして、ボタンを押すと最後に録画したニュースを見ることができるという機能。これがもう意外に便利で、ちょっとニュースを見たいと思ったときに、とりあえず当座の最新ニュースを見ることができる。時間待ちする必要もないし、ニュースやってないかとチャンネル次々切り替えて、なんて手間もいらないし、よくできてるなあと、感心するばかりでした。

とりあえずの感想はこんなくらいでしょうか。ああ、液晶について。Z8000からノングレア液晶でなくなったので、映り込みがあるんじゃないかと気にしてる方も多いみたいですが、うちの環境においてはまったく気にならない程度です。って、この間までブラウン管だったんだから、あんまり参考にならない意見かも知れませんけど、でも暗い画面であっても想像以上に映り込みは気にならなくて、だから私は光沢液晶でよかったと思っています。

引用

2 件のコメント:

nyangetsu さんのコメント...

>アニメこそフルハイビジョンだよな。
私も強くそう思います。「イノセンス」「攻殻機動隊2.0」「スカイ・クロラ」などの劇場作品は特にすごいですよー。

matsuyuki さんのコメント...

実際、アニメにおける画質の影響度を見誤っていました。そりゃ綺麗にこしたことはないだろうが、くらいに思っていたのが、まったくそんなどころではないわけで。

劇場公開作は、大きなスクリーンに映されることを前提に作られてますから、なおさらでしょうね。けど、今のところ、あえて見たいと思う劇場アニメがないです。